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高速道路(東名綾瀬渋滞)

東名高速の渋滞対策工事で綾瀬の渋滞は休日最大31.3km

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東名の綾瀬スマートIC付近で渋滞対策の工事が本格的に始まった

東名上りの綾瀬スマートIC付近で昼夜連続の車線規制が始まった。

  • 何が上り線の綾瀬スマートIC付近に付加車線を1本足す工事
  • いつから2026年10月3日から2027年4月下旬ごろまで規制が続く
  • 誰に東京方面へ向かう上り線の車。休日は最大約31.3kmの渋滞
  • どうすればいい休日はピークの16〜18時ごろを外して通る

NEXCO中日本は東名高速の横浜町田IC〜海老名JCT間の上り線で、綾瀬スマートIC付近を広げる渋滞対策の工事を進めています。2026年10月3日(土)からは昼夜連続の車線シフト規制が始まりました。規制は2027年4月下旬ごろまで続く予定です。

この区間は1日平均14万台が通る国内屈指の重交通区間です。規制中も上りの3車線は残りますが、車線の幅が狭くなるので渋滞が予測されています。休日の最大は約31.3kmで、渋滞を通り抜けるのに約75分かかる見込みです。

行楽の帰りに東名で東京や横浜へ戻る人は、この先しばらく帰りの時間の組み方が変わります。工事のあらましと混む時間帯を先に押さえておけば、当日あわてずに済みます。

この記事でわかること

  • 工事の規制がいつからいつまで続くのか
  • 平日と休日の何時ごろにどれだけ混むのか
  • 休日の帰りの時間をどうずらせばいいか
  • 同じ時期に重なる東名のほかの工事
綾瀬の工事で押さえる3つの数字。Point 1。規制は2027年4月下旬まで。10月3日から昼夜連続・土日祝も。Point 2。休日は最大31.3kmの渋滞。17〜18時ごろ・通過に約75分。Point 3。車線の幅は3.25mに狭まる。いまの3.6mより狭い所がある。出かける前に「東名工事」で検索。今日どこいく?が作ったイラスト図解(Point①②③の縦積み(各行に絵))

昼夜連続の車線規制は10月3日から2027年4月下旬ごろまで続く

工事は車線を切り替えながら段階を分けて進みます。最初の段階はSTEP①で、8月下旬から9月下旬までは夜間に車線を切り替える作業がありました。規制の時間は平日が21時〜翌5時で、土曜日は翌1時〜翌5時です。

この切り替えは済んでいて、10月初旬から路肩を広げる作業が本格的に始まっています。いまは上り線の車線を中央分離帯の側へずらし、空いた路肩の側で土の区間を広げています。

規制は土曜日も日曜日も祝日も止まりません。昼も夜も同じ形で続くので、週末だけ規制が外れることはありません。天候や作業の進み具合で期間が変わる場合もあります。

次の表を見るとSTEP①のあとにもSTEP②とSTEP③の長い規制が控えているのがわかります。

段階 期間 規制の形 場所
切り替え作業 2026年8月下旬〜9月下旬(済み) 夜間の車線規制。上りは1〜2車線に減った 綾瀬スマートIC付近
STEP①(いま) 2026年10月3日(土)〜2027年4月下旬ごろ(約7ヵ月間) 昼夜連続の車線シフト規制。上下6車線を残す 綾瀬スマートIC付近の路肩の側
STEP② 約8ヵ月間(日程はこれから発表) 昼夜連続の車線シフト規制。上下6車線を残す 綾瀬スマートIC付近と大和トンネル付近
STEP③ 約21ヵ月間(日程はこれから発表) 上り線の昼夜連続の車線シフト規制。上り3車線を残す 大和トンネル付近

綾瀬スマートIC付近の工事全体は2026年8月下旬から2028年4月下旬ごろまでの見込みです。STEP②より後の細かい日程は、NEXCO中日本が改めて知らせるとしています。

各段階のあいだには次の段階へ移るための切り替え作業が入ります。切り替えは夜間の車線規制で行う予定です。NEXCO中日本はこの切り替えをゴールデンウィークや夏の混む時期と重ねないように日程を組んだと説明しています。

東名上りの綾瀬付近は休日の夕方に最大31.3kmの渋滞が予測されている

NEXCO中日本の予測では、規制中の渋滞はふだんより約3.5km長くなります。渋滞が起きる日も1年で約84日増える見込みです。予測は過去の中央道と東名のリニューアル工事の実績と、いまの交通量をもとに出しています。

綾瀬スマートIC工事の日程。8月下旬〜9月下旬 夜間に車線切替作業/10月3日 昼夜連続の車線規制開始/2027年4月下旬ごろ STEP①の規制終了/その後約8ヵ月間 STEP②の規制が続く/2028年4月下旬ごろ 工事全体が終了予定
今日どこいく?編集部が本文の日程から作成

次の表のとおり休日は平日より渋滞が長く、どちらも17〜18時ごろに最大になります。

予測 渋滞の長さ 通過にかかる時間 出る時間帯
平日の平均 約5.3km 約13分(規制なしより約4分増) 12時〜24時ごろ(ピーク17〜18時ごろ)
平日の最大 約22.0km 約53分(規制なしより約13分増) 17〜18時ごろ
休日の平均 約11.0km 約26分(規制なしより約11分増) 10時〜24時ごろ(ピーク16〜18時ごろ)
休日の最大 約31.3km 約75分(規制なしより約23分増) 17〜18時ごろ

休日に出かける人がいちばん気にしたいのは帰りの時間です。休日の渋滞は10時〜24時ごろに出る予測で、ピークは16〜18時ごろに来ます。最大の約31.3kmになると通過に約75分かかり、規制をしていないときより約23分延びます。

平日も12時〜24時ごろに渋滞が出ます。平均は約5.3kmで通過に約13分です。最大は17〜18時ごろの約22.0kmで約53分の見込みです。

工事をしているのは東京方面へ向かう上り線です。綾瀬スマートIC付近はもともと上り線の渋滞の先頭になっていた所で、車の列はその手前の名古屋側へ伸びます。西から東京や横浜へ戻る帰り道ほど影響を受けやすくなります。

連休に出かけるときは工事と関係なく混む日が重なります。3連休の高速道路の渋滞予測をまとめた記事も出る日を決める目安になります。

東名で出かける人は帰りの時間と通る道を先に決めておく

NEXCO中日本は工事の期間中、出かける時間を変えることや時間に余裕を持った計画を考えてほしいと呼びかけています。公共交通機関の利用もすすめています。休日の帰りに東名を使う人は、次の5つを出かける前に決めておくと動きやすくなります。

東名で出かける人への注意点。出かける時間を変える 混雑する時間を避けて計画する/時間に余裕を持つ 渋滞を見込んだ計画を立てる/公共交通機関も検討 NEXCO中日本がすすめる手段/帰りは16〜18時を外す ピーク時間帯を避けて通過する
今日どこいく?編集部が本文の内容から作成
  1. 出かける前に「東名工事」で検索する。NEXCO中日本の東名軸大規模工事サイトに渋滞が予測される時間帯と所要時間が出ます。迂回ルートの案内もあり、予測は最新のものに随時更新されます。
  2. 休日の帰りは16〜18時ごろに綾瀬付近を通らない。早めに切り上げて16時より前に抜けるか、夕食を済ませて18時を過ぎてから走る計画にします。そうすれば最大の渋滞が予測される17〜18時ごろを外せます。ただし休日は24時ごろまで渋滞が出る予測なので、空く時間をあてにしすぎないようにします。
  3. 時間をずらすなら手前のサービスエリアで休む。渋滞の列に入ってから時間をつぶすより、手前で食事や休憩をとるほうが子ども連れでも楽です。寄る先は全国のサービスエリアの一覧で給油や24時間の売店があるかを見てから決めます。
  4. 電車や高速バスも選択肢に入れる。規制中も横浜町田IC・綾瀬スマートIC・海老名JCTは使えます。東名大和バスストップと東名綾瀬バスストップも使えます。
  5. 狭い車線では車間を空けて走る。車線の幅はいまの3.6mから3.25mになる所があります。隣を走る大型車との間が近くなるので、車線の真ん中を保って走ります。

道路の状況はNEXCO中日本のドライブコンパスや目で見るハイウェイテレホンでも確かめられます。日本道路交通情報センターの道路交通情報Now!!も確認先の1つとして挙がっています。走っている途中は道路交通情報板やハイウェイラジオ、スマートフォンのみちラジでも最新の情報が流れます。ほかのドライブの話題は車・ドライブの記事一覧にまとめています。

大和トンネルの4車線化のあとで渋滞の先頭が綾瀬へ移った

この区間の渋滞対策は今回が初めてではありません。長いあいだ渋滞の先頭は大和トンネルでした。トンネルの付近から順に広げる工事が進み、2021年にはトンネルを含めて片側4車線になりました。

ところが綾瀬スマートIC付近では、海老名JCT方面から4車線で来た道が一時的に3車線へ減ります。このため渋滞の先頭が大和トンネルから綾瀬スマートICへ移りました。今度はここが大きなボトルネックになっていたわけです。

国土交通省が令和2年6月に出した平成31・令和元年の渋滞ワーストランキングでは、海老名JCT〜横浜町田IC(上り線)がワースト1位でした。反対の下り線もワースト4位に入っています。アップダウンが多いことと大和トンネルで速度が落ちることも渋滞の原因に挙げられています。

これまでの流れを並べると次のとおりです。

  • 2015年9月 神奈川県東名軸渋滞ボトルネック検討ワーキンググループの初回で渋滞の原因を分析
  • 2016年10月 大和トンネル付近の工事に着手
  • 2021年3月 綾瀬スマートICが開通
  • 2021年7月 大和トンネルを含む西側区間で付加車線の運用を開始(上り線約3km・下り線約2km)
  • 2022年11月 横浜町田IC(下り線)の加速車線を約0.5km延ばして運用を開始
  • 2024年3月 綾瀬スマートIC付近の対策案を提示
  • 2026年10月3日 綾瀬スマートIC付近で昼夜連続の車線シフト規制を開始

これまでの対策はトンネルの付近が中心でした。今回は橋やトンネルではない土の区間(土工区間)を広げます。工事区間は綾瀬スマートIC付近の約1.5kmです。上り線に付加車線を1本足して4車線が欠ける所を埋める計画です。

東名のこの区間は1968年4月25日に開通しました。開通から58年がたった道を、車を走らせたまま広げる工事になります。だから車線を減らさずに幅を詰めるやり方を選んでいます。NEXCO中日本は1日14万台を超える区間で車線を減らすと大きな渋滞が心配になると説明しています。

東名上りの綾瀬スマートIC付近。4車線が3車線に減る所へ1本足す。いま。4車線で来た道が綾瀬付近で3車線に減る。工事のあと。付加車線を1本足して4車線を続ける。工事全体は2028年4月下旬ごろまで。今日どこいく?が作ったイラスト図解(前と後の場面)

車線の幅が3.25mになる区間とほかの東名の工事に気をつける

規制中は車線をもとの位置からずらすので、幅が3.6mから3.25mに狭くなる所があります。ふだんの感覚で走ると隣の車との間が思ったより近く感じます。車線変更は工事区間に入る前に済ませておくと落ち着いて走れます。

規制区間の車線幅のちがい。ふだん:車線の幅は3.6m/隣の車との間隔が通常どおり。規制中:車線の幅が3.25mに縮小/隣の車との間が近く感じる
今日どこいく?編集部が本文の内容から作成

もう1つの落とし穴は、同じ時期に東名のほかの場所でも大きな工事があることです。綾瀬付近を抜けても別の規制にかかることがあります。緊急工事などで今回の工事とは別に規制がかかる場合もあります。

次の表のとおり10月下旬からは東京IC〜大井松田ICで集中工事も重なります。

工事 区間 時期
渋滞対策工事(今回) 横浜町田IC〜海老名JCT(上り線)綾瀬スマートIC付近 2026年10月3日〜2028年4月下旬
渋滞対策工事(となりの区間) 横浜町田IC〜海老名JCT(大和高架橋・小田急高架橋・大東橋) 2024年11月9日〜2030年3月下旬
集中工事 東京IC〜大井松田IC 2026年10月下旬〜11月上旬
リニューアル工事 大井松田IC〜足柄スマートIC(右ルート) 2026年9月下旬〜12月中旬
リニューアル工事 焼津IC〜吉田IC(大井川橋) 2023年5月28日〜2029年3月下旬
集中工事 東名三好IC〜名古屋IC 2026年11月上旬〜11月下旬

綾瀬スマートICは東京IC〜大井松田ICの区間の中にあります。10月下旬から11月上旬にかけて東名で出かける予定がある人は、集中工事の日程も合わせて確かめておきます。秋の行楽で静岡方面まで足を伸ばす人は、大井松田IC〜足柄スマートICのリニューアル工事にも気をつけます。

工事のことで聞きたいことがあるときは、NEXCO中日本お客さまセンターが24時間365日受け付けています。電話はフリーダイヤルの0120-922-229です。フリーダイヤルを使えない人は052-223-0333(通話料あり)にかけます。

東名の綾瀬の渋滞対策工事でよく聞かれる5つの問いに答える

Q. 東名の綾瀬の工事はいつまで続く?
A. 昼夜連続の車線シフト規制(STEP①)は2026年10月3日から2027年4月下旬ごろまでです。そのあと約8ヵ月間のSTEP②が控えていて、工事全体は2028年4月下旬ごろまでの見込みです。天候や作業の進み具合で期間が変わる場合があります。

今日どこいく?の「東名高速道路のサービスエリア45か所 一覧」の画面。東名高速道路のサービスエリア一覧
今日どこいく?の東名高速道路のサービスエリア45か所 一覧の画面(10月18日時点)

Q. 東名上りは休日の何時に渋滞する?
A. 休日は10時〜24時ごろに渋滞が出る予測で、ピークは16〜18時ごろです。最大の約31.3kmは17〜18時ごろに出る見込みで、通過に約75分かかります。帰りは16時より前か18時を過ぎてから綾瀬付近を通る計画にします。

Q. 平日も渋滞する?
A. 平日も12時〜24時ごろに渋滞が出る予測です。平均は約5.3kmで通過に約13分かかります。最大は17〜18時ごろの約22.0kmで約53分の見込みです。規制をしていないときより最大で約13分延びます。

Q. 工事中も綾瀬スマートICやバス停は使える?
A. 使えます。規制の期間中も横浜町田IC・綾瀬スマートIC・海老名JCTが使えます。東名大和バスストップと東名綾瀬バスストップも同じです。上り線は3車線のまま残りますが、幅が3.25mに狭くなる所があります。

Q. 渋滞の予測はどこで見られる?
A. NEXCO中日本の東名軸大規模工事サイトに出ています。「東名工事」で検索すると出てきます。渋滞が予測される時間帯と所要時間のほか迂回ルートの案内も載っています。予測は随時更新されるので出かける前日と当日の朝に見ておくと安心です。

東名綾瀬の渋滞対策工事は2028年4月下旬ごろまで続く

東名上りの綾瀬スマートIC付近では、10月3日から2027年4月下旬ごろまで昼夜連続の車線シフト規制が続きます。上り3車線は残りますが、休日は17〜18時ごろに最大約31.3kmの渋滞が予測されています。帰りは16〜18時ごろのピークを外し、出かける前に「東名工事」で検索して最新の予測を見ておきます。工事全体は2028年4月下旬ごろまでの見込みで、STEP②より後の日程はNEXCO中日本がこれから知らせます。

この記事の出典

NEXCO中日本と乗りものニュースの5件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

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最終確認 2026年10月18日

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