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サービスエリアのガソリンスタンドが無い区間は?ガス欠を防ぐ3つの境目 図の中の文字: 高速道路のガス欠、ガソリンスタンドの無い区間と、24時間でない店の手前で、早めに入れるのが正解

サービスエリアのガソリンスタンドが無い区間は?ガス欠を防ぐ3つの境目

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目次

先に答え:サービスエリアのガソリンスタンドは空白区間と営業時間で途切れる

ガソリンスタンドの無い区間と24時間でない店の手前で早めに入れる。

高速道路のサービスエリアとパーキングエリアの全部にガソリンスタンドがあるわけではない。NEXCO東日本は岩手山SA以北の東北道(下り線)にガソリンスタンドが無いと案内していて、八戸道と圏央道の久喜白岡JCT〜大栄JCTの間にも無いと書いている。

NEXCO中日本は東海北陸道のひるがの高原SAと北陸道の有磯海SAの間を約150km以上の空白区間としている。同じNEXCO中日本の案内では中央道・東海北陸道・伊勢道の5か所のガスステーションが時間営業で、24時間は開いていない。

空白が長い区間ほどガス欠は起きやすい。国土交通省は2016年4月の発表で、150km超の空白区間のガス欠率は100km未満の区間の約1.8倍になると書いている。

今もガス欠は高速道路のトラブルの上位にいる。JAFの2025年度の数字では、高速道路での四輪の出動理由の2位が燃料切れで5,285件・8.62%だった。二輪では燃料切れが1位で420件・18.26%を占める。

今日どこいく?編集部はNEXCO東日本・中日本・西日本と国土交通省の発表を読み、JAFの出動理由と警視庁の反則金の一覧表も合わせて数字を並べ直した。表の数字は公式のページに書かれているものだけで、足したり割ったりはしていない。

この記事でわかること

  • サービスエリアにガソリンスタンドが無い区間と時間を区切って営業する店
  • 連休の高速道路で燃料切れが何位に入るか(JAFの数字)
  • 降りて給油しても料金が変わらないICと使う条件
  • 高速道路でガス欠したときの反則金と止まったときの決まり
  • 油種の確かめ方と給油キャップを閉め忘れたときの連絡先

高速道路の燃料切れはJAFの3つの連休でどれも2位か3位に入る

JAFは連休ごとの出動理由を一般道路と高速道路に分けて出している。その中から燃料切れの行だけを抜き出し、3つの連休を1つの表に並べた。

3つの連休のどれでも高速道路の燃料切れの割合は一般道路を大きく上回る。

連休(JAFの集計期間) 高速道路の燃料切れ 一般道路の燃料切れ 高速道路の救援の総数
ゴールデンウィーク(2025年4月26日〜5月7日) 2位・256件・9.61% 7位・1,095件・1.51% 2,664件
お盆(2025年8月9日〜8月18日) 3位・215件・6.98% 8位・1,216件・1.73% 3,081件
年末年始(2025年12月27日〜2026年1月5日) 3位・184件・9.26% 8位・1,105件・1.32% 1,987件

※割合は四輪と二輪を合わせた救援件数に占める燃料切れの割合

件数だけを見ると一般道路のほうが多い。一般道路の燃料切れは1,095件・1,216件・1,105件で、高速道路は256件・215件・184件だった。

ところが割合で見ると差は逆になる。高速道路は6.98%から9.61%で、一般道路は1.32%から1.73%にとどまる。

順位も大きく変わる。一般道路では燃料切れが7位か8位なのに対し、高速道路では2位か3位まで上がる。一般道路の上位はバッテリー上がりとタイヤのトラブルが占めている。

高速道路を降りずに給油する場所は、ガソリンスタンドのあるサービスエリアとパーキングエリアになる。残りが少ないまま空白区間に入ると、次に入れられる場所まで持つかどうかが分かれ目になる。

ゴールデンウィークの高速道路の数字を図にした。

JAFの2025年度の連休の数字。連休の高速道路のガス欠(燃料切れ)の割合。9.61%。ゴールデンウィークの高速道路(2位)。一般道路は1.51%で7位。給油は早めにしよう。お盆は6.98%・年末年始は9.26%。今日どこいく?が作ったイラスト図解(数字1つのヒーロー+人物)

サービスエリアのガソリンスタンドは会社と向きと時間で条件が変わる

同じ高速道路の給油でも、走る区間の会社で案内の中身が変わる。NEXCO中日本とNEXCO東日本はそれぞれ自社の区間のガスステーションを案内し、ほかの会社の分はリンクで案内している。

走る向き・曜日・支払いの方法・車の大きさ・燃料の種類でも、使える店と料金の扱いが変わる。

条件 変わること 公式の案内にある例
走る向き 降りて給油できるICと時間営業の店 十和田ICは下り線だけが対象。阿智PAは上りと下りの両方が時間営業
曜日 指定の店の営業時間 十和田ICの指定の店は平日7:00〜19:30・休日7:00〜19:00
支払い 降りて給油したときの料金 通しの料金になるのはETC車だけ。現金車は対象外
車の大きさ 給油できる場所 NEXCO中日本は大型車マスから給油できないエリアを案内
燃料の種類 買えるエリア NEXCO中日本は寒冷地用軽油・水素・急速充電の設置エリアを別に案内

※対象の路線が会社ごとに違うので単純な比較には適さない

いちばん間違えやすいのは向きだ。十和田ICは下り線だけが対象で、上り線は対象外と書かれている。

磐越道の新津ICは上りと下りの両方が対象になる。ただし降りる前に走っていた向きと同じ向きで戻る必要があり、給油のあとに向きを変えると対象から外れる。

支払いも分かれ目になる。降りて給油しても料金が通しのままになる仕組みはETC車だけが対象だ。車種は問わないが現金車は対象外で、給油した店でETCカードを確かめる手続きがある。

車の種類で見ると、二輪は高速道路の燃料切れがいちばん多い出動理由になっている。JAFの2025年度の数字で二輪の高速道路の1位は燃料切れの420件・18.26%で、2位のタイヤのトラブルの271件・11.78%を上回る。

電気自動車(BEV)では電池切れに気をつけたい。JAFの2025年度のBEVの出動理由では、駆動用電池切れが3位で1,165件・10.7%だった。NEXCO中日本は電気自動車用の急速充電の設置エリアを別に案内している。

値段も会社の案内で見られる。NEXCO中日本はガスステーションごとの油種別の販売価格の一覧を出していて、2026年9月26日に更新している。価格は日々変わるので、最新の値段は店に問い合わせるよう案内している。

高速道路のガス欠と空白区間の数字を公式の発表から8つ並べた

国の発表とJAFの数字を1つの表にまとめた。古い数字と新しい数字が混ざるので、表の中に年を入れてある。

空白が長い区間ほどガス欠は起きやすく、今も燃料切れは高速道路の出動理由の上位にいる。

数字 中身 出どころ
61区間 ガソリンスタンドの間が100〜150kmの空白区間(2016年4月の時点) 国土交通省
16区間 ガソリンスタンドの間が150kmを超える空白区間(2016年4月の時点) 国土交通省
約40件 全国の高速道路で1日に起きていたガス欠(2016年の発表) 国土交通省
約1.8倍 150km超の空白区間のガス欠率(100km未満の区間と比べて) 国土交通省
約150km以上 東海北陸道 ひるがの高原SA〜北陸道 有磯海SAの空白 NEXCO中日本
63,598件 JAFが高速道路で救援した件数(2025年度・四輪と二輪) JAF
5,285件・8.62% 高速道路の四輪の燃料切れ(2025年度・出動理由の2位) JAF
420件・18.26% 高速道路の二輪の燃料切れ(2025年度・出動理由の1位) JAF

※対象の路線が会社ごとに違うので単純な比較には適さない

国土交通省と高速道路3社は2016年4月に、150km超の空白区間を翌年度までにゼロにする目標を出した。まず7月中旬までに5つのICで路外給油サービスを実施するとしていて、このうち2つはその前から続いていた。

路外給油サービスは指定のICで一度降りて近くの指定のガソリンスタンドで入れても、目的地まで降りずに走ったときと同じ料金にする仕組みだ。長い距離を走ったときの割引(長距離逓減)もそのまま続く。

2016年4月の発表に載ったICは、磐越道の新津IC・東海北陸道の福光IC・道東道の十勝清水IC・中国道の吉和ICと六日市ICの5つだった。吉和ICと六日市ICはこの発表の時点ですでに社会実験をしていた。十勝清水ICは給油で一度降りても料金が変わらないことを知らせる形で、ETC車でない車も対象としていた。

その後NEXCO東日本は東北道の十和田ICを加えた。2025年3月28日の発表では、十和田IC(下り線)と新津IC(上下線)の2か所を2025年4月1日以降も続けるとしている。

NEXCO中日本の福光ICは2016年7月15日に始まり、2025年3月31日以降も使えると案内している。どちらも社会実験として続いている。NEXCO東日本は終わるときは別に知らせると書いている。

サービスエリアにガソリンスタンドが無い区間を公式の案内から拾う

公式の案内で名前が出ているガソリンスタンドの無い区間は、東北道と八戸道と圏央道と東海北陸道の4つだ。

区間 会社 公式の案内にあること
東北道 岩手山SA以北(下り線) NEXCO東日本 ガソリンスタンドがない。十和田IC(下り線)で降りて給油できる
八戸道 NEXCO東日本 ガスステーションはない。ガソリンの残りに注意して走るよう案内
圏央道 久喜白岡JCT〜大栄JCT NEXCO東日本 ガスステーションはない。ガソリンの残りに注意して走るよう案内
東海北陸道 ひるがの高原SA〜北陸道 有磯海SA NEXCO中日本 約150km以上の空白。福光ICで降りて給油できる。城端SAで緊急用のガソリン缶を販売(2020年の発表)

ドラぷらは八戸道と圏央道の一部を挙げたうえで「など」と書いている。東日本の区間を走る前は、ドラぷらのページにある東日本のガスステーションのマップで設置の場所と営業時間を見ておく。

東北道を青森方面へ走る人は、岩手山SA以北の下り線に入る前に入れておく。入れそびれたときは十和田ICで降りて指定の店で入れる方法がある。

東海北陸道のひるがの高原SAと北陸道の有磯海SAの間は、約150km以上ガソリンスタンドが無い。NEXCO中日本はこの間の福光ICで降りて給油できるようにしていて、城端SAでは緊急の対応としてガソリン缶を売っていると2020年の発表で書いている。

圏央道は首都圏を回る道路で、久喜白岡JCTから大栄JCTの間にガスステーションが無い。この区間を走る日は、入る前の区間で入れておく。

給油できるサービスエリアを出かける前に探したいときは、今日どこいく?のサービスエリアの一覧で給油の有無も確かめられる。

数字を読むときは発表の年と数え方の違いに気をつける

表の数字は出どころも数え方もばらばらだ。読み違えやすいところを4つ挙げる。

国の空白区間の数は2016年4月の時点

61区間と16区間は2016年4月の時点の数だ。国と高速道路3社はこのあと150km超の空白をゼロにする目標を立て、路外給油のICを広げてきた。2016年の数字は目標を立てる前の数として読む。

ガス欠率は走った距離あたりの件数

約1.8倍はガス欠の件数そのものではない。国土交通省はガス欠率をガス欠件数÷走行台キロ数で出していて、車の通る量の違いをならした数字になっている。

JAFの割合は出動した件数の中の割合

JAFの8.62%や9.61%は、JAFが出動した件数のうち燃料切れが占める割合だ。高速道路を走った車のうち何台がガス欠したかを表す数字ではない。JAFを呼ばずに済ませた人や、ほかのロードサービスを使った人は入っていない。

年間は四輪と二輪が別で連休は合計

年間の数字は四輪と二輪に分かれていて、連休の数字は四輪と二輪を合わせた数だ。高速道路の四輪の8.62%と、ゴールデンウィークの9.61%をそのまま比べると数え方がずれる。

連休の集計期間も同じ長さではない。ゴールデンウィークは2025年4月26日〜5月7日だ。お盆は8月9日〜8月18日で年末年始は2025年12月27日〜2026年1月5日になる。連休どうしで件数を比べるときは期間の長さの違いにも気をつける。

燃料切れと給油の決まりは連休と冬と災害のときに変わる

JAFはゴールデンウィーク・お盆・年末年始の連休に救援の依頼が増えると書いている。2025年度の高速道路の救援の総数は、お盆が3,081件で3つの連休の中でいちばん多かった。ゴールデンウィークは2,664件で年末年始は1,987件だった。

お盆の高速道路は燃料切れが3位の215件・6.98%で、1位はタイヤのトラブルの1,250件・40.57%だった。夏に長い距離を走る日は燃料とタイヤの空気圧を出る前に見ておきたい。NEXCO中日本はパンク修理に対応できるガスステーションの一覧も出している。

冬は寒冷地用の軽油とタイヤチェーン

雪の多い地域へ向かうディーゼル車は軽油の種類にも気をつける。NEXCO中日本は寒冷地用軽油を売っているエリアとタイヤチェーンを売っているエリアの一覧を出している。チェーンのサイズと在庫は各ガスステーションに問い合わせるよう書いている。

NEXCO東日本は寒冷地仕様軽油を売っている場所を、サービスエリアの検索で確かめられるようにしている。

年末年始は指定の店の営業時間が変わることがある

福光ICの指定のガソリンスタンドは24時間営業ではなく、年末年始は営業時間が変わる場合があると案内されている。十和田ICと新津ICの指定の店も、店の都合で臨時に休むことがあるとNEXCO東日本は書いている。

大きな災害のときは一般の車の給油が制限される

NEXCO中日本は大規模な災害が起きたときに緊急車両への給油を先にするため、一般の車への給油を制限する場合があるとしている。大きな災害が起きているときに遠出するなら、高速道路に乗る前に入れておく。

24時間ではないサービスエリアのガソリンスタンドは中日本に5か所ある

NEXCO中日本が時間営業のエリアとして挙げているのは中央道・東海北陸道・伊勢道の5か所で、向きによっても分かれる。

路線 エリア 時間営業の向き
中央道 阿智PA 上り・下り
中央道 虎渓山PA 上り
東海北陸道 長良川SA 下り
伊勢道 安濃SA 下り

時間営業の店は24時間は開いていない。夜遅くや朝早くにこの区間を通る日は、時間営業の店をあてにせずに手前で入れておく。

阿智PAは上りと下りの両方が時間営業になっている。中央道のこのあたりを夜に走るときは、どちらの向きでも同じことに気をつける。

中央道の八ヶ岳PA(下り)のガスステーションは2012年2月1日に閉店している。古い地図の情報を当てにして給油の計画を立てない。

指定のICの近くの店も24時間ではない。十和田ICの指定の店は平日7:00〜19:30・休日7:00〜19:00で、新津ICの指定の店は4:00〜翌2:00の営業だ。

夜に走り続けるか、サービスエリアで休んでから給油するかで迷う人もいる。SAや道の駅でどこまで休んでよいかは、車中泊と仮眠の境目を比べた記事で場所ごとの決まりを読める。

ガス欠を防ぐにはサービスエリアのガソリンスタンドで3つの境目より前に入れる

ここまでの数字から、出かける前と走っている間に見ておく境目を3つに絞った。

境目1 空白区間に入る前

空白が長い区間はガス欠率が高い。東北道の岩手山SA以北の下り線・八戸道・圏央道の久喜白岡JCT〜大栄JCT・東海北陸道のひるがの高原SA〜有磯海SAは、入る前に入れておく。

境目2 夜と早朝

中日本の時間営業の5か所と指定のICの店は24時間は開いていない。夜に走る日は営業時間を出る前に見ておく。

境目3 降りて給油するときの1時間

空白区間で残りが心細くなったら、指定のICで降りて給油する手がある。ETC車であること・指定の店で入れること・1時間以内に同じICから同じ向きへ戻ることがそろうと、料金は降りずに走ったときと同じになる。

ガス欠と給油でよくある失敗を図にした。

サービスエリアの給油でこんな失敗していませんか。ガス欠と給油の失敗につながる4つ。残りが少ないまま空白区間へ入る。夜も開いている店だと思い込む。借りた車の油種を確かめない。給油キャップを閉め忘れる。当てはまる人は。空白の手前で入れ油種とキャップを見る。今日どこいく?が作ったイラスト図解(「こんなことしていませんか」のチェック場面)

給油するときは油種とキャップを確かめる

給油の場面にも落とし穴がある。NEXCO中日本は油種を確かめてから給油することを徹底していて、車検証で燃料の種類を確かめてもらう場合があるとしている。

合わない燃料を入れると高速道路の本線で車が止まり、大きな事故につながるおそれがある。JAFも軽自動車に軽油を入れてしまう入れ間違いが起きていると書いている。

レンタカーや友人に借りた車のように普段乗らない車は、ドラぷらも給油の前に油種を確かめるよう呼びかけている。

飛行機で出かけて着いた空港でレンタカーを借りる日は、便の遅れで走り出しが夜にずれることがある。時間営業の店がある区間を夜に通るなら、手前で入れておきたい。便ごとの遅れやすさは今日どこいく?の遅延と欠航のデータで見られる。

セルフの給油所では給油キャップの閉め忘れが多いとNEXCO中日本は書いている。閉め忘れに気づいたら給油所の領収証にある連絡先に電話するので、領収証は持ち帰る。連絡先が分からないときは最寄りのサービスエリアのコンシェルジュに申し出る。コンシェルジュが閉まっているときはNEXCO中日本お客さまセンター(0120-922-229)に連絡する。

東日本と中日本では降りて給油しても料金が変わらないICが3つある

NEXCO東日本と中日本が今も続けているのは3つのICで、十和田ICだけは下り線に限られる。

指定IC 対象の向き 指定のガソリンスタンド 営業時間
東北道 十和田IC(NEXCO東日本) 下り線だけ 大里恒三商店 十和田給油所(ICから約1.5km) 平日7:00〜19:30・休日7:00〜19:00
磐越道 新津IC(NEXCO東日本) 上り線と下り線 新津インターSS(ICから約300m) 4:00〜翌2:00
東海北陸道 福光IC(NEXCO中日本) 最初に走っていた向き 指定の店は2か所 24時間営業ではない(年末年始は変わる場合あり)

十和田ICの指定の店は十和田ICから約1.5km、新津ICの指定の店は新津ICから約300mのところにある。指定の店は店の都合で臨時に休むこともあるので、NEXCO東日本は使う前に店へ確かめるよう書いている。

十和田ICは東北道の下り線を走る人のための場所だ。岩手山SA以北の下り線にガソリンスタンドが無いので、青森方面へ向かう途中で使う形になる。上り線で十和田ICを降りても対象にはならない。

新津ICは磐越道の上りと下りの両方で使える。たとえば上り線を走ってきて新津ICで降りたら、給油のあとも上り線の向きへ戻る。

福光ICはひるがの高原SAと有磯海SAの間の空白を埋めるために始まった。指定の店は2か所あり、どちらも24時間営業ではない。

どのICも降りてから1時間以内に同じICから戻る決まりなので、給油のほかに寄り道はしない。

3つのICの違いを早見の図にした。

降りて給油しても料金が変わらないIC。このICなら。対象の向き。東北道 十和田IC。下り線だけ。指定の店まで約1.5km。磐越道 新津IC。上り線と下り線。指定の店まで約300m。東海北陸道 福光IC。来た向きのまま。指定の店は2か所。ただし ETC車だけ・1時間以内に同じICから戻る。今日どこいく?が作ったイラスト図解(状況→目安の早見表)

指定ICで降りて給油するときは5つの手順で進める

料金が通しのままになる形で給油するには、次の順番で動く。

  1. 給油のために指定のICで高速道路を降りる。ETCカードを入れたETC車で通る(現金車は対象外)
  2. 指定のガソリンスタンドへ行き、スタッフに「高速道路からの一時流出」と伝える
  3. 店の事務室にあるインターホンで料金所の係員に申し出て、ETCカードを確かめてもらう
  4. 給油する。油種は車検証の燃料の種類で確かめておく
  5. 降りてから1時間以内に同じICから入り、降りる前と同じ向きへ走る

NEXCO東日本の十和田ICと新津ICでは、インターホンで十和田料金所か新津料金所の係員に申し出る。NEXCO中日本の福光ICでは、店のスタッフに一時流出と伝えてからインターホンで手続きをする。

条件どおりに使ったのに料金の調整がされていないときは、NEXCO東日本お客さまセンター(0570-024-024 または 03-5308-2424)へ連絡する。

福光ICで分からないことがあれば、24時間365日受け付けているNEXCO中日本お客さまセンター(0120-922-229)に聞ける。

手順を図にすると次のようになる。

高速道路を一度降りて給油する流れ。指定ICで降りる。ETC車で給油のために降りる。店で申し出る。高速道路からの一時流出と伝える。カードを確かめて給油。事務室のインターホンで係員へ。同じICから戻る。1時間以内に同じ向きへ走る。現金車と向きを変えた車は対象外。今日どこいく?が作ったイラスト図解(横並びの手順コマ)

高速道路でガス欠して止まると反則金の対象になる

高速道路のガス欠は困るだけでは済まない。道路交通法は高速道路を走る前に燃料・冷却水・エンジンオイルの量を確かめ、足りなくなって走れなくなるのを防ぐよう運転する人に求めている。

この決まりに反すると高速自動車国道等運転者遵守事項違反になる。警視庁の反則金の一覧表では、大型車が1万2千円・普通車が9千円・二輪車が7千円だ。

本線や路肩で止まったときは、止まっていることを後ろの車に分かるように示す決まりもある。示さないと故障車両表示義務違反になり、反則金は大型車が7千円・普通車と二輪車が6千円だ。道路交通法は止まった車をすぐに本線の外へ動かすことも求めている。

反則金は車の大きさで分かれ、どちらの違反も大型車がいちばん高い。

車の種類(警視庁の区分) 高速道路の遵守事項違反(燃料切れなど) 止まったときの表示をしない違反
大型車(大型・中型・準中型・大型特殊の自動車など) 1万2千円 7千円
普通車(普通自動車・軽自動車・ミニカー) 9千円 6千円
二輪車(50ccを超えるもの) 7千円 6千円
小型特殊車 6千円 5千円

※一覧表の単位は千円で2026年4月1日に更新されている

JAFの数字を見ると、高速道路のガス欠は珍しいことではない。2025年度にJAFが高速道路で出動した63,598件のうち、四輪の燃料切れだけで5,285件あった。

NEXCO中日本は高速道路上でのガス欠は思わぬ事故の原因になると書いている。ドラぷらも高速道路での燃料切れは重大事故につながるとして、余裕を持った早めの給油を呼びかけている。

サービスエリアのガソリンスタンドでよく聞かれる8つの質問に答える

Q. 高速道路のガソリンスタンドの間隔はどれくらい?
A. 国土交通省によると2016年4月の時点でガソリンスタンドの間が100〜150kmの空白区間は61区間あり、150kmを超える区間は16区間あった。今も東海北陸道のひるがの高原SAと北陸道の有磯海SAの間は約150km以上ある。

Q. 高速道路でガス欠すると罰金はいくら?
A. 高速自動車国道等運転者遵守事項違反として反則金の対象になる。警視庁の一覧表では普通車が9千円・大型車が1万2千円・二輪車が7千円だ。止まったときに表示をしないと故障車両表示義務違反にもなる。

Q. 高速道路でガス欠するとどうなる?
A. 本線で車が止まり、思わぬ事故の原因になるとNEXCO中日本は書いている。JAFの2025年度の数字では高速道路での四輪の出動理由の2位が燃料切れで5,285件あった。反則金の対象にもなる。

Q. 高速道路を一度降りて給油すると料金はどうなる?
A. 指定のICで降りて指定の店で入れ、1時間以内に同じICから同じ向きへ戻れば通しの料金になる。東日本と中日本では十和田IC(下り線)・新津IC・福光ICが対象で、ETC車だけが使える。

Q. サービスエリアのガソリンスタンドは24時間営業?
A. 全部ではない。NEXCO中日本は中央道の阿智PA(上下)と虎渓山PA(上り)・東海北陸道の長良川SA(下り)・伊勢道の安濃SA(下り)を時間営業のエリアとして挙げている。夜に通るときは手前で入れておく。

Q. バイクは高速道路でガス欠しやすい?
A. JAFの2025年度の数字では、高速道路での二輪の出動理由の1位が燃料切れで420件・18.26%だった。四輪の燃料切れの8.62%より割合が高い。反則金は二輪車で7千円になる。

Q. サービスエリアにガソリンスタンドが無い区間はどこ?
A. 公式の案内には東北道の岩手山SA以北の下り線・八戸道・圏央道の久喜白岡JCT〜大栄JCT・東海北陸道のひるがの高原SA〜有磯海SA(約150km以上)が出てくる。出る前に各社の地図で確かめる。

Q. 給油キャップを閉め忘れたらどうする?
A. 給油した店の領収証にある連絡先に電話する。連絡先が分からないときは最寄りのサービスエリアのコンシェルジュへ申し出て、閉まっているときはNEXCO中日本お客さまセンター(0120-922-229)に連絡する。

最後に:サービスエリアのガソリンスタンドは空白の手前で早めに入れる

サービスエリアのガソリンスタンドは高速道路のどこにでもあるわけではない。東北道の岩手山SA以北の下り線や八戸道・圏央道の一部・東海北陸道のひるがの高原SA〜有磯海SAのように、ガソリンスタンドが無い区間がある。

JAFの数字では高速道路の燃料切れは連休に2位か3位へ上がり、割合は一般道路を大きく上回った。空白区間の手前・24時間でない店・降りて給油の条件の3つを出る前に見ておけば、ガス欠の心配は減らせる。

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