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チェーン規制の区間一覧!全国13か所の延長は4kmから45kmまで 図の中の文字: 最長45km区間、福井・滋賀 45km、岡山・鳥取 34km、山形 27km、広島・島根 27km、新潟・長野 25km

チェーン規制の区間一覧!全国13か所の延長は4kmから45kmまで

公開 読了 約17分

結論この記事の答え

13区間で最長は北陸道の45km

45km

北陸道 木之本IC〜今庄IC

福井県・滋賀県

13区間でいちばん長い。2番目の米子道の34kmより長い。

34km

米子道 湯原IC〜江府IC

岡山県・鳥取県

2番目に長い区間。北陸道の45kmに次ぐ。

27km

国道112号 月山道路

山形県

国道でいちばん長い。西川町志津から鶴岡市上名川まで。

直轄国道くわしく見る

4km

国道8号

福井県

いちばん短い区間。あわら市熊坂からあわら市笹岡まで。

直轄国道くわしく見る

スタッドレスでもチェーン必須

チェーン規制の条件

大雪特別警報や緊急発表が出る異例の大雪のときに出る。

全国13区間くわしく見る

横にずらすと全部見られます

ほかの区間は浜田道27km・上信越道25km・北陸道18km・国道7号16kmなど。

チェーン規制の区間は全国13か所で延長は4kmから45kmまである

チェーン規制が出る区間は全国13か所で、いちばん長いのは北陸道の45kmです。

チェーン規制はどの道でも出るわけではありません。国土交通省と警察が決めた区間だけに出ます。数は全国13区間で、内わけは直轄国道6区間と高速道路7区間です。

この記事でわかること

  • チェーン規制の13区間の道路名・区間・県・延長
  • 同じ区間でも発表によって延長の数字が違う理由と読み方
  • 関東の休憩施設6か所で測った冬用タイヤの装着率
  • タイヤチェックで高速道路から引き返しになった車の数
  • 規制の手前でやることの順番

冬用タイヤをいつ替えるかと、冬用タイヤ規制で通れるタイヤの種類は冬用タイヤはいつから?5都市の雪日数とチェーン規制13区間で比べたで読めます。5都市の雪の日数から替える時期を出しているので、タイヤ交換の時期はそちらを見てください。この記事は13区間そのものに絞り、どの道のどこからどこまでがチェーン規制の区間なのかを延長と県で並べ直しました。あわせて道路会社が出した装着率とタイヤチェックの結果から、区間の手前で何が起きているかを見ます。

全国13区間の道路名と県と延長の一覧

国土交通省が発表した13区間を高速道路7区間と直轄国道6区間に分け、1つの表にしました。区間の名前は発表の書き方のままです。延長はこの発表のkmの数字を写しています。

表を見ると長い区間は高速道路に多くあります。国道は月山道路を除くと短い区間が並びます。

道路 区間 都道府県 延長
高速 E8 北陸道 木之本IC〜今庄IC 福井県・滋賀県 45km
高速 E73 米子道 湯原IC〜江府IC 岡山県・鳥取県 34km
高速 E74 浜田道 大朝IC〜旭IC 広島県・島根県 27km
高速 E18 上信越道 信濃町IC〜新井PA 新潟県・長野県 25km
高速 E8 北陸道 丸岡IC〜加賀IC 石川県・福井県 18km
高速 E19 中央道 飯田山本IC〜園原IC 長野県 10km
高速 E20 中央道 須玉IC〜長坂IC 山梨県 9km
国道112号 月山道路 西川町志津〜鶴岡市上名川 山形県 27km
国道7号 大須戸〜上大鳥 村上市大須戸〜村上市上大鳥 新潟県 16km
国道54号 赤名峠 三次市布野町上布野〜飯南町上赤名 広島県・島根県 12km
国道138号 山中湖・須走 山中湖村平野〜小山町須走字御登口 山梨県・静岡県 9km
国道56号 鳥坂峠 西予市宇和町〜大洲市松尾 愛媛県 7km
国道8号 石川県境〜坂井市 あわら市熊坂〜あわら市笹岡 福井県 4km

出どころ: 国土交通省「大雪時の道路交通の確保に向けた取り組みについて」記者発表資料の別紙(平成30年12月10日) / 集めた日 2026年10月31日

延長は国土交通省の別紙に書かれた数字です。

今日どこいく?編集部は13区間を長い順に並べ直しました。北陸道の木之本IC〜今庄ICは45kmで、2番目の米子道の34kmより長い区間です。いちばん短いのは国道8号のあわら市内の4kmです。国道は峠の前後だけを区切った短い区間が目立ちます。

対象の路線が道路会社と国の事務所ごとに違うので、延長だけでの単純な比較には適しません。長い区間ほど危ないという意味ではない点に気をつけてください。

冬の高速道路で自分の車は通れるか。チェーン規制が出ている?。冬用タイヤかチェーンを付けている?。チェーンを付ける。スタッドレスでもチェーンが要る。そのまま走れる。冬用タイヤ規制は冬用タイヤで通れる。最寄りのICで降りる。チェーンがあればSA・PAで付ける。ただし チェーン規制は全国13区間だけで出る。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

選ばれた区間はどれも立ち往生が起きた峠にある

13区間が選ばれた理由ははっきりしています。勾配の大きい峠で、これまでに大規模な立ち往生が起きた区間です。雪が多い地方の道を全部まとめて規制する仕組みではありません。

山に囲まれた峠道の橋の上で、両側に欄干と街灯が並び道路標識の円いオブジェが立つ様子の写真

県で見ると、日本海側と中部の山あいに区間がまとまっています。北陸道は福井県をはさんで2区間あります。中央道も山梨県と長野県に1区間ずつあります。中国山地を越える米子道と浜田道と国道54号の赤名峠も並びます。四国では愛媛県の国道56号の鳥坂峠だけが入っています。

関東地方整備局の発表は区間の説明を「急な上り下りがある峠など」と言い換えています。従来なら通行止めになるような雪のときに、タイヤチェーンを付けた車だけを通すのがこの規制の考え方です。

つまりチェーン規制は通行止めの一歩手前で道を開けておくための決まりです。区間の外でどれだけ雪が降っても、この規制そのものは出ません。区間の外で出るのは冬用タイヤ規制や通行止めのほうです。

冬になると峠の道そのものを閉める区間もあります。春まで通れなくなる道は冬季閉鎖はいつから?知床峠やビーナスラインなど18区間の閉まる日時にまとめてあり、閉まる日と開く日が分かります。

チェーン規制と冬用タイヤ規制は出る雪と通れる車が変わる

冬の高速道路の規制は3段に分かれていて、雪が強くなるほど通れる車が減ります。

チェーン規制の主な区間の位置。地図に番号で示した場所は 1. 木之本IC、2. 今庄IC、3. 月山道路、4. 山中湖、5. 須走
規制 出るとき 通れる車 出どころ
冬用タイヤ規制 積雪や凍結のとき 冬用タイヤかチェーンを付けた車 NEXCO中日本・NEXCO西日本
チェーン規制 大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が出るような異例の大雪 チェーンを付けた車だけ(スタッドレスでも要る) NEXCO中日本・国土交通省
通行止め 走るのに支障があると判断したとき 通れない NEXCO中日本

出どころ: NEXCO中日本「知っていないと困る、冬道の交通規制」・NEXCO西日本「冬用タイヤ」・国土交通省の発表 / 集めた日 2026年10月31日

冬用タイヤ規制では、四輪駆動車でも冬用タイヤかチェーンを付けていないと走れません。装着が要る装置は都道府県によって違います。

チェーン規制ではスタッドレスタイヤを全部の車輪に付けていても、チェーンを付けないと走れません。NEXCO西日本は冬用タイヤを付けたうえで、万が一に備えてチェーンを必ず持っていくよう呼びかけています。

冬の高速道路では速度規制もかかります。路面が悪いときや見通しが悪いときは時速50〜80kmに抑えます。除雪の作業車はおよそ時速40〜50kmで走るので、そのまわりも速度規制になります。

道路会社3社の呼びかけを並べると、どの会社も冬用タイヤの装着とチェーンを持っていくことの両方を求めています。

会社 冬用タイヤ チェーン そのほか
NEXCO東日本 降雪前に早めに装着 携行 スタッドレス表記かスノーフレークマークのタイヤ
NEXCO中日本 冬用タイヤ規制で必要 大雪時にチェーンチェック 規制区間の手前で携行と装着を確認
NEXCO西日本 全車輪に装着 常に携行 冬用タイヤ規制のあいだタイヤチェック

出どころ: NEXCO東日本関東支社の発表(2026年1月20日)・NEXCO中日本「冬道の交通規制」・NEXCO西日本の2ページ / 集めた日 2026年10月31日

NEXCO東日本はスタッドレス表記(国内表記)かスノーフレークマーク(国際表記)が付いた冬用タイヤを求めています。

NEXCO西日本はオールシーズンタイヤについて、ちらつく程度の雪を想定したタイヤだと説明しています。使うならスノーフレークマークが付いたものを全部の車輪に付けるよう求めています。

規制区間の手前の休憩施設で測った冬用タイヤの装着率

首都圏の休憩施設に止まっていた小型車は、冬用タイヤを付けていた車が半分に届きませんでした。

区分 小型車 大型車 合計
首都圏地域の3施設 43.7% 90.0% 60.3%
降雪地域の3施設 95.5% 98.1% 96.1%
全体の平均 69.1% 92.9% 76.4%

出どころ: NEXCO東日本関東支社「関東地域の高速道路における冬用タイヤ装着状況調査結果(第2回:最終)」(調べた日 2026年1月14日・18日) / 集めた日 2026年10月31日

この調査はNEXCO東日本関東支社が2026年1月14日と18日に行った今年度2回目のものです。調べた車は全部で3,445台です。全車種の平均は76.4%でした。

首都圏地域は東北道の蓮田SA・関越道の三芳PA・常磐道の守谷SAの3施設です。降雪地域は東北道の那須高原SA・関越道の赤城高原SA・上信越道の横川SAの3施設です。上信越道はチェーン規制の区間がある路線で、横川SAはその同じ道の休憩施設です。

施設と上り下りで分けると、首都圏の小型車の装着率は施設ごとに大きく違います。

休憩施設 上り 小型車 下り 小型車
東北道 蓮田SA 67% 39%
関越道 三芳PA 57% 43%
常磐道 守谷SA 39% 29%
東北道 那須高原SA 97% 86%
関越道 赤城高原SA 96% 97%
上信越道 横川SA 96% 95%

出どころ: NEXCO東日本関東支社の同じ調査の別紙1 / 集めた日 2026年10月31日

いちばん低いのは常磐道の守谷SAの下りで、小型車は29%でした。降雪地域の3施設は上りも下りも小型車で86%以上です。

この差が教えてくれるのは、雪の無い街から出る車ほど冬用タイヤを付けていないことです。首都圏を出て関越道や上信越道を北へ向かうと、途中でチェーン規制や冬用タイヤ規制の区間に入ります。出発地で雪が降っていなくても、行き先の峠の雪で準備を決める必要があります。

NEXCO東日本関東支社の調査(2026年1月)。首都圏で冬用タイヤを付けていた小型車は。43.7%。首都圏3施設の小型車の冬用タイヤ装着率。降雪地域3施設の小型車は95.5%。半分以上が夏タイヤ。全車種の平均は76.4%。今日どこいく?が作ったイラスト図解(数字1つのヒーロー+人物)

区間の延長は発表によって数字が少し違う

同じ区間でも、国土交通省の全国の発表と関東地方整備局の発表では延長の数字が違います。

区間 国土交通省(12月10日) 関東地方整備局(12月27日) 違い
国道138号 山中湖・須走 9km 8.2km 小数点まで出している
E18 上信越道 信濃町IC〜新井PA 25km 24.5km 関東は上り線(長野方面)と明記
E20 中央道 須玉IC〜長坂IC 9km 8.7km 小数点まで出している

出どころ: 国土交通省の記者発表資料(平成30年12月10日)・関東地方整備局ほか3者の記者発表資料(平成30年12月27日) / 集めた日 2026年10月31日

関東地方整備局とNEXCO東日本関東支社とNEXCO中日本八王子支社は、平成30年12月27日に3区間をあらためて発表しました。延長を小数点まで出したうえで、上信越道は上り線(長野方面)の区間だと書いています。

全国の表の9kmや25kmは、小数点を丸めた数字だと読むのが自然です。地図や走る距離を考えるときは、各地方整備局と道路会社の発表の数字を使うほうが正確です。上信越道のように上り線だけの区間もあるので、行きと帰りで同じ規制がかかるとは限りません。

NEXCO中日本は自社が管理する高速道路のチェーン規制区間を4か所としています。中央道の飯田山本IC〜園原ICと須玉IC〜長坂IC、北陸道の丸岡IC〜加賀ICと木之本IC〜今庄ICです。全国の13区間のうち高速道路の4区間はこの会社の道です。

国土交通省の発表は平成30年12月時点で警察と調整している区間として出たものです。具体的な開始時期はあらためて知らせるとしていました。

チェーン規制が出るのは大雪特別警報や緊急発表が出る大雪のとき

チェーン規制が出るのは、大雪特別警報か大雪に対する緊急発表が出るような異例の雪のときです。平成29年度は大雪特別警報が出ず、大雪に対する緊急発表は3回でした。毎冬のように何度も出る規制ではありません。

関東地方整備局の資料は、平成29年度の緊急発表の1回目を例に出しています。平成30年1月21日の発表のあと、1月22日から23日にかけて東京都心の積雪は最大23cmになりました。

大雪が予想されるときは、2〜3日前から通行止めをするかもしれないと事前に知らせます。不要不急の外出を控えることや広い範囲での迂回を呼びかける形です。

NEXCO東日本も同じ流れで知らせています。2026年1月20日の発表では、1月21日から25日ごろにかけて長野県や関東北部の山沿いで警報級の大雪のおそれがあると書きました。首都圏でも路面の凍結や雪のおそれがあるとしています。

高速道路の会社は気象情報会社のウェザーニューズと組んで「高速道路影響情報サイト」を作っています。大雪特別警報や国土交通省の緊急発表が出るような大雪が予想されると、通行止めの予測をここに出します。

冬の始まりにはNEXCO東日本の1回目の装着率調査もあります。前回の冬は2025年12月3日と7日に1回目を行いました。

規制区間の手前のタイヤチェックで引き返しになった車

NEXCO西日本のタイヤチェックでは、2回とも冬用タイヤを付けていない車が見つかり高速道路から降ろされています。

調べた日 場所 結果
2026年1月11日〜12日 E2 山陽道とE2 広島岩国道路(広島IC料金所入口ほか) 約3,000台がノーマルタイヤ車
2026年1月23日〜25日 E2 山陽道・E2 広島岩国道路・E2A 中国道の広島県と山口県の一部のIC(美祢IC料金所入口ほか) 約5%(約20台に1台)がノーマルタイヤ車

出どころ: NEXCO西日本「冬用タイヤ規制時におけるタイヤチェックの実施について」(2026年1月30日) / 集めた日 2026年10月31日

冬用タイヤを付けていない車は高速道路の利用を断られ、一般道へ引き返しになりました。立ち往生の危険がとても高いというのが理由です。

NEXCO西日本は警察と組み、冬用タイヤ規制のあいだは区間の中の各所でタイヤチェックをすることがあると知らせています。2026年1月2日にはE2 広島岩国道路で車の滞留も起きました。1台の立ち往生が長い時間の滞留につながり、命に関わる事態になるおそれがあると書いています。

雪道でのノーマルタイヤ走行についても、両社がはっきり書いています。NEXCO西日本は積雪や凍結した道で滑り止めをしない運転は道路交通法違反になる場合があるとしています。NEXCO東日本はノーマルタイヤで積雪や凍結の路面を走るのは法令違反だと書いています。

13区間と装着率から考える冬の動き方

ここまでの数字から言えることは3つです。

  1. 行き先や通り道に13区間が入るなら、スタッドレスタイヤを付けたうえでチェーンも積む。
  2. 首都圏から出るときは、まわりの車の多くが冬用タイヤを付けていないと考えて動く。
  3. 大雪特別警報や緊急発表が出そうなら、2〜3日前の事前の知らせを見て出かけるかを決める。

1つ目はチェーン規制そのものの決まりから来ています。スタッドレスタイヤだけでは規制区間を通れません。北陸道の木之本IC〜今庄ICのような長い区間は、手前で降りると回り道も長くなります。

2つ目は装着率の数字から来ています。首都圏の休憩施設では小型車の半分以上が冬用タイヤを付けていませんでした。1台が動けなくなるだけで後ろの車も止まるので、自分の準備が万全でも巻き込まれることがあります。

3つ目は国の決まりの流れです。チェーン規制は従来なら通行止めになる雪のときに出るので、出る日はそもそも出かけるのを見直す日です。NEXCO東日本もこのような大雪が予想されるときは出かけるのを控えるよう求めています。

冬の高速道路では、雪で止まったときに燃料が足りるかも大事です。ガソリンスタンドが無い区間はサービスエリアのガソリンスタンドが無い区間は?ガス欠を防ぐ3つの境目で確かめられます。

規制区間の手前でやることの順番

NEXCO中日本の案内をもとに、規制に出会ったときにやることを順番に並べました。

高速道路脇に立つ「ハイウェイラジオここまで」と書かれた案内標識の写真
  1. 情報板やハイウェイラジオで規制の中身を確かめる(冬用タイヤ規制かチェーン規制か)。
  2. チェーンが要る規制なら、路肩ではなく最寄りのSA・PAかチェーン着脱場に入る。
  3. チェーンは駆動輪に付ける。トレーラーは駆動輪と牽引車のいちばん後ろの車輪にも付ける。
  4. 規制区間の手前のチェーンチェックでは標識と係員の誘導に従う。
  5. 長いトンネルやトンネルが続く区間の前後では、こまめにチェーンを外して付け直す。

冬用タイヤもチェーンも付けておらず持ってもいない場合は、最寄りのICで降りることになります。チェーンを持っていれば、SA・PAで付ければそのまま走れます。チェーンは長い時間使うと切れるので、トンネルの前後で外すよう求めています。

関東の3区間には、チェーンを確かめる場所が決まっています。国道138号は下り線側が山中湖村の村営駐車場、上り線側が道の駅すばしりです。上信越道は新井PAがチェーンチェックの場所とチェーン着脱場になっています。

NEXCO中日本は大雪のとき、山間部へ向かう手前のICやSAでタイヤの装着をチェックすることがあります。チェーン規制のときは区間の手前でチェーンを持っているかと付けているかを確かめます。

規制の情報は出発前と走りながら確かめる

冬の道は風や気温で路面が刻々と変わります。規制がかかっていなくても、目的地までの天気と路面の情報をこまめに見るようNEXCO中日本は呼びかけています。

雪の積もった路面で、車のタイヤに取り付けられた赤い帯のあるタイヤチェーンを写した写真

走りながら見られる情報はいくつかあります。ハイウェイラジオはAMの1620kHzで、情報は5分ごとに新しくなります。ジャンクションの手前などにある広域情報板は、およそ200km先までの交通情報を出します。

出発前に見る窓口として、NEXCO中日本はiHighway中日本を案内しています。NEXCO西日本の窓口はアイハイウェイです。アイハイウェイは24時間、地図と文字で道路交通情報を出しています。マイルートを登録すると、通行止めの開始と解除をメールで受け取れます。

NEXCO東日本はドラとらで天気の予報と実況、ライブカメラなどの雪道情報を出しています。関東の通行止めは公式Xでも知らせています。

運転中にスマホを操作すると法律で罰せられます。運転する人が見るときは、SAなど安全な場所に止めてからにしてください。

冬のドライブでスキー場へ向かう人は、混む月を避けるだけでも道の負担が減ります。長野のスキー場の月ごとの利用者はスキー場の空いている時期はいつ?長野78か所の月別利用者で見た境目で読めます。

13区間を知って大雪の日の計画を変える

チェーン規制が出るのは全国13区間だけです。高速道路は北陸道の木之本IC〜今庄ICの45kmがいちばん長く、国道は月山道路の27kmが最長です。規制が出るのは大雪特別警報や緊急発表が出るような異例の大雪のときで、スタッドレスタイヤでもチェーンが要ります。

関東の調査では首都圏の休憩施設の小型車は43.7%しか冬用タイヤを付けておらず、山陽道のタイヤチェックでは約3,000台が引き返しになりました。13区間を通る予定があるなら、冬用タイヤとチェーンの両方を用意してください。大雪の予報が出たら出かける日をずらすのが安全です。

チェーン規制のよくある質問

Q. チェーン規制はスタッドレスタイヤで通れますか
A. 通れません。チェーン規制は全部の車輪がスタッドレスタイヤでも、チェーンを付けないと走れない規制です。全国13区間で大雪特別警報や大雪に対する緊急発表が出るような大雪のときに出ます。

Q. チェーン規制の区間はどこにありますか
A. 全国13区間で、直轄国道が6区間と高速道路が7区間です。高速道路は北陸道の2区間と中央道の2区間、上信越道・米子道・浜田道です。国道は月山道路や国道138号の山中湖・須走などです。

Q. チェーン規制の区間でいちばん長いのはどこですか
A. 国土交通省の発表では北陸道の木之本IC〜今庄ICの45kmです。2番目は米子道の湯原IC〜江府ICで34kmです。いちばん短いのは国道8号のあわら市熊坂〜あわら市笹岡の4kmです。

Q. チェーンを持っていないときにチェーン規制が出たらどうなりますか
A. 最寄りのICで降りることになります。NEXCO中日本は規制区間の手前でチェーンを持っているかと付けているかを確かめています。持っていれば路肩でなく最寄りのSA・PAで付ければ走れます。

Q. 冬用タイヤ規制で夏タイヤの車はどうなりますか
A. 高速道路を走れません。NEXCO西日本の2026年1月11日から12日のタイヤチェックでは、約3,000台のノーマルタイヤ車が利用を断られ一般道へ引き返しになりました。

Q. オールシーズンタイヤで冬用タイヤ規制を通れますか
A. NEXCO西日本はスノーフレークマークが付いたオールシーズンタイヤを全部の車輪に付けるよう求めています。ちらつく程度の雪を想定したタイヤなので、チェーン規制ではチェーンが要ります。

Q. チェーン規制は前もって分かりますか
A. 大雪が予想されるときは2〜3日前から通行止めの可能性を知らせると国土交通省が発表しています。高速道路各社は高速道路影響情報サイトで通行止めの予測も出します。

この記事の出典

国土交通省とNEXCO西日本など7件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

出典を開く閉じる
  1. 1国土交通省国土交通省「大雪時の道路交通の確保に向けた取り組みについて(チェーン規制の検討状況)」
  2. 2国土交通省国土交通省「大雪時の道路交通の確保に向けた取り組みについて」記者発表資料(PDF)
  3. 3国土交通省関東地方整備局・NEXCO東日本関東支社・NEXCO中日本八王子支社「集中的な大雪時にはタイヤチェーンの装着を!」(PDF)
  4. 4NEXCO中日本NEXCO中日本「知っていないと困る、冬道の交通規制」
  5. 5NEXCO西日本NEXCO西日本「冬用タイヤ」
  6. 6NEXCO東日本関東支社NEXCO東日本関東支社「関東地域の高速道路における冬用タイヤ装着状況調査結果(第2回:最終)」(PDF)
  7. 7NEXCO西日本NEXCO西日本「冬用タイヤ規制時におけるタイヤチェックの実施について」

最終確認 2026年11月1日

写真と図の出どころを開く閉じる
  1. 1山に囲まれた峠道の橋の上写真:掬茶(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)
  2. 2チェーン規制の主な区間の位置地図:地理院タイル(淡色地図)・位置は © OpenStreetMap contributors
  3. 3高速道路脇に立つ「ハイウェイラジオここま写真:Akira e233(Wikimedia Commons・CC BY-SA 3.0・切り抜き)
  4. 4雪の積もった路面写真:Amada44(Wikimedia Commons・CC BY-SA 3.0・切り抜き)

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