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旅行の閑散期はいつ?新幹線指定席が200円安い日と宿が空く月の一覧 図の中の文字: 1月と2月が、いちばん狙い目、11月 月〜木が閑散期、12月 27日まで月〜木、1月 7日から月〜木、2月 末日まで月〜木

旅行の閑散期はいつ?新幹線指定席が200円安い日と宿が空く月の一覧

公開 読了 約20分

旅行の閑散期は1月と2月の月〜木曜にいちばん重なる

旅行の閑散期は1月と2月の月〜木曜です。宿は1月がいちばん空きます

旅行の閑散期を決める物差しは1つではありません。宿の空き具合は観光庁の客室稼働率で見ます。新幹線や特急の値段はJR各社が決めるシーズンで変わります。車で出かけるなら高速道路の休日割引が使える日かどうかも効いてきます。今日どこいく?編集部はこの3つを2026年11月から2027年3月の暦に重ねました。

3つがそろって割安になるのは1月と2月の月曜から木曜です。JR東日本の中を走る新幹線と特急の閑散期は1月7日から2月末日までの月〜木曜です。ただし祝日とその前日と振替休日は外れます。

宿の側も1月がいちばん空いています。観光庁の宿泊旅行統計から今日どこいく?編集部が計算すると、客室稼働率がいちばん低い月は1月の54.6%です(今日どこいく?の旅行の混雑DB)。宿を1月に寄せると、JRの閑散期の日とも重ねやすくなります。

この記事でわかること

  • JRの2つの暦で閑散期になる日を11月から3月まで
  • 閑散期と繁忙期で新幹線の指定席がいくら変わるか
  • 宿が空く月と混む月と都道府県ごとの空き方
  • 高速の休日割引が使えない時期と割引の条件
  • 電車と車で狙う曜日が逆になる理由と予約の順番

この記事のJRの日付は、各社が2026年4月1日時点の情報として出している2026年度の暦です。祝日法などが改正されると日付が変わる場合があると各社が書いています。

2026年11月から2027年3月の旅行の閑散期をJRの暦で並べた

JRのシーズンには暦が2つあります。1つ目はJR東日本の中だけを走る列車と北海道新幹線と北陸新幹線、それにしらさぎとサンダーバードに使う暦です。2つ目は東海道新幹線や山陽新幹線など、JR東海とJR西日本とJR四国とJR九州の中を走る列車とJR各社をまたぐ列車に使う暦です。

今日どこいく?編集部は2つの暦を2026年11月から2027年3月までの5か月分並べました。2つ目の暦は閑散期の日を1日ずつ書き出しています。1つ目の暦は期間と曜日の決まりで書いてあるので、その決まりのまま表に入れました。

月ごとに並べると同じ日でも閑散期かどうかが分かれます。

月 JR東日本の中の閑散期 JR東海・JR西日本などの閑散期 JR東海・JR西日本などの割増の日
2026年11月 1日からの月〜木曜(祝日とその前日を除く) 30日 繁忙期 1・6〜8・13〜15・20〜23・27〜29日
2026年12月 27日までの月〜木曜(祝日とその前日を除く) 1〜3・7〜10・14〜17・21〜24日 繁忙期 25〜28・31日/最繁忙期 29・30日
2027年1月 7日からの月〜木曜(祝日とその前日を除く) 6・7・12〜14・18〜21・25〜28日 最繁忙期 2・3日/繁忙期 4日
2027年2月 末日までの月〜木曜(祝日とその前日を除く) 1〜4・8・9・15〜18・24・25日 なし
2027年3月 なし 1〜4日 繁忙期 19〜31日

出どころ:JR東日本・JR東海・JR西日本の公式ページ(2026年10月24日に集めた)

2つの暦の差がいちばん大きいのは11月です。JR東日本の中では11月1日から月〜木曜が閑散期の対象になります。JR東海・JR西日本などの暦では11月の閑散期は30日だけで、週末を中心に繁忙期の日が並びます。紅葉の時期に東北や上越へ行くなら閑散期の日を拾えますが、京都や奈良へ東海道新幹線で行くと11月はほぼ閑散期の値段になりません。

12月は2つ目の暦の閑散期が24日で終わり、25日から繁忙期に入ります。JR東日本の中は27日までの月〜木曜が閑散期で、12月28日から1月6日までは最繁忙期です。年末に動くなら12月の前半から中ごろまでが値段の面では動きやすい時期です。

1月は2つ目の暦が6日から、JR東日本の中は7日から閑散期に戻ります。そこから2月の終わりまでは、どちらの暦でも月〜木曜を中心に閑散期の日が続きます。

3月は2つの暦で扱いが分かれます。2つ目の暦は3月1日から4日までが閑散期で、19日から31日は繁忙期です。JR東日本の中は3月に閑散期がなく、3月21日から4月5日までが繁忙期になります。早春の旅行で閑散期の値段を使うなら2月のうちに動くのが確かです。

東海道新幹線などの暦で閑散期になる日。行く月。閑散期の日。2026年11月。30日だけ。週末は繁忙期が多い。2026年12月。24日まで。29・30日は最繁忙期。2027年1月。6日から。宿がいちばん空く月。2027年2月。25日まで。割増の日なし。ただし JR東日本の中は期間の月〜木曜が閑散期。今日どこいく?が作ったイラスト図解(状況→目安の早見表)

同じ東京駅から出る列車でも、東北・上越・北陸の新幹線と東海道新幹線では使う暦が違います。行き先が決まったら、その列車がどちらの暦かを先に確かめると日付の選び方を間違えません。年末年始の割増の日だけを詳しく知りたいときは年末年始の飛行機と新幹線はいつ高い?割増にならない日の境目で、帰省の時期に絞った日付が読めます。

JRの閑散期は会社と区間で決まり方が変わる

閑散期はJRのどの列車にもあるわけではありません。JR北海道の中の在来線には繁忙期も閑散期もなく、1年のすべての日が通常期です。

高架の架線設備が並ぶ区間を走る、ピンク色の帯が入ったJR東日本の新幹線車両の先頭部分の写真
写真:Nanashinodensyaku(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)

JR九州の在来線特急と西九州新幹線には閑散期がありません。在来線特急は繁忙期に指定席特急料金が200円増しになり、最繁忙期は400円増しになります。つまり九州の在来線特急は割増の日はあっても割引の日はありません。

シーズン別の料金そのものがない列車もあります。JR東海は通年同額の特急料金を使う列車として、JR北海道の中の在来線と新たな着席サービスを出している特急列車などを挙げています。JR東日本の中にも一部の特急列車でシーズン別の料金がないものがあります。

乗る列車ごとに閑散期の扱いを並べると次のようになります。

乗る列車 閑散期 使う暦
JR東日本の中の新幹線と特急・北海道新幹線・北陸新幹線 指定席が200円引き JR東日本の暦(期間の月〜木曜)
東海道・山陽新幹線などJR東海・JR西日本・JR四国の中とJR各社間 指定席が200円引き 2つ目の暦(日付で指定)
九州新幹線 指定席が200円引き 2つ目の暦(日付で指定)
JR九州の在来線特急・西九州新幹線 なし 繁忙期と最繁忙期だけ
JR北海道の中の在来線 なし 1年すべて通常期
通年同額の特急料金の列車 なし シーズン別の料金なし

出どころ:JR東日本・JR東海・JR九州の公式ページ(2026年10月24日に集めた)

JRの会社をまたいで走る在来線特急にも決まりがあります。しなのやサンライズ出雲やサンライズ瀬戸などは、乗る区間がどこでも2つ目の暦のシーズン別料金になります。東京から高松へサンライズ瀬戸で行くときもJR東日本の暦ではありません。

東海道・山陽新幹線から九州新幹線へ乗り継ぐときは差が2回分かかります。東京〜博多間と博多〜鹿児島中央間のそれぞれに割増と割引をかけるからです。閑散期は通常期から400円引きで、繁忙期は400円増しです。最繁忙期は800円増しになります。

閑散期の新幹線の指定席は通常期から200円引きになる

シーズンで変わるのは普通車指定席の特急料金です。通常期を基準にすると最繁忙期は400円増しです。繁忙期は200円増しで、閑散期は200円引きになります。JR東日本もJR東海もJR西日本もJR九州も同じ幅で書いています。

高架橋を走る、青色とベージュの帯が入った白い北陸新幹線の車両が田園風景の中を進む様子の写真
写真:MaedaAkihiko(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)

自由席の特急料金は乗る日に関係なく、通常期の指定席特急料金から530円引きです。グリーン車とグランクラスと寝台車の特急料金は、乗る日の普通車指定席特急料金から530円引きになります。つまりグリーン車は乗る日のシーズンの影響を受けます。

JR西日本のきっぷのルールには東京〜仙台間のやまびこで計算した例が載っています。シーズンごとに並べると運賃は同じで特急料金だけが動くことが分かります。

席とシーズン 特急料金 運賃6,270円との合計
普通車指定席(最繁忙期) 5,440円 11,710円
普通車指定席(繁忙期) 5,240円 11,510円
普通車指定席(通常期) 5,040円 11,310円
普通車指定席(閑散期) 4,840円 11,110円
普通車自由席(通年) 4,510円 10,780円

出どころ:JR西日本(東北新幹線やまびこ 東京〜仙台間の計算例)の公式ページ(2026年10月24日に集めた)

閑散期の指定席でも自由席より安くはなりません。東京〜仙台間なら閑散期の指定席が11,110円で、自由席は1年を通して10,780円です。座れる安心を取るなら閑散期の指定席が、値段だけを見るなら自由席が下になります。

こどもの特急料金はおとなの半額で、端数は切り捨てです。家族で動くと人数分だけシーズンの差が積み上がるので、閑散期に寄せる意味は大人1人の旅行より大きくなります。

寝台特急にもシーズンがかかります。サンライズ瀬戸のB寝台個室のソロで東京〜高松間を閑散期に使う例では、運賃11,760円と特急料金3,100円と寝台料金6,600円で21,460円になると載っています。

閑散期の前日や祝日にかかると割安の日から外れる

JR東日本の中の閑散期は、期間の中でも月曜から木曜だけが対象です。金曜と土曜と日曜は閑散期の期間の中でも通常期になります。さらに祝日とその前日と振替休日も閑散期から外れます。

この決まりだと、祝日が金曜日にあるとその前の木曜日も閑散期になりません。祝日が月曜日なら、その月曜日は祝日なので外れます。祝日の近くで日付を選ぶときは、カレンダーの太字の日かどうかをJR東日本のページで1日ずつ見るのが確かです。

連休はもっとはっきり分かれます。JR東日本の中では7月と9月と10月と11月の祝日が土曜や日曜とつながって3連休以上になる場合があります。そのときは連休と連休の前日が繁忙期です。閑散期どころか200円増しの日に変わるわけです。

2つ目の暦でも11月は20日から23日までが続けて繁忙期です。秋の連休の前後は東海道新幹線でも割増の値段になると考えておくと外れません。

車で出かける人にとっても連休は割引が消える日です。NEXCOの休日割引は、ゴールデンウイークとお盆と年末年始とシルバーウイークと3連休を除いた土日祝日に使えます。3連休は電車の値段も上がり、高速の休日割引も使えない日になります。

年末年始は両方の割増が重なる時期です。JR東日本の中は12月28日から1月6日までが最繁忙期で、2つ目の暦は12月29日と30日と1月2日と3日が最繁忙期です。高速の休日割引も年末年始は適用されません。

1月の3連休に新幹線の自由席と高速の休日割引がどう扱われるかは成人の日の3連休2027はいつ?新幹線の自由席と高速の休日割引の扱いで、その連休だけに絞って読めます。

旅行の宿が空く月は1月でいちばん混むのは10月になる

宿を取る月を決めるときは、1年のどこで客室が埋まるかを先に見ておくと迷いません。観光庁の宿泊旅行統計から今日どこいく?編集部が計算すると、12か月のうちいちばん空く月は1月の54.6%です。いちばん混む月は10月の66.6%でした(今日どこいく?の旅行の混雑DB)。宿の空きを優先するなら1月に、紅葉の秋に行くなら早めの予約に寄せると決めやすくなります。

今日どこいく?の「混雑が少ない月はいつか」の画面。47都道府県の宿の空いている月と混む月の比較表
今日どこいく?の混雑が少ない月はいつかの画面(10月24日時点)

直近の月の数字も出ています。観光庁の2026年8月の1次速報では、客室稼働率は全体で64.4%でした。延べ宿泊者数は6,268万人泊でした。うち日本人は5,004万人泊で、外国人は1,264万人泊です。

都道府県で比べると差はもっと大きくなります。今日どこいく?の旅行の混雑DBで47都道府県を比べると、年間いちばん混むのは大阪府の78.6%です。いちばん空くのは長野県の39.0%でした(今日どこいく?の旅行の混雑DB)。同じ閑散期でも、大阪と長野では宿の取りやすさがまるで違うと考えて行き先を選べます。

大阪府の78.6%は観光庁の確定値でも全国で最も高い値です。

北海道と東北と北関東の県を並べると、同じ地方の中でも空き方に差があります。

都道府県 2025年の客室稼働率 全国の順位
大阪府 78.6% 全国で最も高い
北海道 61.2% 10位
青森県 61.1% 11位
宮城県 60.2% 14位
岩手県 54.9% 27位
茨城県 54.1% 30位
山形県 50.3% 38位
福島県 49.2% 39位
秋田県 48.3% 42位
長野県 39.0% 全国でいちばん低い(旅行の混雑DB)

出どころ:観光庁(PDF)と今日どこいく?の旅行の混雑DBの公式ページ(2026年10月24日に集めた)

東北の中でも青森県は61.1%で、2019年より4.5ポイント高い値です。前年と比べても3.1ポイント上がっています。秋田県は48.3%で、前年より0.4ポイント下がりました。東北の冬に宿の空きを狙うなら、同じ東北でも県によって取りやすさが違います。

47都道府県の空いている月と混む月は47都道府県の混雑(空いている月と混む月)で県ごとに見られます。行き先が決まっていない人は、空いている県の宿から探すと閑散期の日付に合わせやすくなります。温泉やキャンプの宿の記事は宿・温泉・キャンプの記事一覧にまとめてあります。

旅行の宿の空き具合はホテルと旅館で大きく変わる

宿の客室稼働率は、数字が低いほど客室が空いていることを表します。観光庁の2025年の確定値では、全体の客室稼働率は61.6%でした。2月に出た速報値は61.8%で、あとから集まった調査票を足して2026年7月6日に確定値として出し直しています。

国土交通省の宿泊旅行統計調査の2025年年間値(確定値) (PDF)の画面。赤い枠の中は「(2025年・年間値(確定値))」
出典:国土交通省「宿泊旅行統計調査の2025年年間値(確定値)」 (PDF)(10月24日に撮影・赤い枠は今日どこいく?編集部が付けたもの)

施設のタイプで並べると空き方の差が見えます。

宿のタイプ 2025年の客室稼働率 前年との差 2019年との差
全体 61.6% +2.0 -1.1
ビジネスホテル 75.3% +1.6 -0.5
シティホテル 74.1% +1.8 -5.4
リゾートホテル 56.9% +2.8 -1.6
旅館 38.2% +2.1 -1.4
簡易宿所 29.6% +0.6 -3.8

出どころ:観光庁(PDF)の公式ページ(2026年10月24日に集めた)

ビジネスホテルの75.3%とシティホテルの74.1%は、1年を通して高い水準です。旅館は38.2%で、簡易宿所は29.6%でした。閑散期に部屋を選ぶ余地が大きいのは旅館とリゾートホテルの側です。

ビジネスホテルの客室稼働率が80%を超えた都道府県は3か所で、2024年の2か所から増えました。出張の多い都市のビジネスホテルは、閑散期でも平日に埋まりやすいと見ておくと外れません。

泊まる人の数も増えています。2025年の延べ宿泊者数は6億6,111万人泊で、前年より0.3%増えました。日本人は4億8,118万人泊で2.7%減り、外国人は1億7,992万人泊で9.4%増えています。

外国人の宿泊が伸びている都市部では、日本の閑散期とずれた時期に混むこともあります。宿の空きを読むときは、月の数字に加えて都道府県と宿のタイプの数字も合わせて見るのが確かです。

高速の休日割引は旅行の閑散期と逆に連休で使えなくなる

車の旅行で効くのはNEXCOの休日割引です。NEXCO東日本と中日本と西日本と本州四国連絡高速道路と宮城県道路公社は、2026年3月17日に2026年度の休日割引の適用日を別紙で発表しました。交通混雑期として、ゴールデンウイークとお盆と年末年始とシルバーウイークと3連休を除いています。

NEXCO西日本は、連休に休日割引を使えない理由を観光需要の平準化と交通分散のためと書いています。混む日に安くしないという考え方で、JRの繁忙期の割増と同じ向きです。

休日割引の条件を並べると次のとおりです。

項目 休日割引の決まり
割引率 地方部区間で約30%
使える日 土日祝日の0時〜24時(連休などの除外日を除く)
使えない時期 ゴールデンウイーク・お盆・年末年始・シルバーウイーク・3連休
車の種類 軽自動車等(二輪車を含む)と普通車
払い方 入口料金所をETC無線通信で通る
対象外の区間 首都圏・京阪神圏の大都市部区間と名古屋第二環状自動車道など

出どころ:NEXCO中日本・NEXCO西日本・NEXCO西日本の発表の公式ページ(2026年10月24日に集めた)

ETC車載器を付けていない車で走ってETCカードで払った場合、休日割引は適用されません。中型車と大型車と特大車も対象外です。1ナンバーの車は中型車以上の扱いなので対象外で、4ナンバーの車は普通車以下なので対象になります。

ほかの割引とは重ねて使えません。休日割引と深夜割引の両方の条件を満たすときは割引の大きいほうが、休日割引と平日朝夕割引の両方を満たすときは休日割引がかかります。距離と回数の制限はありません。

休日割引で下がる高速料金は走る区間で変わる

休日割引の効き方は区間で変わります。NEXCO西日本は普通車の料金で計算した例を出しています。

駅のホームに停車する、白い車体に青い帯が入った特急サンダーバードの先頭車両と隣の在来線車両の写真
写真:リリー 鉄道・旅行 / lily Train & Travel(Wikimedia Commons・CC BY 3.0・切り抜き)
区間 通常料金 休日割引の料金 下がる額
広島〜名古屋西 10,200円 7,600円 2,600円
宮崎〜武雄南(対距離区間) 7,270円 5,090円 2,180円
武雄南〜波佐見有田(均一区間) 430円 割引なし なし

出どころ:NEXCO西日本(普通車の料金の例)の公式ページ(2026年10月24日に集めた)

長い距離を走るほど下がる額は大きくなります。広島〜名古屋西の例では10,200円が7,600円になり、2,600円安くなります。一方で均一区間は430円のままで割引がありません。

大都市部区間と地方部区間を続けて走った場合は、地方部区間の分だけが割引になります。首都圏から出かけると、都市部を抜けるまでの区間は休日でも割引がかからない点に気をつけます。

休日割引の判定は、入口料金所と出口料金所を通った時刻が基本です。本線料金所を通るときと均一区間を走るときは、料金所を通った時刻で判定します。

閑散期の旅行は電車なら月〜木曜で車なら連休を外した土日に寄せる

ここまでの決まりを重ねると、電車と車で狙う曜日が逆になります。JRの閑散期はJR東日本の中なら月〜木曜だけで、2つ目の暦でも平日を中心に日付が並びます。一方でNEXCOの休日割引は土日祝日だけに使える割引です。

電車で行くなら、1月7日から2月末までの月〜木曜がいちばん確かな閑散期です。JR東日本の中でも2つ目の暦でも閑散期の日が続き、宿も1月がいちばん空いています。

車で行くなら、連休と年末年始を外した普通の土日が狙い目です。休日割引で地方部区間は約30%下がり、土曜か日曜に泊まっても高速代を抑えられます。宿の混み方は平日より週末のほうが読みにくいので、宿は1月と2月に寄せると重ねやすくなります。

連休はどちらで動いても割安にはなりません。JR東日本の中の秋の3連休とその前日は繁忙期で、高速の休日割引も3連休には使えないからです。

電車と車のどちらで行くかを先に決めてから曜日を選ぶと、損をしない日に寄せられます。判定の順番は次の図のとおりです。

この日は旅行の閑散期?。年末年始・お盆・GW・3連休にかかる?。JRの閑散期の月〜木曜に動ける?。割増の時期。指定席は最大400円増し・休日割引なし。閑散期。指定席が通常期から200円引き。通常期か土日。土日の車なら休日割引で約30%引き。ただし JR九州の在来線特急と西九州新幹線は閑散期なし。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

JR九州の在来線特急で九州をまわる旅行は、閑散期の割引がないので曜日で値段は下がりません。繁忙期と最繁忙期を外すことだけを考えれば十分です。

11月の旅行は行き先で答えが変わります。JR東日本の中なら11月1日から月〜木曜が閑散期ですが、2つ目の暦は30日の1日だけです。秋の京都や奈良へ東海道新幹線で行く人は、11月の閑散期をあてにしないほうが予定を立てやすくなります。11月の京都の宿代や行き方の実際は京都の紅葉旅行の費用はいくら?68人調査で見た宿代と行き方で、旅行した人の数字から読めます。

閑散期に旅行するときは予約を5つの順番で決める

閑散期の旅行は、日付を決める順番を間違えなければ迷いません。次の5つの手順で決めます。

架線柱が並ぶ線路を走る、白い車体に青い帯が入った特急しらさぎの先頭車両の写真
写真:MaedaAkihiko(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)
  1. 行き先と乗る列車を決めて、JR東日本の暦か2つ目の暦かを確かめる
  2. JR各社のシーズン別の指定席特急料金のページで、閑散期の太字の日を拾う
  3. 車で行くなら、NEXCOの2026年度の休日割引適用日の別紙で使える土日を見る
  4. 拾った日付で宿を探し、空きのある日に絞る
  5. 祝日とその前日と振替休日にかかっていないかを最後にもう一度見る

1つ目の手順がいちばん大事です。同じ日でも東北新幹線なら閑散期で、東海道新幹線なら繁忙期ということが11月には起こります。乗る列車の会社が決まれば、使う暦も1つに決まります。

5つ目の手順は見落としやすいところです。JR東日本の中の閑散期は祝日の前日も外れるので、祝日の前の木曜日を選んだつもりが通常期の値段になることがあります。

旅行の閑散期は宿とJRと高速の3つを重ねて決める

旅行の閑散期は、宿の客室稼働率とJRのシーズンと高速の休日割引の3つで決まります。宿は1月がいちばん空き、JRの閑散期は1月と2月の月〜木曜に続きます。新幹線の指定席は閑散期に通常期から200円引きです。繁忙期は200円増しで、最繁忙期は400円増しになります。

電車で行くなら月〜木曜に、車で行くなら連休を外した土日に寄せます。3連休と年末年始は、電車も高速も割安にならない日です。11月と3月は会社によって閑散期の日が大きく違うので、乗る列車の暦を先に確かめます。

旅行の閑散期でよく聞かれる質問に答える

Q. 旅行の閑散期はいつ?
A. JRの閑散期はJR東日本の中なら11月1日から12月27日までと1月7日から2月末日までの月〜木曜です。宿の客室稼働率は1月の54.6%が年間でいちばん低いので、両方が重なる1月と2月の平日がいちばん空いています。

Q. 新幹線は閑散期にいくら安くなる?
A. 普通車指定席の特急料金が通常期から200円引きになります。東京〜仙台間のやまびこなら通常期の11,310円が閑散期は11,110円です。自由席は1年を通して通常期の指定席から530円引きなので、閑散期でも自由席のほうが安くなります。

Q. 2026年度の高速の休日割引が使えない日はいつ?
A. ゴールデンウイークとお盆と年末年始とシルバーウイークと3連休です。具体的な日付はNEXCOなど5社が2026年3月17日に別紙で発表しています。使える土日でも、ETC無線通信で入口を通らないと割引はかかりません。

Q. ホテルが空いていて取りやすい時期は?
A. 観光庁の統計から今日どこいく?編集部が計算すると、客室稼働率がいちばん低い月は1月の54.6%です。いちばん高い月は10月の66.6%でした。宿のタイプでは旅館が38.2%で、ビジネスホテルの75.3%より空いています。

Q. 1月の旅行は安い?
A. JR東日本の中は1月7日から閑散期の日に戻り、指定席が200円引きになります。JR東海・JR西日本などの暦では1月6日からです。1月1日から6日まではJR東日本の中で最繁忙期なので、年明けすぐは割高です。

Q. 11月は旅行が空いている?
A. 行き先で変わります。JR東日本の中は11月1日から月〜木曜が閑散期です。東海道新幹線などの暦では11月の閑散期は30日だけで、20日から23日は繁忙期になります。宿は10月が年間でいちばん混み、11月も紅葉の地域は早めの予約が向きます。

Q. JR九州の特急にも閑散期の割引はある?
A. JR九州の在来線特急と西九州新幹線には閑散期がありません。繁忙期は指定席特急料金が200円増し、最繁忙期は400円増しになるだけです。九州新幹線はほかのJRと同じく閑散期に200円引きになります。

この記事の出典

国土交通省とNEXCO西日本など9件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

出典を開く閉じる
  1. 1JR東日本JR東日本「特急券(シーズン別の指定席特急料金)」
  2. 2JR東海JR東海「特急券(シーズン別の指定席特急料金)」
  3. 3JR九州JR九州「特急料金など」
  4. 4JR西日本JR西日本「きっぷのルール(2026年10月号)特急券」
  5. 5NEXCO中日本NEXCO中日本「休日割引」
  6. 6国土交通省観光庁「宿泊旅行統計調査」
  7. 7国土交通省観光庁「宿泊旅行統計調査(2025年・年間値(確定値))」(PDF)
  8. 8NEXCO西日本NEXCO西日本「2026年度における休日割引適用日のお知らせ」
  9. 9NEXCO西日本NEXCO西日本「休日割引」

最終確認 2026年10月24日

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