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国際線の座席の見方は4社で違う!13列が無い機材と2階席の90番台 図の中の文字: エコノミーは、4通りに分岐、窓側は全社、AとKで統一、ANA 20〜42列、JAL 23〜59列

国際線の座席の見方は4社で違う!13列が無い機材と2階席の90番台

公開 読了 約34分

国際線の座席の見方は会社ごとに文字と列番号の振り方が違う

エコノミーの窓側はどの会社もAとK。文字と列番号の飛ばし方は会社で違います。

ANA・JAL・シンガポール航空・ルフトハンザの4社が公式サイトに出している国際線の座席表を8機材ぶん並べました。エコノミーで使う文字の組み合わせは4通りに分かれます。シンガポール航空とルフトハンザの5機材は12列の次が14列で、13列目がありません。2階建てのA380と747-8には80番台や90番台の列が出てきます。

この記事でわかること

  • 4社8機材のエコノミーで使う文字と窓側・通路側の文字
  • ビジネスクラスとプレミアムエコノミーで文字が飛ぶ振り方
  • 13列目や17列目を飛ばす会社と2階席の列番号
  • 非常口座席と窓の無い席の番号
  • シートマップで自分の席を読む4つの順番

座席表はどれも2026年10月8日に各社の公式サイトで見た代表的な配列です。ANAとJALはウェブの座席表を読み、シンガポール航空とルフトハンザはPDFの座席表を読みました。

座席番号の基本の読み方は座席のアルファベットの読み方の記事で読めます。この記事は国際線と海外の会社の大きな機材に絞り、列番号の飛び方とクラスごとの文字の違いを中心に見ていきます。

4社8機材の座席の見方を1つの表に並べた

今日どこいく?編集部は4社の公式の座席表から国際線の8機材を選びました。ANAの787-9とJALの787-9・787-8は同じ機材に仕様が2つか3つあるので、仕様ごとに分けて読んでいます。表の文字は左の窓側から右の窓側への順番で、斜線のところが通路です。

空港の駐機場でANAのボーイング787-9が走行し、奥にJAL機が駐機している様子の写真
写真:airliners.net

エコノミーの文字は会社でそろわず、窓側の文字だけがどの機材でも同じです。

会社・機材(エコノミーの席数) エコノミーの文字(左から) 窓側 エコノミーの列
ANA 787-9(246席の仕様・192席) A・B・C/D・F・G/H・J・K AとK 20〜42列
ANA 787-9(215席・206席の仕様) A・B・C/D・F・G/H・J・K AとK 20〜36列
JAL 787-9(E92・190席) A・C/D・E・F・G/H・K AとK 23〜59列
JAL 787-9(E91とE71・116席) A・C/D・E・F・G/H・K AとK 45〜59列
JAL 787-8 国際線(E12・156席/E03・176席) A・C/D・E・F・G/H・K AとK 18〜55列
シンガポール航空 777-300ER(184席) A・B・C/D・E・G/H・J・K AとK 41〜62列
シンガポール航空 787-10(301席) A・B・C/D・E・G/H・J・K AとK 41〜75列
シンガポール航空 A380(343席) A・B・C/D・E・F・G/H・J・K AとK 41〜79列
ルフトハンザ A380(371席) A・B・C/D・E・F・G/H・J・K AとK 50〜94列
ルフトハンザ 747-8(208席) A・B・C/D・E・F・G/H・J・K AとK 27〜49列

ANAの787-9は3つの仕様のどれもエコノミーが20列目から始まります。座席の並びは左からA・B・C・通路・D・F・G・通路・H・J・Kで、Eの文字を使いません。

JALの787-9はE92のエコノミーが23〜59列で190席です。E91とE71のエコノミーは45〜59列で116席になり、同じ機材でも始まりの列が変わります。

JALの787-8の国際線はE12とE03の2つの仕様があります。どちらもエコノミーは18〜55列で、E12が156席・E03が176席です。

シンガポール航空の777-300ERと787-10はエコノミーの文字がA・B・C・D・E・G・H・J・Kで、Fがありません。A380だけはFが入る10文字の並びです。

ルフトハンザはA380も747-8もエコノミーの文字がA・B・C・D・E・F・G・H・J・Kです。A380のエコノミーは371席で747-8は208席あります。

並べた会社のどれでも、エコノミーの左の窓側はAで右の窓側はKです。変わるのは真ん中に入る文字の数と抜く文字で、端の文字は動きません。

同じ787-9でも仕様が違えば座席の見方が変わる

同じ機材の名前でも、会社は座席の数を変えた仕様をいくつも持っています。ANAの787-9は246席・215席・206席の3つの仕様を公式サイトに載せています。

ANA787-9は仕様で席数が違う。246席仕様:席数が多い仕様/3つの仕様のうち最多。215席仕様:席数が少ない仕様/206席仕様と並ぶ3つ目
今日どこいく?編集部が本文の内容から作成

JALの787-9はE92・E91・E71の3つで、総座席数は239・203・195です。

仕様ごとにクラスの列の範囲を並べると、同じ列番号でも中身が違うのが分かります。

会社・仕様 ビジネス プレミアムエコノミー エコノミー
ANA 787-9(246席) 1〜11列(40席) 15〜16列(14席) 20〜42列(192席)
ANA 787-9(215席) 1〜13列(48席) 15〜17列(21席) 20〜36列(146席)
ANA 787-9(206席) 1〜12列(48席) 15〜17列(21席) 20〜36列(137席)
JAL 787-9(E92・239席) 1〜7列(28席) 17〜19列(21席) 23〜59列(190席)
JAL 787-9(E91・203席) 1〜13列(52席) 17〜21列(35席) 45〜59列(116席)
JAL 787-9(E71・195席) 1〜9列(44席) 17〜21列(35席) 45〜59列(116席)

ANAは3つの仕様のどれもプレミアムエコノミーが15列目から・エコノミーが20列目から始まります。変わるのはビジネスクラスの終わりの列で、246席の仕様は11列目・215席は13列目・206席は12列目までです。

JALはどの仕様もプレミアムエコノミーが17列目から始まります。E92はエコノミーが23列目から・E91とE71は45列目からです。

同じ23列目でもJALのE92ではエコノミーの最初の列です。ANAの215席と206席の仕様では非常口座席の列にあたります。

ANAの246席の仕様は非常口座席が28列目です。同じ787-9でも仕様が変わると非常口の列番号も動きます。

予約の画面に出る機材名だけで席を決めると、この違いを見落とします。ANAは機材のページに仕様ごとの座席表を並べていて、JALはE92・E91・E71の記号で仕様を切り替えて見られます。

エコノミーの文字は4通りに分かれてIの席はどこにも無い

エコノミーの1列に並ぶ文字は、AからKまでのうちどれを抜くかで決まります。今回の8機材では抜く文字の違いで4つの組に分かれました。

抜く文字ごとに組を分けると、横に並ぶ席の数が同じでも会社で抜く文字が違います。

使う文字(左から) 抜く文字 機材 通路側の文字
A・B・C/D・F・G/H・J・K EとI ANA 787-9 C・D・G・H
A・B・C/D・E・G/H・J・K FとI シンガポール航空 777-300ER・787-10 C・D・G・H
A・C/D・E・F・G/H・K BとIとJ JAL 787-9・787-8(国際線) C・D・G・H
A・B・C/D・E・F・G/H・J・K Iだけ シンガポール航空 A380・ルフトハンザ A380・ルフトハンザ 747-8 C・D・G・H

横に9席並ぶ機材でも、ANAの787-9はEを抜いてD・F・Gと並べます。シンガポール航空の777-300ERと787-10はFを抜いてD・E・Gです。

JALの787-9と787-8の国際線は、公式ページの席の書き方にBとJが1度も出てきません。非常口座席は45列目ACHKで、窓無しは45AKと56AKです。アームレストが上がらない席も23AC・23DE・23FG・23HKのように2席の組で書かれています。

JALのE71とE12は46DEFGのように真ん中の4席をまとめて書いています。D・E・F・Gが1つの塊なので、通路をはさむのはCとD・GとHです。

エコノミーに横10席が並ぶのはシンガポール航空のA380とルフトハンザの2機材です。この3機材はAからKまでのうちIだけを抜いた10文字を使います。

Iの席は8機材のどれにも出てきません。どの座席表もHの次はJで、右の窓側はKです。

窓側はAとKで通路側はCとDとGとHにそろう

文字の組は4通りに分かれても、窓側と通路側の文字は8機材でそろっています。左の窓側がAで右の窓側がKです。

ANAの787-9(246席)は28列目のAとKが窓なし席です。JALの787-9は45AKと56AKが窓無しで、どちらも窓側の文字がAとKだと分かります。

通路に面する席はC・D・G・Hの4文字です。ANAの座席表は左からA・B・C・通路・D・F・G・通路・H・J・Kと書いていて、CとDの間とGとHの間に通路があります。

シンガポール航空の座席表もA・B・CとD・E・GとH・J・Kの3つの塊で並び、通路側はC・D・G・Hです。A380とルフトハンザの機材は真ん中が4席になりD・E・F・Gと並びますが、通路側の文字は同じです。

真ん中の席は抜く文字で変わります。ANAの787-9ではB・F・Jが3席の真ん中で、シンガポール航空の777-300ERと787-10ではB・E・Jです。

シンガポール航空の公式の座席表。787-10のエコノミーの文字(3-3-3)。シンガポール航空787-10。窓側はAとK。両端の列。通路側はC・D・G・H。通路に面した列。真ん中はB・E・J。3席の真ん中。Fは使わずEの次がG。中央の3席。ただし A380はFが入りIだけを抜いた10文字。今日どこいく?が作ったイラスト図解(座席の配置図に印)

シンガポール航空は最前列を除くエコノミーの通路側の席すべてに、体の不自由な人のために動かせるアームレストを付けています。777-300ER・787-10・A380の座席表に同じ断り書きがあります。

例外の列もあります。ANAの787-9(246席)の28列目はA・B・C・ギャレー・H・J・Kの並びで、真ん中の席がありません。41列目と42列目はD・F・Gの3席だけです。

ANAの215席と206席の仕様は36列目がA・C・通路・D・F・Gの並びで、Bの席がありません。いちばん後ろの列は席の数が減ることがあるので、座席表で1列ずつ見るのが確実です。

ビジネスクラスは1-2-1でA・D・F・Kのように文字が飛ぶ

上のクラスほど1列の席が減るので、使う文字も飛び飛びになります。シンガポール航空のビジネスクラスは777-300ER・787-10・A380のどれもA・D・F・Kの4文字です。

会社と機材ごとに上のクラスの文字を並べると、列で文字が変わる会社と全部の列で同じ会社に分かれます。

会社・機材 ファースト・スイート ビジネス プレミアムエコノミー
ANA 787-9(246席・215席) なし 列で変わる(A・H/C・E・G・K/A・D・F・H) A・C/D・F・G/H・K
ANA 787-9(206席) なし 前向きA・E・F・K/後ろ向きC・D・G・H A・C/D・F・G/H・K
シンガポール航空 777-300ER A/C・D/F(4席) A/D・F/K A・C/D・E・F・G/H・K
シンガポール航空 787-10 なし A/D・F/K なし
シンガポール航空 A380 スイートA・F(6室) A/D・F/K A・C/D・E・F・G/H・K
ルフトハンザ A380 A・D・G・K A・C/D・G/H・K A・C/D・E・F・G/H・K
ルフトハンザ 747-8 A・D・G・K A・C/D・G/H・K(2階はA・C/H・K) A・C/D・E・F・G/H・K

ANAの787-9(246席)のビジネスクラスは列ごとに文字が変わります。1列目と9列目は左からA・通路・Hの2席です。

2列目・4列目・6列目・8列目・10列目はC・通路・E・G・通路・Kの4席です。3列目・5列目・7列目・11列目はA・通路・D・F・通路・Hの4席になります。

列によって左の窓側がAかCになり、右の窓側がHかKになります。ビジネスクラスで窓側を取りたいときは、その列の左右の端の文字を座席表で見ます。

ANAの206席の仕様は向きで文字が分かれます。奇数の列は後ろ向きでC・D・G・H、偶数の列は前向きでA・E・F・Kです。

シンガポール航空の787-10では、11Dと11Fのように真ん中の2席の間に動かせる仕切りがあります。コンソールが通路側にある席の組で、14Dと14Fも同じです。

シンガポール航空のA380には11Dと11Fのように隣り合う2席を取るとダブルベッドにできるビジネスクラスの席があります。スイートは1Aと2Aか1Fと2Fを続けて予約すると2室をつなげられます。

ルフトハンザのビジネスクラスはA・C・D・G・H・Kの6文字で、真ん中の2席はDとGです。747-8の2階だけはA・C・H・Kの4文字になります。ファーストはA380と747-8のどちらもA・D・G・Kの4文字で並びます。

プレミアムエコノミーはANAがA・C・D・F・G・H・Kの7文字です。シンガポール航空とルフトハンザはA・C・D・E・F・G・H・Kの8文字で、BとJを使いません。

13列と17列を飛ばす会社と13列目がある会社に分かれる

列番号の抜け方は会社ではっきり分かれました。シンガポール航空の3機材とルフトハンザの2機材は、どれも12列の次が14列です。

空港の駐機場をルフトハンザのエアバスA350が走行する様子を横から写した写真
写真:airliners.net

飛ぶ番号を機材ごとに並べると、クラスの中で飛ぶ番号とクラスの変わり目で飛ぶ番号があります。

会社・機材 13列目 17列目 ほかに飛ぶ番号
シンガポール航空 777-300ER 無い(12の次が14) ある(ビジネス) 1の次が11・23の次が31・34の次が41
シンガポール航空 787-10 無い(12の次が14) ある(ビジネス) 20の次が41
シンガポール航空 A380 無い(12の次が14) ある(ビジネス) 3の次が11・24の次が91・37の次が41
ルフトハンザ A380 無い(12の次が14) 無い(16の次が18) 2の次が10・24の次が95・57の次が60
ルフトハンザ 747-8 無い(12の次が14) 無い(14の次が21) 25の次が27・2階は81から
ANA 787-9(215席) ある(ビジネス) ある(プレミアムエコノミー) 13の次が15・17の次が20
ANA 787-9(246席) 無い(11の次が15) 無い(16の次が20) 11の次が15・16の次が20
JAL 787-9(E92) 無い(7の次が17) ある(プレミアムエコノミー) 7の次が17・19の次が23

13列目を飛ばすのはシンガポール航空とルフトハンザの5機材です。どれもビジネスクラスの途中で番号だけが1つ飛び、12列の次の列が14列になります。

17列目まで飛ばすのはルフトハンザのA380だけです。ビジネスクラスは10列目から始まり、16列の次が18列です。

ルフトハンザのA380はエコノミーでも57列の次が60列で、58列と59列がありません。番号が飛ぶのは13と17だけではないので、席の番号から前後の位置を数えるときは座席表で確かめます。

逆にANAの787-9の215席の仕様には13列目があります。ビジネスクラスの最後の列で、席はC・E・G・Kの4つです。

ANAの246席とJALのE92はクラスの変わり目で番号が大きく飛ぶので、その結果として13列目がありません。JALのE92はビジネスクラスが7列目まで・プレミアムエコノミーが17列目からです。

13列目の有無は会社と仕様で決まります。予約の前に自分の便の座席表で確かめると、番号を見て戸惑うことがありません。

2階建ての機材は2階の列を80番台や90番台にする

A380と747-8は客室が2階まであります。シンガポール航空のA380は2階のビジネスクラスの後ろの列を91〜97列にしています。

滑走路でシンガポール航空のエアバスA380が停止している様子を横から写した写真
写真:airliners.net

上の階と下の階で列番号の帯がどう分かれるかを並べました。

会社・機材 2階の列 1階の列 2階で使う文字
シンガポール航空 A380 1〜3列(スイート6室)・11〜24列と91〜97列(ビジネス78席) 31〜37列(プレミアムエコノミー44席)・41〜79列(エコノミー343席) スイートA・F/ビジネスA・D・F・K
ルフトハンザ 747-8 81〜88列(ビジネス) 1〜3列(ファースト)・4〜14列(ビジネス)・21〜25列(プレミアムエコノミー)・27〜49列(エコノミー) A・C・H・K
ルフトハンザ A380 1〜2列(ファースト)・10〜24列(ビジネス)・95〜99列(プレミアムエコノミー) 50〜94列(エコノミー371席) ファーストA・D・G・K/ビジネスA・C・D・G・H・K

シンガポール航空のA380は座席表に1階(Main deck)と2階(Upper deck)を分けて書いています。2階はスイートが6室とビジネスクラスが78席で、1階はプレミアムエコノミーが44席とエコノミーが343席です。

ルフトハンザの747-8は機首の上の2階に81〜88列のビジネスクラスがあります。2階の文字はA・C・H・Kの4つで、1階のビジネスクラスと違ってDとGがありません。

ルフトハンザのA380は2階にファースト・ビジネス・プレミアムエコノミーをまとめ、エコノミーの371席を1階に置いています。プレミアムエコノミーは2階の後ろの95〜99列です。

ただし90番台なら2階とは限りません。ルフトハンザのA380は90〜94列が1階のエコノミーで、95〜99列が2階のプレミアムエコノミーです。

2階建ての機材では、列番号と一緒にどちらの階の図に載っているかを見ておきます。同じ90番台でも機材で階が違うので、番号だけで決めつけないのが安全です。

クラスの始まりの列を機材でそろえる会社とそろえない会社がある

シンガポール航空・ANA・JALはクラスが始まる列の番号を機材や仕様をまたいでそろえています。番号の決まりを知っておくと、席の番号だけでおおよそのクラスが読めます。

シンガポール航空は11・31・41から始まる

シンガポール航空はビジネスクラスが11列目から始まります。777-300ER・787-10・A380の3機材とも同じです。

プレミアムエコノミーは777-300ERとA380のどちらも31列目からで、エコノミーは3機材とも41列目からです。ファーストとスイートは1列目から始まります。

シンガポール航空で40番台から70番台の番号ならエコノミーと読めます。ただしA380の91〜97列は2階のビジネスクラスです。

ANAは15と20・JALは17と45がそろう

ANAの787-9は3つの仕様のどれもプレミアムエコノミーが15列目・エコノミーが20列目から始まります。ビジネスクラスの終わりが11列目でも13列目でも、次のクラスの始まりは動きません。

JALの787-9は3つの仕様のどれもプレミアムエコノミーが17列目からです。非常口座席はE92・E91・E71のどれも45列目のACHKにそろっています。

JALの787-8の国際線もE12とE03の両方で非常口座席が45列目ACHKです。エコノミーの始まりが18列目でも23列目でも45列目でも、非常口座席を45列目で探せるのがJALの787の特徴です。

ルフトハンザは機材で始まりの列が変わる

ルフトハンザはA380のエコノミーが50列目から・747-8は27列目からで、機材によって大きく違います。プレミアムエコノミーもA380は95列目から・747-8は21列目からです。

同じ会社でも機材で番号の帯が変わります。ルフトハンザでは機材名と座席表を一緒に見て、どの番号がどのクラスかを確かめるのが確実です。

非常口座席と窓の無い席は列番号と文字で探す

非常口座席と窓の無い席はANAとJALの公式ページに番号で書かれています。どちらも仕様ごとに番号が違います。

今日どこいく?の「機材別シートマップ」の画面。機材別シートマップ(非常口座席・窓なし席)。赤い枠の中は「非常口座席」
今日どこいく?の機材別シートマップの画面(10月8日時点)

仕様ごとに並べると、非常口座席の列の窓側に窓が無い仕様が目立ちます。

機材・仕様 非常口座席 窓の無い席
ANA 787-9(246席) 28列目のすべての席 28A・28K
ANA 787-9(215席・206席) 23列目のすべての席 23A・23K
JAL 787-9(E92・E91・E71) 45列目のA・C・H・K 45A・45K・56A・56K
JAL 787-8 国際線(E12・E03) 45列目のA・C・H・K 52A・52K
JAL 787-8 国内線(E21) 45列目のA・B・C・H・J・K 9A・9K・45A・45K

ANAの787-9は非常口座席の列の両端が窓なし席です。246席の仕様は28Aと28Kで、215席と206席は23Aと23Kがあたります。

JALの787-9は45AKと56AKの4席が窓無しです。787-8の国際線は52AKで、非常口座席の45列目とは別の列です。

非常口座席の列はアームレストが上がらない席とも重なります。ANAの246席の仕様では20列目と28列目のすべての席と29列目のD・F・Gのアームレストが上がりません。

JALの787-9(E92)は23AC・23DE・23FG・23HK・45AC・45HK・46DE・46FGのアームレストが上がりません。座席の間を広く使いたい人は、この番号を外して選びます。

赤ちゃん連れの人はベビーベッドを付けられる席も番号で探せます。ANAの246席の仕様では2列目のG・10列目のG・15列目のA・F・K・20列目のB・F・J・29列目のFです。

JALは座席表と同じページに「非常口座席を指定されるお客さまへのお願い」を置いています。非常口座席を取る前に、このお願いに目を通しておきます。

国内線と国際線の787は座席の見方がここで変わる

JALの787-8の公式ページは国内線と国際線の座席表を同じページに載せています。並べると、同じ機材でもエコノミーの文字と列の振り方が変わります。

国内線の787-8(E21)は総座席数が291席です。ファーストクラスが1列目の6席・クラスJが5〜18列の58席・普通席が27〜57列の227席です。

国際線の787-8(E12)は186席です。ビジネスクラスが1〜8列の30席・エコノミーが18〜55列の156席です。

非常口座席の書き方がいちばん分かりやすい違いです。国内線は45列目ABC・45列目HJKで、国際線は45列目ACHKです。国内線にはBとJの席があり、国際線のエコノミーには出てきません。

窓の無い席も国内線は9A・9K・45A・45Kで、国際線のE12は52AKです。国内線で覚えた番号の感覚は国際線にそのまま持ち込めません。

国内線の小さめの機材でどの文字が窓側になるかは窓側がAかKかを配列で比べた記事にまとめています。国際線に乗る前にそちらと見比べると、文字の違いがつかみやすくなります。

シートマップで自分の席を読む4つの順番

ここまでの表をまとめると、国際線の座席表は次の順番で読むと迷いません。

  1. 機材と仕様を確かめる:ANAの787-9は246席・215席・206席のように同じ機材に仕様が複数ある
  2. 端の文字で窓側と通路側を見る:エコノミーは左の窓側がA・右の窓側がKで通路側はC・D・G・H
  3. 列番号の飛びを見る:13列目や17列目が無い会社と2階が80番台や90番台の機材がある
  4. 印の付いた席を見る:非常口座席・窓の無い席・アームレストが上がらない席

どの手順も各社の公式の座席表で確かめられます。

国際線の座席表を読む4つの順番。機材と仕様を見る。ANAの787-9は3つの仕様がある。端の文字で窓側。左の窓側がA・右の窓側がK。列番号の飛び。13列目が無い会社がある。印の付いた席。非常口と窓無しは番号で載る。2階の列が80番台や90番台の機材もある。今日どこいく?が作ったイラスト図解(横並びの手順コマ)

1つ目の機材と仕様は、予約の確認画面や航空会社の機種のページで分かります。ANAの787-9のページには仕様ごとの座席表が並び、JALの787-9のページはE92・E91・E71で切り替えられます。

2つ目の窓側と通路側は、エコノミーなら会社を問わず同じ読み方で足ります。ビジネスクラスはANAのように列で文字が変わる会社があるので、窓側の文字をその列で見ます。

3つ目の列番号の飛びは、席の前後の位置を数えるときに効きます。ルフトハンザのA380のビジネスクラスは16列の次が18列なので、16列と18列は隣り合う列です。

4つ目の印は、ANAとJALなら座席表の下の文章に番号で書かれています。シンガポール航空とルフトハンザはPDFの図の中に印で示しています。

座席より先に航空券そのものを比べたいときは航空券の比べ方から読めます。便が決まったら、その便の機材と仕様を座席表で見ます。

公式の座席表は代表的な配列で当日の機材と違うことがある

ANA・JAL・ルフトハンザは座席表が代表的な配列だと断っています。ANAは「代表的な配列のみ掲載しています」と書き、運航予定機材はお断りなしに変更する場合があるとしています。

公式の座席表を読むときの注意点。代表的な配列と断りがある ANA・JAL・ルフトハンザが明記/運航予定機材は変更がある お断りなしに変わる場合がある/仕様ごとに座席表が分かれる 同じ機材でも仕様で見方が変わる
今日どこいく?編集部が本文の内容から作成

JALも国際線の座席表を代表的なシートマップとしていて、運航される機材や座席仕様は予告なく変わる場合があると書いています。

シンガポール航空は足元の広い席(Extra Legroom Seat)の数が便で変わることがあるとして、予約のときの実際の座席表を見るよう案内しています。

ルフトハンザはPDFの座席表がこの機材の多くで使う配列で、違う配列もありうると書いています。

ルフトハンザのPDFには足元の広い席と「Preferred Zone」の印もあります。シンガポール航空は前方の「Forward Zone Seat」を分けて示しています。

この記事の表は各社の公式の座席表をもとにした目安です。予約したら自分の便の座席指定の画面で、列番号と文字をもう一度確かめてください。

国際線の座席の見方でよくある質問

Q. 飛行機の座席にIの席はある?
A. 今回並べた4社8機材の公式の座席表には、Iの席が1つも出てきません。どの機材もHの次はJです。エコノミーの右の窓側はKで、左の窓側のAと対になっています。

Q. 国際線の窓側はAとKのどっち?
A. 左の窓側がAで右の窓側がKです。ANAの787-9は28列目のAとKが窓なし席で、JALの787-9も45AKと56AKが窓無しです。ビジネスクラスは列でCやHが窓側になる会社もあります。

Q. 飛行機に13列目が無いのは本当?
A. 会社と機材で違います。シンガポール航空の3機材とルフトハンザの2機材は12列の次が14列で、13列目がありません。ANAの787-9の215席の仕様には13列目があります。

Q. A380の2階席の座席番号はどうなっている?
A. シンガポール航空のA380は2階がスイートの1〜3列とビジネスクラスの11〜24列・91〜97列です。ルフトハンザのA380は2階のプレミアムエコノミーが95〜99列で、1階のエコノミーは50〜94列です。

Q. ビジネスクラスの座席番号はどう読む?
A. シンガポール航空は1列4席でA・D・F・Kの文字を使います。ANAの787-9(246席)は列で文字が変わり、1列目と9列目はAとHの2席です。窓側の文字はその列の座席表で見ます。

Q. 国内線と国際線で座席の文字は変わる?
A. 変わる機材があります。JALの787-8は国内線の非常口座席が45列目ABC・45列目HJKで、国際線は45列目ACHKです。国際線のエコノミーにはBとJの席が出てきません。

Q. シートマップの配列は当日も同じ?
A. 同じとは限りません。ANAは代表的な配列のみ掲載していると断り、JALも機材や座席仕様は予告なく変わる場合があると書いています。予約したら座席指定の画面で列番号を見直します。

まとめ 国際線の座席の見方は窓側のAとKから読む

国際線のエコノミーは窓側がAとK・通路側がC・D・G・Hで4社8機材がそろっています。

  • エコノミーの文字はEを抜くANA・Fを抜くシンガポール航空の777-300ERと787-10・BとJが出てこないJAL・Iだけを抜く10文字の機材の4通り
  • 13列目を飛ばすのはシンガポール航空とルフトハンザの5機材で、ANAの787-9(215席)には13列目がある
  • 2階の列はシンガポール航空のA380が91〜97列まで使い、ルフトハンザの747-8は81〜88列
  • 座席表は代表的な配列なので予約した便の座席指定の画面で確かめる

番号の振り方を知っておくと、席の番号を見ただけでクラスや窓側かどうかの見当が付きます。乗る便が決まったら公式の座席表と座席指定の画面で最後の確認をしてください。

この記事の出典

シンガポール航空と日本航空など8件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

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  1. 1全日本空輸ANA「ボーイング787-9(789)機種・シートマップ(国際線)」
  2. 2日本航空JAL「国際線 ボーイング787-9(789)機内座席配置」
  3. 3日本航空JAL「ボーイング787-8(788)機内座席配置」
  4. 4シンガポール航空シンガポール航空「Boeing 777-300 Extended Range」座席表(PDF)
  5. 5シンガポール航空シンガポール航空「Boeing 787-10」座席表(PDF)
  6. 6シンガポール航空シンガポール航空「Airbus A380-800(Version1)」座席表(PDF)
  7. 7ルフトハンザルフトハンザ「Airbus A380-800」シートマップ(PDF)
  8. 8ルフトハンザルフトハンザ「Boeing 747-8」シートマップ(PDF)

最終確認 2026年10月8日

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