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タクシー料金の初乗りは東京500円で広島800円!8地域を並べた 図の中の文字: 500円〜800円、東京都特別区・武三 | 500円 | 232mごとに100円、福岡市域 | 600円 | 287mごとに100円、岡山県 | 700円 | 250mごとに100円、鳥取県 | 740円 | 279mごとに90円、広島市域 | 800円 | 300mごとに100円

タクシー料金の初乗りは東京500円で広島800円!8地域を並べた

公開 読了 約22分

タクシー料金は地域の公示で決まり初乗りは500円から800円まで開く

タクシー料金の初乗りは東京500円で広島800円と地域で開く。

この記事でわかること

  • 8地域の初乗りと加算の額(運輸局の公示から並べた)
  • 近畿8地区で0.9kmから1.3kmまで違う初乗りの距離
  • 東京が2026年4月20日に改定して4.6kmで2,100円になった国の試算
  • 事前確定運賃や定額運賃などメーター以外の料金の決まり
  • 成田空港と羽田空港の定額タクシーと乗り場

タクシーの運賃は全国69の運賃ブロックごとに国土交通省が幅を決めている。タクシー会社はその幅の中から自分の会社で使う運賃を選ぶ。

運賃の幅は運輸局ごとに別々のPDFで公示されている。今日どこいく?編集部は関東・九州・中国の運輸局の公示を読み、8地域の普通車の上限運賃を1つの表に並べた。近畿運輸局の公示からは8地区の初乗りの距離を並べた。

2026年は東京都特別区・武三地区が4月20日に新しい運賃へ変わった。福岡市域も7月1日に変わっている。古い額のまま見込むと払う額がずれる。

8地域のタクシー料金を初乗りと加算で並べた

この表は関東・九州・中国の3つの運輸局が公示した普通車の上限運賃から、8地域の初乗りと加算と時間の加算を抜き出したものだ。上限運賃は会社が選べる幅のいちばん上の額で、幅の中で低い運賃を選ぶ会社もある。

初乗り運賃は東京都特別区・武三の500円が最も低く、広島・山口・島根の800円が最も高い。

地域(運賃ブロック) 初乗り 加算 時速10km以下の加算
東京都特別区・武三(2026年4月20日から) 1.0kmまで500円 232mごとに100円 1分25秒ごとに100円
福岡市域(2026年7月1日から) 1.1kmまで600円 287mごとに100円 1分45秒ごとに100円
岡山県 1.10kmまで700円 250mごとに100円 1分30秒ごとに100円
鳥取県 1.5kmまで740円 279mごとに90円 1分40秒ごとに90円
広島市域 1.45kmまで800円 300mごとに100円 1分50秒ごとに100円
広島県(広島市域を除く) 1.42kmまで800円 288mごとに100円 1分45秒ごとに100円
山口県 1.42kmまで800円 275mごとに100円 1分40秒ごとに100円
島根県(隠岐郡を除く) 1.31kmまで800円 229mごとに100円 1分25秒ごとに100円

※どれも普通車の上限運賃。島根県は公示の附則で当面使うとされた表の額

8地域を並べると、初乗りの距離は東京の1.0kmから鳥取の1.5kmまで違う。初乗りが500円でも800円でも、その額で走れる距離は地域ごとに違う。

加算は鳥取だけが90円で、ほかの7地域は100円ずつ上がる。100円で走れる距離は広島市域の300mが最も長く、島根の229mと東京の232mが短い。

渋滞や信号待ちで時速10km以下になると、その時間も距離に換えて足される。東京は1分25秒ごとに100円で、広島市域は1分50秒ごとに100円だ。

福岡市域は2026年7月1日に初乗りが1.6km 830円から1.1km 600円へ変わった。初乗りは短く安くなり、加算は268mごと80円から287mごと100円になった。

中国運輸局の公示は広島県を広島市域とそれ以外の2つに分けている。広島駅のまわりから乗るなら広島市域の額で、福山や尾道から乗るなら広島県(広島市域を除く)の額になる。

タクシー料金は同じ地域でも会社と車の大きさで変わる

同じ地域の中でもタクシー料金は1つではない。国が決めるのは運賃の幅で、会社はその中から使う運賃を選ぶ。

東京都特別区・武三地区の普通車は2026年4月20日からA運賃(上限)・B運賃・下限運賃の3つになった。初乗りの距離は1.0kmで同じで、額と加算の距離が少しずつ違う。

車が大きくなるほど初乗りの額は上がり、加算の距離は短くなる。

車の大きさと運賃 初乗り(1.0km) 加算 時速10km以下の加算
普通車 A運賃(上限) 500円 232mごとに100円 1分25秒ごとに100円
普通車 B運賃 490円 237mごとに100円 1分25秒ごとに100円
普通車 下限運賃 480円 242mごとに100円 1分30秒ごとに100円
大型車 A運賃(上限) 530円 219mごとに100円 1分20秒ごとに100円
特定大型車 A運賃(上限) 570円 203mごとに100円 1分15秒ごとに100円

※東京都特別区・武三地区の2026年4月20日からの運賃

普通車の下限運賃は480円で、加算は242mごとに100円になる。国が指定した地域では、この下限を下回る運賃はタクシー特措法で認められない。

乗ったタクシーがどの運賃かは会社の選び方で決まる。同じ距離を乗っても、A運賃の車とB運賃の車では払う額がずれることがある。

観光地を回るときや冠婚葬祭では、距離ではなく時間で払う時間制運賃もある。営業所などで特約があるときに使う運賃で、東京の普通車のA運賃は最初の1時間が5,900円で以降は30分ごとに2,700円だ。

福岡市域も上限運賃の600円から下限運賃の570円まで4つの段がある。初乗りの距離はどの段も1.1kmだ。

タクシー料金の数字は初乗りと加算と時間の3つで読む

メーターの額は3つの数字で決まる。初乗りの距離までは初乗り運賃で、そこを超えると加算の距離ごとに加算運賃が足される。時速10km以下で走った時間は距離に換えて同じメーターに足す。

  1. 初乗り … 決まった距離までの最初の額(東京は1.0kmまで500円)
  2. 加算 … 初乗りを超えたあと決まった距離ごとに足す額(東京は232mごとに100円)
  3. 時間の加算 … 時速10km以下で走った時間を距離に換えて足す額(東京は1分25秒ごとに100円)

同じ距離でも、渋滞でゆっくり走る時間が長いほど時間の加算が増えて額が上がる。

東京の初乗りの距離はこれまで何度も変わってきた。平成29年には初乗りの距離が2kmから1.052kmに縮み、初乗りの額は410円〜380円になった。令和4年の改定で500円〜470円になり、2026年4月20日からは初乗りの距離が1.096kmから1.0kmになった。

初乗りの距離と額は組みで決まる。東京の国の試算では、1km乗ったときの額は改定の前も後も500円で変わらない。

地域ごとに初乗りの距離も加算の距離も違うので、初乗りの額だけを並べて高い安いを決めるのは単純な比較には適さない。運賃は運賃ブロックごとに会社の原価を計算して決めている。

乗る距離が長くなるほど初乗りの差より加算の距離の差が効いてくる。空港から市内のように遠くまで乗るときは、表の加算の列を見ておくとよい。

近畿8地区はタクシーの初乗り距離が0.9kmから1.3kmまで違う

近畿運輸局は大阪・京都・兵庫・奈良・滋賀・和歌山の8地区の初乗りの距離を1枚の公示にまとめている。最終改正は2026年(令和8年)8月27日で、9月30日から適用された。

国土交通省 近畿運輸局の公示(令和8年8月27日)の画面。運賃適用地域ごとの初乗距離の表で、大阪地区1.2km・京都市域地区0.9km・京都北部地区1.2km・神戸市域地区1.3km・兵庫地区1.2km・奈良地区1.3km・滋賀地区0.9km・和歌山地区1.2km。赤い枠は大阪地区
出典:国土交通省 近畿運輸局「近畿8地区の初乗距離の公示」 (PDF)(10月7日に撮影・赤い枠は今日どこいく?編集部が付けたもの)

京都市域と滋賀が0.9kmで最も短く、神戸市域と奈良が1.3kmで最も長い。

運賃適用地域 初乗りの距離 初乗りを縮める場合
京都市域地区 0.9km 公示の対象外
滋賀地区 0.9km 公示の対象外
大阪地区 1.2km 大阪市域交通圏と北摂交通圏は加算1回分を差し引いた距離
京都北部地区 1.2km 公示の対象外
兵庫地区 1.2km 東播磨交通圏は加算2回分を差し引いた距離
和歌山地区 1.2km 公示の対象外
神戸市域地区 1.3km 神戸市域交通圏は加算2回分を差し引いた距離
奈良地区 1.3km 公示の対象外

京都市域地区と滋賀地区の0.9kmは東京都特別区・武三地区の1.0kmより短い。京都の市内で乗ると0.9kmを超えたところから加算が始まる。

大阪市域交通圏と北摂交通圏では、初乗りの距離から加算1回分を差し引いた距離まで初乗りを縮められる。神戸市域交通圏と東播磨交通圏は加算2回分までだ。

ただし特定地域と準特定地域では、近畿運輸局長が範囲を公示したときに限って初乗りを縮めた運賃を届け出られる。

初乗りの距離が短い地区では、駅から近い宿やお店まででも初乗りを超えやすい。近い距離を何度も乗るときは、その地区の初乗りの距離を先に見ておくと額の見込みが立つ。

タクシーの運賃が上がるまでの流れは5つの段を踏む

タクシー料金の改定は会社の申請から始まり、国の審査を経て公示される。公示から1か月後に新しい運賃が使われる。

  1. 会社が改定を申請する。最初の申請から3か月以内に運賃ブロックの法人の車の5割から申請が集まると審査に入る。5割に届けば3か月を待たない
  2. 標準的な会社の収支が赤字かを調べる。運賃ブロックの法人から5割を選んで実績の年度の収支を見る
  3. 改定率を計算する。原価を計算する会社を選び、営業にかかる費用に適正な利潤を足した額と収入が等しくなる率を出す
  4. 人口100万人以上の都市なら消費者庁と協議する。東京都特別区の会社に関わる場合などは消費者委員会と物価問題に関する関係閣僚会議にもかける
  5. 新しい運賃の幅を公示し、その1か月後に実施する

東京の今回の改定では約9割が申請した。東京の会社は306者あり、そのうち30者を選んで原価を計算した。

令和7年度は全国で運賃の改定が続いた。2026年1月6日の時点で改定を終えたのは21地域で、公示中が3地域だった。審査中か申請中の地域は35あった。

審査中や申請中の地域は、これから運賃が変わる見込みがある。出かける前にその地域の運輸局の発表を見ておくと、古い額で見込まずにすむ。

2026年のタクシー料金の改定は東京が4月20日で福岡市域が7月1日

2026年に入ってからは東京都特別区・武三地区と福岡市域で新しい運賃が始まった。公示から実施まではどちらも1か月ほどあいた。

2026年タクシー運賃改定の流れ。3月19日 東京の新運賃を公示/4月20日 東京で新運賃が実施/6月1日 福岡市域の新運賃を公示/7月1日 福岡市域で新運賃が実施
今日どこいく?編集部が本文の日程から作成

東京都特別区・武三地区の改定率は10.14%で、前回の令和4年の14.24%より低い。

地域 公示した日 実施した日 改定率
東京都特別区・武三(前回) 令和4年10月11日 令和4年11月14日 14.24%
東京都特別区・武三 2026年3月19日 2026年4月20日 10.14%
福岡市域 2026年6月1日 2026年7月1日 10.62%(増収率)

福岡市域の改定は81社の申請から始まった。申請は令和7年12月16日から令和8年3月16日までに出され、九州運輸局が審査した。

福岡市域ブロックに入るのは福岡市・春日市・大野城市・筑紫野市・太宰府市・古賀市・糸島市・那珂川市と糟屋郡だ。博多駅や天神から乗るタクシーはこの運賃になる。

東京都特別区・武三地区は23区と武蔵野市・三鷹市をまとめた運賃ブロックだ。東京駅や新宿駅から乗るタクシーはこの運賃になる。

東京のタクシー料金は4.6km乗ると1,900円から2,100円に上がった

国土交通省は東京の改定後の運賃で、乗る距離ごとの額を試算している。4.6kmは東京の平均乗車距離で、東京駅から浅草寺までが例に挙がっている。

1kmなら額は変わらず、10kmでは400円上がる。

乗る距離(区間の例) 改定前 改定後 上がった額
1km(東京駅〜日本橋) 500円 500円 +0円
4.6km(東京駅〜浅草寺) 1,900円 2,100円 +200円
10km(東京駅〜お台場) 4,000円 4,400円 +400円

※額は国土交通省の試算

東京都特別区・武三地区の普通車(上限)。東京のタクシー料金は4月20日に変わった。改定前。初乗り1.096km・255mごと100円。4月20日から。初乗り1.0km・232mごと100円。4.6kmは1,900円→2,100円の試算。今日どこいく?が作ったイラスト図解(前と後の場面)

改定の理由として国が挙げたのは次の3つだ。

  • 運転士の賃金を上げるなど働く環境をよくする分 … 約7%
  • 使う人の便利さを上げるための投資 … 約2%
  • 燃料費の高騰 … 約1%

前回の令和4年の改定のあと、東京のタクシー運転士は増え続けた。令和4年11月に61,997人だった運転士は令和7年10月に66,470人になり、4,473人増えた。国はその結果タクシーが配車されやすくなったとしている。

車を頼んだ数に対して手配できた割合は、令和5年と比べて令和7年は約9割の時間帯でよくなった。東京の運転士の平均年齢は55.6歳で、全国平均の63.3歳より若い。

駅や空港で長く待ちたくないときは、配車アプリで呼ぶか後で触れる予約の乗り場を使う手がある。

メーター以外のタクシー料金は乗る前に額が決まる

タクシー料金はメーターだけではない。国は平成31年に事前確定運賃を入れた。令和2年には一括定額運賃を、令和3年には相乗運賃を足している。

羽田空港のターミナルで「ハイヤー乗り場」の案内柱の横にタクシー車両が並ぶ様子の写真
写真:japan-wireless.com

乗る前に額が決まる運賃と、メーターに足される料金を分けて並べた。

運賃と料金 どんなときに使うか 額の決まり方
事前確定運賃 配車アプリなどで乗る前に額を決めるとき 乗る前に確定する。最大2割の割増ができる
施設とエリアの定額運賃 空港や駅と決まったゾーンの間を乗るとき ゾーンごとに決まった額
イベント定額運賃 イベントの期間に空港や駅から会場へ向かうとき 決まった額
観光ルート別運賃 先に決めた観光ルートを回るとき ルートごとに決まった額
一括定額運賃 定期券や回数券のように何回分かをまとめて買うとき まとめて決まった額
相乗運賃 乗る前に相乗りをお互いに承諾したとき 乗った距離で分けるのが原則
迎車回送料金 乗る場所まで車を呼ぶとき 需要に合わせて変える変動迎車料金もある
時間指定と車両指定の配車料金 時間を指定して呼ぶときやワゴン車などを指定するとき 届出で決まる

事前確定運賃は配車アプリなどで乗る前に額を確定させる運賃で、最大2割の割増が認められている。着いたときの額が乗る前と変わらないので、道の混み方で額が動くのを避けたいときに向く。

割増と割引も運賃に付けられる。深夜早朝割増と冬季割増のほか、身体障害者割引などの公共的割引や遠距離割引・営業的割引がある。

深夜早朝割増の時間帯は運賃ごとに決まる。成田空港の定額タクシーでは22時から5時までが深夜早朝割増の時間で、定額とは別にかかる。

迎車回送料金は呼んだ場所まで車を回すときにかかる。流しのタクシーや乗り場で乗るときはかからない料金なので、呼ぶか乗り場へ歩くかで払う額が変わる。

成田空港の定額タクシー料金は行き先の6ゾーンで決まる

成田空港から東京都内へは、ゾーンごとに額が決まった定額タクシーが使える。予約はいらず、乗るタクシーの運転手に定額で行きたいと伝える。

乗り場では乗りたいタクシーを自分で選べる選択乗車方式になっている。障害者割引もある。

いちばん安いのはゾーンAの京葉道路経由の23,500円で、いちばん高いのはゾーンFの首都高速湾岸線経由の38,500円だ。

ゾーン 行き先 京葉道路経由 首都高速湾岸線経由
A 江戸川区・葛飾区・足立区 23,500円 26,500円
B 江東区・墨田区・港区台場・品川区東八潮 28,000円 28,000円
C 中央区・千代田区・台東区・文京区・荒川区 29,000円 31,000円
D 新宿区・豊島区・中野区・渋谷区・目黒区・港区(台場を除く)・品川区(東八潮を除く)・大田区 31,500円 32,500円
E 板橋区・北区・練馬区 34,000円 36,000円
F 世田谷区・杉並区・三鷹市・武蔵野市 35,500円 38,500円

※高速料金などの実費は別にかかる

定額の額のほかに高速料金などの実費を乗った人が払う。深夜早朝割増(22時〜5時)とアクアライン経由の料金も別にかかる。

この定額は高速道路を使う前提の額だ。一般道を走る場合はメーターで払う。

ゾーンBだけは京葉道路経由と首都高速湾岸線経由が同じ28,000円になっている。ほかのゾーンは首都高速湾岸線経由のほうが高い。

成田空港・羽田空港と国の資料から。空港から乗るタクシー料金はどれで決まる。空港の定額ゾーンへ高速で行く?。配車アプリで乗る前に額を決めた?。定額タクシー。ゾーンの定額+高速料金。事前確定運賃。乗る前に額が決まる・最大2割増。メーター。初乗りと加算で走った分だけ。ただし 成田の定額は22時〜5時の深夜早朝割増が別。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

23区のどこへ行くかでゾーンが決まるので、泊まる宿の区を先に見ておくと額が分かる。三鷹市と武蔵野市はゾーンFに入っている。

羽田空港のタクシー料金は定額とメーターで分かれる

羽田空港と東京都内・神奈川県内の間は、一部の区間を除いて定額で乗れる。定額の額は国土交通省が認可した運賃で、首都高速を使う前提になっている。

今日どこいく?の「羽田空港はどれだけ混む?年間9,233万人と国内50路線の実績」の画面。羽田空港のページ。赤い枠の中は「羽田空港の乗降客数と着陸回数(令和7年度・国土交通省 空港管理状況調書)」
今日どこいく?の羽田空港はどれだけ混む?年間9,233万人と国内50路線の実績の画面(10月7日時点)

定額のほかに有料道路の利用料がかかる。一部の地域は通常のメーター料金になる。羽田空港は細かい額をタクシー会社などへ問い合わせるよう案内している。

2025年10月22日の5時から、第1と第2ターミナルの2階(出発階)にアプリ配車・予約タクシーの乗り場ができた。アプリで呼んだときや予約したときは1階ではなくこの乗り場で待つ。

羽田空港では1階のタクシー乗り場とアプリ配車・予約の乗り場が別の場所にある。

ターミナル 1階のタクシー乗り場 アプリ配車・予約の乗り場
第1ターミナル 1番・17番は川崎・横浜・横須賀・三浦方面。2番・18番はそれ以外の方面 2階 7番出口付近
第2ターミナル 2番・20番は川崎・横浜・横須賀・三浦方面。3番・19番はそれ以外の方面 2階 2番出口付近
第3ターミナル 21番(2階と3階のアクセスホールから1階の第2レーンへ) P5駐車場の8階

第3ターミナルのアプリ配車・予約の乗り場は混雑で変わることがある。乗る前にアプリで乗る場所を確かめるよう羽田空港が案内している。

ハイヤーは第1ターミナルの0番と19番、第2ターミナルの1番から乗る。

羽田と成田のどちらから飛ぶかで、空港までのタクシー料金も変わってくる。東京から大阪へ飛ぶ5社を比べた記事では、東京と大阪の空港の組み合わせ3通りで航空券の料金がどう変わるかを読める。

空港や駅でタクシーに乗る前から降りるまでの5つの手順

空港や駅からタクシーに乗るときは、次の順で決めると払う額の見込みが立つ。

成田・羽田空港の位置。地図に番号で示した場所は 1. 成田国際空港、2. 羽田空港
地図:地理院タイル(淡色地図)に今日どこいく?編集部が位置を記入。位置は © OpenStreetMap contributors
  1. 行き先が定額のゾーンに入るかを見る。成田は23区と三鷹市・武蔵野市を6つのゾーンに分けている
  2. 配車アプリで呼ぶなら事前確定運賃か迎車料金がかかるかを画面で見ておく
  3. 乗り場を選ぶ。羽田のアプリ配車と予約は2階の乗り場で、成田は乗りたいタクシーを選べる
  4. 乗ったら定額で行くことと高速道路を使うことを運転手に伝える。成田の定額は一般道だとメーターになる
  5. 降りるときは定額かメーターの額に高速料金と割増を足して払う

手順の決まりは成田空港と羽田空港の案内から引いた。

メーターで乗るときも初乗りと加算の額を先に知っておくと、乗ったあとの額の上がり方が読める。東京なら1.0kmを過ぎると232mごとに100円ずつ上がる。

旅行先で乗るときは、その地域の運賃ブロックの額を先に見る。福岡市域なら1.1kmまで600円で、広島市域なら1.45kmまで800円だ。

子連れや車いすでタクシーに乗るときに見ておく

小さな子どもを連れて乗るなら子育てタクシーがある。全国子育てタクシー協会は平成18年6月にでき、研修を受けた運転士が妊婦や子ども連れを乗せる。

子連れ・車いすで乗る前に見ておく。子育てタクシーがある 研修を受けた運転士が妊婦や子ども連れを乗せる/協会は平成18年6月にできた 全国子育てタクシー協会が運営している/車いすにも対応 事前に対応できる車両か確認しておく
今日どこいく?編集部が本文の内容から作成

協会の会員は令和6年度末で123社あり、認定を受けた運転士は1,795名いる。運転士の養成講座は7時間で、チャイルドシートの付け方の練習も入っている。

陣痛のときや急ぎのときは、先に登録した情報をもとに認定運転士が迎えに来て指定の病院へ運ぶ。通院や検診のときはベビーカーや荷物の積み下ろしも手伝う。

車いすで乗るならユニバーサルデザインタクシー(UDタクシー)を選ぶ。国は各都道府県の車の約25%をUDタクシーにする目標を立てていて、東京では約2万台が走り導入率は約65%になっている。

UDタクシーの認定にはレベルがある。トヨタのJPN TAXIはレベル1でスロープの耐荷重は300kgだ。レベル準1はスロープの耐荷重が200kgになる。トヨタのシエンタとノア・ヴォクシー・日産のセレナとNV200バネット・ホンダのステップワゴンがレベル準1に認定されている。

子育てタクシーやUDタクシーを呼んで乗る場所まで来てもらうときは迎車回送料金がかかる。時間を指定して呼ぶときは時間指定配車料金が足されることもある。

タクシー料金でよくある質問

Q. タクシー料金はどうやって計算する?
A. 初乗りの距離までは初乗り運賃で、超えると加算の距離ごとに加算運賃が足される。時速10km以下で走った時間も距離に換えて足す。東京都特別区・武三の普通車の上限は1.0kmまで500円で、その先は232mごとに100円だ。

Q. 東京のタクシーの初乗りはいくら?
A. 2026年4月20日から普通車の上限運賃は1.0kmまで500円になった。B運賃は490円で下限運賃は480円なので、会社によって初乗りの額が違う。改定の前は1.096kmまで500円だった。

Q. 大阪のタクシーの初乗りは何kmまで?
A. 近畿運輸局の公示では大阪地区の初乗りの距離は1.2kmだ。京都市域と滋賀は0.9kmで神戸市域と奈良は1.3kmになる。大阪市域交通圏と北摂交通圏では加算1回分を差し引いた距離まで初乗りを縮められる。

Q. タクシーの深夜料金は何時から?
A. 深夜早朝割増は運賃に付けられる割増の1つで、時間帯は運賃ごとに決まる。成田空港の定額タクシーは22時から5時までが深夜早朝割増の時間で、定額の額とは別に払う。

Q. 成田空港から東京23区まで定額タクシーはいくら?
A. 成田空港の定額タクシーは行き先を6つのゾーンに分けている。ゾーンAの京葉道路経由が23,500円で最も安く、ゾーンFの首都高速湾岸線経由が38,500円で最も高い。高速料金と深夜早朝割増は別にかかる。

Q. 羽田空港のタクシーは定額で乗れる?
A. 羽田空港と東京都内・神奈川県内の間は一部の区間を除いて定額で乗れる。首都高速を使う前提の額で、有料道路の利用料は別にかかる。アプリで呼んだときは第1ターミナルが2階7番出口付近で、第2ターミナルは2階2番出口付近で乗る。

Q. タクシーの値上げは2026年にどこであった?
A. 東京都特別区・武三地区は2026年4月20日に改定率10.14%で新しい運賃になった。福岡市域は7月1日に増収率10.62%で変わった。2026年1月6日の時点で35地域が審査中か申請中だった。

Q. 事前確定運賃は割増が付く?
A. 事前確定運賃は配車アプリなどで乗る前に額を確定させる運賃で、最大2割の割増ができる。乗ったあとに道が混んでも確定した額で払う。平成31年に始まった仕組みだ。

まとめ:タクシー料金は初乗りと加算と時間の3つで決まる

タクシー料金は全国69の運賃ブロックごとに国が幅を決め、会社がその中から運賃を選んでいる。メーターの額は初乗りと加算と時間の加算の3つで決まる。

普通車の上限運賃で8地域を並べると、初乗りは東京都特別区・武三の1.0km 500円から広島市域の1.45km 800円まで開いた。東京は2026年4月20日に新しい運賃へ変わり、福岡市域は7月1日に変わった。

空港から乗るなら定額タクシーを先に見る。成田空港の定額はゾーンAの23,500円からで、高速料金と深夜早朝割増は別にかかる。

空港や観光地まで自分で運転して行くときの話は車・ドライブの記事一覧から探せる。

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