- 飛行機のキャンセル料は会社より運賃の種類で決まる
- 6社の飛行機のキャンセル料を運賃ごとに1つの表に並べた
- 飛行機のキャンセル料は取り消す日で段のように上がる
- 出発時刻を過ぎたら戻る額は会社と運賃で分かれる
- 6社の表から読み取れることは3つある
- 会社でキャンセル料に差が出るのは運賃の作り方が違うから
- スカイマークのキャンセル料は運賃ごとに円で決まっている
- ツアーの航空券はANAとソラシドエアで同じ額になる
- 払い戻しの手数料と期限も会社ごとに見ておく
- 予約の変更ならキャンセル料より安く済むことがある
- 欠航や病気のときは飛行機のキャンセル料がかからない場合がある
- 自分に合う運賃は予定がどれだけ固いかで選ぶ
- 飛行機のキャンセル手続きはこの順番で進める
- 飛行機のキャンセル料でよくある質問
- 飛行機のキャンセル料は出発時刻の前に動けば抑えられる
飛行機のキャンセル料は会社より運賃の種類で決まる
飛行機のキャンセル料は運賃の種類と出発時刻の前か後かで決まる。
この記事でわかること
- 国内線の大手とLCCの取消手数料を運賃ごとに1つの表で比べられる
- 何日前から手数料の段が上がるか
- 出発時刻を過ぎても運賃の一部が戻る運賃と戻らない運賃
- 取消手数料とは別にかかる払戻手数料と払い戻しの期限
- 取り消すより予約の変更で済ませたほうが安いとき
数字はどれも2026年10月12日に各社の公式ページで確かめたものだ。ANAとAIRDOは2026年5月19日の搭乗分から新しい運賃と手数料に切り替わっている。
キャンセル料という言い方は会社によって中身が少し違う。ANAとJALとソラシドエアは取り消しの手数料を取消手数料と呼ぶ。スカイマークは取消手数料とは別に払戻手数料を決めている。
この記事では自分の都合で予約を取り消すときの手数料を中心に並べる。欠航や大幅遅延のとき・病気で乗れないときの扱いは後半の章で別に書く。ANAだけの手続きの流れを知りたいときはANAのキャンセル料と手続きの記事で手続きの方法まで読める。
6社の飛行機のキャンセル料を運賃ごとに1つの表に並べた
今日どこいく?編集部はANA・JAL・スカイマーク・ソラシドエア・Peach・ジェットスターの6社の公式ページを読んだ。そのうえで取消手数料を運賃ごとに1つの表へ並べ直した。各社の運賃からいちばん条件のゆるいものと安いものを選んでいる。

ANAとJALの手数料は税抜の運賃額に対する割合で決まる。スカイマークとPeachは円の金額で決まっていて、ソラシドエアは運賃によって円と割合を使い分ける。
表を見ると出発前なら500円以下で取り消せる運賃を6社のうち5社が持っている。
| 会社 | 運賃 | 出発時刻より前に取り消す | 出発時刻以降に取り消す |
|---|---|---|---|
| ANA | フレックス | 500円 | 税抜運賃額の100%(消費税とPFCだけ戻る) |
| ANA | シンプル・セール | 約20%→約40%→約60% | 税抜運賃額の100% |
| JAL | フレックス | 無料 | 税抜運賃額の約20% |
| JAL | スペシャルセイバー | 約5%→約50% | 税抜運賃額の100% |
| スカイマーク | 普通運賃 | かからない(払戻手数料500円は別) | 5,000円 |
| スカイマーク | いま得 | 6,000円 | 払い戻しできない |
| ソラシドエア | スタンダード | 500円 | 運賃の25% |
| ソラシドエア | ソラシドスペシャル | 運賃の90% | 運賃の100% |
| Peach | スタンダードプラス | 500円 | 取り消しは出発1時間前まで |
| Peach | ミニマム | 全額(払い戻しなし) | 取り消しは出発1時間前まで |
| ジェットスター | 払い戻しが含まれない運賃 | 運賃は戻らず諸税などは事務手数料3,000円で戻る | 諸税などの払い戻しは申し出が必要 |
| ジェットスター | バウチャーで払い戻す運賃 | 締切までの取り消しでバウチャーが出る | 締切はチェックイン開始時刻 |
※ANAとJALの割合は税抜運賃額に対するもの。→は取り消す日が搭乗日に近づくほど上がる段
大手2社は同じフレックスという名前でも出発後の扱いが大きく違う。ANAのフレックスは出発時刻以降に取り消すと税抜運賃額の100%がかかり、戻るのは消費税と旅客施設使用料(PFC)だけになる。
JALのフレックスは出発前なら取消手数料が無料だ。出発後に取り消しても税抜運賃額の約20%相当額で済む。
数えると出発時刻を過ぎても運賃の一部が戻る運賃を持つのはJAL・スカイマーク・ソラシドエアの3社だった。スカイマークの普通運賃は出発時刻以降でも取消手数料が5,000円だ。ソラシドエアのスタンダードは運賃の25%相当額で済む。
飛行機のキャンセル料は取り消す日で段のように上がる
安い運賃ほど取り消す日が搭乗日に近づくにつれて手数料が上がる。段が切り替わる日は会社ごとに違う。ANAとソラシドエアは45日前と28日前で切り替わり、JALは55日前で切り替わる。Peachの切り替わりは30日前だ。

表を見ると直前の段では運賃の半分以上がかかる運賃が多い。
| 会社と運賃 | 早い段 | 中の段 | 直前の段(出発時刻まで) |
|---|---|---|---|
| ANA スタンダード | 45日前まで 約10% | 44〜28日前 約20% | 27日前から 約30% |
| ANA シンプル・セール | 45日前まで 約20% | 44〜28日前 約40% | 27日前から 約60% |
| JAL スペシャルセイバー | 55日以上前 約5% | 段なし | 54日前から 約50% |
| ソラシドエア ソラバリュー | 45日前まで 10% | 44〜28日前 15% | 27日前から 20% |
| ソラシドエア アーリーソラバリュー | 45日前まで 30% | 44〜28日前 50% | 27日前から 60% |
| ソラシドエア ヤング割・シニア割 | 45日前まで 40% | 44〜28日前 60% | 27日前から 70% |
| Peach スタンダード | 30日前まで 1,000円 | 段なし | 29日前から 3,000円 |
※ANAとJALは税抜運賃額に対する割合・ソラシドエアは運賃に対する割合
JALのセイバーは段が1つしかない。出発前なら税抜運賃額の約5%相当額で、出発後は100%になる。
ANAのユース・シニアは日数で段が分かれない。航空券を買ったあとから出発時刻の前まで、ずっと税抜運賃額の約60%相当額がかかる。
日数は搭乗日と手続きした日で数える
ANAは往路の出発日と払い戻しの操作をした日の間の日数で段を決める。手数料は予約全体の運賃額にかかり、操作の日時は日本時間で数える。
Peachは対象の便の出発予定時刻を基準に日数を数える。時刻は出発地の現地時間で見る。
2026年5月19日の搭乗分から決まりが変わった会社がある
ANAの手数料のページは2026年5月19日以降の搭乗分に使う決まりとして出ている。AIRDOも同じ日の搭乗分から主な運賃をフレックスとDOバリューの2つにまとめた。
AIRDOの新しい運賃のまま2026年5月18日以前の便へ予約を変えることはできない。自分の都合で変えるときは払い戻してから新しく予約し直し、払い戻しには所定の手数料がかかる。
子どもと障がい者割引の手数料
ANAは小児・障がい者割引を使った航空券の手数料にも同じ割引率をかける。スカイマークは普通運賃の小児だけ手数料が半額で、ほかの運賃は大人と小児が同じ額になる。
出発時刻を過ぎたら戻る額は会社と運賃で分かれる
乗り遅れたときや出発時刻のあとに取り消したときは、ほとんどの運賃で運賃が戻らない。ただし会社によっては出発後でも一部が戻る運賃がある。大手でもLCCでも、出発時刻は手数料がいちばん大きく変わる時刻になっている。

表を見ると出発後も運賃の一部が戻るのは条件のゆるい運賃に限られる。
| 会社 | 運賃 | 出発時刻以降に取り消したとき |
|---|---|---|
| ANA | フレックス・スタンダード・シンプル・セール・ユース・シニア | 税抜運賃額の100%(消費税とPFCだけ戻る) |
| JAL | フレックス・JALカード割引・株主割引・離島割引 | 税抜運賃額の約20% |
| JAL | セイバー・スペシャルセイバー・プロモーション | 税抜運賃額の100% |
| スカイマーク | 普通運賃 | 5,000円 |
| スカイマーク | 島民専用割引 | 1,500円 |
| スカイマーク | いま得・たす得・SKYセールなど | 払い戻しできない |
| ソラシドエア | スタンダード・ソラ島割・株主優待割引 | 運賃の25% |
| ソラシドエア | ソラバリュー・ソラシドスペシャルなど | 運賃の100%(消費税とPFCだけ戻る) |
※スカイマークの払い戻しできない運賃も該当路線は国内線旅客施設使用料を払い戻す
スカイマークの払い戻しできない運賃でも、該当する路線なら国内線旅客施設使用料だけは払い戻す。出発後に自分の都合で途中の空港で降りた場合は、旅客施設使用料も含めて戻らない。
往復で買うと行きの乗り遅れが帰りにも響く
往復で買った航空券は行きの便に乗り遅れたときが危ない。ANAとAIRDOは行きの区間を乗り遅れたり払い戻しを忘れたりすると、往復の税抜運賃額の100%を取消手数料として取る。戻るのは消費税と旅客施設使用料だけだ。
JALの往復セイバーも行きが出発後になると、帰りにも出発後の手数料がかかる。
行きに乗れないと分かったら、出発時刻の前に帰りも含めて手続きを済ませる。それがいちばん手数料を小さくできる動き方になる。予約を取り消さずに乗らなかったとき次の予約に何が起きるかは飛行機の予約を無断キャンセルしたときの記事で読める。
6社の表から読み取れることは3つある
① 出発前に500円以下で取り消せる運賃は5社にある
ANAのフレックスとソラシドエアのスタンダードとPeachのスタンダードプラスは、出発前の取消手数料が500円だ。JALのフレックスは出発前なら無料になる。

スカイマークの普通運賃は出発時刻まで取消手数料がかからない。ただし払戻手数料が1人1区間につき500円かかる。
ジェットスターは元の支払い方法へ払い戻す運賃でも、日本国内線は払戻手数料が3,000円かかる。
② 安い運賃は直前の取り消しで半分以上がかかる
割引の大きい運賃は直前の段で運賃の半分以上が手数料になる。ANAのシンプル・セールは27日前から約60%で、JALのスペシャルセイバーは54日前から約50%かかる。
ソラシドエアのソラシドスペシャルは日数に関係なく出発まで運賃の90%相当額がかかる。安さと引きかえに取り消しにはほとんど向かない運賃だ。
③ 出発時刻を過ぎて運賃が戻る運賃は3社だけ
出発時刻の後でも運賃の一部が戻る運賃を持つのはJAL・スカイマーク・ソラシドエアの3社だ。ANAはフレックスでも出発時刻以降は税抜運賃額の100%がかかる。
Peachの取り消しは時刻表の出発時刻の1時間前までしか受け付けない。LCCで予定が崩れそうなときは、空港へ向かう前に手続きを決めておく。
JALとANAを並べると、出発前はJALのフレックスが無料でANAのフレックスが500円になる。出発後はJALが約20%でANAは100%だ。
会社でキャンセル料に差が出るのは運賃の作り方が違うから
手数料が会社で分かれる理由は、各社が運賃をどう組み立てているかにある。大きく分けると割合で決める会社と円で決める会社があり、LCCは払い戻しの条件そのものを運賃の種類に組み込んでいる。

割合で決める会社と円で決める会社
ANA・JAL・ソラシドエアは運賃に対する割合で手数料を決めている。高い運賃ほど手数料も大きくなり、安く買えた運賃なら同じ割合でも払う額は小さい。
スカイマークとPeachは円の金額で決めている。スカイマークのいま得は出発時刻まで6,000円で、たす得は4,000円だ。
円で決まっていると運賃が安いときほど手数料の重さが増す。スカイマークは取消手数料が運賃を上回るときは、支払った運賃を取消・払戻手数料として取ると書いている。
LCCは払い戻しの条件を運賃の種類で選ぶ形
PeachとジェットスターのLCC2社は、払い戻しの条件を運賃の種類に組み込んでいる。Peachはミニマム・スタンダード・スタンダードプラスの3つで払い戻しの形がそれぞれ違う。
ミニマムは運賃と諸税などの全額が手数料になり、払い戻しもポイントの付与もない。スタンダードは手数料を引いた額をピーチポイントで受け取る。スタンダードプラスは手数料500円を引いた額を予約のときの支払い方法へ払い戻す。
ジェットスターは払い戻しが含まれない運賃に、あとからバウチャー払い戻しオプションを付けられる。バウチャーは取り消しから72時間以内に登録したメールアドレスへ届く。
大手は日数の段で早めの取り消しに寄せている
ANAとJALとソラシドエアの割引運賃は、搭乗日が近づくほど手数料の段が上がる。予定が早く決まった人ほど小さな手数料で取り消せる作りだ。JALのように段が55日前の1回だけの運賃もあれば、ANAやソラシドエアのように45日前と28日前の2回で上がる運賃もある。
スカイマークのキャンセル料は運賃ごとに円で決まっている
スカイマークの取消手数料は1人1区間ごとにかかる。公式ページには11の運賃が並び、出発時刻の前と後で額が変わる。
表を見ると割引運賃は出発時刻を過ぎると払い戻しできなくなる。
| 運賃 | 航空券購入後〜出発時刻まで | 出発時刻以降 |
|---|---|---|
| 普通運賃 | かからない | 5,000円 |
| いま得 | 6,000円 | 払い戻しできない |
| たす得 | 4,000円 | 払い戻しできない |
| BonvoYoung(U25割) | 6,000円 | 払い戻しできない |
| シニアメイト1 | 5,000円 | 払い戻しできない |
| 乗継運賃 | かからない | 払い戻しできない |
| 島民専用割引 | かからない | 1,500円 |
※普通運賃の小児は半額。ほかの運賃は大人と小児が同じ額
払戻手数料は取り消した日にかかわらず1人1区間につき500円で、大人と小児は同じ額だ。SKYビジネスだけは出発時刻まで払戻手数料がかからない。
乗継運賃は組み合わせるもう1区間とあわせて2区間で500円になる。取り消すときも2区間を同時に取り消す。
スカイマークの普通運賃は出発前の取り消しに手数料がかからない一方で、払戻手数料の500円はかかる。取り消しの手数料と払い戻しの手数料を足して考えるのがスカイマークの見方になる。
ツアーの航空券はANAとソラシドエアで同じ額になる
旅行会社のツアーで使う個人包括旅行運賃は、日数で決まった円の金額を取消手数料にしている。ANAとソラシドエアは往路と復路のそれぞれにこの手数料をかける。
表を見ると2社の額は出発時刻前の段がすべて同じだ。
| 取り消した日 | ANA | ソラシドエア |
|---|---|---|
| 購入後〜55日前 | 500円 | 500円 |
| 54日前〜21日前 | 2,000円 | 2,000円 |
| 20日前〜8日前 | 3,000円 | 3,000円 |
| 7日前〜前日 | 6,000円 | 6,000円 |
| 当日の出発時刻前 | 9,000円 | 9,000円 |
| 出発時刻以降 | 税抜運賃額の100% | 運賃の100% |
※どちらも出発時刻以降は消費税とPFCだけ戻る
ソラシドエアは取消手数料が運賃額を上回るときは、区間ごとの運賃額を上限にすると書いている。
JALの個人包括旅行運賃とクラス J個人包括旅行運賃の取消手数料は、申し込んだ旅行会社に問い合わせる決まりだ。ツアーの取り消しは旅行会社の条件も絡むので、航空券の手数料だけで判断しない。
払い戻しの手数料と期限も会社ごとに見ておく
取消手数料とは別に払い戻しそのものに手数料をかける会社がある。払い戻しを受けられる期限も会社で違う。取り消しを済ませたのに期限を過ぎて返金を受けられないことがないよう、先に期限を見ておく。

表を見ると払い戻しの期限と戻り方は会社ごとにばらばらだ。
| 会社 | 払戻手数料など | 期限と戻り方 |
|---|---|---|
| スカイマーク | 1人1区間500円 | 航空券の有効期間満了日の翌日から10日以内 |
| ソラシドエア | 運賃ごとに異なる | 航空券の有効期間満了日の翌日から30日以内・カードは返金まで2〜3か月かかることがある |
| Peach | スタンダードはピーチポイントで付与・スタンダードプラスは支払い方法へ | 取り消しは出発時刻の1時間前まで |
| ジェットスター | 日本国内線の払戻手数料3,000円・諸税等払戻事務手数料3,000円 | 元の支払い方法への払い戻しは当初の出発予定日の終わりまでに申請 |
ソラシドエアは「重要」の印を付けて払戻期間内に手続きするよう書いている。悪天候で欠航や遅延になった場合も客からの申し出が要る。
ソラシドエアでクレジットカードで払った分は、カード会社の締め日の関係で返金まで2〜3か月かかることがある。口座振込の返金は手続きから10日以内が目安だ。
JALは飛行機に乗ったかどうかにかかわらず、払い戻しには客からの申し出が要ると書いている。Webサイトで払い戻せない航空券には専用の受付フォームがあり、処理に1週間ほどかかる場合がある。
ジェットスターの諸税等払戻事務手数料は、払い戻す額より高いときは払い戻しも手数料もない。燃油サーチャージと保険料は戻らない。
予約の変更ならキャンセル料より安く済むことがある
日にちを動かせば済む旅行なら、取り消す前に変更できるかを見る。ANAのスタンダードは変更手数料の割合が取消手数料より低く、45日前までなら約5%だ。
表を見ると変更できる運賃と締切は会社ごとにはっきり分かれる。
| 会社 | 変更できる運賃 | 変更手数料と締切 |
|---|---|---|
| ANA | スタンダード | 45日前まで約5%・44〜28日前約8%・27日前から約10%・出発時刻以降は変更できない |
| ソラシドエア | 運賃ごとの条件による | 変更前と変更後の運賃の差額・当該便の出発前まで |
| Peach | スタンダードプラスだけ | ウェブは無料・コンタクトセンター1,100円・空港カウンター2,200円・出発時刻の1時間前まで |
| ジェットスター | 運賃の条件による | 2026年7月23日以降の予約は出発日まで30日以内6,000円・31日以上5,000円・締切はチェックイン開始時刻 |
※ANAの割合は税抜運賃額に対するもの
ANAのスタンダードは搭乗日の当日に前後の便へ変えられない。往路と復路を同時に変えるときは、どちらか高いほうの手数料が1つだけかかる。
ジェットスターは出発当日に同じ日の同じ路線で空席がある便へ無料で変えられる。締切は予定の便の空港でのチェックイン開始時刻で、空港のサービスデスクならチェックイン受付の締切時刻までだ。
ジェットスターの日本国内線の変更手数料は予約した時期で額が違う。2026年7月1日以降の予約は30日以内が5,500円で31日以上が4,500円だ。7月23日以降の予約はそれぞれ6,000円と5,000円になる。
Peachで便を変えると前の便の座席指定や預け荷物の料金は戻らない。変更先の運賃のほうが安くても、その差額は払い戻しもポイントの付与もない。
欠航や病気のときは飛行機のキャンセル料がかからない場合がある
会社の都合や天気で便が飛ばないときは、自分の都合の取り消しとは別の扱いになる。取り消しを急ぐ前に、その便に欠航や大幅遅延が決まっていないかを見る。
Peachは欠航・大幅遅延・台風の影響が出た便なら、運賃の種類にかかわらず取消手数料も変更手数料もかけない。大幅遅延はチェックイン開始時刻までに国内線で1時間以上の遅れが決まったときを指す。
Peachの別の便への振り替えは予約便の出発予定日の翌日から10日以内の便が対象だ。払い戻しの受付は悪天候など不可抗力なら搭乗予定日から10日以内で、Peachの都合なら30日以内になる。
運航への影響が確定していない便は自分の都合の取り消しとして扱われる。欠航が決まる前に取り消すと通常の手数料がかかるので、運航状況を見てから動く。
Peachは欠航や大幅遅延が起きたときはどの運賃でも各種料金を含めて払い戻すと、手数料一覧にも書いている。
病気で乗れないときの特例
ソラシドエアは病気などで旅行できないとき、医師の診断書などを出せば特例で扱う。搭乗便の出発前で診断書を出す前に払い戻していない予約なら、取消手数料をかけずに全額を払い戻す。
すでに払い戻した予約は特例の対象にならない。旅行を始めたあとなら本人と同行者の予約を取消手数料なしで変えられる。体調を崩したら自分で取り消す前に、まず会社の予約センターに相談する。
雨の日に飛行機が欠航するかの目安と運航状況の調べ方は雨で欠航するかの記事で読める。会社ごとの欠航率は遅延と欠航のデータで国の公表値を見られる。
自分に合う運賃は予定がどれだけ固いかで選ぶ
キャンセル料を抑えたいなら、買う前に予定がどれだけ動きそうかを考える。動きそうなら手数料の低い運賃を選び、動かないなら安い運賃で買う。こう分けて考えると選ぶ運賃がはっきりする。
予定が変わりそうならフレックスかスタンダードプラス
仕事や子どもの体調で予定が動きそうなら、出発前の手数料が低い運賃を選ぶ。JALのフレックスは出発前なら無料で、Peachのスタンダードプラスは500円で取り消せて便の変更もできる。
ソラシドエアのスタンダードも出発時刻までの取り消しは500円だ。出発時刻を過ぎても運賃の25%相当額で済むので、乗り遅れが心配な人にも向く。
55日以上前に決まった旅行なら割引運賃
日にちが早く決まっていて動かないなら、割引運賃で安く買う手がある。JALのスペシャルセイバーは55日以上前に取り消せば税抜運賃額の約5%相当額で済む。
取り消すかもしれないなら、55日前や45日前のように段が切り替わる日をカレンダーに書いておく。段が上がる前に決めれば手数料が小さいまま済む。
LCCの安い運賃は取り消さない前提で選ぶ
Peachのミニマムは取り消すと全額が手数料になる。乗れなくなる見込みが少しでもあるなら、スタンダード以上を選ぶか別の会社の運賃と比べる。
運賃そのものの安さを会社ごとに比べたいときは航空券の比べ方で見比べられる。
迷ったら次の点だけ確かめる。出発時刻を過ぎていないかと、その便に欠航や大幅遅延が決まっているかどうかだ。どちらでもなければ運賃の種類と取り消す日で手数料が決まる。
飛行機のキャンセル手続きはこの順番で進める
取り消しは手数料の段が上がる前に済ませたい。手続きは次の順番で進めると取りこぼしがない。
- 予約確認のメールで予約番号と運賃の種類を確かめる
- 公式サイトの予約確認の画面に予約番号と姓を入れて予約を呼び出す
- 取り消す日の取消手数料と払戻手数料を確かめる
- 往復や乗り継ぎの予約は全区間が一緒に払い戻しになるかを確かめる
- 出発時刻の前に取り消しを済ませる
- 払い戻しの期限までに返金の手続きを終える
Peachの予約番号は英数字6桁で、予約のときに届くメールに書かれている。取り消しは時刻表の出発時刻の1時間前までに済ませる。
ANAとソラシドエアは往復や乗り継ぎの予約で1区間だけ払い戻すことを受け付けない。予約全体を払い戻してから使う区間を新しく買い直す。
Peachは複数人の予約から一部の人だけ取り消すとき、ウェブサイトでは手続きできない。その場合はコンタクトセンターに問い合わせる。
家族の予約から1人だけ外したいときの流れは家族の予約から1人だけ外す手順の記事で手順として読める。
旅行会社で買った航空券は、買った旅行会社で払い戻しの手続きをする。ソラシドエアとPeachの公式ページもそう書いている。
飛行機のキャンセル料でよくある質問
Q. 飛行機のキャンセル料はいつからかかる?
A. 運賃で違います。JALのフレックスは出発前なら無料で、ANAのシンプル・セールは航空券を買った直後から45日前まででも税抜運賃額の約20%相当額がかかります。安い運賃ほど早い段から手数料がかかります。
Q. 飛行機の予約はいつまで取り消せる?
A. 多くの会社は出発時刻の前までに手続きすれば出発前の手数料で済みます。Peachは時刻表の出発時刻の1時間前までしか取り消しを受け付けません。出発時刻を過ぎると多くの運賃で運賃の100%がかかります。
Q. ANAのキャンセル料はいくら?
A. 運賃で決まります。フレックスは出発時刻前まで500円で、スタンダードは45日前まで約10%・27日前から約30%です。出発時刻以降はどの運賃も税抜運賃額の100%で、消費税とPFCだけ戻ります。
Q. JALのキャンセル料はいくら?
A. フレックスは出発前なら無料で、出発後でも税抜運賃額の約20%相当額です。スペシャルセイバーは55日以上前なら約5%ですが、54日前から出発前までは約50%になります。
Q. LCCをキャンセルするとお金は戻らない?
A. 運賃の種類で変わります。Peachのミニマムは全額が手数料ですが、スタンダードは30日前まで1,000円を引いた額がピーチポイントで戻ります。スタンダードプラスは500円を引いて支払い方法へ戻ります。
Q. 病気で乗れないときもキャンセル料はかかる?
A. ソラシドエアは医師の診断書などを出せば特例で扱います。出発前でまだ払い戻していない予約に限り、取消手数料なしで全額を払い戻します。すでに自分で払い戻した予約は対象外なので、先に会社へ相談します。
Q. 往復の行きに乗り遅れたら帰りはどうなる?
A. ANAとAIRDOは行きの区間を乗り遅れたり払い戻しを忘れたりすると、往復の税抜運賃額の100%が取消手数料になります。戻るのは消費税と旅客施設使用料だけです。行けないと分かったら出発時刻の前に手続きします。
Q. 欠航したときもキャンセル料はかかる?
A. Peachは欠航・大幅遅延・台風の影響が出た便なら、運賃の種類にかかわらず手数料なしで振り替えか払い戻しができます。払い戻しの受付は悪天候なら搭乗予定日から10日以内です。
飛行機のキャンセル料は出発時刻の前に動けば抑えられる
飛行機のキャンセル料は会社の名前より運賃の種類で決まる。6社を並べると出発前に500円以下で取り消せる運賃は5社にあった。出発時刻を過ぎても運賃の一部が戻る運賃はJAL・スカイマーク・ソラシドエアの3社だけだった。
安い運賃は搭乗日が近づくほど手数料の段が上がる。行けないと分かったら段が上がる前に、遅くとも出発時刻の前に手続きする。欠航や病気のときは手数料がかからない扱いもあるので、先に会社の案内を見てから取り消す。
この記事の出典
全日本空輸とピーチ・アビエーションなど10件の公式ページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
出典を開く閉じる
- 1全日本空輸ANA「航空券の各種手数料について(国内線)」
- 2AIRDOAIRDO「新しい運賃のご案内」
- 3スカイマークスカイマーク「取消手数料・払戻について」
- 4日本航空JAL「航空券を払い戻す際の手数料について」
- 5ソラシドエアソラシドエア「予約の変更・取り消し・払い戻しについて」
- 6ピーチ・アビエーションPeach「各種料金・手数料」
- 7ジェットスタージェットスター「手数料一覧」
- 8ピーチ・アビエーションPeach「予約の変更/取消/払戻」
- 9ジェットスタージェットスター「運賃タイプ(オプションセット)の項目一覧」
- 10全日本空輸ANA「国内線の変更払い戻しのルール」
最終確認 2026年10月12日
