結論この記事の答え
差額と
横にずらすと全部見られます
JALのファーストクラスは、羽田-福岡で普通席から15,400円。クラスJには食事とラウンジが付かない。
- クラスJは当日なら普通席に1,100円から3,300円足すと乗れる
- クラスJはいくら高い?予約のときの差額は運賃の種類と空席で動く
- クラスJとプレミアムクラスの違いは席の広さと食事とラウンジ
- ANAは2026年5月から予約画面の表記が変わった
- JALのいちばん上の席(ファースト)は羽田発8路線と伊丹発2路線だけ
- 当日アップグレードの料金はJALが1,100円からでANAが4,000円から
- 当日アップグレードの締切はどちらも出発20分前で受付の始まりが違う
- クラスJに当日に上げられない人と運賃がある
- 先に上の席で買うか当日に上げるかは空席と運賃の種類で決まる
- クラスJとプレミアムクラスがある機材は何列目?JAL5機材とANA9機材
- 普通席だけの機材の便では当日に上げられない
- 当日に上げたときのマイルはJALとANAで扱いが違う
- いくらの差なら上の席にする?日本に住む100人に聞いた分かれ目
- まとめ:クラスJは当日2,200円前後で試せてプレミアムクラスは食事とラウンジ込み
- クラスJでよくある質問
クラスJは当日なら普通席に1,100円から3,300円足すと乗れる
JALのクラスJは、出発当日なら普通席の運賃に1,100円・2,200円・3,300円のどれかを足すと乗れる。羽田から新千歳・福岡・伊丹へは2,200円で、那覇へは3,300円だ。
金額は路線ごとに3つに分かれていて、JALの当日アップグレードの料金表に出ている。出発の3時間前から20分前までに、JALのWebサイトかアプリで申し込む。
ANAのプレミアムクラスへ上げる料金は、羽田から同じ4つの空港へは11,000円から18,000円になる。クラスJよりずっと高い。そのかわり食事とラウンジが付き、預けられる荷物も増える。
| 羽田発 | JAL クラスJへ | JAL ファーストへ | ANA プレミアムへ |
|---|---|---|---|
| 新千歳 | 2,200円 | 15,400円 | 15,000円 |
| 福岡 | 2,200円 | 15,400円 | 15,000円 |
| 那覇 | 3,300円 | 18,700円 | 18,000円 |
| 伊丹 | 2,200円 | 13,200円 | 11,000円 |
出どころ: JAL「国内線 当日アップグレード」とANAの「アップグレード料金表」。普通席(ANAはエコノミークラス)から上げるときの片道1人の額(2026年10月15日に確認)
今日どこいく?編集部が日本に住む100人に聞くと、普通席との差額がいくらまでなら上位クラスにするかは「差額があるなら乗らない」が31.0%(31人)でいちばん多かった。羽田からのクラスJの当日の2,200円に届く人は37.0%(37人)だった。
この記事でわかること
- 羽田発4路線で、普通席からクラスJ・プレミアムクラスへ上げるといくらかかるか
- クラスJとプレミアムクラスとJALのファーストクラスの違い(席・食事・ラウンジ・荷物)
- 当日アップグレードの料金と締切と申し込み方(2社を1つの表に)
- クラスJとプレミアムクラスがある機材と何列目か
国際線を含めた座席の種類は「飛行機にはどんな座席の種類がある?」にまとめている。この記事は国内線の上位クラスの値段の差に絞った。
クラスJはいくら高い?予約のときの差額は運賃の種類と空席で動く
予約のときの差額は決まった額ではない。JALの国内線の運賃はフレックス・セイバー・スペシャルセイバーの3種類が軸で、予約の画面ではクラスJを選んで探せる。同じ運賃でも便の残りの席の見込みで額が動く。

ANAも2026年5月19日搭乗分から運賃を作り直した。いまはフレックス・スタンダード・シンプルなどをエコノミークラスとプレミアムクラスの両方に出していて、フレックスとスタンダードは空席に合わせて額が変わる。
予約のときの差額を知るには、公式の予約画面で同じ便の普通席とクラスJ(ANAはプレミアムクラス)を並べて見るのが確かだ。同じ便どうしで比べれば、席の違いだけの値段の差が見える。
席が埋まるほど上がる運賃が多いので、旅行の日が決まったら早めに見比べるとよい。航空券の安い取り方は「チケット」の記事にまとめている。
クラスJとプレミアムクラスの違いは席の広さと食事とラウンジ
同じ上位クラスでも、クラスJとプレミアムクラスは中身がかなり違う。クラスJはJALがファーストクラスと普通席の中間に置いた席で、プレミアムクラスはANAの国内線でいちばん上の席だ。
| 比べるところ | JAL クラスJ | ANA プレミアムクラス |
|---|---|---|
| 席の前後の間隔 | 約97cm(普通席より約18cm広い) | 約127cm(787-8の一部は約145cm) |
| 食事と飲み物 | 飲み物を無料で出す(JAL CAFE LINESのコーヒーなど) | 出発の時間帯に合わせた食事と日本酒・ワイン |
| ラウンジ | クラスJだけでは入れない | ANA LOUNGEに本人と同行者1名まで |
| 無料で預ける荷物 | 20kgまで(普通席と同じ・個数は問わない) | 1個32kgまでを3個(シンプルとセールは2個) |
| 当日に上げる料金 | 1,100円・2,200円・3,300円 | 4,000円から18,000円 |
出どころ: JALとANAの国内線のクラス別サービスのページ・手荷物のページ・アップグレードのページ(2026年10月15日に確認)
席の広さはクラスJが普通席より約18cm広い約97cmで、プレミアムクラスは約127cmある。JALのA350と787のクラスJには11.6インチの個人モニターと、全席にAC電源とUSBが付く。
767と737のクラスJは本革の席で、席の幅はひじ掛けを含めて平均47cmある。A4の書類が乗る大きなテーブルと、レッグレストとヘッドレストも付く。

プレミアムクラスの席はどの機材も前後の間隔が約127cmで、777-200・787-9・787-10には15.6インチのタッチパネルのモニターと電動リクライニングの席がある。787-8の一部には国際線のビジネスクラスと同じ席が付き、間隔は約145cmになる。

食事は大きな差だ。JALがクラスJで案内しているのは無料の飲み物で、JAL CAFE LINESのコーヒーやオリジナルドリンクのスカイタイムがある。ANAのプレミアムクラスは出発の時間帯に合わせた食事を出し、日本酒とワインもそろえる。
ANAの食事のメニューは出発する空港ごとに公式のページで見られる。軽食の時間帯は茶菓とANAオリジナルの軽食になる。
ラウンジも分かれ目になる。JALが搭乗クラスで入れると決めているのはファーストクラスだけで、クラスJに乗るだけではラウンジに入れない。サクララウンジは1人3,000円の有料の利用があるが、羽田空港第1ターミナルは改修のため有料の受付を止めている。
ANAのプレミアムクラスは、本人と同行者1名までANA LOUNGEに入れる。羽田・新千歳・伊丹・福岡・那覇など11の空港にANA LOUNGEがあり、中部・関西・熊本・宮崎は共用のラウンジになる。
ラウンジに持ち込めるものと持ち込めないものは「空港ラウンジに持ち込みはできる?」で確かめられる。
空港の手続きでも差が出る。プレミアムクラスは専用カウンターで手続きができ、預けた荷物に優先受け取りのタグが付く。新千歳・羽田第2ターミナル・伊丹・福岡では専用の保安検査場も使え、着いたら先に降りられる。
ANAは2026年5月から予約画面の表記が変わった
ANAの国内線の予約画面では、2026年5月19日搭乗分からプレミアムクラスが「ファーストクラス(プレミアムクラス)」と表示される。普通席も「エコノミークラス」に変わった。

変わったのは表記だけだ。ANAは表記の変更に合わせたサービスの変更は予定していないと書いていて、座席・食事・ラウンジの案内のページは今もプレミアムクラスの名前のままだ。この記事もプレミアムクラスと書く。
同じ時期に運賃の種類も変わった。2026年5月18日搭乗分までの運賃は5月18日で受け付けを終え、手元の航空券でも5月19日以降の便には使えない。いまの運賃はフレックス・スタンダード・シンプル・セールなどで、プレミアムクラスにもエコノミークラスにも同じ名前の運賃がある。
JALのファーストクラスとANAのファーストクラス(プレミアムクラス)は、名前が同じでも別のものだ。JALのファーストクラスはクラスJのさらに上の席で、ANAには国内線にクラスJにあたる中間の席がない。
JALのいちばん上の席(ファースト)は羽田発8路線と伊丹発2路線だけ
JALの国内線のファーストクラスは10路線だけで、それも一部の便に限られる。羽田からは伊丹・新千歳・広島・福岡・鹿児島・那覇・石垣・宮古の8路線で、伊丹からは新千歳と那覇の2路線だ。
| 比べるところ | ファーストクラス | クラスJ |
|---|---|---|
| ある便 | 10路線の一部の便 | クラスJの席がある機材の便 |
| 食事 | 各地の料理と銘酒 | 飲み物 |
| ラウンジ | 各空港の最上級のラウンジ | 入れない |
| 無料で預ける荷物 | 45kgまで | 20kgまで |
| 羽田-福岡を当日に上げる料金 | 普通席から15,400円 | 普通席から2,200円 |
出どころ: JAL「国内線 ファーストクラス」「国内線 ラウンジサービス」「国内線 お預けのお手荷物」「国内線 当日アップグレード」(2026年10月15日に確認)
ファーストクラスに乗ると専用のチェックインカウンターと優先の保安検査が使え、ラウンジで出発を待てる。預けた荷物は45kgまで無料で、クラスJと普通席の20kgの倍を超える。
当日にクラスJからファーストクラスへ上げることもできる。羽田-新千歳と羽田-福岡は13,200円だ。羽田-那覇は15,400円で、羽田-伊丹は11,000円になる。

当日アップグレードの料金はJALが1,100円からでANAが4,000円から
当日に上のクラスへ上げる料金は、2社とも路線で決まった額だ。JALのクラスJは1,100円・2,200円・3,300円の3つで、ANAのプレミアムクラスは4,000円から18,000円まで6つに分かれる。
東京発着の路線で並べると次のようになる。東京は羽田と成田のどちらも同じ料金で、大阪は伊丹・関西・神戸が同じ料金だ。
| JAL 普通席からクラスJへ | 東京からの行き先 |
|---|---|
| 1,100円 | 山形・名古屋・小松 |
| 2,200円 | 札幌・福岡・大阪・広島・鹿児島など27の行き先 |
| 3,300円 | 沖縄(那覇)・久米島・宮古・石垣 |
出どころ: JAL「国内線 当日アップグレード」の東京発着の表(2026年10月15日に確認)。2,200円の路線は女満別・旭川・釧路・帯広・函館・青森・三沢・秋田・南紀白浜・岡山・出雲・山口宇部・徳島・高松・高知・松山・北九州・大分・長崎・熊本・宮崎・奄美大島を含む
| ANA エコノミーからプレミアムへ | 東京からの行き先 |
|---|---|
| 6,000円 | 大館能代・秋田・庄内・富山・能登・小松・八丈島 |
| 8,000円 | 稚内・紋別・中標津・釧路・函館・名古屋・鳥取・米子・石見・岡山・山口宇部・高松・徳島・高知 |
| 11,000円 | 大阪・広島・岩国・松山・大分・長崎・熊本・宮崎・鹿児島 |
| 15,000円 | 札幌・福岡・佐賀・宮古 |
| 18,000円 | 那覇・石垣 |
出どころ: ANA「アップグレード料金表」の東京発着の路線(2026年10月15日に確認)。4,000円は札幌-稚内や大阪-松山など東京発着でない路線
ANAの料金はANAのページの料金表のとおりで、乗り継ぐときは区間ごとに料金を足す。ANAは同じページで、ファーストクラス(プレミアムクラス)へ予約を変えるほうが安い場合もあると書いている。
JALのクラスJは、もっとも高い沖縄の路線でも3,300円だ。上げた後の席の広さを試すなら、クラスJの当日アップグレードがいちばん安い入口になる。
当日アップグレードの締切はどちらも出発20分前で受付の始まりが違う
締切は2社とも出発の20分前だ。違うのは受付が始まる時間だ。JALは出発の3時間前から申し込め、ANAは24時間前から申し込める。
| 決まり | JAL(クラスJ・ファースト) | ANA(プレミアムクラス) |
|---|---|---|
| 受付の始まり | 出発の3時間前 | 出発の24時間前 |
| 締切 | 出発の20分前 | 出発の20分前 |
| 申し込む場所 | JAL Webサイト・JALアプリ・QuiCナビ | ANAウェブサイト・予約センター・空港カウンター(当日だけ) |
| 払い方 | クレジットカード(Webとアプリ) | クレジットカード・マイルなど |
| 満席のとき | 空席待ちができる | 空席待ちはできない |
| 使える人 | JALマイレージバンクの会員 | 予約した全員が上げるとき |
出どころ: JAL「国内線 当日アップグレード」とANA「エコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレード」(2026年10月15日に確認)

JALは満席でも空席待ちを受け付け、席が空いた時点で自動でクラスが変わる。そのとき席は選べない。待ちの人数はオンラインで見られる。
ANAは上げる操作をした時点でプレミアムクラスに空席が無ければ上げられない。空席待ちもできないので、上げたい便が決まっていれば24時間前の受付の始まりに合わせて申し込むのが確かだ。
JALのWebサイトでは「予約確認・変更」のタブを開き、「座席・ラウンジサービスの申し込み」の中の当日アップグレードから申し込む。JALアプリなら予約したフライトの詳細の画面に当日アップグレードのボタンがある。
ANAはウェブサイトの予約詳細から申し込み、料金は申し込みと同時に払う。上げた後に取り消しても手数料はかからず、エコノミークラスに戻る。
クラスJに当日に上げられない人と運賃がある
JALの当日アップグレードは、2025年12月18日搭乗分からJALマイレージバンクの会員だけが使える。会員でなければ、先に入会してから申し込む。

JALで当日アップグレードの対象になる運賃は、フレックス・セイバー・スペシャルセイバー・往復セイバー・株主割引・JALカード割引・特典航空券・どこかにマイルなどだ。旅行会社のツアーで使う企画旅行の運賃は、Webとアプリでは上げられず空港のカウンターで受け付ける。空席待ちもできない。
ANAで上げられないのはシンプルとセールの運賃だ。ANAの運賃一覧では、エコノミークラスのシンプルとセールのアップグレードの欄が「不可」になっている。フレックス・スタンダード・ユース・シニアなどは上げられる。
ANAは同じ予約に入っている全員が上げることが条件だ。家族のうち1人だけをプレミアムクラスにすることはできない。幼児を連れているときはウェブサイトでは申し込めず、予約・案内センターで申し込む。
預けた荷物にも気をつけたい。ANAで上げる前に荷物を預けると、上のクラスの無料の重さと優先受け取りは付かない。先に払った超過手荷物の料金は、後で上げても戻らない。
先に上の席で買うか当日に上げるかは空席と運賃の種類で決まる
クラスJに確実に乗りたいなら、予約のときにクラスJで買うのが確かだ。当日アップグレードは空席がある便だけで、ANAは空席待ちもできない。

値段だけで見ると、どちらが安いかは日と便で変わる。JALの当日アップグレードの料金は決まった額だが、予約のときのクラスJの運賃は残りの席の見込みで上下する。ANAも予約を変えるほうが安い場合があると書いている。
迷ったら、旅行の日が決まった時点で同じ便の普通席とクラスJの運賃を見比べるとよい。差が当日アップグレードの料金より小さければ先に買い、大きければ普通席で買って当日の空席に賭ける考え方がある。
クラスJとプレミアムクラスがある機材は何列目?JAL5機材とANA9機材
今日どこいく?の座席表の早見表で数えると、上位クラスの席がある機材は14機材だった。内訳はJALが5機材でANAが9機材だ。日本トランスオーシャン航空の737-800にもクラスJがあり、足すと15機材になる。

| JALの機材 | 上位クラスの列と席数 |
|---|---|
| A350-900(369席) | ファースト1〜2列目12席・クラスJ 5〜19列目94席 |
| A350-900(391席) | ファースト1〜2列目12席・クラスJ 5〜12列目56席 |
| 787-8(291席) | ファースト1列目6席・クラスJ 5〜18列目58席 |
| 767-300ER(252席) | ファースト1列目5席・クラスJ 5〜11列目42席 |
| 767-300ER(261席) | クラスJ 1〜7列目42席 |
| 737-800(165席) | クラスJ 1〜4列目20席 |
| E190(95席) | クラスJ 1〜5列目15席 |
| JTA 737-800(165席) | クラスJ 1〜4列目20席 |
出どころ: JAL「国内線 機内座席配置」の機材ごとの座席配置の詳細と、今日どこいく?の座席表の早見表(2026年10月15日に確認)。787-8・767-300ER・737-800のうち国際線と同じ座席の仕様は除いた
| ANAの機材 | プレミアムクラスの列と席数 |
|---|---|
| 787-10(429席) | 1〜5列目28席 |
| 787-9(375席) | 1〜5列目28席 |
| 787-8(335席・240席) | 1〜2列目12席・1〜7列目42席 |
| 777-300(514席) | 1〜3列目21席 |
| 777-200(405席・392席) | 1〜3列目21席・1〜4列目28席 |
| 767-300(270席・202席) | 1〜2列目10席・1〜7列目35席 |
| 737-800(166席) | 1〜2列目8席 |
| A321(194席) | 1〜2列目8席 |
| A320(146席) | 1〜2列目8席 |
出どころ: ANA公式のシートマップ情報を写した今日どこいく?の座席表の早見表(2026年10月15日に確認)
JALは機材でクラスJの位置が違う。737-800とE190は1列目からクラスJだ。A350-900と787-8と767-300ERの252席の機材は前にファーストクラスがあるので、クラスJは5列目から始まる。
横の並びも機材で変わる。クラスJの並びはA350-900が2-4-2で、787-8が2-3-2だ。767-300ERは2-2-2だ。737-800は2-3で、E190は1-2になる。E190の1列だけの側は窓側と通路側を兼ねる1人がけになる。
ANAのプレミアムクラスは737-800・A321・A320の3機材では1〜2列目の8席だけで、並びは2-2だ。大きな787-10と787-9は28席あり、1列目が2-2で2〜5列目は2-2-2になる。
8席しかない機材では、上位クラスが先に埋まりやすい。当日に上げるつもりなら、乗る便の機材を予約の画面で先に見ておくとよい。機材ごとの全部の列は「国内線の座席表の早見表」で見られる。
窓側と通路側のどちらがいいかなど、目的ごとの席の選び方は「飛行機の座席はどこがいい?100人に聞いた席と39機材の早見表」にまとめている。
普通席だけの機材の便では当日に上げられない
JALの機材のうち、E170・ATR72-600・ATR42-600・DHC-8-400の4つは普通席だけだ。ANAのDash 8-400も普通席だけで、プレミアムクラスがない。
こうした機材は地方の空港を結ぶ便に多い。乗る便の機材が普通席だけなら、当日アップグレードのボタンは出ない。プロペラ機の座席の並びは早見表のATRとDHC-8のページで見られる。
JALの787-8・767-300ER・737-800には、国際線と同じ座席の仕様の機体もある。国内線で飛ぶときの席の名前は便の予約の画面で確かめたい。737-800の一部のクラスJは、国際線で飛ぶときはプレミアムエコノミークラスになるとJALは書いている。
当日に上げたときのマイルはJALとANAで扱いが違う
JALは当日アップグレードをしても、マイルは買ったときの運賃とクラスで数える。クラスJに上げてもマイルは増えない。
ANAは料金を払って上げると、上げた後のクラスの積算率になる。フレックスやANAカード優待割引なら150%で、スタンダードと株主優待割引なら130%だ。ユース・シニア・個人包括旅行運賃は100%になる。マイルやアップグレードポイントで上げたときは、もとの運賃の積算率のままになる。
マイルで上位クラスに上げる決まりは会社ごとに細かい。必要なマイル数と受付の時間は、JALとANAの公式のページで確かめてほしい。
手荷物の決まりは航空会社ごとの早見表でも見られる。JALは「JALの手荷物の決まり」、ANAは「ANAの手荷物の決まり」にまとめている。
いくらの差なら上の席にする?日本に住む100人に聞いた分かれ目
普通席との差額がいくらまでなら上位クラスにするかを聞くと、「差額があるなら乗らない」が31.0%(31人)でいちばん多かった。お金を足してもよい人のなかでは「1,000円までなら」が21.0%(21人)で多い。
答えを当日アップグレードの料金に当てて並べた。JALのクラスJは1,100円・2,200円・3,300円の3段で、羽田発の4路線では那覇だけが3,300円だ。ANAのプレミアムクラスは同じ4路線で11,000円から18,000円になる。
| 差額の上限(1区間・片道) | 答えた人 | 羽田発の4路線で届く当日アップグレード |
|---|---|---|
| 1,000円までなら | 21.0%(21人) | 届かない(JALのクラスJは1,100円から) |
| 3,000円までなら | 18.0%(18人) | JALのクラスJの新千歳・福岡・伊丹(2,200円) |
| 5,000円までなら | 14.0%(14人) | JALのクラスJの4路線とも(那覇は3,300円) |
| 1万円までなら | 4.0%(4人) | JALのクラスJの4路線とも |
| 1万円より高くても乗ることがある | 1.0%(1人) | ANAのプレミアムクラスも候補になる(11,000円から) |
| 差額があるなら乗らない | 31.0%(31人) | ― |
| わからない | 11.0%(11人) | ― |
出どころ: 今日どこいく?編集部「国内線に乗ったことがある日本に住む100人へのネット調査」(2026年10月)。回答の期間は2026年10月16日。割合は回答者のなかでの割合で、日本に住む人の全体を表すものではない。
羽田から新千歳・福岡・伊丹のクラスJに届くのは、差額の上限を3,000円以上と答えた37.0%(37人)だ。那覇の3,300円に届くのは5,000円以上の19.0%(19人)になる。ANAのプレミアムクラスの11,000円に届くのは1人だけだった。
1,000円までと答えた21人は、JALのいちばん安い1,100円にあと100円届かない。ANAのプレミアムクラスの額まで出してよい人は、ほとんどいなかった。
当日アップグレードを知っている人は37.0%
当日に空席があれば差額を払って上位クラスへ変えられる仕組みを知っている人は37.0%(37人)だった。使ったことがある人は6.0%(6人)で、知らなかった人は63.0%(63人)だ。
知っているが使ったことがない31人に理由を聞いた(複数回答)。
- 普通席で十分:61.3%(19人)
- 差額が高い:45.2%(14人)
- 手続きが分からない:16.1%(5人)
手続きが分からない人のために、申し込み方と締切は上の「当日アップグレードの締切」の章にまとめた。
上位クラスに乗ったことがある人とほしいもの
国内線の上位クラスに乗ったことがない人は83.0%(83人)だった。乗ったことがあるのはJALのクラスJが14.0%(14人)で、ANAのプレミアムクラスが5.0%(5人)だ(複数回答)。普通席との差額を知らない人も67.0%(67人)いた。
上位クラスにするならいちばんほしいものは、座席の広さが52.0%(52人)で半分を超えた。食事や飲み物は12.0%(12人)で、足元の広さは11.0%(11人)だ。席の広さならクラスJで足り、食事まで求めるならプレミアムクラスになる。
上位クラスを選びたい場面(複数回答)は、長い便のときが67.0%(67人)でいちばん多い。記念日などの特別な旅行が40.0%(40人)で、疲れているときが35.0%(35人)と続く。ただ、いちばん最近乗った便の飛行時間は2時間までが77.0%(77人)だった。普通席で十分という答えが多いのは、この短さとも重なる。
上位クラスに乗ったことがある人に、よかったことや残念だったことを書いてもらった。いくつか紹介する。
専用のテーブルやリクライニング、シートもフカフカだったためとても快適だった。
(20代女性・関東・クラスJに乗った)
妊婦の時に乗ったことがあるが、座席が広くてゆったりしていて満足度が高かった。
(40代女性・関東・クラスJに乗った)
よかったことは、キャビンアテンダントさんが特に丁寧だった。席が広い。残念なことは食事が出なかった。
(40代女性・東北・クラスJとプレミアムクラスに乗った)
良かったのは座席を倒して寝れたことです。
(40代男性・近畿・プレミアムクラスに乗った)
出どころ: 今日どこいく?編集部「国内線に乗ったことがある日本に住む100人へのネット調査」(2026年10月)。回答の期間は2026年10月16日。割合は回答者のなかでの割合で、日本に住む人の全体を表すものではない。
まとめ:クラスJは当日2,200円前後で試せてプレミアムクラスは食事とラウンジ込み
JALのクラスJは、当日なら普通席に1,100円から3,300円を足すと乗れる。羽田から新千歳・福岡・伊丹は2,200円で、那覇は3,300円だ。席は普通席より約18cm広いが、食事とラウンジは付かない。
ANAのプレミアムクラスは、羽田発の同じ4路線で上げる料金が11,000円から18,000円と高い。そのかわり食事とANA LOUNGEが付き、荷物も1個32kgまで3個を無料で預けられる。予約画面ではファーストクラス(プレミアムクラス)と表示される。
当日アップグレードの締切は2社とも出発の20分前だ。受付はJALが3時間前・ANAが24時間前から始まり、ANAは空席待ちができない。予約のときの差額は日と便で変わるので、同じ便の2つのクラスを見比べてから決めたい。
クラスJでよくある質問
Q. クラスJは普通席といくら違う?
A. 当日アップグレードなら路線で1,100円・2,200円・3,300円の3つに分かれる。羽田-新千歳と羽田-福岡は2,200円で、羽田-那覇は3,300円だ。予約のときの差額は運賃の種類と空席で変わる。
Q. クラスJでラウンジは使える?
A. クラスJに乗るだけではJALのラウンジに入れない。JALが搭乗クラスで入れると決めているのはファーストクラスだけだ。サクララウンジは1人3,000円の有料の利用があるが、羽田第1ターミナルは有料の受付を止めている。
Q. ANAのプレミアムクラスはなくなった?
A. なくなっていない。2026年5月19日搭乗分から予約画面の表記が「ファーストクラス(プレミアムクラス)」に変わっただけで、ANAはサービスを変える予定はないとしている。
Q. 当日アップグレードは何時まで申し込める?
A. JALもANAも出発の20分前までだ。受付の始まりはJALが出発の3時間前で、ANAが24時間前になる。ANAは満席だと空席待ちができず、JALは空席待ちを受け付ける。
Q. クラスJで食事は出る?
A. JALがクラスJで案内しているのは無料の飲み物で、JAL CAFE LINESのコーヒーなどがある。食事が付くのはJALならファーストクラスだけで、ANAならプレミアムクラスに乗った場合だ。
Q. クラスJの預け荷物は何kgまで無料?
A. 普通席と同じ20kgまでで、個数の制限はない。45kgまで無料になるのはファーストクラスだけだ。ANAのプレミアムクラスは1個32kgまでを3個で、シンプルとセールの運賃は2個になる。
Q. クラスJは何列目にある?
A. 機材で違う。737-800は1〜4列目の20席で、E190は1〜5列目の15席だ。A350-900と787-8は前にファーストクラスがあるので、クラスJは5列目から始まる。
この記事の出典
日本航空と全日本空輸の20件の公式ページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
出典を開く閉じる
- 1日本航空日本航空「国内線 当日アップグレード」
- 2全日本空輸ANA「エコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレード」
- 3日本航空日本航空「国内線の運賃」
- 4全日本空輸ANA「2026年5月19日以降の搭乗分から適用の運賃一覧」
- 5日本航空日本航空「JAL国内線 クラス J シート」
- 6日本航空日本航空「クラス J シート〔A350 / 787〕」
- 7日本航空日本航空「クラス J シート〔767 / 737〕」
- 8全日本空輸ANA「プレミアムクラス シート」
- 9日本航空日本航空「クラス J お飲み物」
- 10全日本空輸ANA「プレミアムクラス お食事・お飲み物」
- 11日本航空日本航空「国内線 ラウンジサービス」
- 12全日本空輸ANA「プレミアムクラス ラウンジ」
- 13全日本空輸ANA「プレミアムクラス チェックインからご搭乗・ご到着まで」
- 14全日本空輸ANA「あなたの旅をもっとプレミアムに」
- 15日本航空日本航空「国内線 ファーストクラス」
- 16日本航空日本航空「国内線 お預けのお手荷物」
- 17日本航空日本航空「国内線 機内座席配置」
- 18日本航空日本航空「エンブラエル170 機内座席配置」
- 19日本航空日本航空「ボーイング737-800 機内座席配置」
- 20日本航空日本航空「JALグループ便のフライトマイル」
最終確認 2026年11月4日
写真と図の出どころを開く閉じる
- 1羽田空港の出発ロビー写真:ume-y(Wikimedia Commons・CC BY 2.0・切り抜き)
- 2JALの767-300の国内線のクラスJの客室写真:衛兵隊衛士(Wikimedia Commons・CC BY-SA 3.0・2012年撮影・切り抜き)
- 3ANAの国内線プレミアムクラスの座席の展示写真:Chihaya Sta(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・2014年撮影・切り抜き)
- 4図と表今日どこいく?編集部がANAの公式の案内から作成
- 5図と表今日どこいく?編集部がJALとANAの公式の案内から作成
- 6図と表今日どこいく?編集部が本文の内容から作成
