- 先に答え:スーツケースのサイズは3辺の合計で乗り物ごとに境目が変わる
- スーツケースのサイズの上限を飛行機・新幹線・高速バスの10の決まりで並べた
- 同じスーツケースでも会社と機材と路線でサイズの扱いが変わる
- 機内に持ち込めるスーツケースのサイズは115cmで重さは7kgか10kg
- 新幹線はスーツケースのサイズが3辺160cmを超えると予約が要る
- 特大荷物スペースつき座席はのぞみに57席・みずほとさくらに20席ある
- 高速バスのトランクはスーツケースのサイズが1人1個・長さの総和1mまでと小さい
- 境目を超えたスーツケースは預けるか予約するか手数料を払う
- スーツケースのサイズはキャスターと持ち手を含めた3辺の合計で測る
- スーツケースのサイズが境目に近いときは小分けか配送か預けで乗り切る
- 新幹線に大きなスーツケースを持ち込む日は4つの手順で進める
- スーツケースのサイズでよく聞かれる7つの質問に答える
- まとめ:スーツケースのサイズは115cm・160cm・250cmの3つの境目で選ぶ
先に答え:スーツケースのサイズは3辺の合計で乗り物ごとに境目が変わる
スーツケースは機内が3辺115cm・新幹線は160cmを超えると予約が要る。
この記事でわかること
- 飛行機・新幹線・高速バスでそのまま乗れるスーツケースの大きさと重さと個数
- 機内持ち込みが3辺115cmと100cmに分かれる機材と合計10kgと7kgに分かれる会社
- 新幹線で3辺160cmを超えたときの予約と予約しないときの持込手数料
- 高速バスのトランクに預けられる個数と大きさ
- 境目を超えたときに預ける・予約する・配送するときの料金と締切
スーツケースのサイズは縦・横・高さを足した3辺の合計で見る。飛行機も新幹線も3辺の合計と重さと個数で上限を決めていて、その数字が乗り物ごとに違う。高速バスは長さと容積と重さで決めている。
国内線の機内はJAL・ソラシドエア・Peachが3辺の合計115cmまでで、ジェットスターは高さ56cm×幅36cm×奥行23cmまでだ。重さの上限はJALとソラシドエアが合計10kgで、Peachとジェットスターは合計7kgになる。
新幹線は3辺の合計160cmが境目になる。東海道・山陽・九州・西九州新幹線では160cmを超えて250cmまでの荷物を特大荷物と呼び、特大荷物スペースつき座席の予約が要る。予約しないで持ち込むと持込手数料1,000円(税込)がかかる。
高速バスの上限はもっと小さい。高速バスネットはトランクに預ける荷物を1人1個とし、長さの総和1m以内・重さ10kg・容積0.027㎥以内に限っている。
今日どこいく?編集部は国内線5社・新幹線とJRの3ページ・高速バスの2つの決まりを1つの表に並べ直した。そのあと乗り物ごとの細かい決まりと境目を超えたときの扱いを見て、測り方と入らないときの手段まで順に並べる。
スーツケースのサイズの上限を飛行機・新幹線・高速バスの10の決まりで並べた
表に入れたのは国内線5社(JAL・ソラシドエア・スカイマーク・Peach・ジェットスター)と新幹線とJRの3ページ(JRおでかけネット・JR九州・JR東日本)と高速バスの2つ(国土交通省の標準運送約款・高速バスネット)だ。どれも2026年10月4日に公式ページから集めた。
そのまま乗れる上限は新幹線がいちばん大きく、高速バスのトランクは個数まで絞られている。
| 乗り物と会社 | 大きさの上限 | 重さと個数 | 超えたとき・注意 |
|---|---|---|---|
| 飛行機の機内(JAL・100席以上の機) | 3辺の合計115cm(55×40×25cm以内) | 合計10kg・身の回り品と合わせて2個 | ゲートや機内で貨物室へ預ける場合がある |
| 飛行機の機内(JAL・100席未満の機) | 3辺の合計100cm(45×35×20cm以内) | 合計10kg | 出発空港で預けるか他の輸送手段にする |
| 飛行機の機内(ソラシドエア) | 3辺の和115cm(55×40×25cm以内) | 合計10kg・身の回り品と合わせて2個 | 収納できないと預入手荷物になる場合がある |
| 飛行機の機内(Peach) | 3辺の合計115cm | 合計7kg・身の回り品を含め2個 | 受託手荷物料金を払って預ける |
| 飛行機の機内(ジェットスター) | 高さ56×幅36×奥行23cm | 合計7kg・2個(1個10kgまで) | 受託手荷物として預ける(追加の料金) |
| 飛行機の預け(スカイマーク) | 1個50×60×120cm | 合計20kgまで無料・個数の制限なし | 超過手荷物料金(1個32kgまで) |
| 新幹線(東海道・山陽・九州・西九州) | 3辺の合計160cmまでは予約なし | 30kg以内を2個まで | 250cmまでは特大荷物スペースつき座席の予約(予約なしは1,000円) |
| JR東日本の手回り品 | 3辺の合計250cm(長さ2mまで) | 30kg以内を2個まで | 傘・つえ・ハンドバッグは個数に数えない |
| 高速バスのトランク(高速バスネット) | 長さの総和1m・容積0.027㎥以内 | 10kg・1人1個 | 大きな荷物は断る場合がある |
| 高速バスの車内(標準運送約款) | 長さ1m・総容積0.027立方メートル | 総重量10kgまで無料 | 30kg・0.25立方メートル・2mまでは有料 |
表を見ると上限の決め方は乗り物で分かれる。飛行機の機内と新幹線はおもに3辺の合計で決める。ジェットスターの機内とスカイマークの預けは辺ごとの長さで決め、高速バスは長さと容積と重さで決める。
重さの上限もそろっていない。機内はPeachとジェットスターが合計7kgで、JALとソラシドエアが合計10kgだ。新幹線とJR東日本は1個30kg以内で、高速バスネットのトランクは10kgまでになる。
個数は飛行機の機内が身の回り品を含めて2個までになる。新幹線とJR東日本も2個までだが、傘・つえ・ハンドバッグなどの身の回り品は数えない。高速バスネットのトランクは1人1個までだ。

同じスーツケースでも会社と機材と路線でサイズの扱いが変わる
表の数字は乗る会社と機材と路線で入れ替わる。旅程に飛行機と新幹線と高速バスが混ざるときは、いちばん厳しい決まりに合わせて荷物を決める。
JALの100席未満の機は3辺の合計100cmになる
JALグループは飛行機の座席数で機内持ち込みの大きさを分けている。100席以上の機は3辺の合計115cm(55cm×40cm×25cm以内)で、100席未満の機は3辺の合計100cm(45cm×35cm×20cm以内)だ。重さはどちらも合計10kg以内になる。
100席未満の機はE70・E90・DH4・AT4・AT7で、運航会社はJAIR・JAC・HAC・RACだ。100席以上の機から100席未満の機へ乗り継ぐときは、全部の区間で100席未満の機の決まりを当てはめる。乗る機種はJALの国内線空席照会の結果の画面で確かめられる。
ソラシドエアは2026年7月1日から身の回り品の大きさを決めた
ソラシドエアは2026年7月1日の搭乗分から、身の回り品を前の座席の下に入る大きさで40cm×30cm×20cm以内とした。コート類1着や傘1本は身の回り品に含めない。
ジェットスター航空のJQ便は2027年2月2日から決まりが変わる
ジェットスターは2027年2月2日からジェットスター航空(JQ)の全部の便で機内持込手荷物の決まりを変える。この日からJQ便のエコノミークラスに含まれるのは前の座席の下に入る手荷物1個(高さ40cm×幅30cm×奥行20cmまで)になる。ジェットスター・ジャパン(GK)の便は合計7kgの決まりのほうで案内されている。
JQ便で頭上のロッカーに入れる手荷物(高さ56cm×幅36cm×奥行23cmまで)も持ち込むなら、優先機内持込のオプションを足すかそれを含む運賃を選ぶ。
新幹線は4つの路線だけが予約制になる
3辺の合計160cmを超える荷物の予約が要るのは東海道・山陽・九州・西九州新幹線だけで、在来線は対象外だ。JR東日本の手回り品の決まりは3辺の合計250cm(長さ2mまで)・30kg以内を2個までになる。
同じ4つの新幹線でも全車自由席の列車は扱いが違う。山陽新幹線の新大阪〜博多間を全車自由席か普通車全車自由席で走る列車には特大荷物スペースつき座席が無く、予約しないで特大荷物を持ち込める。九州新幹線と西九州新幹線も全車自由席の列車なら予約は要らない。
ベビーカーを持つと機内の手荷物は身の回り品だけになる
ベビーカーを機内に持ち込むと、JALもソラシドエアも身の回り品のほかに手荷物を持ち込めない。JALは100席未満の小型機に乗る赤ちゃん連れの人に、貨物室へ預けるか前もって別の輸送手段を使うようすすめている。
機内に持ち込めるスーツケースのサイズは115cmで重さは7kgか10kg
国内線の機内持ち込みは大きさより重さで差がつく。JALは身の回り品1個とお手荷物1個の合計2個までで、合計重量は10kg以内だ。ソラシドエアも手荷物1個と身の回り品1個の合計2個までで、総重量は合計10kgまでになる。
Peachは3辺の合計115cm以内の荷物を身の回りの品を含めて1人2個までで、合計7kgまで持ち込める。保安検査場を通ったあとの免税店などで買った物も7kgに含めて数える。
ジェットスターのエコノミークラスは、キャリーケースなどのお手荷物1個とハンドバッグなどのお手回り品1個の計2個で合計7kgまでだ。キャリーケースの大きさは高さ56cm×幅36cm×奥行23cmまでになる。プラス7kgのオプションを足すか14kgを含む運賃を選ぶと合計14kgまで持ち込めるが、1個が10kgを超えると持ち込めない。
プラス7kgのオプションは数に限りがあり、先着順で売り切れたら終わる。ビジネスクラスは最初から計2個で合計14kgまでになる。
LCCは係員が重さと大きさを実測することがある
Peachは手荷物のサイズ・個数・重さを係員が実測で確かめることがあると書いている。制限を超えた手荷物を持ち込むと機内に収納できず、定時に飛べない場合があるともいう。サイズ・個数・重量を超えるときは受託手荷物料金を払って預ける。
ジェットスターも機内持込手荷物の決まりを超えた荷物は受託手荷物として預ける必要があり、追加の料金がかかる。事前に追加しておけば空港での手続きがスムーズだと案内している。
預けるならスカイマークは20kgまで無料
スカイマークの預けは1人合計20kgまで無料で、1個の大きさは50cm×60cm×120cmまでだ。個数の制限は無い。
重さが無料の枠を超えると料金が段になって上がる。
| 項目 | スカイマークの決まり |
|---|---|
| 無料で預けられる重さ | 1人合計20kgまで |
| 1個の大きさ | 50cm×60cm×120cm以内(スキー板などの長い物は280cmまで) |
| 個数 | 制限なし |
| 20kgを超えたとき | 超えた重さが1kg〜10kgで2,000円・以降10kgごとに1,000円を足す |
| 預けられない荷物 | 1個32kg超・総重量100kg超・長さ280cm超 |
| 預けの締切 | 出発の20分前まで(羽田空港発は30分前) |
預けの締切は出発の20分前までで、羽田空港発の便は30分前までになる。預ける人は出発15分前までに保安検査を終えられるよう早めにカウンターへ行く。連休・夏休み・年末年始・ゴールデンウイークは出発30分前までを目安に預ける。
スカイマークは本人が使う車椅子・ベビーカー・携帯用ゆりかご・チャイルドシートを総重量に含めず、無料で預かる。高価品や壊れやすい物・水漏れしやすい物は預けずに機内へ持ち込むよう案内している。
新幹線はスーツケースのサイズが3辺160cmを超えると予約が要る
東海道・山陽・九州・西九州新幹線は荷物を3辺の合計で3段に分ける。160cmまでは予約なしで持ち込めて、160cmを超えて250cmまでは特大荷物スペースつき座席の予約が要る。250cmを超えると持ち込めない。
特大荷物スペースつき座席は普通車指定席かグリーン車指定席と同じ値段で、予約に追加の料金はかからない。予約しないで特大荷物を持ち込むと持込手数料1,000円(税込)を払い、乗務員が指定する場所に荷物を置く。
3辺の合計で置ける場所と予約の要る要らないがはっきり分かれる。
| 荷物の3辺の合計 | 東海道・山陽・九州・西九州新幹線 | 置く場所 | JR東日本の手回り品 |
|---|---|---|---|
| 160cm以下 | 予約なしで持ち込める | 荷物棚・足元・予約不要の荷物置場 | 持ち込める(30kg以内を2個まで) |
| 160cm超250cm以内 | 特大荷物スペースつき座席の予約が要る(予約なしは手数料1,000円) | 車両最後部の特大荷物スペース | 持ち込める(30kg以内を2個まで) |
| 250cm超 | 持ち込めない | なし | 持ち込める範囲の外(長さは2mまで) |
JR東海のよくある質問のページにも特大荷物の問いが23件並んでいる。重さや個数の制限・満席のとき・乗り遅れたときなど、迷いやすい場面ごとに問いが分かれている。
荷物棚にはおおむね3辺160cmまで・足元には120cmまで入る
のぞみ・みずほ・さくらに使うN700系の荷物棚は奥行きが約42cmある。3辺の合計160cm(例:30×50×80cm)くらいの荷物ならおおむね荷物棚に入る。普通車の足元に入るのは3辺の合計120cm(例:25×40×55cm)くらいまでで、グリーン車の足元にはフットレストがあるので荷物棚に入れる。
九州新幹線と西九州新幹線の荷物棚も奥行き約42cmで、入る大きさの目安は同じだ。荷物棚に上げにくいときは乗務員に頼むと、できる範囲で上げ下ろしを手伝ってくれる。
予約のいらない荷物置場は3辺160cm以内の荷物だけ
東海道・山陽新幹線の16両編成には、予約のいらない荷物置場が3・5・7・9・13・15号車のデッキにある。置けるのは3辺の合計160cm以内の荷物で、特大荷物は置けない。
この荷物置場は2025年7月1日の乗車分から当面の間、もとの特大荷物コーナーを試行で予約不要にしたものだ。上段は80cm以内×60cm以内×50cm以内、下段は80cm以内×60cm以内×40cm以内まで入る。施錠には自分の交通系ICカードなどを使い、一部のICカードやモバイル端末では使えない場合がある。
JR九州の新幹線には特大荷物コーナーつき座席が無い。九州新幹線と西九州新幹線では特大荷物スペースつき座席だけを予約する。
予約制になったのは大きな荷物を持つ客が増えたから
JRおでかけネットは事前予約制にした理由を、海外からの利用者の増加などで大きな荷物を持って乗る人が増えたためと説明している。一定以上の大きさの荷物は荷物置場を指定席とセットで予約して乗る仕組みにした。
特大荷物の160cm超250cm以内は、国際線の飛行機ならおおむね貨物室に有料で預けるサイズだ。航空会社によって違う。

特大荷物スペースつき座席はのぞみに57席・みずほとさくらに20席ある
特大荷物スペースつき座席は一部の指定席車両のいちばん後ろの座席だ。予約すると座席の後ろのスペースを荷物置場として使える。同じスペースは予約した人どうしで共用するので、ゆずり合って置く。
席の数は列車と車両で大きく違う。
| 列車(車両) | 席の数 | 内わけと号車 |
|---|---|---|
| のぞみ(16両編成) | 57席 | 普通車45席(3〜6・12〜16号車・各5席)・グリーン車12席(8〜10号車・各4席) |
| ひかり(16両編成) | 42席 | 普通車30席・グリーン車12席 |
| こだま(16両編成) | 17席 | 普通車5席・グリーン車12席(普通車指定席が7,11,12号車の場合) |
| みずほ・さくら・つばめ(N700系・8両編成) | 20席 | 普通車16席(4・5・6・8号車・各4席)・グリーン車4席(6号車) |
| さくら・つばめ(800系) | 2席か4席 | 6号車の普通車指定席の最後部 |
| かもめ(N700S) | 8席 | 1・2号車の普通車指定席の最後部 |
のぞみは57席あるのに対し、800系のさくらとつばめは6号車に2席か4席しかない。列車によっては混み合うので早めに予約するよう案内している。
発売は他の指定席と同じで、JR九州は1ヵ月前(前月の同じ日)の午前10時からと書いている。満席なら前後の列車を予約するか、特大荷物に当たらない大きさに荷物を小分けして乗る。
指定席を使えるきっぷなら原則どのきっぷでも予約できる。予約はエクスプレス予約・スマートEX・e5489・JR九州インターネット列車予約のほか、駅の券売機や窓口でもできる。窓口では特大荷物を持ち込むことを係員に伝える。
荷物が小さくても荷物置場が要る事情があれば予約できる。ただし席の数に限りがあり、大きな荷物でリクライニングできなくなることもある。
新幹線の予約をどこで取るかで払い戻しの手数料がどう変わるかは、新幹線の予約と払い戻しの境目をまとめた記事で読める。
高速バスのトランクはスーツケースのサイズが1人1個・長さの総和1mまでと小さい
高速バスネットはトランクに預ける荷物を1人1個に限っていて、長さの総和1m以内・重さ10kg・容積0.027㎥以内と決めている。荷物スペースが限られているので、大きな荷物は断る場合がある。
大きな荷物を持つ人が多くなり、積み込めない状況が起きているとも書いている。荷物はできるだけ少なくするよう求めている。
車内に持ち込む荷物は国土交通省の標準運送約款に手回品として書いてある。無料で持ち込めるのは身の回り品のほかに総重量10キログラム・総容積0.027立方メートル(0.3メートル立方)・長さ1メートルまでの手回品だ。
約款と予約サイトの決まりを並べると高速バスの上限が見える。
| 決まり | 大きさ | 重さ | 個数と料金 |
|---|---|---|---|
| 約款の無料手回品(車内) | 総容積0.027立方メートル・長さ1メートル | 総重量10キログラム | 無料(身の回り品のほか) |
| 約款の有料手回品(車内) | 容積0.25立方メートル以内・長さ2メートル以内 | 重量30キログラム以内 | 手回品料金を払う |
| 高速バスネットのトランク | 長さの総和1m以内・容積0.027㎥以内 | 10kg | 1人1個 |
約款の0.3メートル立方は1辺0.3メートルの立方体の大きさだ。トランクの0.027㎥もこれと同じ数字なので、旅行用のスーツケースを預けるときは乗るバス会社の案内を先に見ておく。
約款は他の旅客の迷惑になるおそれのある手回品の持ち込みを断ることがあるとしている。天災などで運送に支障があるときは、手回品の大きさや個数を臨時に制限することもある。
トランクに預けられない物とペットの決まり
高速バスネットはスキー板・スノーボード・自転車(折りたたみを含む)・貴重品・壊れやすい物・危険物を預けられないとしている。モバイルバッテリーはトランクに入れず、座席の近くの目の届く所で持っておく。
ペットは昼行便に限り、収納ケースに入れた小犬・小猫・小鳥を車内に持ち込める。身体障がい者補助犬は昼行便でも夜行便でも乗れる。バス会社によって扱いが違う場合があるので、乗る前に確かめる。
境目を超えたスーツケースは預けるか予約するか手数料を払う
飛行機はゲートで貨物室へ回されることがある
JALは決まりを超える大きさ・重さの手荷物や機内の収納スペースに入らないと判断した手荷物を、搭乗ゲートや機内で預かる場合がある。ソラシドエアも決まりの中の荷物でも安全に収納できなければ預入手荷物にする場合がある。
機内持ち込みの大きさを超える物を機内へ持ち込みたいときは、JALでは特別旅客料金を払って座席を別に買う。ソラシドエアも絵画や楽器のように収納棚にも座席の下にも入らない大型の手荷物は座席の追加購入が要る。
スカイマークは預ける荷物で1個32kg・総重量100kg・長さ280cmを超える物を預からない。大きさの決まりを超える荷物は貨物室の都合や当日の運航状況で預かりを断る場合があり、そのときは宅配便などを自分で手配する。
決まりがあるのは安全のためでもある。JALは収納が不適切だと突然の衝撃で手元から飛び出してけがの原因になり、非常口や通路に散らばって緊急脱出の妨げになると書いている。自分で収納棚に上げられない荷物をめぐって乗客どうしのトラブルやけがも起きている。
新幹線は1,000円を払っても好きな列車に乗れるわけではない
予約しないで特大荷物を持ち込むと持込手数料1,000円(税込)を払い、係員が指定する場所に荷物を置く。手数料を払えば好きな列車に乗れるわけではなく、満席なら他の列車を予約するよう案内している。
特大荷物スペースつき座席が無い自由席や一部の指定席の号車には、特大荷物を持ち込めない。予約した列車に乗り遅れると、きっぷによっては後の列車の自由席に乗れる場合でも特大荷物は持ち込めない。後の列車に持ち込むなら特大荷物スペースつき座席の指定席特急券を買い直す。
予定が変わったときは乗る前に予約を変える。新幹線を乗り継ぐときは乗る列車の全部で予約が要る。
自由席が何号車にあるかと全車指定席になる日は、新幹線の自由席の号車と期間をまとめた記事で読める。
高速バスは乗り遅れると乗車券が無効になる
高速バスネットは乗り遅れた乗車券を無効とし、変更も払い戻しもしない。荷物のことで乗り場で手間取らないよう、出発の前に決まりの中へ収めておく。
スーツケースのサイズはキャスターと持ち手を含めた3辺の合計で測る
3辺の合計は縦・横・高さを足した長さだ。測るときはキャスターやハンドルのような出っ張りまで入れる。
JALはハンドルやキャスターや車輪もサイズに含むとしている。Peachもキャスター・ハンドル・ポケット等の長さを含め、ジェットスターもハンドル・ポケット・キャスターを含めて高さ56cm×幅36cm×奥行23cmまでとしている。
JALは各辺のサイズが決まりの中に収まっていても、3辺の合計を超えると持ち込めないとしている。1辺ずつでなく合計で見る。
新幹線も縦・横・高さの合計で見て、別に長さは2mまでと決めている。高速バスネットは長さの総和1m以内と書き、約款は容積と長さで決めている。
重さは身の回り品と合わせた合計で量る
飛行機の機内の重さは1個ずつでなく合計で決まる。JALは合計重量10kg以内で、ソラシドエアは手荷物と身の回り品の総重量で合計10kgまでだ。Peachは保安検査場を通ったあとの免税店などで買った物も7kgに含める。
新幹線とJR東日本は1個30kg以内の物を2個までとしている。高速バスの約款は無料の手回品を総重量10キログラムで決めている。
個数に数えない物と数える物
JRは傘・つえ・ハンドバッグなどの身の回り品を2個の中に数えない。ソラシドエアはコート類1着や傘1本を身の回り品に含めない。反対にJALはハンドバッグやショッピングバッグ・空港で買ったお土産も個数に含める。
ジェットスターは現地の決まりを満たした免税品を機内持込手荷物の枠の中で持ち込める。身の回り品として持ち込むリュックの大きさは、機内に持ち込めるリュックのサイズの記事で膝の上に置ける身の回り品の枠と一緒に読める。

スーツケースのサイズが境目に近いときは小分けか配送か預けで乗り切る
決まりを少し超えそうなときに取れる手は乗り物ごとにある。新幹線なら予約、飛行機なら預けで乗り切れる。どちらにも乗せたくないときは配送で荷物を減らす。
入らないときの手段を料金と締切で並べる。
| 手段 | 料金 | 時間と締切 | 使える人と条件 |
|---|---|---|---|
| 新幹線の特大荷物スペースつき座席を予約する | 指定席と同じ(追加の料金なし) | 1ヵ月前(前月の同じ日)の午前10時から発売 | 東海道・山陽・九州・西九州新幹線 |
| 予約しないで新幹線に持ち込む | 持込手数料1,000円(税込) | 事前予約が無いとき | 係員が指定する場所に置く |
| 荷物を小分けにする | — | 乗る前 | 特大荷物に当たらない大きさにする(JR九州の案内) |
| スカイマークに預ける | 合計20kgまで無料 | 出発の20分前まで(羽田空港発は30分前) | 1個32kg・総重量100kg・長さ280cmまで |
| セントレアから名古屋市内のホテルへ送る | 160サイズのスーツケース1個2,860円(税込) | 11:30までの受付で14:00頃〜20:00頃に届く | 名古屋駅・栄・錦周辺のホテルのみ・時間指定不可 |
| 名古屋駅周辺のホテルからセントレアへ送る | 各ホテルに問い合わせる | 午前8:00までにフロントへ預けて当日12:30以降に受け取る | 対象は3つのホテル |
セントレアの当日配送はヤマト運輸が第1ターミナル2階の宅配・手荷物サービスで受け付けている。名古屋駅・栄・錦周辺のホテルへ11:30までに受け付けた荷物を14:00頃から20:00頃に届け、時間は指定できない。料金例は160サイズのスーツケース1個で2,860円(税込)で、荷物の大きさや送り先で変わる。
帰りは名古屋マリオットアソシアホテル・名古屋JRゲートタワーホテル・ニッコースタイル名古屋の3つから空港へ送れる。午前8:00までにホテルのフロントへ預けると当日12:30以降に空港で受け取れる。交通事情や天候で遅れたり中止したりする場合がある。
空港とホテルの間を手ぶらで動けば、大きなスーツケースを持って電車やバスに乗らずに済む。届けられるエリアかどうかは第1ターミナル2階のヤマト運輸のカウンターで確かめる。確かめるのに時間がかかるので早めに行く。
Peachやジェットスターの7kgを超えそうなときは、重い物を預ける荷物へ移すか受託手荷物を前もって足しておく。ジェットスターは事前に追加しておけば空港での手続きがスムーズだと案内している。
スーツケースの中身が機内に持ち込めるかは、持ち込み早見表で品目ごとに確かめられる。スプレーや電池のように機内と預けで扱いが変わる物も、そこで航空会社ごとに並べている。
新幹線に大きなスーツケースを持ち込む日は4つの手順で進める
特大荷物の持ち込みはJRおでかけネットとJR九州が同じ流れで案内している。乗る前の予約から降りるまでを順に並べる。
- 荷物の縦・横・高さを測って足す。160cmを超えて250cm以内なら特大荷物になる。
- 乗る列車の特大荷物スペースつき座席を予約する。ネット予約のほか駅の券売機や窓口でも取れる。
- 乗ったら予約した座席の後ろの特大荷物スペースに荷物を置く。スペースは最後部の座席を予約した人どうしで共用する。
- 降りる駅が近づいたら時間に余裕をもって荷物を出す。
特大荷物スペースは座席の後ろにあるので、大きな荷物でリクライニングできなくなることがある。荷物の管理は自分でする。
新幹線定期券や新幹線IC定期券(FREX・FREXパル)で乗る人は、自由席に特大荷物を持ち込めない。フレックス専用EX座席指定券を乗る日の5時30分から発車4分前までにエクスプレス予約かスマートEXで買い、特大荷物スペースつき座席を選ぶ。駅や車内では買えない。
車いすで乗る人は、車いす対応座席を予約するときに特大荷物も持ち込むと伝える。
ベビーカーやスポーツ用品・楽器は特大荷物のルールの外で、予約しないで持ち込める。最後部のスペースに置きたいときは特大荷物スペースつき座席を予約する。
スーツケースのサイズでよく聞かれる7つの質問に答える
Q. 機内に持ち込めるスーツケースのサイズは何cmまで?
A. JAL・ソラシドエア・Peachは3辺の合計115cmまでだ。重さはJALとソラシドエアが合計10kg・Peachが合計7kgまでになる。JALの100席未満の機は3辺の合計100cmで、ジェットスターは高さ56cm×幅36cm×奥行23cmまでだ。
Q. 新幹線に持ち込めるスーツケースのサイズは?
A. 3辺の合計160cmまでなら予約なしで持ち込める。東海道・山陽・九州・西九州新幹線は160cmを超えて250cmまでなら特大荷物スペースつき座席の予約が要り、250cmを超えると持ち込めない。重さは30kg以内で2個までだ。
Q. 新幹線の特大荷物を予約しないで乗るとどうなる?
A. 持込手数料1,000円(税込)を払い、係員が指定する場所に荷物を置く。手数料を払っても好きな列車に乗れるわけではなく、満席なら他の列車を予約するよう案内している。特大荷物は自由席に持ち込めない。
Q. 高速バスや夜行バスにスーツケースは何個まで預けられる?
A. 高速バスネットはトランクに預ける荷物を1人1個に限っている。大きさは長さの総和1m以内・重さ10kg・容積0.027㎥以内で、大きな荷物は断る場合がある。乗るバス会社の案内もあわせて見ておく。
Q. LCCの機内持ち込みが7kgを超えたらどうなる?
A. Peachは受託手荷物料金を払って預ける決まりで、係員が重さを実測することもある。ジェットスターも受託手荷物として預ける必要があり追加の料金がかかる。プラス7kgのオプションか14kgを含む運賃なら合計14kgまで持ち込める。
Q. スーツケースを預けると何キロまで無料?
A. スカイマークは1人合計20kgまで無料で、1個50cm×60cm×120cmまで・個数の制限は無い。20kgを超えると超えた重さが1kg〜10kgで2,000円かかる。1個32kgを超える荷物は預けられない。
Q. スーツケースのサイズにキャスターや持ち手は入る?
A. 入る。JALはハンドルやキャスターや車輪もサイズに含むとしていて、Peachもキャスター・ハンドル・ポケットの長さを含める。ジェットスターもハンドル・ポケット・キャスターを含めて高さ56cm×幅36cm×奥行23cmまでだ。
まとめ:スーツケースのサイズは115cm・160cm・250cmの3つの境目で選ぶ
スーツケースのサイズは乗り物ごとに境目が違う。飛行機の機内はJAL・ソラシドエア・Peachが3辺の合計115cm(JALの100席未満の機は100cm)で、重さはJALとソラシドエアが合計10kg・Peachとジェットスターが合計7kgまでだ。
東海道・山陽・九州・西九州新幹線は3辺の合計160cmまで予約なしで乗れる。160cmを超えると特大荷物スペースつき座席の予約が要り、予約しないと持込手数料1,000円がかかる。250cmを超えると持ち込めない。
高速バスネットのトランクは1人1個・長さの総和1m以内・10kgまでに限られる。出発前にキャスターまで含めて3辺を測り、身の回り品と合わせた重さを量っておく。
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この記事の出典
日本航空とJRおでかけネットなど12件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
