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人のいない旅客機の客室の写真に、大きく「39機材の座席早見表」と「徹底比較」、目的の札6つ(早く降りる・揺れを抑える・景色を見る・トイレが近い・足元が広い・静かに眠る)を載せたアイキャッチ

飛行機の座席はどこがいい?100人に聞いた席と39機材の早見表

公開 読了 約28分

結論この記事の答え

目的ごとに選ぶ席は、この5つ

前方の通路側

早く降りたい

普通席の先頭に近い列を選ぶ。上位クラスがある機材は先頭が5〜27列目まで下がる

翼の上の列

揺れを抑えたい

翼の上か機体の真ん中あたりが目安。翼の上の列は機材で変わる

後方ほど揺れが大きいくわしく見る

翼より前の窓側

景色を見たい

翼の上の列の1つ前までが目安。窓が無い席は座席表で外す

39機材のうち20に窓無し席くわしく見る

トイレ近くの通路側

トイレに立ちやすい

トイレの位置は前方・真ん中・後方で機材ごとに違う。すぐ隣の列は人が並ぶ

非常口座席

足元を広くしたい

足元が広い。満15歳以上で、脱出を手伝える人だけが座れる

39機材のうち35にあるくわしく見る

横にずらすと全部見られます

同じ列番号でも機材で位置が変わる。乗る便の機材名で、座席表の比較表を引く。

飛行機の座席はどこがいいかは目的で決まる

飛行機の座席は目的で選ぶ。早く降りるなら前方の通路側で、景色なら翼より前の窓側だ。

揺れが気になる人は翼の上の列を選び、トイレに立つことが多い人はトイレの近くの通路側を選ぶ。足元を広くしたい人には非常口座席があるが、座れる人に条件がある。どれも同じ列番号では決まらず、乗る飛行機の機材で答えが変わる。

今日どこいく?編集部は、国内線を飛ぶ14社39機材の座席表を公式のシートマップから数えて座席表の比較表にまとめている。この記事ではその39機材を目的ごとに組み替え、機材ごとに選ぶ列を1つの早見表に並べた。

今日どこいく?編集部は2026年10月に、国内線に乗ったことがある日本に住む100人へネット調査をした。いちばんよく選ぶ場所は窓側で、53.0%(53人)が選んだ。窓側と通路側では窓側を選ぶ人が多い。結果は目的ごとの章に入れた。

この記事でわかること

  • 早く降りたい・揺れを抑えたい・景色を見たい・トイレに立ちやすい・足元を広くの5つの目的で選ぶ列
  • 国内線39機材の機材ごとの選ぶ列(大型機・小型機・プロペラ機の3つの表)
  • 窓が無い席や倒せない席など、避けたい席の見分け方
  • 有料の座席指定と航空会社ごとの座席指定の決まり
  • 非常口座席に座れる人の条件と、座席表の調べ方

目的ごとの選び方を先に1つの表にまとめた。左の列で自分の目的を探し、右へ読む。

目的 選ぶ席 座席表で見る所 気をつけること
早く降りたい 前方の通路側 普通席がいちばん前になる列 上位クラスがある機材は普通席の先頭が5〜27列目まで下がる
揺れを抑えたい 翼の上の列 主翼が重なる列 窓側は翼で下の景色が見えにくい
景色を見たい 翼より前の窓側 翼の上の列の1つ前まで 窓が無い席を外す
トイレに立ちやすい トイレの近くの通路側 トイレの位置(前方・真ん中・後方) すぐ隣の列は人が並ぶ
足元を広くしたい 非常口座席 非常口座席の列 座れる人に条件がある

出どころ: 国内線14社39機材の公式シートマップを今日どこいく?編集部が数えた座席表の比較表(2026年9月12日時点)から組み立てた。

飛行機の座席はどこがいい?目的別の列を国内線39機材に当てた

同じ15列目でも、機材が変われば翼の上だったり翼より前だったりする。翼の上の列が分かる19機材のうち、15列目が翼の上に入る機材は11あった。列番号を覚えるより、乗る便の機材で表を引くほうが早い。

下の3つの表は、機材ごとに目的別の列を当てたものだ。2列目は前方で決める目的(早く降りる・足元)で、3列目は翼で決める目的(揺れ・景色)だ。4列目はトイレの位置になっている。機材の名前を押すと、その機材の座席表のページが開く。

大型機(通路が2本)10機材

大型機は上位クラスの席が前方にあるので、普通席の先頭は5〜27列目になる。

機材 早く降りる・足元 揺れ・景色 トイレ
ANA ボーイング787-10 普通席は6列目から 翼の上は16〜32列目
景色は15列目までの窓側
1・15・32・51列目の近く
ANA ボーイング787-9 普通席は6列目から
足元が広い非常口座席は10・30列目
翼の上は15〜27列目
景色は14列目までの窓側
1・7・45列目の近く
ANA ボーイング787-8※ 普通席は5列目から
足元が広い非常口座席は10・30列目
翼の上は14〜28列目
景色は13列目までの窓側
1・28・41列目の近く
ANA ボーイング777-300 普通席は5列目から
足元が広い非常口座席は11・29・44列目
翼の上は23〜36列目
景色は22列目までの窓側
1・14・30・58列目の近く
ANA ボーイング777-200※ 普通席は5列目から
足元が広い非常口座席は11・32列目
翼の上は16〜31列目
景色は15列目までの窓側
1・14・31・45列目の近く
ANA ボーイング767-300※ 普通席は5列目から
足元が広い非常口座席は21列目
翼の上は17〜27列目
景色は16列目までの窓側
1・18・21・41列目の近く
JAL エアバスA350-900※ 普通席は27列目から
足元が広い非常口座席は45列目
— 1・15・60・61列目の近く
JAL ボーイング787-8※ 普通席は27列目から
足元が広い非常口座席は45列目
— 1・15・45・56列目の近く
JAL ボーイング767-300ER※ 普通席は15列目から
足元が広い非常口座席は28〜29列目
— 1・20・50列目の近く
AIRDO ボーイング767-300ER 1列目から
足元が広い非常口座席は1・21列目
翼の上は16〜26列目
景色は15列目までの窓側
19・20・42列目の近く

出どころ: 各社の公式シートマップと機内座席配置のページから今日どこいく?編集部が数えた座席表の比較表(2026年9月12日時点)。※は仕様が2つ以上ある機材で、1つ目の仕様の列を載せた。

小型機(通路が1本)21機材

小型機は通路が1本で、LCCを中心に前方の列が有料の区分になっている機材が多い。

機材 早く降りる・足元 揺れ・景色 トイレ
ANA ボーイング737-800 普通席は5列目から
足元が広い非常口座席は14〜15列目
翼の上は12〜19列目
景色は11列目までの窓側
1・30列目の近く
ANA エアバスA321 普通席は5列目から
足元が広い非常口座席は11・24列目
翼の上は15〜22列目
景色は14列目までの窓側
1・37列目の近く
ANA エアバスA320 普通席は5列目から
足元が広い非常口座席は11〜12列目
翼の上は10〜16列目
景色は9列目までの窓側
1・27列目の近くと後方
JAL ボーイング737-800※ 普通席は15列目から
足元が広い非常口座席は22〜23列目
— 1・38・39列目の近く
JAL エンブラエル190 普通席は15列目から
足元が広い非常口座席は20列目
— 1・34列目の近く
JAL エンブラエル170 1列目から — 1・19列目の近く
JTA ボーイング737-800 普通席は7列目から
足元が広い非常口座席は14〜15列目
— 1・30・31列目の近く
スカイマーク ボーイング737-800 1列目から
1〜2列目は有料の前方席
足元が広い非常口座席は15〜16列目
— 前方と後方
スカイマーク ボーイング737-8 1列目から
1〜2列目は有料の前方席
足元が広い非常口座席は15〜16列目
— 前方と後方
ソラシドエア ボーイング737-800※ 1列目から
足元が広い非常口座席は13〜14列目
翼の上は11〜18列目
景色は10列目までの窓側
前方と後方
スターフライヤー エアバスA320※ 1列目から
足元が広い非常口座席は11〜12列目
— 前方と後方
AIRDO ボーイング737-700 1列目から
足元が広い非常口座席は1〜2・12列目
翼の上は9〜16列目
景色は8列目までの窓側
前方と25列目の近く
ピーチ エアバスA320 1列目から
1列目はファストエリア
足元が広い非常口座席は12〜13列目
翼の上は11〜18列目
景色は10列目までの窓側
前方と後方
ピーチ エアバスA320neo 1列目から
1列目はファストエリア
足元が広い非常口座席は12〜13列目
翼の上は11〜18列目
景色は10列目までの窓側
前方と後方
ピーチ エアバスA321LR 1列目から
足元が広い非常口座席は18・27列目
翼の上は14〜23列目
景色は13列目までの窓側
前方と後方
ジェットスター エアバスA320 1列目から
2〜5列目はアップフロント
足元が広い非常口座席は1・12〜13列目
翼の上は11〜18列目
景色は10列目までの窓側
前方と後方
ジェットスター エアバスA321 1列目から
1〜8列目はアップフロント
足元が広い非常口座席は18〜19・29列目
翼の上は16〜24列目
景色は15列目までの窓側
前方と後方
スプリング ボーイング737-800 1列目から
1列目はコンフォートシート
足元が広い非常口座席は16〜17列目
— 前方と後方
FDA エンブラエル170 1列目から 翼の上は7〜13列目
景色は6列目までの窓側
前方と後方
FDA エンブラエル175 1列目から 翼の上は7〜13列目
景色は6列目までの窓側
前方と後方
IBEX ボンバルディアCRJ700 1列目から
足元が広い非常口座席は15列目
— 20列目の近くと後方

出どころ: 各社の公式シートマップと機内座席配置のページから今日どこいく?編集部が数えた座席表の比較表(2026年9月12日時点)。※は仕様が2つ以上ある機材で、1つ目の仕様の列を載せた。

プロペラ機8機材

プロペラ機は公式のシートマップに主翼が描かれていないので、翼の上の列は載せていない。非常口座席とトイレと倒せない席で比べる。

機材 足元が広い非常口座席 トイレ 倒せない席
ANA Dash 8-400 1〜2列目 2列目の近く —
JAL ATR72-600 1列目 18列目の近く 17・18列目の一部
JAL ATR42-600 1〜2列目 13列目の近く 1・12・13列目の一部
JAL DHC-8-400 12列目 1列目の近く 1〜13列目(ほぼ全部の席)
ORC ATR42-600 1〜2列目 後方 —
ORC DHC-8-400 1列目 前方 —
トキエア ATR72-600 1列目 後方 —
トキエア ATR42-600 1列目 後方 —

出どころ: 各社の公式シートマップと機内座席配置のページから今日どこいく?編集部が数えた座席表の比較表(2026年9月12日時点)。※は仕様が2つ以上ある機材で、1つ目の仕様の列を載せた。

ANA ボーイング737-800の座席表を目的で色分けした。左が機首の座席表で、色は青が普通席の先頭から翼の手前までの窓側(早く降りる・景色)・橙が翼の上の12〜19列目・緑が非常口座席の14〜15列目。トイレは1列目の前・30列目の後ろ。倒せない席は13・14列目。窓の無い席は10A。
今日どこいく?編集部が公式のシートマップから作成(2026年9月12日時点の座席表)

表の「普通席は5列目から」は、上位クラスの席を除いて普通席がいちばん前になる列を指す。ANAの大型機と小型機は普通席の先頭が5〜6列目で、JALは15〜27列目・JTAは7列目だった。ほかの会社はどの機材も1列目から普通席が並ぶ。

翼の上の列は、公式のシートマップで主翼として描かれている面に列番号が重なる所を数えた。翼の上にかかる列の数は機材で7〜17列とばらつきがある。JALの機材は公式の図が取れていないので、翼の上の列は空けてある。

飛行機の座席はどこがいい?目的ごとに選ぶ列を決める

目的が2つ以上あるときは、いちばん譲れないものから決める。早く降りたいけれど景色も見たいなら、普通席の先頭から翼の手前までの窓側がその両方を満たす列になる。

早く降りたいなら前方の通路側

前方の扉から降りる便では、前の列に座るほど早く外へ出られる。ただし前方の数列が上位クラスの機材では、普通席で選べるいちばん前の列は普通席の先頭になる。

ANAのエアバスA320なら普通席の先頭は5列目で、翼の上は10〜16列目だ。5〜9列目の窓側を取れば、前で降りられて景色も見える。JALのボーイング737-800(V32)は普通席が15列目から始まり、それより前はクラスJの席になる。

窓側の席は、通路側の人が立つのを待ってから出ることになる。降りる早さだけを考えるなら通路側を選ぶ。前と後ろのどちらが早く降りられるかと揺れとの差は「飛行機の座席は前と後ろどっちが早く降りられる?」でくわしく比べた。

LCCは前方の列が有料の区分になっていることが多い。スカイマークの737-800は1〜2列目がフォワードシート(有料の前方席)で、ジェットスター・ジャパンのA320は2〜5列目がアップフロントという区分になっている。スプリング・ジャパンの737-800は1列目がコンフォートシートだ。

日本に住む100人がいつも選ぶ場所

座席を選ぶときにいつも選ぶ場所(複数回答)は窓側が57.0%(57人)でいちばん多かった。多い順に並べる。

  • 窓側:57.0%(57人)
  • 通路側:37.0%(37人)
  • 空いている列:26.0%(26人)
  • 前方の列:19.0%(19人)
  • 後方の列:14.0%(14人)
  • トイレの近く:14.0%(14人)
国内線に乗ったことがある日本に住む100人に、座席を選ぶときにいつも選ぶ場所を聞いた結果の横棒の図(複数回答)。窓側57.0%・通路側37.0%・空いている列26.0%・前方の列19.0%・後方の列14.0%・トイレの近く14.0%・非常口の列9.0%・翼から離れた列7.0%

座席の決め方は、予約するときに自分で選ぶ人が69.0%(69人)だった。席を選ぶときにいちばん大事にしていることは次のとおりだ。

  • 同行者と並んで座れること:36.0%(36人)
  • 景色が見えること:25.0%(25人)
  • 早く降りられること:8.0%(8人)
  • トイレに立ちやすいこと:8.0%(8人)

出どころ: 今日どこいく?編集部「国内線に乗ったことがある日本に住む100人へのネット調査」(2026年10月)。割合は回答者のなかでの割合で、日本に住む人の全体を表すものではない。

揺れを抑えたいなら翼の上の列

揺れを抑えたいなら、翼の上か機体の真ん中あたりの列を選ぶ。国土交通省の運輸安全委員会は「一般的に、航空機の後方ほど揺れが大きいとされています」と書いている。

JALカードの「空の旅の豆知識」も、中央付近の座席は機体の重心に近いため揺れが少ないと説明している。主翼は機体の真ん中あたりに付いているので、翼の上の列が真ん中の目安になる。

同じダイジェストでは機体の揺れで重傷を負った人の場所が、機体後方35名(約80%)・中央7名(約16%)・前方2名(約5%)だった。どの席でも、座っている間はシートベルトを締めておくのがいちばんの備えになる。国土交通省は、着席中に重傷を負った乗客8名のうち3名がシートベルトを着けていなかったと伝えている。

翼の上の列は機材で大きく変わる。ANAのボーイング737-800は12〜19列目で、ピーチのエアバスA320は11〜18列目だった。ANAのボーイング777-300は23〜36列目になる。翼の上の列ごとの当たり外れは「飛行機の座席は羽の上が当たりかハズレか?」と「飛行機の翼の上は何列目?」で機材ごとに並べている。

調査では「翼の近くの席は揺れにくい」と聞いたことがある人が38.0%(38人)いた。聞いたことがあってそう思う人は、全体の4.0%(4人)にとどまった。

いちばん揺れを感じた席を、覚えていると答えた54人に聞いた。後ろのほうが13.0%(7人)で、翼の近くは7.4%(4人)だった。前のほうは1.9%(1人)で、席による違いを感じたことがない人は77.8%(42人)いた。揺れを感じた席として選ばれたなかでは後ろのほうがいちばん多く、運輸安全委員会の「後方ほど揺れが大きい」と同じ向きだった。

出どころ: 今日どこいく?編集部「国内線に乗ったことがある日本に住む100人へのネット調査」(2026年10月)。割合は回答者のなかでの割合で、日本に住む人の全体を表すものではない。

景色を見たいなら翼より前の窓側

翼の上の窓側は、主翼で下の景色が隠れる。スターフライヤーは公式の座席表のページで「翼にかかる窓側のお座席からは、景色などが見えにくい場合がございます」と書いている。景色を見たいなら翼より前の窓側を選び、翼とエンジンを写真に入れたいなら翼より後ろの窓側を選ぶ。

飛行機の窓から見た主翼と雲海の写真。窓側の席でも翼の上の列では下の景色の多くが主翼で隠れる

もう1つ気をつけたいのが窓の無い席だ。国内線39機材のうち、公式の座席表に窓の無い席がある機材は20あった。窓側を取っても外が見えないので、座席表で窓の印が無い列を外しておく。景色の見え方の違いは「飛行機からの景色を楽しむならどこの座席?」でも紹介している。

トイレに立ちやすいならトイレの近くの通路側

トイレの位置は機材ごとに違う。39機材のうち32は前方(1〜2列目の前か機体の前方)にもトイレがあり、ATRのプロペラ機やトキエアの機材のように後方だけの機材もある。

トイレのすぐ隣の列は、人が並んだり扉の開け閉めの音がしたりする。立ちやすさと静かさの両方がほしいなら、トイレから少し離れた通路側を選ぶ。

足元を広くしたいなら非常口座席

非常口座席は前が非常口の通路になっているので、足を伸ばせる広さがある。国内線39機材のうち35に非常口座席があった。ただし座れる人には条件があり、予約のときに選べない会社もある。条件は後の章にまとめた。

静かに眠りたいならトイレとギャレーから離れた窓側

眠りたいなら、隣の人に立ってもらわなくて済む窓側が向いている。トイレや機内食の準備をするギャレーの隣は人の出入りと明かりがあるので、その列と前後の列を外す。

FDAのエンブラエル170のように座席の並びが2-2の機材は、真ん中の席が無い。フジドリームエアラインズは公式に「必ず窓側か通路側をお選びいただけます」と書いている。国内線39機材のうち、座席の並びが2-2の機材は9あった。

窓側と通路側はどっちがいい?選ぶ人の多い席と理由

窓側と通路側のどちらがいいかは、乗っている間に何をしたいかで決まる。景色や眠りを取るなら窓側で、トイレや降りる早さを取るなら通路側になる。

窓側と通路側はしたいことで決める。したいこと。選ぶ席。景色を見たい。窓側。翼より前の列。ぐっすり眠りたい。窓側。壁にもたれられる。トイレに立ちたい。通路側。声をかけずに立てる。早く降りたい。前方の通路側。普通席の先頭に近い列。ただし 窓の無い席は窓側でも外が見えない。今日どこいく?が作ったイラスト図解(状況→目安の早見表)

窓側は壁にもたれられ、隣の人を気にせずに眠れる。そのかわり席を立つたびに通路側の人に声をかけることになる。通路側は自分のタイミングで立てるが、窓側の人が立つときは自分が立って通す。

3列の真ん中の席は、窓側の景色も通路側の立ちやすさもない。2人で乗るなら窓側と通路側を並べて取り、1人なら窓側か通路側を早めに取るのが基本になる。

窓側と通路側はどちらが選ばれているか

窓側(いつも+どちらかといえば)を選ぶ人は61.0%(61人)で、通路側(いつも+どちらかといえば)は26.0%(26人)だった。どちらでもいい人は13.0%(13人)だった。

窓側を選ぶ理由は61人が答えた(複数回答)。

  • 景色を見たい:83.6%(51人)
  • 壁にもたれて眠れる:36.1%(22人)
  • 外が見えると落ち着く:27.9%(17人)

通路側を選ぶ理由は26人が答えた(複数回答)。

  • トイレに立ちやすい:18人
  • 隣の人に気をつかわずに立てる:13人
  • 早く降りられる:12人

出どころ: 今日どこいく?編集部「国内線に乗ったことがある日本に住む100人へのネット調査」(2026年10月)。割合は回答者のなかでの割合で、日本に住む人の全体を表すものではない。

揺れにくい席・早く降りられる席・トイレに近い席は何列目?

ここまでの目的を、翼の上の列が分かる19機材のうち9機材で列番号に置き換えた。3列目は、早く降りられて景色も見える列(普通席の先頭から翼の手前までの窓側)だ。自分の便の機材は予約の画面に出る機材名で確かめる。

機材 揺れを抑える 早く降りる・景色 トイレ
ANA ボーイング737-800 翼の上は12〜19列目 普通席の5〜11列目の窓側 1・30列目の近く
ANA エアバスA321 翼の上は15〜22列目 普通席の5〜14列目の窓側 1・37列目の近く
ANA エアバスA320 翼の上は10〜16列目 普通席の5〜9列目の窓側 1・27列目の近くと後方
ANA ボーイング787-8※ 翼の上は14〜28列目 普通席の5〜13列目の窓側 1・28・41列目の近く
ANA ボーイング777-200※ 翼の上は16〜31列目 普通席の5〜15列目の窓側 1・14・31・45列目の近く
ピーチ エアバスA320 翼の上は11〜18列目 普通席の1〜10列目の窓側 前方と後方
ジェットスター エアバスA320 翼の上は11〜18列目 普通席の1〜10列目の窓側 前方と後方
ソラシドエア ボーイング737-800※ 翼の上は11〜18列目 普通席の1〜10列目の窓側 前方と後方
AIRDO ボーイング737-700 翼の上は9〜16列目 普通席の1〜8列目の窓側 前方と25列目の近く

出どころ: 各社の公式シートマップから今日どこいく?編集部が数えた座席表の比較表(2026年9月12日時点)。早く降りる・景色は普通席の先頭から翼の手前までの窓側。

同じボーイング737-800でもANAは翼の上が12〜19列目で、ソラシドエアは11〜18列目になる。機種の名前が同じでも会社ごとに座席の並べ方が違うので、会社と機種の両方で引く。

避けたい席(窓が無い・倒せない・最後列)は座席表で見分けられる

避けたい席は、公式の座席表を見れば先に分かる。窓が無い席・リクライニングが倒せない席・最後列の3つを座席表で探して外す。

今日どこいく?の座席表の比較表にある「JAL ボーイング737-800」のページの、外れになりやすい席の表の画面。V32(165席)は窓が無い席が18A・倒せない席が21列目と22列目のA・B・C・H・J・K・最後列が39列目。V36(165席)は窓が無い席が10A・倒せない席が13列目と14列目・最後列が31列目。V40(144席)は窓が無い席が18A・倒せない席が22列目・最後列が58列目
今日どこいく?のJAL ボーイング737-800の座席表の画面(10月16日に撮影)
避けたい席 どんな席か 当てはまる機材 見分け方
窓が無い席 窓側なのに外が見えない 39機材のうち20 座席表で窓の印が無い列
倒せない席 背もたれが倒れない 39機材のうち21 非常口座席の列とその1つ前の列に多い
最後列 後ろが壁かトイレ どの機材にもある 倒せない機材が8ある

出どころ: 各社の公式シートマップと機内座席配置のページから今日どこいく?編集部が数えた座席表の比較表(2026年9月12日時点)。

倒せない席がある21機材のうち、14機材は倒せない席が非常口座席の列かその1つ前の列にあった。非常口座席の1つ前の列を選ぶときは、背もたれが倒れるかを座席表で確かめる。最後列が倒せない機材は8あった。

リクライニングの倒し方と、倒すときに後ろの人へどう声をかけるかは「飛行機のリクライニングのボタンはどこ?」にまとめている。座席の幅とシートピッチを数字で比べたいときは「飛行機のシートピッチと座席幅を何cmで比較?」が役に立つ。

有料の座席指定は使うべき?LCCの前方の席と料金

お金がかかるのはLCCの座席指定と前方の足元が広い席で、ANAやスカイマークなどは普通の席を無料で指定できる。前方の有料の席は早く降りたい人と足を伸ばしたい人に向いている。景色や揺れが目当てなら無料の席で足りる。

ANAはスタンダードとフレックスの運賃なら事前の座席指定が無料で、シンプルの運賃は出発時刻の24時間前から指定できる。スカイマークはフォワードシート以外の座席指定が無料だ。

有料の席と料金を会社ごとに並べた。料金はどれも1人1区間あたりで、公式サイトで指定したときの金額になる。

会社 有料の席 料金(1人1区間)
スカイマーク フォワードシート(1〜2列目) 1,000円・1,500円・2,000円(路線で決まる)
ピーチ(ミニマム運賃) フロントエリア(2〜10列目)
ミドルエリア(11〜20列目)
バックエリア(21列目から)
1,800円
1,200円
800円
ピーチ(スタンダードプラス運賃) ファストエリア(最前列) 1,000円
スプリング・ジャパン コンフォートシート(1列目)
レッグシート(2・3列目)
非常口座席(16・17列目)
スタンダードシート
1,200円
900円
900円
500円

出どころ: スカイマーク「フォワードシート」・ピーチ「各種料金・手数料」・ピーチ「座席指定について」・スプリング・ジャパン「座席指定 – IJ国内線」(2026年10月16日に確認)。スプリング・ジャパンは2026年12月20日搭乗分までの料金。

スカイマークのフォワードシートは前方の足元が広い席で、前後の座席の幅が通常の席より19cmから38cm広い。羽田と神戸の路線は1,500円で、鹿児島と奄美大島の路線は1,000円になる。そのほかの路線は2,000円だ。

ピーチはスタンダードとスタンダードプラスの運賃ならファストエリア以外を無料で指定でき、ミニマムの運賃だけが有料になる。座席の指定は出発の3時間前までに申し込む。

スプリング・ジャパンは運賃に座席指定が含まれず、スプリングプラスの運賃だけ最初の1回が無料だ。2026年12月21日以降の搭乗分は料金が上がり、通常期のコンフォートシートは1,500円になる。座席指定は出発時刻の6時間前まで追加で買える。

ジェットスター・ジャパンはStarterの運賃に座席指定が含まれていない。エクストラ・レッグルーム・シートとアップフロント・シートとスタンダードシートの3種類から有料で選び、エアバスA320では2〜5列目がアップフロントになる。

LCCで指定をしないと、チェックインのときに席が自動で決まる。ピーチは「同行者と席が離れる場合があります」と書いていて、ジェットスターは機内での座席の交換も断っている。2人以上で隣に座りたいなら、有料でも指定しておくほうが確かだ。

ピーチ エアバスA320の座席表を目的で色分けした。左が機首の座席表で、色は青が普通席の先頭から翼の手前までの窓側(早く降りる・景色)・橙が翼の上の11〜18列目・緑が非常口座席の12〜13列目。トイレは機体前方・機体後方。座席の区分はファストエリア 1列目・フロントエリア 2〜10列目・ミドルエリア 11〜20列目・バックエリア 21〜30列目。
今日どこいく?編集部が公式のシートマップから作成(2026年9月12日時点の座席表)

有料の座席指定を使った人と払ってよい額

有料の座席指定を使ったことがある人は15.0%(15人)だった。国内線の1区間の座席指定にいくらまで払ってよいかは、次のように分かれた。

  • 払いたくない:42.0%(42人)
  • 500円まで(300円まで+500円まで):21.0%(21人)
  • 1,000円まで:28.0%(28人)
  • 1,000円より上(2,000円まで・3,000円まで・3,000円より高くても):9.0%(9人)

500円以上を払ってよい人は49.0%(49人)で、スプリング・ジャパンのスタンダードシート(500円)なら払える。1,000円以上を払ってよい人は37.0%(37人)で、ピーチのミニマム運賃のバックエリア(800円)にも届く。お金を払ってでも選びたいときは多い順に次のとおりだ(複数回答)。

  • 同行者と並んで座りたいとき:54.0%(54人)
  • 長い便のとき:41.0%(41人)
  • 足元の広い席に座りたいとき:18.0%(18人)

座席を指定せずに同行者とLCCに乗ったことがある30人のうち、席が離れたことがある人は33.3%(10人)だった。

出どころ: 今日どこいく?編集部「国内線に乗ったことがある日本に住む100人へのネット調査」(2026年10月)。割合は回答者のなかでの割合で、日本に住む人の全体を表すものではない。

選んで後悔した席の1位は?

後悔しやすい席は、座ってから不便が分かる席だ。翼で景色が見えない席や窓が無い席や倒せない席は、座席表を見れば予約の前に外せる。

選んで後悔した席の1位は「3人席の真ん中で窮屈だった」で、21.0%(21人)が選んだ。後悔した席が1つ以上ある60人の答え(複数回答)を多い順に並べる。

  • 3人席の真ん中で窮屈だった:48.3%(29人)
  • 前の人が座席を倒してきて狭かった:33.3%(20人)
  • 翼で景色が見えなかった:25.0%(15人)
  • トイレの近くで人の出入りや音が気になった:20.0%(12人)
  • 後ろのほうで降りるのが遅かった:18.3%(11人)
  • 同行者と並べなかった:18.3%(11人)

後悔した席はないと答えた人は40.0%(40人)だった。3人席の真ん中を避けたいなら座席の並びが2-2の機材(国内線39機材のうち9)を選ぶか、窓側か通路側を早めに取る。

座席を選ぶときに気をつけていることと、後悔した席を書いてもらった。いくつか紹介する。

急いでいる人に合わせずにゆっくり降りたいので後方の窓側を選ぶようにしている。

(20代女性・近畿)

窓側にしたのに翼で景色が見えなかったこと。

(40代)

真ん中列の3席。トイレ行くにも不便だし両隣のどちらかには他人がいるため気を使う。

(20代女性・関東)

一番後ろの席にした時、後ろの壁が気になってシートを十分に倒せなかった。

(50代男性・中部)

非常口の前の席。モニターがなく、座席ポケットもなくて思った以上に不便だった。

(30代女性・九州)

出どころ: 今日どこいく?編集部「国内線に乗ったことがある日本に住む100人へのネット調査」(2026年10月)。割合は回答者のなかでの割合で、日本に住む人の全体を表すものではない。

予約のあとで機材が変わり、選んだ席が別の席に移ることもある。座席が変わる理由と、元の席に戻してもらう頼み方は「飛行機の座席が勝手に変更されるのはなぜ?」にまとめた。

航空会社別の座席指定の決まり(無料で選べる時期・有料の会社)

座席指定がいつから・いつまでできるかは会社と運賃で変わる。多くの会社は予約と同時に席を選べて、出発の24時間前からはオンラインチェックインでも指定できる。国内線を飛ぶ9社の決まりを1つの表にした。

会社 事前の座席指定 指定できる時期
JAL 運賃によって事前に指定できる席が変わる 予約と同時に指定できる。Webサイトでは出発時刻の20分前まで
ANA スタンダードとフレックスは無料。シンプルとユースは事前に指定できない 出発時刻の24時間前からオンラインチェックインで指定できる
スカイマーク フォワードシート以外は無料 予約と同時に指定できる。購入ずみなら出発時刻の1時間前まで
ソラシドエア ホームページでの事前座席指定は手数料無料 予約のときから指定できる。24時間前からはオンラインチェックインで
AIRDO 全ての運賃で予約時から無料 出発時刻の24時間前まで。そのあとはオンラインチェックインで20分前まで
スターフライヤー 普通運賃やSTARなどの運賃で無料 予約と同時に指定できる
ピーチ ミニマムは有料。スタンダード以上は無料(ファストエリアを除く) 出発時刻の3時間前まで
ジェットスター Starterの運賃は有料 予約のときと予約のあとに指定できる
スプリング・ジャパン 有料(スプリングプラスは最初の1回だけ無料) 予約と同時に指定できる。出発時刻の6時間前まで

出どころ: 各社の公式サイトの座席指定と運賃のページ(2026年10月16日に確認)。JAL「国内線 座席指定」・ANA「2026年5月19日以降の搭乗分から適用の運賃一覧」・スカイマーク「座席指定について」・ソラシドエア「2027年3月27日(土)ご搭乗分までの航空券好評販売中!」・ソラシドエア「座席の指定はいつからできますか。」・AIRDO「予約について」・AIRDO「AIRDOで推し活」・スターフライヤー「2026年5月19日搭乗分より、国内線運賃がリニューアルいたします」・スターフライヤー「座席指定はいつからできますか。」・ピーチ「運賃規則」・ジェットスター「エコノミークラス Starter運賃ガイド」・スプリング・ジャパン「3つの運賃タイプ」

JALは搭乗日の2日前から当日に予約したときは、航空券を買ったあとに席を選ぶ。希望の席が取れないときは、出発の48時間前からもう一度試すよう案内している。スカイマークも搭乗日の3日前からは航空券を買ったあとの指定になる。

事前に席が選べなくても搭乗はできる。ANAは「ご予約いただいた時点で当該便の座席は確保されており」と書いていて、当日に空港の端末かカウンターで座席番号を渡す。JALは当日まで指定できないとき、空港に来た人から順に席を選ぶので早めに来るよう呼びかけている。

コードシェア便は運航する会社の決まりになることがある。JALの便名でもフジドリームエアラインズと天草エアラインが運航する便は出発の1時間前まで指定でき、オリエンタルエアブリッジとのコードシェア便は当日にカウンターで指定する。

会社を選ぶときは、座席指定の決まりのほかに便の遅れにくさも比べておきたい。航空会社18社の遅れと欠航の割合は「混雑と遅れ(飛行機)」で国土交通省の数字から比べている。

通路が1本で左右に3席ずつ並ぶボーイング737-800の客室を後ろから見た写真。座席の背に画面が付いている

非常口座席に座れる人の条件

非常口座席に座れるのは満15歳以上で、いざというときに脱出を手伝える人だけだ。多くの会社は、日本語か英語が分かることと付き添いや係員の手伝いが要らないことも条件にしている。小さな子どもを連れている人と妊娠中の人は、会社によって座れない。

ピーチは「国土交通省のガイドライン(2021年4月1日発効)に基づいた以下のすべての項目」と書いていて、条件は国の決まりに沿っている。会社ごとに違うところを表にした。

会社 連れていると座れない子ども ほかに決まっていること
JAL 8歳未満 妊娠中の人は非常口座席以外を指定する
ANA 8歳未満・幼児 足元や膝の上に手荷物を置けない
スカイマーク 幼児 事前に指定できず、搭乗日に空港で申し出る
ソラシドエア 8歳未満 手荷物は全て上の棚に入れる
AIRDO 8歳未満 足元や膝の上に手荷物を置けない
スターフライヤー 8歳未満・幼児 条件に当てはまらないと席を変えられる
ピーチ 12歳未満 出産予定日から28日以内の妊婦は座れない
ジェットスター 幼児 妊娠28週以降は座れない。重さ15kgの非常口ドアを外へ投げられること
スプリング・ジャパン 12歳未満 妊娠中は座れない

出どころ: JAL「非常口座席を事前予約されるお客さまへのお願い」・ANA「座席指定について(国内線)」・スカイマーク「座席指定について」・ソラシドエア「非常口座席に座席指定をする場合の注意点はありますか。」・AIRDO「予約について」・スターフライヤー「事前座席指定サービスのご案内」・ピーチ「座席指定について」・ジェットスター「非常口座席について」・スプリング・ジャパン「座席指定 – IJ国内線」(2026年10月16日に確認)

JALは子どもを連れていても、ほかに12歳以上の大人がいれば座れる場合を例で示している。大人1名が非常口座席で大人1名と子ども1名がほかの席なら座れて、大人2名が非常口座席で子どもだけがほかの席なら座れない。

ジェットスターは12歳未満の子どもが離れた席に1人で座っている親も座れない。延長シートベルトや移動補助具を使う人も条件から外れる。

条件に当てはまらない人は、事前に席を取っていても当日に席を変えられる。ピーチとスプリング・ジャパンは、そのとき払った座席指定の料金を返さないと書いている。非常口座席が気になるときは、予約の前に自分と同行者が条件に合うかを見ておく。

非常口座席の列は機材で決まっている。ピーチのエアバスA320は12・13列目で、ANAのボーイング737-800は14〜15列目だ。国内線39機材のうち35に非常口座席があった。

非常口の列の席に座った人の足元の写真。前に座席が無く、非常口の扉の前の床が広く空いている

非常口座席のメリットとデメリットは「飛行機の非常口座席は広くて快適?」でくわしく比べている。

機材ごとの座席表は3つの手順で調べる

目的の列を選ぶには、乗る便の機材と座席表が要る。調べる順番は3つだけだ。

座席を選ぶ前に調べる3つの手順。機材を見る。予約の画面に出る機種の名前。座席表を引く。翼の上と非常口の列を確かめる。席を選ぶ。目的に合う空席を選ぶ。窓の無い席と倒せない席を先に外す。今日どこいく?が作ったイラスト図解(横並びの手順コマ)
  1. 予約の画面か時刻表で、乗る便の機材(ボーイング737-800・エアバスA320 など)を見る
  2. 座席表の比較表でその機材を探し、翼の上・非常口座席・トイレ・窓の無い席の列を確かめる
  3. 予約の画面の座席表で空いている席から、目的に合う列を選ぶ

座席表のアルファベットの読み方も知っておくと迷わない。窓側がAかKかは機材の並びで変わる。くわしくは「飛行機の座席の窓側はAかKか?」と「飛行機の座席アルファベットK席はどこ?」で説明している。

座席指定の画面で希望の席が選べないときは、予約の運賃や時期で選べる席が限られていることがある。理由と当日に良い席を取る方法は「飛行機の座席指定ができないのはなぜ?」にまとめた。

よくある質問

Q. 飛行機の座席はどこがいい?
A. 目的で選ぶのがいちばん外れにくい。早く降りたいなら前方の通路側で、景色なら翼より前の窓側を選ぶ。揺れを抑えたいなら翼の上の列で、足元を広くしたいなら非常口座席になる。翼の上の列は機材で7〜17列とばらつくので、乗る便の座席表で確かめる。

Q. 飛行機で揺れにくい席はどこ?
A. 翼の上か機体の真ん中あたりの列だ。運輸安全委員会は「一般的に、航空機の後方ほど揺れが大きいとされています」と書いている。揺れの事故で重傷を負った人の約80%は機体後方にいた。

Q. 早く降りられるのは何列目?
A. 普通席のいちばん前の列に近い通路側だ。上位クラスがある機材では普通席の先頭が下がる。ANAは5〜6列目からで、JALは15〜27列目から普通席が始まる。1クラスの機材なら1列目から選べるが、LCCは前方の列が有料のことが多い。

Q. 窓側と通路側はどっちがいい?
A. 景色を見たい人と眠りたい人は窓側で、トイレに立つことが多い人と早く降りたい人は通路側が向いている。窓側は席を立つたびに隣の人に立ってもらうことになる。国内線39機材のうち20に窓の無い席があるので、窓側を取るなら座席表で外しておく。

Q. 飛行機の座席指定は無料?
A. 会社と運賃で変わる。ANAはスタンダードとフレックスの運賃なら無料で、スカイマークはフォワードシート以外が無料だ。ピーチはミニマムの運賃だけ有料で、スプリング・ジャパンは有料になる。

Q. 座席指定をしないとどうなる?
A. 席が無くなるわけではなく、搭乗はできる。ANAは当日に空港で座席番号を渡すと案内している。ピーチやジェットスターはチェックインのときに席が自動で決まり、同行者と離れることがある。

Q. 非常口座席には誰でも座れる?
A. 座れない。満15歳以上で日本語か英語が分かり、脱出の手伝いができる人だけが座れる。8歳未満の子どもを連れた人はJALやANAで座れず、ピーチとスプリング・ジャパンでは12歳未満の子ども連れも座れない。

Q. 翼の上の席は何列目?
A. 機材で変わる。ANAのボーイング737-800は12〜19列目で、ピーチのエアバスA320は11〜18列目だった。ANAのボーイング777-300は23〜36列目になる。翼の上にかかる列の数も機材で7〜17列とばらつきがある。

まとめ

飛行機の座席は目的で選び、乗る便の機材の座席表で列を確かめる。

  • 早く降りたいなら普通席の先頭に近い通路側を選ぶ。上位クラスがある機材は普通席の先頭が5〜27列目まで下がる
  • 揺れを抑えたいなら翼の上の列を選ぶ。翼の上の列は機材で7〜17列にわたり、同じ15列目でも機材で変わる
  • 景色を見たいなら翼より前の窓側を選び、窓の無い席(39機材のうち20に存在)を外す
  • 足元を広くしたいなら非常口座席を選ぶ。座れる人の条件を先に確かめる
  • 倒せない席は非常口座席の列とその1つ前の列に多い

機材ごとの座席表は座席表の比較表で、15社40機材をまとめて調べられる。

この記事の出典

全日本空輸と日本航空など33件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

出典を開く閉じる
  1. 1全日本空輸ANA「エアバス A320 機種・シートマップ(国内線)」
  2. 2日本航空JAL「ボーイング737-800 機内座席配置(国内線)」
  3. 3スカイマークスカイマーク「ボーイング737-800 シートマップ」
  4. 4ジェットスタージェットスター「座席指定」
  5. 5スプリングスプリング・ジャパン「使用機材のご紹介」
  6. 6国土交通省運輸安全委員会「ダイジェスト第44号」(PDF)
  7. 7日本航空JALカード「飛行機の座席はどこがおすすめ?」
  8. 8国土交通省国土交通省「飛行中の突然の揺れに伴う負傷防止のためご留意いただきたいことについて」
  9. 9スターフライヤースターフライヤー「機材・座席表(エアバスA320)」
  10. 10フジドリームエアラインズフジドリームエアラインズ「客室・シート」
  11. 11全日本空輸ANA「ANA国内線の運賃 スタンダード シンプル フレックスの違い」
  12. 12スカイマークスカイマーク「座席指定は無料ですか?」
  13. 13ジェットスタージェットスター「エコノミークラス Starter運賃ガイド」
  14. 14全日本空輸ANA「国内線のご予約・ご搭乗に関わる操作やお手続きに関する最新のよくあるお問い合わせ」
  15. 15日本航空JAL「国内線|座席指定できる席がありません。搭乗できますか。」
  16. 16ピーチ・アビエーションピーチ「座席指定について」
  17. 17スカイマークスカイマーク「フォワードシート」
  18. 18ピーチ・アビエーションピーチ「各種料金・手数料」
  19. 19日本航空JAL「国内線 座席指定」
  20. 20全日本空輸ANA「2026年5月19日以降の搭乗分から適用の運賃一覧」
  21. 21スカイマークスカイマーク「座席指定について」
  22. 22ソラシドエアソラシドエア「2027年3月27日(土)ご搭乗分までの航空券好評販売中!」
  23. 23ソラシドエアソラシドエア「座席の指定はいつからできますか。」
  24. 24AIRDOAIRDO「予約について」
  25. 25AIRDOAIRDO「AIRDOで推し活」
  26. 26スターフライヤースターフライヤー「2026年5月19日搭乗分より、国内線運賃がリニューアルいたします」
  27. 27スターフライヤースターフライヤー「座席指定はいつからできますか。」
  28. 28ピーチ・アビエーションピーチ「運賃規則」
  29. 29日本航空JAL「非常口座席を事前予約されるお客さまへのお願い」
  30. 30全日本空輸ANA「座席指定について(国内線)」
  31. 31ソラシドエアソラシドエア「非常口座席に座席指定をする場合の注意点はありますか。」
  32. 32スターフライヤースターフライヤー「事前座席指定サービスのご案内」
  33. 33ジェットスタージェットスター「非常口座席について」

最終確認 2026年10月28日

写真と図の出どころを開く閉じる
  1. 1飛行機の窓から見た主翼と雲海の写真写真:Tobias1984(Wikimedia Commons・CC BY-SA 3.0・切り抜き)
  2. 2通路が1本写真:Cweyer(Wikimedia Commons・パブリックドメイン・切り抜き)
  3. 3非常口の列の席に座った人の足元の写真写真:Douglas Perkins(Wikimedia Commons・CC BY 4.0・切り抜き)
  4. 4図と表今日どこいく?編集部が100人へのネット調査から作成

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