新幹線の待合室で何が決まったのか
のぞみが止まる9駅に、グリーン車とスプリームクラスの専用待合室ができます。
- 何がグリーン車とスプリームクラス専用の待合室を9駅に新設
- いつから品川・新横浜・京都・小倉・博多は2027年12月15日から
- 誰にグリーン車かスプリームクラスを使う人(細かい条件は後日発表)
- どうすればいい東京〜新大阪のグリーン車はEX予約で22,800円と見込む
JR東海とJR西日本が2026年10月16日に発表しました。待合室は東海道・山陽新幹線の「のぞみ」停車駅の改札内にできます。ソフトドリンクは無料です。各席にコンセントがあり無料Wi-Fiも使えます。係員も常駐して受付と案内をします。
同じ発表でグリーン料金の改定も決まりました。上がるのは2027年12月15日(水)の乗車分からです。待合室はこの改定と組みになった取り組みで、グリーン車をもっと快適にする中身の1つとして出てきました。
この記事でわかること
- 待合室ができる9駅と駅ごとの使い始めの時期
- 待合室で無料になるものと充電・Wi-Fiのこと
- 待合室の対象になるグリーン車とスプリームクラスの値段の変わり方
- 出かける前に押さえておく落とし穴
新幹線の待合室はいつから使えるのか(駅ごとの時期)
最初に開くのは5駅です。品川・新横浜・京都・小倉・博多の5駅が2027年12月15日に使い始めます。東京と新大阪の2駅は2028年度で、名古屋は2029年度の予定です。広島は2028年度以降に置く計画ですが、時期はまだ決まっていません。

日付が決まっていない駅の日程は決まり次第の発表です。山陽新幹線では広島・小倉・博多のほかの設置駅も、あとから発表されます。どの駅も「のぞみ」が止まる駅の改札内に置かれます。
次の表のとおり、東京・新大阪・名古屋は先に開く5駅より後になります。
| 使い始める時期 | 駅 | 駅の数 |
|---|---|---|
| 2027年12月15日 | 品川・新横浜・京都・小倉・博多 | 5駅 |
| 2028年度 | 東京・新大阪 | 2駅 |
| 2029年度 | 名古屋 | 1駅 |
| 2028年度以降(時期は未定) | 広島 | 1駅 |
出どころ: TRAICY・乗りものニュース(2026年10月16日)をもとに今日どこいく?編集部が作成
東京駅の待合室ができるのは2028年度です。2027年12月15日に開く5駅のうち東京に近いのは品川と新横浜です。どちらかから乗る予定を立てれば、開業の日から使える見込みがあります。ただし入れる条件はまだ出ていないので、発表を見てから決めてください。
待合室で充電と飲み物はどうなるのか
待合室で受けられるものは4つ発表されています。1つ目はソフトドリンクの無料の提供です。2つ目は各席のコンセントで、スマホやパソコンを充電しながら発車を待てます。3つ目は無料のWi-Fiです。4つ目は係員の常駐で、受付や案内をします。
待合室のつくりは駅ごとに違うデザインになります。同じグリーン車の人向けでも、品川と博多では見た目が変わるということです。営業時間や利用条件などの細かい決まりは、JR東海とJR西日本があとで別に発表します。何時から入れるか、乗る列車の何分前まで使えるかはその発表を待つことになります。

専用の待合室は席ごとにコンセントがあるので、出張の前の充電や家族旅行の前のひと休みに向きます。ドリンクが無料なので、駅の売店に並ぶ手間も1つ減ります。
待合室の対象のグリーン車はいくらになるのか
待合室の対象はスプリームクラスとグリーン車の人です。そのグリーン車の値段は2027年12月15日の乗車分から上がります。東京〜新大阪をEX予約の通常期に乗ると、いまは19,100円です。2027年12月15日以降の乗車で7月1日以降に買うと22,800円になり、いまより3,700円上がります。新大阪〜博多は21,710円から25,790円になり、4,080円上がります。

値段は「乗る日」と「買う日」の2つで決まります。のぞみの普通車指定席の料金は2027年7月1日の購入分から、グリーン料金は2027年12月15日の乗車分から変わるためです。乗る日が2027年12月14日までなら、7月1日以降に買っても東京〜新大阪のグリーン車は19,800円です。
EX予約で比べると、グリーン車とスプリームクラスは普通車指定席より上がり幅が大きくなります。
| 区間と設備 | いまの発売額 | 2027年12月15日以降に乗る(7月1日以降に買う) | いまとの差 |
|---|---|---|---|
| 東京〜新大阪 普通車指定席 | 14,230円 | 14,930円 | +700円 |
| 東京〜新大阪 グリーン車 | 19,100円 | 22,800円 | +3,700円 |
| 東京〜新大阪 スプリームクラス | 60,500円 | 64,200円 | +3,700円 |
| 新大阪〜博多 普通車指定席 | 15,640円 | 15,920円 | +280円 |
| 新大阪〜博多 グリーン車 | 21,710円 | 25,790円 | +4,080円 |
| 新大阪〜博多 スプリームクラス | 72,510円 | 76,590円 | +4,080円 |
出どころ: JR東海・JR西日本・JR九州の発表(2026年10月16日)。EX予約・通常期・おとな片道1名・のぞみ。スプリームクラスは7号車の発売額
同じグリーン車でも予約のしかたで値段が少し違います。
| 予約のしかた | 東京〜新大阪のグリーン車 | 新大阪〜博多のグリーン車 |
|---|---|---|
| EX予約 | 22,800円 | 25,790円 |
| スマートEX | 23,090円 | 25,970円 |
| LINEからEX | 23,190円 | 26,070円 |
出どころ: JR東海・JR西日本・JR九州の発表(2026年10月16日)。2027年12月15日以降の乗車・通常期・おとな片道1名。LINEからEXは2027年11月15日以降に買う場合
スプリームクラスの10号車は1名で使う個室です。いまの値段はEX予約で東京〜名古屋32,440円、東京〜新大阪42,100円です。新大阪〜博多は49,910円です。2027年度中に入る半個室のSupreme Class Seatも、この10号車と同じ値段になります。
スプリームクラスのCabinの値段も、指定席特急料金とグリーン料金の改定と同じ時期に変わります。どの値段も通常期の額です。閑散期は200円安くなり、繁忙期は200円高くなります。最繁忙期は400円高くなります。

新幹線の待合室を使いたい人は何をすればいいか
待合室を使えるのはまだ先ですが、乗る駅と予約のしかたは今から決めておけます。次の5つの順に進めると迷いません。

- 乗る駅の時期を確かめる。2027年12月15日に使えるのは品川・新横浜・京都・小倉・博多の5駅です。東京と新大阪は2028年度まで待ちます。
- 営業時間と利用条件の発表を待つ。何時から入れるかやどのきっぷで入れるかは、JR東海とJR西日本がこれから発表します。
- グリーン車の値段を見込んでおく。東京〜新大阪のグリーン車はEX予約で22,800円です。2027年12月15日以降に乗って7月1日以降に買う場合の通常期の額です。
- 予約のしかたを決める。スプリームクラスはEX予約とスマートEXで売られ、予約には会員登録が要ります。EX予約は年会費1,100円(税込)です。
- 発売の時刻を押さえる。スプリームクラスは乗る日の1カ月前の10時から発売します。
東京へ泊まりで行くなら宿の混み方も見ておくと安心です。今日どこいく?の旅行の混雑DBで東京都を見ると、宿の混み方は年間で76.3%です。12か月のうちいちばん混むのは10月の80.6%で、いちばん空くのは1月の71.1%でした。
これまでのグリーン車とどう違うのか
東海道・山陽新幹線のグリーン料金は、消費税率の改定に伴うものを除いて据え置かれてきました。今回は待合室の新設や座席の入れ替えと合わせて上がります。グリーン車の中身も次のように変わります。

- 8・9号車は多機能アームレスト座席になり、ドリンクホルダーとスマホホルダーが付きます。
- 10号車はパーティション座席になり、隣の人の視線が気にならない仕切りが付きます。
- どの席もリクライニングの角度を123度から116度に変えます。
- 跳ね上げ式のフットレストと肘掛収納式の大型テーブルを入れて足元を広げます。
- 身だしなみを整えるパウダーコーナーを新しく設けます。
- すれ違うときの揺れを約10%減らして乗り心地を上げます。
座席が変わるのはN700AとN700Sの8〜10号車で、2027年12月15日以降に順次変わります。数年以内に廃車になる車両は外れます。
普通車も一部が上がります。のぞみの普通車指定席は2027年7月1日の購入分から上がり、運賃と料金を合わせた東京〜新大阪は14,720円から15,420円になります。東京〜名古屋は11,300円から11,880円です。普通車自由席の特急料金は変わりません。
新幹線の荷物や設備を会社ごとに比べたいときは、新幹線6社の持ち込みと設備の比較表が使えます。
新幹線の待合室で気をつけるところ
まず待合室は9駅で一斉に開くわけではありません。2027年12月15日に開くのは5駅だけです。東京と新大阪は2028年度で、名古屋は2029年度です。広島は時期が決まっていません。名古屋や東京から乗る人は、乗る駅の時期を表で確かめてから計画を立ててください。

次に値段の基準が2つある点です。普通車指定席は買う日で決まり、グリーン車は乗る日で決まります。2027年7月1日と12月15日の2つの日付をまたぐ予定は、どちらの額になるかを予約の画面で確かめてください。早特などの割引の商品も価格の改定が予定されていて、中身は決まり次第の発表です。
スプリームクラスの7号車を2人で使うときも気をつけます。予約した人に同行する人は、その列車に乗れる乗車券と特急券が別に要ります。普通車自由席・普通車指定席・グリーン席のどれでも構いません。
最後に待合室の利用条件はまだ発表されていません。グリーン車のきっぷがあれば乗る駅でいつでも入れるのか、それとも時間の決まりがあるのかは未定です。発表が出たら、乗る駅と時刻を当てはめて確かめてください。
新幹線の待合室でよくある質問
Q. 新幹線の待合室は東京駅にもできますか?
A. できます。ただし東京駅で使い始めるのは2028年度の予定です。2027年12月15日に先に開くのは品川・新横浜・京都・小倉・博多の5駅です。東京側で早く使いたい人は品川か新横浜が候補になります。
Q. 待合室でスマホの充電はできますか?
A. できます。待合室は各席にコンセントが付き、無料のWi-Fiも使えます。発車まで充電しながら待てます。最初の5駅は2027年12月15日から使えますが、営業時間などの細かい決まりは後日の発表です。
Q. 待合室で飲み物は出ますか?
A. ソフトドリンクが無料で出ます。品川など5駅は2027年12月15日に始まり、係員が常駐して受付と案内をします。ほかのサービスや利用条件はJR東海とJR西日本が別に発表します。
Q. 普通車のきっぷで待合室に入れますか?
A. 待合室はスプリームクラスとグリーン車を使う人の専用です。細かい利用条件は後日の発表なので、使いたいならグリーン車以上のきっぷを考えておきます。東京〜新大阪のグリーン車はEX予約で22,800円です(2027年12月15日以降の乗車・通常期)。
まとめ|新幹線の待合室は2027年12月15日に5駅から
東海道・山陽新幹線の「のぞみ」が止まる9駅に、グリーン車とスプリームクラスの専用待合室ができます。最初は品川・新横浜・京都・小倉・博多の5駅で2027年12月15日からです。東京と新大阪は2028年度で、名古屋は2029年度です。広島は時期が未定です。
待合室ではソフトドリンクが無料で、各席のコンセントと無料Wi-Fiが使えます。同じ日からグリーン車の値段が上がり、東京〜新大阪はEX予約で22,800円です。営業時間と利用条件の発表が出たら、乗る駅と予約のしかたを決めてください。
この記事の出典
JR東海とTRAICYなど6件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
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最終確認 2026年10月17日
