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大型犬とおでかけできる場所は?電車とドッグランは10kgで分かれる 図の中の文字: なぜ電車はダメ?、どこなら入れる?、大型犬は電車にはほぼ乗れない、フェリーと高速道路なら入れる

大型犬とおでかけできる場所は?電車とドッグランは10kgで分かれる

公開 読了 約18分

結論この記事の答え

大型犬は、車とフェリーで行く

体重の制限なし

フェリーさんふらわあ

フェリー

全身が入るケージで自分で運べれば乗れる。秋田犬など8犬種は不可

幅60cm・全長120cm以内くわしく見る

17か所に区画あり

NEXCO中日本のSA・PA

高速道路

全犬種用や大型犬用の区画を選ぶ。鈴鹿PAは上りも下りも700㎡

Bエリアは10kg以上

荒川岩淵関緑地

東京都北区

10kg以上の犬はBエリアに入る。10kg未満はAエリア

中・大型犬用は10kg以上

代々木公園

東京都

体重で3つのエリアに分かれる。都立12公園で共通の登録

横にずらすと全部見られます

JR東海の電車はケース込み10キロ超で乗れない。朝霞市と日野市のドッグランは住民だけ

大型犬とおでかけするなら電車より車とフェリーで行き先を決める

大型犬は電車に乗れないので車かフェリーで動く。

この記事でわかること

  • 電車とフェリーと高速道路と公園のドッグランで大型犬がどこまで入れるか
  • 10kgと体高25cmの線がどの施設に出てくるか
  • 大型犬が入れる区画を2つに分けて載せている高速道路のSA・PA
  • フェリーに乗れない8犬種と乗る日の段取り
  • 出かける前にそろえる狂犬病とワクチンの証明

JR東海の電車に犬を乗せられるのは、ケースと犬を合わせて10キロ以内のときだけだ。ケースはタテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内と決まっている。大きな犬はこの枠に入らないので、電車で出かける道はほぼ閉じている。

一方でフェリーさんふらわあは、ペットの体重と身長の制限を設けていないと書いている。全身が入るケージに入れて自分で運べれば、大型犬でも船に乗れる。ただし秋田犬など8犬種は乗れない。

この記事では今日どこいく?編集部が電車・フェリー・高速道路・公園のドッグランの公式の規定を読み、大型犬が入れるかどうかで並べ直した。小型犬の体重の線と証明の細かい違いはドッグランの小型犬は何キロまでかの記事で読める。ここでは大きな犬の飼い主がどこで止められ、代わりにどこへ行けるかを中心に見ていく。

大型犬が入れるかを9つの公式の規定で並べた

電車1社・フェリー1社・高速道路2社・公園のドッグラン5か所の合わせて9つの規定を、大型犬の目で読み直した。大きな犬がそのまま入れないのは電車だけで、ほかは区画か条件しだいで入れる。

線路脇の信号機越しに走るJR東海の新幹線N700系の先頭車両を横から写した写真

9つを並べると大型犬を止めるのは体重の線と犬種と住所の3つだと分かる。

行き先 大型犬は入れるか 線の引き方
JR東海の電車 × ケース込み10キロを超えると乗れない ケースの3辺の合計120センチ以内
フェリーさんふらわあ ○ 体重と身長の制限なし 8犬種と生後6か月未満は乗れない
NEXCO中日本のSA・PA ○ 全犬種用や大型犬用の区画がある所あり 区画の名前で分ける
NEXCO東日本のSA ○ 那須高原・有珠山・長者原などに設置 区画の分け方は各SAで見る
北区 荒川岩淵関緑地 ○ Bエリアは10kg以上の犬用 体重10kg未満と以上
千代田区 Dog Garden 飯田橋 ○ フリーエリアは大きさを問わない 体高25センチ以下が小型犬
朝霞市 浜崎ドッグラン △ 中・大型犬エリアあり・市内在住のみ 体重10kg以下が小型犬
代々木公園 ○ 中・大型犬用エリアは10kg以上 5kg・12kg・10kgの3区分
日野市営ドッグラン △ 大型犬・中型犬優先エリアあり・市民のみ 住民登録と5種以上の混合ワクチン

9つのうち10kgの線が出てくるのはJR東海と北区と朝霞市と代々木公園の4つだ。電車では10キロ以内が乗れる上限で、公園では小型犬と大型犬を分ける線として使われている。同じ10kgでも電車ではケースの重さを含み、公園では犬の体重だけを見る。

体重でなく体の高さで分けるのは千代田区だけだった。千代田区の飯田橋のドッグランは体高が25センチメートル以下の犬を小型犬としている。体重が軽くても足の長い犬は小型犬エリアに入れないことがある。

体重も体高も見ないのがフェリーさんふらわあだ。代わりに犬種で線を引き、生後6か月未満のペットも乗せない。大型犬の飼い主にとっては、体重の線が無い乗り物はここだけになる。

大型犬の扱いは乗り物か施設かと住んでいる所で変わる

同じ大型犬でも、行き先が乗り物か施設かで止められる理由が違う。乗り物は「自分で運べる大きさか」を見て、施設は「どの区画に入れるか」を見る。

乗り物と施設で見る基準の違い。乗り物:自分で運べる大きさか/ケースやケージが前提/JR東海は動物専用区分。施設:どの区画に入れるか/体重や体高で区画分け/大型犬側の線は施設で違う

乗り物の側で見ると、JR東海は動物専用のケースに入れたものだけを有料の手回り品として扱う。抱いたままやバッグに入れた状態では乗れず、ドッグスリングのような布のものも全身が入っていても使えない。ペットカートは車輪と取っ手を含めた全体の大きさが制限内のときだけ持ち込める。

フェリーさんふらわあは、乗組員がペットに触れないようにしている。そのため自分で運べるペットだけに乗船を限っている。大型犬を乗せるなら、ケージかペットカートを自分で押して船に入れることになる。

施設の側では住んでいる所の条件が効いてくる。朝霞市の浜崎ドッグランに登録できるのは市内在住の18歳以上の飼い主だ。日野市営ドッグランも日野市に住民登録している人だけで、犬の所在地も日野市に登録されている必要がある。

反対に千代田区の飯田橋のドッグランは区外に住む人も使える。犬の大きさに関わらず使えるエリアもあるので、大型犬を連れて遠くから行く先になる。入場は無料だ。

代々木公園は都立の12公園で共通の利用登録になっている。1回登録すれば駒沢オリンピック公園や小金井公園なども同じ登録で使える。

大型犬が電車とフェリーで止められる線を乗り物ごとに見る

電車とフェリーは、どちらも犬をケースやケージに入れて運ぶのが前提だ。違うのは大きさと重さに上限があるかどうかになる。

2つの乗り物を並べると、大型犬で効いてくるのはフェリーの犬種とケージの大きさだと分かる。

決まり JR東海の電車 フェリーさんふらわあ
重さ ケースと犬で10キロ以内 制限なし
入れ物 3辺の合計120センチ以内のケース 幅60cm・全長120cm以内のケージ(関西↔九州航路)
料金 1個290円 ペットルームのケージ使用料は1ケージ2,000円
乗れない犬 ケースに入らない犬 8犬種と生後6か月未満
証明 決まりなし 1年以内の狂犬病ワクチン接種
大型犬と行くならどの乗り物か。ケースと合わせて10kg以内?。全身が入るケージを自分で運べる?。電車に乗れる。JR東海は3辺計120cmで290円。フェリーに乗れる。さんふらわあは体重の制限なし。車で出かける。SA・PAの全犬種用の区画へ。ただし 秋田犬など8犬種と生後6か月未満はフェリー不可。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

JR東海の電車は大型犬を手回り品として運べない

JR東海で有料の手回り品になるのは、小犬や猫などの小動物だ。タテ・ヨコ・高さの合計が120センチ以内の動物専用のケースに入れ、ケースと動物を合わせて10キロ以内にする。料金は1個290円で、乗る駅の改札口などで普通手回り品きっぷを買う。

制限を超えるものは持ち込めないと、JR東海ははっきり書いている。大型犬は体だけで10キロを超えることが多いので、電車で一緒に出かけるのは難しい。盲導犬・介助犬・聴導犬は身体障害者補助犬法の表示をしていれば無料で乗れるが、ペットの話とは別になる。

フェリーさんふらわあは大型犬でもケージに入れば乗れる

フェリーさんふらわあの関西↔九州航路では、持ってくるペットケージは幅60cm・全長120cm以内に限っている。ペットの全身が入るケージかペットカートを用意し、乗るときと降りるときはフタを閉めて入れる。リードをつないだままの乗り降りは断られる。

船の中の過ごし方は2通りある。ウィズペットルームなら部屋の中でケージから出して一緒にいられる。ペットルームに預けると船のケージに入れて預かり、使用料は1ケージ2,000円だ。1つのケージに入れるのは1匹までになる。

ウィズペットルームは1室に2匹までだ。大阪⇔志布志航路には関西~九州航路で初めてのドッグランがあり、ペットを連れて船の上で走らせられる。神戸⇔大分航路のさんふらわあ ごーるど・ぱーるにはドッグランが無い。車で乗る人の料金はフェリーに車を載せる料金の記事で航路ごとに並べてある。

大型犬と小型犬を分ける体重と体高の線はドッグランで違う

公園のドッグランは大型犬を締め出すのでなく、区画を分けて入れている。ただし大型犬側に入る線の引き方が施設で違うので、同じ犬でも入る区画が変わる。

赤い水門の設備が並ぶ川沿いの岩淵水門と緑地の風景を写した写真

4か所を並べると大型犬の区画はどこにもあり、違うのは線の位置と住所の条件だと分かる。

ドッグラン 大型犬が入る区画 小型犬側の線 料金と住所
北区 荒川岩淵関緑地 Bエリア(10×25m) 体重10kg未満はAエリア 無料
千代田区 飯田橋 フリーエリア 約74平方メートル 体高25センチ以下 入場無料・区外も可
朝霞市 浜崎 中・大型犬エリア 430平方メートル 体重10kg以下 市内在住の18歳以上
代々木公園 中・大型犬用エリア 超小型犬5kgまで・小・中型犬12kgまで 都立12公園の共通登録

北区の荒川岩淵関緑地ではAエリア(10×15m)が体重10kg未満の犬用で、Bエリア(10×25m)が体重10kg以上の犬用だ。大型犬の入るBエリアのほうが広い。設置されている柵を飛び越えてしまう犬は使えない。

代々木公園は体重で3つのエリアに分け、フリーエリアは無い。超小型犬専用エリアは体重5kgまでで、小・中型犬用エリアは体重12kgまでだ。中・大型犬用エリアは体重10kg以上になる。10kgから12kgの犬は2つのエリアのどちらにも入れる。公園は各自こまめに体重を測るよう求めている。

代々木公園では口輪を着けていない闘犬種は使えない。闘犬種は飼い主1人につき1頭を守るよう決めている。大型犬の中でも犬種によって条件が足されるので、規約を前もって読んでおく。

日野市営ドッグランには大型犬・中型犬優先エリアがある。このエリアで小型犬と大型・中型犬の事故が起きたときは、小型犬の飼い主の自己管理責任になると書いている。大型犬の飼い主は優先エリアを使い、小型犬が入っているときは様子を見て入る。

小型犬の側から見た線の違いはドッグランの小型犬は何キロまでかの記事で6施設を並べてある。この記事では大型犬が入る区画の広さと住所の条件を見ていく。

大型犬と高速道路で寄るドッグランは全犬種用の区画で探す

車で出かける大型犬の飼い主には、高速道路のSA・PAのドッグランが休憩の場所になる。NEXCO中日本の一覧には36か所が載り、そのうち17か所は区画を2つに分けて名前を付けている。名前は全犬種用・大・中型犬用・大型犬用の3通りだ。

区画を分けている17か所を並べると、大型犬側の区画は中央道と新名神に広い所が多いと分かる。

路線 SA・PA 大型犬が入れる区画 小さい犬の区画
東名 EXPASA足柄(下り) 全犬種用 604㎡ 小型犬用 292㎡
新東名 NEOPASA駿河湾沼津(下り) 全犬種用 538㎡ 小型犬用 508㎡
新東名 NEOPASA静岡(下り) 全犬種用 322㎡ 小型犬用 100㎡
新東名 NEOPASA浜松(上り) 全犬種用 354㎡ 小型犬用 137㎡
新東名 NEOPASA岡崎(上り・下り) 大・中型犬用 173㎡ 小型犬用 180㎡
名神 多賀SA(上り) 全犬種用 198㎡ 小型・中型犬用 78㎡
中央道 談合坂SA(上り) 大・中型犬用 161㎡ 小型犬用 155㎡
中央道 EXPASA談合坂(下り) 大・中型犬用 269㎡ 小型犬用 269㎡
中央道 境川PA(下り) 大型犬用 271㎡ 小型犬用 115㎡
中央道 双葉SA(上り) 大型犬用 269㎡ 小型犬用 269㎡
中央道 駒ヶ岳SA(上り) 全犬種用 525㎡ 小型犬用 172㎡
中央道 駒ヶ岳SA(下り) 全犬種用 270㎡ 小型犬用 294㎡
伊勢道 安濃SA(下り) 全犬種用 208㎡ 小型・中型犬用 208㎡
長野道 梓川SA(下り) 大型犬用 271㎡ 小型犬用 115㎡
新名神 鈴鹿PA(上り) 大・中型犬用 700㎡ 小型犬用 550㎡
新名神 鈴鹿PA(下り) 大・中型犬用 700㎡ 小型犬用 550㎡

※NEOPASA岡崎は上下集約エリアなので上りと下りを1行にした。広さは一覧の広場面積

いちばん広いのは新名神の鈴鹿PAで、上りも下りも大・中型犬用が700㎡ある。東名のEXPASA足柄(下り)は全犬種用が604㎡で、東名で大型犬を走らせるならここが広い。中央道は談合坂・境川・双葉・駒ヶ岳と区画を分けた所が続くので、長いドライブで休憩を入れやすい。

NEXCO中日本はドッグランの外では必ずリードを付け、目を離さないよう求めている。北陸道の南条SAと徳光PAは冬場は積雪のため使えない。

NEXCO東日本のドラぷらは、那須高原SA(下り)・有珠山SA(下り)・長者原SA(下り)などにドッグランを置いている。対象の道路は道央道・東北道・関越道・常磐道などで、設置場所はサービスエリア検索で調べる形だ。駐車場からドッグランまではリードを使うよう書いている。

今日どこいく?のSA・PA DBで数えると、設備の欄にドッグランありと載っているのは全870か所のうち79か所だ。設備の欄に載っていないSA・PAもあるので全国の数ではない。走る路線を決めたら今日どこいく?のSA・PA DBで路線ごとに寄れる所を先に見ておくと、大型犬の休憩の場所を決めやすい。

高速を降りて下道を走る日は道の駅も候補になる。今日どこいく?の道の駅DBでドッグランありと載っているのは全1234件のうち55駅だ。こちらも載っていない駅があるので全国の数ではない。今日どこいく?の道の駅DBで行き先の近くの駅を探し、着く前に区画の分け方を駅の案内で見ておく。

車の中で犬をどう乗せるかは道路交通法の話になる。膝の上や助手席など5通りの乗せ方は犬を車に乗せるときの乗せ方と道交法の記事で読める。

大型犬とのおでかけ前にそろえる証明はどこも狂犬病の注射から始まる

どの行き先でも最初に求められるのは狂犬病の予防注射だ。厚生労働省は飼い犬の登録と年1回の狂犬病予防注射を飼い主の義務としている。犬の鑑札と注射済票を犬に着けることも法律で決まっている。

行き先ごとに求める証明を並べると、混合ワクチンまで求めるのは千代田区と日野市だと分かる。

行き先 求める証明 ほかに要るもの
フェリーさんふらわあ 1年以内の狂犬病ワクチン接種が分かるもの 誓約書・猶予証明書は不可
北区 荒川岩淵関緑地 狂犬病の注射済票と獣医師の注射済証 登録申請書と同意書
千代田区 飯田橋 狂犬病予防注射と混合ワクチンの接種が必須 鑑札番号と注射済票番号で電子申請
朝霞市 浜崎 1年以内の狂犬病予防注射済票 鑑札・本人確認の書類
代々木公園 当該年度の狂犬病予防注射済票 生後4か月以上
日野市営 1年以内の狂犬病予防注射済票と5種以上の混合ワクチン 日野市の鑑札かマイクロチップの証明

フェリーさんふらわあは予防接種の証明が無いと、どんな事情があっても乗せないと書いている。狂犬病予防接種猶予証明書も長い航海の負担を考えて認めていない。注射を受けられない体の事情がある犬は、船での移動を外して考える。

日野市は混合ワクチンの証明の中身まで決めている。接種日・実施機関・接種項目・犬の名前などが書かれている必要がある。抗体価検査の証明書で代えるときは3価のコアワクチンの十分な抗体が分かるものに限る。

北区は利用登録の期限を、狂犬病予防注射を受けた日から1年後の翌月末までとしている。集合注射で注射済票だけを受けた犬は翌年度の6月30日までになる。代々木公園の登録も利用登録証を出した日から翌年度の6月30日までだ。

大型犬とおでかけする前にこれを忘れていませんか。入口や乗船口で止められるのはこの4つ。1年以内の狂犬病の注射済票。混合ワクチンの接種証明書。全身が入るペットケージ。ドッグランの利用登録。当てはまる人は。出かける前に証明の日付と写しを用意する。今日どこいく?が作ったイラスト図解(「こんなことしていませんか」のチェック場面)

大型犬と出かける日はこの順番で準備を進める

大型犬は電車を外すので、車かフェリーで動く前提で段取りを組む。公式の決まりに沿って並べると、出かける前と当日でやることは次の6つになる。

  1. 狂犬病の注射済票と注射済証を手元に出し、接種日が1年以内かを見る
  2. 公園のドッグランを使うなら住所の条件を読み、先に利用登録を済ませる
  3. フェリーに乗るなら犬種を確かめ、幅60cm・全長120cm以内のケージを用意する
  4. 高速道路で走るなら全犬種用か大型犬用の区画があるSA・PAを路線ごとに決める
  5. フェリーの港には出港の90分前までに着き、誓約書を書いて証明を見せる
  6. ドッグランの入口では二重扉を1枚ずつ開け閉めしてから大型犬のリードを外す

フェリーさんふらわあは港へ着く時間を出港の90分前と決めている。ペットを連れた人とほかの人で乗る時間を分けるためだ。降りるのはペット連れがいちばん最後になるので、着いた後の予定に余裕を持たせる。

車で乗る人はペットを車の中に置いておけない。車両甲板には航海中に立ち入れないので、大型犬もケージに入れて部屋かペットルームへ連れていく。

北区の荒川岩淵関緑地は入退場口の二重扉を同時に開けるのを禁じている。犬が飛び出す危ないことがあるので、必ず1枚は閉まっているのを見てから開ける。

付き添いの人と子どもが大型犬とドッグランへ入るときの決まりを守る

大型犬のおでかけでは、犬を押さえる人が何人いるかも決まりに入っている。公園のドッグランは1人が連れて入れる頭数と子どもの年齢に線を引いている。

池に噴水が上がり多くの人が芝生で休む代々木公園の園内風景を写した写真

4か所を並べると子どもの年齢の線は施設ごとに違うと分かる。

ドッグラン 1人が連れて入れる犬 子どもの条件
北区 荒川岩淵関緑地 最大2頭・犬1頭に同伴者2名まで 未就学児は入場禁止
代々木公園 原則1頭(最大2頭) 0歳から6歳は入場できない
朝霞市 浜崎 2頭まで 中学生以下は保護者が同伴
日野市営 制御できる範囲で 未就学児とベビーカーは入れない

北区は小学生から18歳未満の人の利用に成人以上の保護者の同伴を求めている。トラブルが起きたときに本人が対処できないためだ。代々木公園も12歳以下の利用には成人以上の保護者が付く。

大型犬を2頭連れていくなら、付き添いの大人を1人足すと安全だ。日野市は複数頭で使うのが難しいときは1頭ずつ使うよう書いている。犬同士の争いが起きそうなときはリードを外さない。

付き添いの人がやることは犬から目を離さないことだ。朝霞市はドッグランでの事故やけがは当事者同士で解決するとしている。発情期の犬や病気の犬は入れられない。

雨や雪の日は大型犬のドッグランが閉まることがある

屋外のドッグランは天気で閉まる。北区の荒川岩淵関緑地と代々木公園は、大雨や強風などの荒天のときに管理者が危険と認めれば閉鎖することがあると書いている。

港に停泊する「さんふらわあ きりしま」と書かれた白い船体にオレンジの太陽模様が描かれたフェリーの写真

北区は年末年始の12月29日から1月3日も閉める。朝霞市の浜崎と日野市営も12月29日から1月3日は休みだ。年末に大型犬を走らせたいなら、高速道路のSA・PAの区画を考える。

ただし高速道路でも雪の季節は使えない所がある。NEXCO中日本の北陸道の南条SA(上り・下り)と徳光PA(上り)は冬場は積雪のため使えない。南条SAと徳光PAは区画を分けていないので、大型犬なら中央道や新名神の区画を候補にする。

利用時間も季節で変わる。北区は4月から9月が午前5時00分から午後7時00分までで、10月から3月は午前6時00分から午後5時00分までだ。千代田区の飯田橋は10月から3月が午前7時から午後5時までなので、秋と冬は夕方の散歩に間に合わないことがある。

大型犬とのおでかけは10kgの線と区画の名前で行き先を決める

大型犬はJR東海の電車に乗れず、ケースと合わせて10キロ以内という線で止まる。フェリーさんふらわあは体重の制限が無く、ケージに入れて自分で運べれば乗れる。

今日どこいく?の「サービスエリアの全国一覧897か所」の画面。サービスエリアの全国一覧897か所
今日どこいく?のサービスエリアの全国一覧897か所の画面(10月27日時点)

車で動くなら、NEXCO中日本で区画を2つに分けている17か所から全犬種用や大型犬用のある所を選ぶ。公園のドッグランはどこにも大型犬の区画があるが、朝霞市と日野市は住んでいる人だけが使える。どの行き先でも狂犬病の注射の証明は先にそろえておく。ペットと行けるほかの記事はペット同伴の記事一覧にまとめてある。

大型犬とのおでかけでよく聞かれる7つの質問に答える

Q. 大型犬は電車に乗れる?
A. JR東海ではほぼ乗れない。犬を乗せられるのは3辺の合計120センチ以内のケースに入れ、ケースと合わせて10キロ以内のときだけで料金は1個290円だ。大型犬はこの重さを超えるので、車かフェリーで動く。

Q. 大型犬はフェリーに乗れる?
A. フェリーさんふらわあなら乗れる。体重と身長の制限は無く、全身が入るケージに入れて自分で運べるペットを乗せる。関西↔九州航路のケージは幅60cm・全長120cm以内で、港には出港の90分前までに着く。

Q. フェリーに乗れない犬種はどれ?
A. フェリーさんふらわあでは8犬種が乗れない。秋田犬・紀州犬・土佐犬・ジャーマン・シェパード・ドーベルマン・グレートデン・セントバーナード・アメリカン・スタッフォードシャー・テリアで、これらに準じる雑種も対象だ。生後6か月未満のペットも乗れない。

Q. ドッグランで大型犬は何キロから?
A. 施設で違う。北区の荒川岩淵関緑地はBエリアが体重10kg以上で、代々木公園の中・大型犬用エリアも10kg以上だ。朝霞市は10kg以下が小型犬エリアで、それ以外が中・大型犬エリアを使う。千代田区は体重でなく体高25センチで分ける。

Q. 高速道路のSA・PAで大型犬を走らせられる所は?
A. NEXCO中日本は区画の名前で探す。全犬種用・大・中型犬用・大型犬用の区画を載せているのは17か所で、鈴鹿PAの大・中型犬用は上りも下りも700㎡ある。冬場は積雪で北陸道の南条SAと徳光PAが使えない。

Q. ドッグランに入るのにワクチンの証明はいる?
A. 狂犬病の注射済票はどこでも要る。混合ワクチンまで求めるのは千代田区と日野市で、日野市は1年以内の5種以上の接種証明書か抗体価検査の証明書が要る。北区は獣医師の注射済証で接種日も見る。

Q. 住んでいない市のドッグランに大型犬を連れていける?
A. 施設で違う。千代田区の飯田橋は区外に住む人も使え、犬の大きさに関わらず入れるフリーエリアがある。朝霞市の浜崎は市内在住の18歳以上の飼い主だけで、日野市営も日野市に住民登録している人だけが登録できる。

この記事の出典

JR東海とフェリーさんふらわあなど10件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

出典を開く閉じる
  1. 1JR東海JR東海「手回り品」
  2. 2フェリーさんふらわあフェリーさんふらわあ「ペットと一緒に乗船」
  3. 3NEXCO中日本NEXCO中日本「ドッグラン」
  4. 4ドラぷらドラぷら(NEXCO東日本)「サービスエリアのドッグラン」
  5. 5東京都北区東京都北区「荒川岩淵関緑地ドッグランの利用について」
  6. 6千代田区千代田区「ドッグランの利用案内」
  7. 7朝霞市朝霞市「浜崎ドッグランをご利用ください」
  8. 8東京都公園協会東京都公園協会「代々木公園ドッグラン利用規約」(PDF)
  9. 9日野市日野市「日野市営ドッグラン」
  10. 10厚生労働省厚生労働省「狂犬病」

最終確認 2026年10月27日

写真と図の出どころを開く閉じる
  1. 1線路脇の信号機越しに走るJR東海の新幹線N700…写真:David Kernan(Wikimedia Commons・CC BY 4.0・切り抜き)
  2. 2赤い水門の設備が並ぶ川沿いの岩淵水門と緑地の風景写真:Guilhem Vellut from Annecy, France(Wikimedia Commons・CC BY 2.0・切り抜き)
  3. 3池に噴水が上がり多くの人が芝生写真:Guilhem Vellut from Annecy, France(Wikimedia Commons・CC BY 2.0・切り抜き)
  4. 4港に停泊する「さんふらわあ きりしま」と書かれた…写真:Yudai Kataoka(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)
  5. 5答えカード「さんふらわあ きりしま」写真:Yudai Kataoka(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0)
  6. 6答えカード「鈴鹿PA」写真:Alpsdake(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0)
  7. 7答えカード「荒川岩淵関緑地」写真:Guilhem Vellut from Annecy, France(Wikimedia Commons・CC BY 2.0)
  8. 8答えカード「代々木公園」写真:Guilhem Vellut from Annecy, France(Wikimedia Commons・CC BY 2.0)
  9. 9図と表今日どこいく?編集部が本文の内容から作成

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