- 先に答え:七五三は8社とも予約なしで当日に受けられる
- 七五三の受付を神社8社で横に並べた
- 七五三の決まりは人数と日付と混み具合で変わる
- 初穂料は5,000円からと1万円からに分かれる
- 七五三の時期を9月から翌年1月まで月ごとに並べる
- 2026年の日取りは11月15日の日曜と3つの祝日から考える
- 11月15日からずらすと千歳飴と受付の期間が変わる
- 七五三の前に生まれ年と服装と着付けの段取りを決める
- 待ち時間は神社が出しているご祈祷の間隔から読む
- 七五三の当日は申込用紙からお札の受け取りまで6つの手順で進む
- 写真撮影と着替えは神社ごとの決まりを先に読む
- 祖父母やきょうだいと行くときは昇殿の人数と体調を確かめる
- 七五三でよく聞かれる8つの質問に答える
- 最後に:七五三は受付の締めと初穂料を公式ページで確かめてから行く
先に答え:七五三は8社とも予約なしで当日に受けられる
七五三の祈祷は8社とも個人は予約なし。締めの時刻と初穂料は神社で違う。
この記事でわかること
- 神社8社の七五三の予約の要否と受付の時間
- 予約そのものを受け付けていない3社の名前
- 初穂料のいちばん低い額と1万円を境に変わること
- 令和8年に七五三を迎える子の生まれ年(満年齢と数え年)
- 11月15日と祝日と戌の日を並べた2026年の日取り
七五三のご祈祷は予約しないと受けられないのか。今日どこいく?編集部は明治神宮・熱田神宮・春日大社・宮崎神宮・水天宮・北海道神宮・太宰府天満宮・武蔵一宮氷川神社の8社の公式ページを読み、七五三にかかわる決まりを1つの表に並べた。個人で受けるご祈祷は8社とも予約なしの当日受付だった。
そのうち熱田神宮と水天宮と武蔵一宮氷川神社の3社は、予約そのものを受け付けていない。熱田神宮は「事前予約は一切受付ておりません」と書いている。水天宮は「ご予約は承っておりません」と答え、神札所で当日に申し込むよう案内している。
違いが出るのは受付の締めの時刻と初穂料だ。受付の締めの時刻は、水天宮の15時から太宰府天満宮の17時ごろまでばらつく。初穂料は明治神宮・春日大社・宮崎神宮・北海道神宮が5,000円から受け、水天宮の七五三は1万円からになる。
この記事は神社ごとの受付の決まりから始めて、初穂料・時期・日取り・当日の手順・撮影の決まりの順に並べる。最後によく聞かれる8つの質問に答える。
七五三の受付を神社8社で横に並べた
8社は北海道から九州までの各地で、七五三の受付の決まりを公式ページに文字で書いている神社から選んだ。東京からは明治神宮と水天宮を選んだ。ほかはさいたまの武蔵一宮氷川神社・名古屋の熱田神宮・奈良の春日大社・札幌の北海道神宮・福岡の太宰府天満宮・宮崎の宮崎神宮だ。
表を見ると8社とも個人は当日の受付で、受付の時間は神社ごとにずれている。
| 神社 | 個人の予約 | 受付の時間とご祈祷の回 | 目立つ決まり |
|---|---|---|---|
| 明治神宮(東京) | 要らない(当日受付) | 9:00〜16:20。ご祈願はおおよそ30分ごと | 希望の回の10分前までに受付を済ませる |
| 熱田神宮(名古屋) | 一切受け付けない | 8:30〜16:00 | 授与所で当日に申し込む。お連れの方も一緒に入れる |
| 春日大社(奈良) | 要らない | 9:00〜16:00(通年) | 七五三は10月1日〜11月末日 |
| 宮崎神宮(宮崎) | 個人は要らない(団体は要予約) | 9:00〜16:30(七五三詣の時期は若干変わる) | ご祈祷の時間は約20分程 |
| 水天宮(東京) | 受け付けない | 8:00〜15:00(ご祈祷は9:15ごろから) | 昇殿できる大人は6名まで(戌の日は2名) |
| 北海道神宮(札幌) | 個人は要らない(予約は団体のみ) | 9:00〜閉門の30分前。原則30分に1回 | 所要時間の目安は20〜30分程度 |
| 太宰府天満宮(福岡) | 要らない | 8:45ごろ〜17:00ごろ | 仮殿の解体工事でいまは御本殿でのご祈願を受けられない |
| 武蔵一宮氷川神社(さいたま) | 事前予約はできない | ご祈祷は30分ごと(混み具合で20分ごと) | 千歳飴は受付のときに渡す |
個人の予約の列は書き方が2つに分かれる。予約は要らないと書く神社が5社で、予約を受け付けていないと書く神社が3社だ。どちらも個人は当日に行って申し込めばよい。
予約を受け付ける場面は団体や特別な祈願祭にかぎられる。北海道神宮は予約を団体のみとし、初穂料が2万円以上の団体だけを受け付ける。宮崎神宮も団体は要予約としている。明治神宮は10万円からの特別祈願祭と30万円からの特別大祈願祭を予約制にしている。
受付の時間は、朝の始まりも夕方の締めも神社で違う。水天宮は8時に受付を始めて15時で締める。熱田神宮は8時30分から16時まで、春日大社は9時から16時までだ。明治神宮は16時20分まで、宮崎神宮は16時30分まで受け付ける。太宰府天満宮は8時45分ごろから17時ごろまでで、北海道神宮は9時から閉門の30分前までだ。
太宰府天満宮はいま御本殿でのご祈願を受けていない
太宰府天満宮の公式ページは、仮殿の解体工事に伴って御本殿でのご祈願を受けられないと案内している。くわしくは「令和8年5月17日以降のご祈願について」のお知らせを見るよう書いている。七五三で行く前に、このお知らせでご祈願の場所と受け方を確かめておく。
水天宮は受付が8時からでご祈祷は9時15分ごろから
水天宮は受付を8時に始めるが、ご祈祷が始まるのは9時15分ごろからだ。戌の日だけは8時30分ごろから始まる。受付の締めは15時で、今回並べた時刻のなかでいちばん早い。昼すぎに着付けを終えてから向かう予定なら、締めの時刻から逆に数えて家を出る時間を決めておく。

予約の要否と生まれ年の数え方と受付の締めの3つは、七五三の前に家族で迷いやすいところだ。この記事ではこの3つに表で1つずつ答えを出していく。
七五三の決まりは人数と日付と混み具合で変わる
神社の決まりは1年中同じとはかぎらない。人数や日付や混み具合によって、初穂料や昇殿できる人数や受付の時間が変わる神社がある。
表を見ると日付や時期で変わる決まりが多く、なかでも水天宮の戌の日は昇殿できる大人が減る。
| 条件 | 神社 | 変わること |
|---|---|---|
| 家族を含めて5名以上 | 熱田神宮 | 祈祷料が1万円からになる |
| 戌の日 | 水天宮 | 昇殿できる大人が2名まで。ご祈祷は8:30ごろから |
| 七五三詣の時期 | 明治神宮 | 受付場所が変わる場合がある |
| 11月と12月 | 明治神宮 | 閉門の時間に注意するよう書いている |
| 正月と七五三詣の時期 | 宮崎神宮 | 受付時間が若干変わる |
| 混み具合 | 武蔵一宮氷川神社 | ご祈祷が20分ごとになり人数制限がかかる場合がある |
| 祭典のある日 | 太宰府天満宮 | 受付時間が変わる場合がある |
| 祭典や結婚式のある日 | 宮崎神宮 | 問い合わせるよう案内している |
| 団体で申し込む | 北海道神宮 | 初穂料2万円以上の団体だけ予約できる |
人数で変わる:熱田神宮は5名以上で1万円から
熱田神宮の祈祷料は6,000円・8,000円・10,000円以上から選ぶ形で、祈祷の内容はどれも同じだ。ただし家族を含めて5名以上になると1万円から受ける。祖父母と両親ときょうだいで5名以上になるなら、1万円を包んでおく。
水天宮は昇殿できる大人を6名までにしている。子どもは何名でも社殿に進める。受付は昇殿する全員が境内にそろってから、代表者が申し込む決まりだ。
日付で変わる:水天宮の戌の日は大人2名まで
水天宮は戌の日になると昇殿できる大人が2名までに減る。2026年の10月と11月の戌の日は、10月3日・15日・27日と11月8日・20日の5日ある。このうち10月3日は土曜で、11月8日は日曜だ。祖父母も一緒に上がりたい家族は、水天宮では戌の日を外して日取りを決める。
時期と混み具合で変わる:受付の場所と時間が動く
明治神宮は初詣や七五三詣の時期に受付場所が変わる場合があると書いている。11月と12月は閉門の時間に注意するよう呼びかけてもいる。宮崎神宮も正月と七五三詣の時期は受付時間が若干変わると書く。
武蔵一宮氷川神社のご祈祷はふだん30分ごとだ。混み具合によっては20分ごとになり、人数制限がかかる場合もある。太宰府天満宮は祭典などで受付時間が変わる場合があるとし、宮崎神宮は祭典や結婚式のある日は問い合わせるよう案内している。
初穂料は5,000円からと1万円からに分かれる
初穂料はご祈祷のときに神社へ納めるお金だ。太宰府天満宮によると、昔は神様にその年に初めてとれた穀物を供えていた。その慣習にちなんで、いまは現金を納めて初穂料と呼ぶ。神社によっては玉串料と呼ぶ場合もある。
6社の初穂料を並べると、いちばん低い額が5,000円の神社は4社ある。
| 神社 | 七五三の初穂料 | 額で変わること |
|---|---|---|
| 明治神宮 | 5,000円から | 1万円からおふだに名前が入り大きくなる |
| 熱田神宮 | 6,000円・8,000円・10,000円以上 | 祈祷の内容は同じ。家族を含め5名以上は1万円から |
| 春日大社 | 七五三祈祷は5,000円 | 神楽が付くのは中祈祷の10,000円から |
| 宮崎神宮 | 個人は5,000円 | 団体(会社など)は20,000円から |
| 水天宮 | 1万円から(御志) | 撤下品に御神札・御守・千歳飴などが入る |
| 北海道神宮 | 5,000円から(木札は八寸・約24cm) | 1万円からは一尺・約30cmの木札に願意と名前が入る |
1万円からおふだや木札に名前が入る
明治神宮は5,000円からご祈願を受けるが、5,000円ではおふだに名前が入らない。1万円からはおふだに名前が入り、おふだも大きくなる。お下がりとして渡すものの中身も初穂料で変わる。
北海道神宮は初穂料ごとの木札の大きさの目安を出している。5,000円なら八寸(約24cm)で、1万円なら一尺(約30cm)だ。1万円以上は木札に願意と名前が入る。
春日大社は神楽の付く祈祷が10,000円から
春日大社の料金表では、七五三祈祷は5,000円で神楽の欄は「—」になっている。神楽の欄に〇が付くのは中祈祷の10,000円からだ。七五三祈祷と小祈祷と中祈祷は翌日から1週間の祈祷で、大祈祷の30,000円になると翌日から30日の祈祷になる。
水天宮の七五三は撤下品に千歳飴が入る
水天宮の七五三の初穂料は1万円から(御志)だ。撤下品は御神札・幣串・御守・色えんぴつ・おえかき帳・できたねシート・布バッグ・福戌アイロンシート・千歳飴と書いてある。水天宮は千歳飴を長寿を願う飴と説明していて、七五三でもらうのも伝統の1つだという。
のし袋の書き方と包む額の考え方
宮崎神宮は熨斗に「御初穂料」と氏名を書くよう案内している。受付で申込用紙と一緒に出すので、家を出る前に書いておく。熱田神宮は祈祷の内容は同じとして、額はお気持ちで納めるよう書いている。おふだや木札に名前を入れたいなら、明治神宮と北海道神宮では1万円からを選ぶ。
七五三の時期を9月から翌年1月まで月ごとに並べる
七五三は11月15日にお参りする習わしだ。熱田神宮によると、男子は3歳と5歳の年に女子は3歳と7歳の年にお参りする。その年の11月15日に無事の成長を願ってお参りするのが習わしだ。そのうえで、今は11月15日に限らず前後1か月ほどの間にお参りする人が増えているという。
表を見ると七五三の動きは9月に始まり、神社によっては年が明けても続く。
| 時期 | 動くこと | 神社 |
|---|---|---|
| 9月 | 千歳飴の頒布が始まる(12月まで) | 水天宮 |
| 10月1日 | 七五三の期間が始まる(11月末日まで) | 春日大社 |
| 10月ごろ | 千歳飴の用意が始まる(例年) | 太宰府天満宮 |
| 10月1日〜31日 | 特別受験合格祈願大祭の期間(10月18日が大祭) | 太宰府天満宮 |
| 11月15日の前後1か月ほど | この間にお参りする人が増えていると書く | 熱田神宮 |
| 11月と12月 | 閉門の時間に注意するよう書いている | 明治神宮 |
| 11月末日 | 七五三の期間が終わる | 春日大社 |
| 12月ごろ | 千歳飴の用意が終わる(例年) | 太宰府天満宮 |
| 1月以降 | 千歳飴はなくなり次第終了。ご祈祷は通年 | 水天宮 |
千歳飴がもらえる時期は神社で違う。水天宮は9月から12月まで頒布し、1月以降はなくなり次第終わる。太宰府天満宮は例年10月ごろから12月ごろまで用意している。武蔵一宮氷川神社は千歳飴を受付のときに渡す。
春日大社は七五三の期間を10月1日から11月末日までとしている。奈良で祝う家族は、この期間の中で日を選ぶ。太宰府天満宮は10月1日から31日までを特別受験合格祈願大祭の期間にしていて、10月18日に大祭を行う。受付時間は祭典などで変わる場合があるので、10月に行く家族は公式のお知らせを見ておく。
北海道神宮や太宰府天満宮へ旅行を兼ねて行くなら、旅先の混み具合も見ておく。行き先の県が混む月と空く月は47都道府県の混雑のページで見比べられる。
2026年の日取りは11月15日の日曜と3つの祝日から考える
2026年は11月15日が日曜にあたる。10月と11月の祝日は、10月12日のスポーツの日と11月3日の文化の日と11月23日の勤労感謝の日の3日だ。
表を見ると戌の日が土日に重なる日もあり、水天宮ではその日だけ昇殿の人数が変わる。
| 日付 | 曜日 | 何の日 | 七五三で気にすること |
|---|---|---|---|
| 10月3日 | 土 | 戌の日 | 水天宮は昇殿できる大人が2名まで |
| 10月12日 | 月 | スポーツの日(祝日) | 10月の祝日はこの日だけ |
| 10月15日 | 木 | 戌の日 | 水天宮は大人2名まで |
| 10月27日 | 火 | 戌の日 | 水天宮は大人2名まで |
| 11月3日 | 火 | 文化の日(祝日) | 火曜の祝日で連休にならない |
| 11月8日 | 日 | 戌の日 | 日曜と戌の日が重なる |
| 11月15日 | 日 | 七五三の習わしの日 | 熱田神宮は前後1か月ほどにお参りする人が増えていると書く |
| 11月20日 | 金 | 戌の日 | 水天宮は大人2名まで |
| 11月23日 | 月 | 勤労感謝の日(祝日) | 21日(土)からの3連休の最後の日 |
11月15日にこだわる家族には、2026年は日曜なので動きやすい。11月21日(土)から23日(月・祝)までは3連休になる。遠くに住む祖父母の家に泊まって地元の神社でお参りするなら、この連休が組みやすい。
熱田神宮はお宮参りの案内で、土日祝日など家族がそろってお参りできる日に参拝する人が多いと書いている。大安や友引などのお日柄も合わせて選ぶとよいとしている。七五三の日取りを決めるときも、家族がそろう日とお日柄の両方から絞ると決めやすい。
今年だけの事情が2つある
1つ目は上で書いた太宰府天満宮の工事で、いまは御本殿でのご祈願を受けられない。
2つ目は武蔵一宮氷川神社の七五三パックだ。衣裳レンタル・お着付け・ヘアセット・六切写真1ポーズがセットになっていて、3歳は43,000円から・5歳は49,000円から・7歳は61,500円から(税込)だった。令和8年の受付は5月15日から9月10日までで、いまは満員御礼と出ている。ご祈願の初穂料はこの金額に入っていない。
11月15日からずらすと千歳飴と受付の期間が変わる
11月15日の前後に予定が合わないときは、日を早めるか遅らせるかを考える。ずらす先によって、受けられる神社と千歳飴の有無が変わる。
- 10月に早める:春日大社の七五三の期間に入る。水天宮は9月から千歳飴を頒布している
- 11月15日の前後に行く:水天宮は戌の日の11月8日(日)と20日(金)に昇殿できる大人が2名になる
- 12月にずらす:春日大社の七五三の期間を過ぎる。明治神宮は閉門の時間に注意と書く
- 年明け以降にずらす:水天宮と太宰府天満宮は通年で受ける。水天宮の千歳飴は1月以降はなくなり次第終わる
遅い時期は閉門の時間にも気をつける。北海道神宮の受付は閉門の30分前までなので、閉門が早い日は受付の締めも早まる。明治神宮も11月と12月は閉門の時間に注意するよう書いている。遅い時期に夕方から行く計画は立てず、午前か昼すぎに受付を済ませる。
通年で受ける神社なら、秋に都合がつかなくても七五三のご祈祷を受けられる。水天宮は七五三のご祈祷を1年を通して行っていると答えている。太宰府天満宮も11月15日に祝うのが一般的としつつ、七五三のご祈願は通年で受けている。ただし千歳飴は時期によっては用意がない。
人が集まる日を選ぶときは待ち合わせの場所も決めておく。武蔵一宮氷川神社は七五三パックのお祝い日について、社務所と呉竹荘での待ち合わせは混雑が予想されるので控えるよう書いている。家族や祖父母との待ち合わせは、社務所や呉竹荘の外で決めておく。
七五三の前に生まれ年と服装と着付けの段取りを決める
生まれ年は満年齢と数え年の2通りで見る
七五三の年齢の数え方には満年齢と数え年の2つがある。宮崎神宮は令和8年の七五三一覧を満と数えの2段で出している。
表を見ると同じ年齢でも満年齢と数え年で生まれ年が1年ずれる。
| 七五三の年齢 | 満年齢で行く場合 | 数え年で行く場合 |
|---|---|---|
| 3歳(男の子と女の子) | 令和5年生まれ | 令和6年生まれ |
| 5歳(男の子) | 令和3年生まれ | 令和4年生まれ |
| 7歳(女の子) | 平成31年・令和元年生まれ | 令和2年生まれ |

熱田神宮は数え年でのお参りが本来だとしつつ、満年齢での参拝も増えていると書く。水天宮は神社では数え年を基本とするのが一般的と答えている。そのうえで家族で相談して、どちらかに決めてもらっているという。
きょうだいを同じ年に祝いたいときは、この2通りの数え方が役に立つ。令和5年生まれと令和6年生まれのきょうだいを例にとる。上の子を満年齢で数えて下の子を数え年で数えると、2人とも今年が3歳の七五三になる。
お祝いの名前も年齢で違う。3歳は男女の髪置で、5歳は男の子の袴着だ。7歳は女の子の帯解になる。宮崎神宮によると昔は3歳まで髪を剃り続けていて、この祝いを区切りに髪を伸ばし始めた。袴着は男の子が初めて袴を着る祝いで、帯解はそれまで紐で着ていた着物を帯で締めるように替える祝いだ。
付き添いの大人の服装は宮崎神宮の目安がわかりやすい
宮崎神宮は、ご祈願を受ける人に不敬にならない服装を頼んでいる。男性は上着とネクタイで、女性はそれに準じる服装が望ましい。襟のあるシャツやスラックスでもよいとしている。Tシャツ・ジーンズ・短パン・サンダルは控えるよう書いている。
着付けにかかる時間と着替えの場所を先に決める
着付けにかかる時間は、武蔵一宮氷川神社の七五三御用部が支度の目安を出している。3歳が30分・5歳が30分・7歳が1時間30分だ。7歳は子どもの支度にメイクも入る。受付の締めから逆に数えて、着付けを始める時間を決めておく。
着替えの場所も先に決めておく。武蔵一宮氷川神社の七五三御用部は、着付けを頼まない参列者が更衣室を使うことを断っている。着替えは自宅で済ませるよう書いている。
飛行機で帰省して祖父母の近くの神社でお参りするなら、着付けに使うヘアスプレーを機内に持ち込めるかも確かめておく。品目ごとの扱いは持ち込み早見表で航空会社ごとに引ける。
待ち時間は神社が出しているご祈祷の間隔から読む
公式ページに出ているのは、ご祈祷を何分ごとに行うかと始まってから終わるまでの時間だ。当日の動きはこの数字から組み立てる。
- 明治神宮:9時30分ごろから16時30分までおおよそ30分ごと。希望の回の10分前までに受付を済ませる
- 北海道神宮:原則30分に1回。所要時間の目安は20〜30分程度で状況により変わる
- 武蔵一宮氷川神社:30分ごと。混み具合で20分ごとになり人数制限がかかる場合もある
- 宮崎神宮:ご祈祷の時間は約20分程。状況により若干変わる
- 水天宮:ご祈祷の開始は9時15分ごろ。戌の日は8時30分ごろから
30分ごとに行う神社では、受付がご祈祷の直後になると次の回まで待つ。明治神宮は希望の回の10分前までに受付を済ませるよう書いているので、回の時刻に合わせて早めに受付へ行く。受付の締めの間際に着くと選べる回が少なくなる。
明治神宮のご祈願は他の家族と一緒に受ける形だ。神楽殿では大太鼓とお祓いと祝詞のあとに、巫女が季節の花を手に倭舞を舞う。倭舞は神楽殿で祈願する人のために作られた明治神宮独自の舞だ。
宮崎神宮のご祈願は修祓・祝詞奏上・金幣拝戴・拝礼・神酒授与の順に進む。拝礼は二礼二拍手一礼の作法で行う。北海道神宮は祝詞でご祈願を奏上し、巫女が神楽を奉奏する。
七五三の当日は申込用紙からお札の受け取りまで6つの手順で進む
受付の流れは神社ごとに少し違うが、大きくは同じ順番で進む。武蔵一宮氷川神社・北海道神宮・明治神宮・水天宮・宮崎神宮の案内をもとに6つに分けた。
- 昇殿する家族がそろってから受付へ行く(水天宮は全員が境内にそろってから代表者が申し込む)
- 申込用紙に必要なことを書く(明治神宮は神楽殿の入口で書き、北海道神宮は記入台で書く)
- 申込用紙と初穂料を受付に出す(宮崎神宮は熨斗に「御初穂料」と氏名を書く)
- 番号札や受付用紙を持って待合所で待つ(武蔵一宮氷川神社は番号札で呼ぶ)
- ご祈祷を受ける(宮崎神宮はご祈祷の時間を約20分程としている)
- お札やお下がりを受け取って終わる(武蔵一宮氷川神社は祈祷札をご祈祷のあとに渡す)
北海道神宮は受付で願意を伝えると受付用紙を渡される。記入台で書いて初穂料と一緒に出したあと、受付用紙はもう一度受け取って控殿へ持っていく。初穂料が1万円以上なら願意と名前を書いた木札を渡すので、受付用紙と一緒に手元に持っておく。
熱田神宮は授与所で当日に申し込む。ご祈祷のあいだはお連れの方も一緒に入れる。
車で行くときは駐車場の決まりも見ておく。北海道神宮の北一条駐車場と南一条駐車場は、ご祈祷を受けると入庫から二時間が無料になる。受付で車を止めていると申し出る。武蔵一宮氷川神社の駐車場は参拝者専用で、出張カメラマンには近くの有料駐車場を使うよう頼んでいる。
写真撮影と着替えは神社ごとの決まりを先に読む
七五三では出張カメラマンを頼んで境内で記念写真を撮る家族もいる。撮影の決まりは神社によって細かく違う。
表を見ると境内の撮影は申請なしでできる神社でも、建物の中や祈祷中の撮影は断っている。
| 場面 | 神社 | 公式の決まり |
|---|---|---|
| 出張カメラマンと撮る | 水天宮 | 境内の撮影はできて申請も要らない。社殿と参集殿などの建物の中は断る |
| 出張カメラマンと撮る | 武蔵一宮氷川神社 | 同行の申請は要らない。ご祈祷中や敷物を敷く撮影など7つを禁止 |
| カメラマンの車 | 武蔵一宮氷川神社 | 神社の駐車場は参拝者専用。カメラマンは近くの有料駐車場へ |
| 記念写真の券 | 北海道神宮 | 初宮詣には無料撮影券があるが七五三詣には付かない |
| 車で行く | 北海道神宮 | ご祈祷を受けると北一条と南一条の駐車場が入庫から二時間無料 |
| 祖父母も上がる | 水天宮 | 大人は6名まで。戌の日は2名まで。子どもは何名でも |
| 着替える | 武蔵一宮氷川神社 | 着付けを頼まない参列者は更衣室を使えない。着替えは自宅で |
| 授乳や荷物 | 明治神宮 | 授乳室・ロッカー・更衣室は当日に問い合わせる |
| 体調が悪い | 明治神宮 | 発熱など体調のすぐれない人は昇殿を控える |
武蔵一宮氷川神社は出張カメラマンの同行に申請は要らないとしたうえで、次の7つの撮影を禁止している。
- ご祈祷中の撮影
- ほかの人の通行を妨げる撮影
- 場所を占拠しての撮影
- 婚礼の集合写真や参進のスナップ撮影の妨げになる撮影
- レフ板やライトなどの機材を使う撮影
- 毛せんなどの敷物を敷いて簡易スタジオを作る撮影
- 車のお祓い所の近くでの撮影
手短に撮って譲り合うよう頼んでいて、マナーの悪いカメラマンが見られたら規制や申請が必要になる可能性があるとも書いている。
水天宮は境内(敷地内)での撮影ができて、撮影の申請書類も要らない。ただし社殿と参集殿などの建物の中での撮影は固く断っている。
北海道神宮は初宮詣の人に写真室の無料撮影券を渡しているが、七五三詣には付かない。祝着のレンタルや撮影のことは北陽写真場に直接問い合わせるよう案内している。

武蔵一宮氷川神社の七五三パックを使う家族は、美容室の中での写真や動画の撮影も禁止されている。借りた衣裳を着てよいのは境内の中だけで、着たまま食事に行くことはできない。
祖父母やきょうだいと行くときは昇殿の人数と体調を確かめる
七五三に祖父母やきょうだいも連れて行くなら、昇殿できる人数を先に見ておく。人数の決まりは条件で変わるところの表に並べたとおりで、水天宮は大人6名まで(戌の日は2名まで)だ。熱田神宮はお連れの方も一緒に入れる。
小さいきょうだいがいる家族は設備も見ておく。北海道神宮の控殿には授乳室と給茶機があり、自由に使える。明治神宮は授乳室・ロッカー・更衣室について当日に問い合わせるよう案内している。
体調にも気をつける。明治神宮は発熱など体調がすぐれない人に昇殿を控えるよう頼んでいる。子どもが熱を出したら無理に昇殿せず、日を改める。水天宮と太宰府天満宮は七五三のご祈祷を通年で受けているので、日を変えやすい。
飛行機で帰省してお参りする予定なら、家族のうち1人だけ予定を変えることもある。家族でまとめて取った航空券から1人だけ外す手順は、飛行機は一人だけキャンセルできる?家族の予約から1人だけ外す手順で読める。
七五三でよく聞かれる8つの質問に答える
Q. 2026年の七五三は何年生まれの子が対象?
A. 満年齢なら3歳は令和5年生まれで、5歳は令和3年生まれになる。7歳は平成31年・令和元年生まれだ。数え年なら3歳が令和6年・5歳が令和4年・7歳が令和2年生まれになる。
Q. 七五三は数え年と満年齢のどっちで行く?
A. どちらでもよい。熱田神宮は数え年が本来だとしつつ満年齢での参拝も増えていると書く。水天宮は数え年が基本としたうえで家族で相談して決めてもらっている。きょうだいを同じ年に祝いたいときは数え方を分けてもよい。
Q. 七五三のご祈祷に予約は要る?
A. 個人なら要らない。今回並べた8社はどこも当日の受付だ。熱田神宮と水天宮と武蔵一宮氷川神社は予約そのものを受け付けていない。予約できるのは北海道神宮の団体や明治神宮の特別祈願祭などに限られる。
Q. 七五三の初穂料はいくら包む?
A. 神社で違う。明治神宮と春日大社と宮崎神宮と北海道神宮は5,000円から受ける。熱田神宮は6,000円からで、水天宮は1万円からだ。明治神宮と北海道神宮は1万円からおふだや木札に名前が入る。
Q. 七五三はいつまでにお参りすればいい?
A. 神社で違う。春日大社は七五三の期間を10月1日から11月末日までとしている。水天宮と太宰府天満宮は通年で受けている。千歳飴は水天宮が12月まで・太宰府天満宮が例年12月ごろまで用意する。
Q. 七五三のご祈祷は何時まで受け付けている?
A. 水天宮は15時まで。熱田神宮と春日大社は16時まで・明治神宮は16時20分まで・宮崎神宮は16時30分までだ。太宰府天満宮は17時ごろまでで、北海道神宮は閉門の30分前まで受け付ける。
Q. 2026年の11月15日は何曜日?
A. 日曜日にあたる。11月は3日(火)が文化の日で23日(月)が勤労感謝の日だ。21日(土)から23日までは3連休になる。熱田神宮は11月15日の前後1か月ほどにお参りする人が増えていると書いている。
Q. 神社の境内で七五三の写真を撮ってもいい?
A. 水天宮は境内での撮影ができて、出張カメラマンの申請も要らない。ただし社殿や参集殿など建物の中は断っている。武蔵一宮氷川神社はご祈祷中の撮影や敷物を敷く撮影など7つを禁止している。
最後に:七五三は受付の締めと初穂料を公式ページで確かめてから行く
七五三のご祈祷は、今回並べた8社とも個人なら予約なしの当日受付だった。熱田神宮と水天宮と武蔵一宮氷川神社は予約そのものを受け付けていない。違いが出るのは受付の締めと初穂料で、締めは水天宮の15時から太宰府天満宮の17時ごろまでばらつく。初穂料は5,000円からの神社が多く、明治神宮と北海道神宮は1万円からおふだや木札に名前が入る。
日取りは11月15日の日曜と3つの祝日を軸に決め、水天宮では戌の日を外す。生まれ年は満年齢と数え年の2通りで見て、家族で決める。行く前に神社の公式ページで受付の時間と場所をもう一度確かめておくと、当日に慌てない。ほかのおでかけ先の決まりはおでかけスポットの記事一覧から読める。
この記事の出典
明治神宮と熱田神宮など9件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
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- 1明治神宮明治神宮「ご祈願の方(個人)」
- 2熱田神宮熱田神宮「令和8年 戌の日早見表」
- 3春日大社春日大社「ご祈祷」
- 4宮崎神宮宮崎神宮「令和8年七五三一覧」
- 5水天宮水天宮「初宮詣・七五三詣」
- 6北海道神宮北海道神宮「ご祈祷について」
- 7太宰府天満宮太宰府天満宮「ご祈願」
- 8武蔵一宮氷川神社武蔵一宮氷川神社「七五三詣のご案内」
- 9内閣府内閣府「国民の祝日について」
最終確認 2026年10月1日
