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ANAの旅客機(九州ふっこう応援割)

ANAの九州ふっこう応援割は宮崎が初日で終了?JALとの違い3つ

公開 読了 約11分

九州ふっこう応援割のANA予約で何が決まったのか

ANAの九州ふっこう応援割は佐賀と宮崎で始まり、宮崎は当日に販売完了した。

ANA(ANA X)は9月28日午後2時に九州ふっこう応援割の佐賀県と宮崎県の販売を始めた。対象は航空券と宿がセットになったダイナミックパッケージだけだ。2泊以上の旅行では同じ県の中に泊まる必要がある。宿泊期間は10月1日から12月25日までで、チェックアウトはその翌日になる。

ANAの九州ふっこう応援割のページには、9月28日付で佐賀県と宮崎県の予約受付を始めるお知らせが載った。同じ日付で「宮崎県は販売完了いたしました」というお知らせも出ている。受付を始めたその日のうちに宮崎県の分は販売を終えたことになる。佐賀県で予約するなら、同じページのお知らせ欄で販売完了になっていないかを先に見ておく。

九州ふっこう応援割は観光庁が進める旅行の割引だ。令和8年熊本地震のあと、熊本県をはじめ九州地方全域で宿の予約のキャンセルが多く出た。そこで九州の1泊以上の旅行と宿泊を割り引いて、観光の需要を戻そうとしている。観光庁が県へ補助金を出し、県が旅行会社や宿の割引分を支える仕組みだ。割引は旅行・宿泊料金の50%で、キャンセルの影響が大きい熊本県と鹿児島県は60%になる。

JALも9月17日に九州ふっこう応援割のページを公開し、各県の準備が整いしだい販売を始めるとしている。9月28日の時点でJALのページは7県とも「準備中」の表示だ。

この記事でわかること

  • 九州ふっこう応援割の割引率と1人あたりの上限
  • 県ごとの予約の受付開始日と割引の対象期間
  • ANAで予約するときの手順と割引が消える条件
  • 幼児と泊数で分かれるANAとJALの違い

九州ふっこう応援割はいつからいつまで使えるのか

割引の対象になるのは10月1日の宿泊分からだ。いつまで使えるかは県によって違う。観光庁の表では福岡県が12月15日までで、佐賀県・長崎県・熊本県・大分県・宮崎県は12月25日までになっている。鹿児島県は表の予約開始日と割引対象期間が「-」のままだ。

県ごとに並べると予約サイトの受付が先に始まり、旅行会社と宿泊施設はあとに続く県が多い。

県 割引率 予約の受付開始(観光庁の表) 割引の対象期間
福岡県 50% 9/24 10/1〜12/15
佐賀県 50% 予約サイト9/24・旅行会社10/2・宿泊施設10月上旬 10/1〜12/25
長崎県 50% 予約サイト9/15・宿泊施設9/28・旅行会社等9/30 10/1〜12/25
熊本県 60% 9/15 10/1〜12/25
大分県 50% 予約サイト9/25・旅行会社10/9・宿泊施設10/16 10/1〜12/25
宮崎県 50% 予約サイト9/25・宿泊施設9/28・旅行会社9/28 10/1〜12/25
鹿児島県 60% - -

出どころ: 観光庁「九州ふっこう応援割」の各県の情報と割引率(2026年9月24日更新)

観光庁はこの表を9月24日時点の予定とし、今後変わることがあると断っている。ANAが佐賀県と宮崎県の受付を始めたのは表の更新より後の9月28日だ。予約先ごとの受付開始はそれぞれのページで確かめる。

ANAのセットでは、佐賀県と宮崎県は10月1日出発から12月26日帰着までが旅行の対象期間になる。帰りの便は12月26日中に着く必要があり、福岡県は12月16日中だ。翌日以降に帰ると補助の対象外になる。ANAは県の方針によってはANAで販売しない可能性もあるとしている。

JALは9月18日のプレスリリースで、九州7県を対象エリアにした「JAL九州復興応援割」ツアーを出す予定だと発表した。各県の発表に合わせてWebサイトで順に知らせるとしている。

九州ふっこう応援割でいくら安くなるのか

割引の上限は1人あたりで決まっていて、旅行の形によって額が変わる。上限を並べると、国の制度にある周遊型の3.5万円はANAとJALのセットでは使えないことがわかる。

旅行の形 国の制度(1旅行・1人) ANAのセット(1人) JALのセット(1人)
1泊(宿だけ・交通付き) 2.0万円 20,000円 20,000円
2泊以上(交通付き) 3.0万円 30,000円 30,000円(2〜3泊)
宿泊地が2県以上の周遊型 3.5万円 対象外 対象外

出どころ: 観光庁「九州ふっこう応援割」(2026年9月24日更新)・ANA「九州ふっこう応援割」・JALパック「九州ふっこう応援割」

国の制度の上限は1旅行・1人あたりの額だ。宿だけの商品と交通付きの1泊の旅行が2.0万円、交通付きの2泊以上の旅行が3.0万円になる。ANAとJALはどちらも2県以上に泊まる旅を対象外にしているので、周遊型の上限は航空会社のセットでは使えない。

ANAの補助は2つの額を比べて少ないほうになる。1つは一緒に申し込んだ全員の旅行代金の総額に50%をかけた額で、熊本県と鹿児島県は60%をかける。もう1つは1人あたりの限度額から決まる上限だ。

ANAのページには熊本県に2泊3日で泊まる例が載っている。大人3名で旅行代金の総額は200,000円だ。その60%は120,000円で、この旅行の限度額は90,000円になる。少ないほうを使うので補助は90,000円だ。

旅行代金が安ければ50%や60%の額がそのまま補助になり、高ければ上限で止まる。家族や友人と行くときは全員の旅行代金の総額で比べるので、1人ずつの額ではなく合計で見る。

JALの補助は旅行代金の最大50%で、熊本県と鹿児島県は最大60%だ。補助額は100円未満を切り捨てる。旅行代金にオプショナルプランは含まれず、レンタカーや観光や食事のプランは補助の対象外になる。

ANAで九州ふっこう応援割を使う人は何をすればいいか

ANAの航空券と宿のセットで九州ふっこう応援割を使うなら、次の順で進めると迷わない。

  1. 泊まる県を1つに決める。ANAは複数の都道府県をまたぐ予約を対象外にしている。旅程の宿が同じ県の対象施設なら割引の対象になる。
  2. 目的地の県の販売状況を見る。ANAのページのお知らせ欄で、販売完了になっていないかを確かめる。県の予算が上限に達すると販売は終わる。
  3. ANAの九州ふっこう応援割のページから予約する。対象はこのページからの予約だけだ。別のページからの予約や電話での予約は割引にならない。確認事項を読んで「はい」のボタンから予約に進む。
  4. 帰りの便の日付を確かめる。帰りの便は12月26日中に着く必要があり、福岡県は12月16日中だ。対象期間の外の日程が旅行に入ると補助の対象外になる。
  5. 旅行の当日は宿で利用証明書に署名する。署名するのは旅行者の代表者だ。宿で本人確認ができないときも補助の対象外になる。

予約開始日や対象商品や前からある予約の扱いは、各県の事務局が問い合わせを受けている。観光庁のページに並ぶ窓口は次のとおりだ。

  • 福岡県 050-1732-4650(事務局)
  • 佐賀県 050-1732-4649(事務局)
  • 長崎県 050-1732-4652(利用者事務局)
  • 熊本県 0800-111-9449(事務局)
  • 大分県 050-1732-4651(事務局)
  • 宮崎県 050-3669-2486(事務局)
  • 鹿児島県 099-286-2111(県庁代表)

制度全体についての窓口は観光庁の参事官(旅行振興)で、電話は03-5253-8111だ。

ANAとJALの九州ふっこう応援割は何が違うのか

同じ九州ふっこう応援割でも、ANAとJALでは決まりが少しずつ違う。大きな違いは販売の状況と幼児の数え方と泊数の3つだ。

2社を並べると、いちばん大きな差は幼児を補助の人数に入れるかどうかだとわかる。

項目 ANA JAL
9月28日の販売 佐賀県と宮崎県の受付を開始(宮崎県は販売完了) 7県とも準備中
子供・幼児 子供・幼児も1名と数える 幼児は補助の対象外
泊数と上限 1泊は20,000円・2泊以上は30,000円 1泊は20,000円・2〜3泊は30,000円(3泊分まで)
予約の入口 九州ふっこう応援割のページだけ 各県別の専用ページだけ
2県以上に泊まる旅 対象外 対象外

出どころ: ANA「九州ふっこう応援割」・JALパック「九州ふっこう応援割」(2026年9月28日時点)

ANAとJALの九州ふっこう応援割はここが違う。ANA。JAL。販売。○ 9月28日に開始。△ 9月28日は準備中。幼児。◎ 1名と数える。× 補助の対象外。泊数。○ 2泊以上は上限3万円。△ 3泊分まで補助。どちらも2県以上に泊まる旅は対象外。飛行機の神様が作ったイラスト図解(2本の対決(実アイコン大+◎△))

ANAは子供と幼児も1名と数える。無料で参加する幼児の分は予約のときの補助に入らないが、差額が出れば旅行のあとで返金される。

ANAの例では熊本県に2泊3日で大人2名と無料幼児1名が参加し、旅行代金の総額は200,000円だ。予約のときの補助は60,000円で、無料幼児を含めた補助は90,000円になる。差額の30,000円が返金の対象で、旅行が終わった翌月末を目途にメールで手続きの案内が届く。

JALは幼児を補助の対象外にしている。赤ちゃんや小さな子を連れて行く家族は、ANAとJALで補助の額が変わることがある。

泊数の決まりも違う。JALのダイナミックパッケージは1泊から3泊までの設定で、補助も1旅行につき3泊分までだ。JALでは泊数が異なる行程は予約できない。ANAは1泊の旅行と2泊以上の旅行で上限を分けている。

予約の入口はどちらも決まっている。ANAは九州ふっこう応援割のページからの予約だけを対象にしている。JALは各県別の専用ページで確認事項に同意してから予約する形で、それ以外からの予約は対象にならない。2県以上に泊まる旅を対象外にしているのは2社とも同じだ。

JALのキャンペーンには旅行のほかの応援もある。成田市のレストラン「DINING PORT 御料鶴」では、9月30日から10月31日まで熊本県の名産品を使う特別メニューを出す。マイルの寄付を受けるJALチャリティ・マイルと、JALふるさと納税の災害支援寄附も続けている。

九州ふっこう応援割で割引が消えるのはどんなときか

九州ふっこう応援割は条件を1つ外すだけで割引がなくなる。自分の旅行が対象になるかは、日帰りや出張かどうかと泊まる県の数でまず分かれる。

九州ふっこう応援割の対象になる旅行か。日帰り・出張・ビジネス利用の旅行?。泊まる宿は九州の1つの県だけ?。対象外。日帰り・公費出張・ビジネス利用は外れる。割引の対象。旅行代金の50%・熊本と鹿児島は60%。セットは対象外。2県以上に泊まる旅はANAもJALも外れる。ただし 予約は専用ページからだけ・予算がなくなり次第終わる。飛行機の神様が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

ANAのページにある対象外の例から、間違えやすいものを挙げる。

  • 予約の途中で予算が尽きる。手続きを進めている最中でも、ほかの人が先に予約を終えて上限に達すると割引は付かない。
  • 2県以上に泊まる。複数の都道府県をまたぐ予約は対象外だ。九州7県のほかの都道府県が入る旅行も補助の対象外になる。
  • 日帰りや出張で使う。日帰り旅行と公費出張とビジネス利用は対象外だ。領収書の宛先や決済の名義が法人ならビジネス利用と判断される。
  • 予約した行程に行かない。宿に泊まらない場合や行程の全部か一部に意図して参加しない場合は対象外になる。旅行代金を全部払っていても参加しなければ補助は付かない。
  • 金券が入ったプランを選ぶ。QUOカードなどのプリペイドカードや旅行券が入ったプランは適用外だ。
  • 予約を自分の都合で変える。ANAは旅行内容の変更を受け付けず、キャンセルしてから予約し直す形になる。そのときに県の予算が上限に達していれば補助は付かない。

ビジネス利用や宿で本人確認ができないときなどは、ANAが割引した分の額を請求するとしている。

キャンセルするときも気をつける。ANAは補助が「旅行代金」を減らすものではないとしている。取消料が割引後の支払額より多くなると、足りない分は自分で払う。取消料が100%のときがこれにあたる。

対象の県の外に泊まる分は、ANA SKY WEBの国内トップページから別に予約するようANAは案内している。応援割の対象にならない旅の航空券を探すなら、航空券の比べ方も参考になる。

九州ふっこう応援割でよく聞かれる質問に答える

Q. 九州ふっこう応援割は航空券だけでも使える?
A. 使えない。ANAもJALも航空券と宿がセットのダイナミックパッケージだけを対象にしている。JALは「航空券のみ」を対象外とはっきり書いている。割引は旅行代金の50%で、熊本県と鹿児島県は60%になる。

Q. 赤ちゃんや子どもも割引の人数に入る?
A. ANAは子供と幼児も1名と数える。無料幼児の分は予約のときの補助に入らず、差額が出た人には旅行が終わった翌月末を目途に返金の案内がメールで届く。JALは幼児を補助の対象外にしているので、家族で行くなら2社で額が変わることがある。

Q. 宮崎県はもうANAで予約できない?
A. ANAのページでは9月28日付で宮崎県が販売完了になっている。観光庁の表では宮崎県の予約開始日は予約サイトが9/25、宿泊施設と旅行会社が9/28だ。県の予算がなくなりしだい終わるので、ほかの予約先の状況も早めに確かめる。

Q. 2つの県に泊まる旅行は割引になる?
A. 国の制度には宿泊地が2県以上の周遊型があり、上限は1人3.5万円だ。ただしANAは複数の県をまたぐ予約を対象外にしていて、JALも2県以上の宿泊を対象外にしている。航空会社のセットで使うなら宿は1つの県にまとめる。

Q. 前に取った予約も割引になる?
A. ANAは九州ふっこう応援割のページからの予約だけを対象にしていて、ほかのページや電話での予約は対象外だ。前からある予約の扱いは、観光庁が各県の事務局へ問い合わせるよう案内している項目の1つだ。

まとめ:九州ふっこう応援割は泊まる県を1つに決めて早めに予約する

ANAは9月28日に九州ふっこう応援割の佐賀県と宮崎県の受付を始め、宮崎県はその日のうちに販売完了になった。割引は旅行代金の50%で、熊本県と鹿児島県は60%だ。ANAの上限は1人あたり1泊の旅行で20,000円、2泊以上の旅行で30,000円になる。

ANAは子供と幼児も1名と数え、JALは幼児を補助の対象外にしている。どちらも2県以上に泊まる旅は対象外で、予約は専用のページからでないと割引にならない。予算がなくなりしだい終わるので、泊まる県を1つに決めて早めに予約する。

この記事の出典

国土交通省と日本航空など6件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

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  1. 1TRAICYTRAICY「ANA X、『九州ふっこう応援割』を9月28日午後2時販売開始」
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  3. 3国土交通省観光庁「九州ふっこう応援割」
  4. 4国土交通省観光庁「九州ふっこう応援割」の概要資料
  5. 5日本航空JALパック「九州ふっこう応援割」
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最終確認 2026年9月28日

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