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冬季閉鎖はいつから?知床峠やビーナスラインなど18区間の閉まる日時 図の中の文字: 11月から順に、閉まり始める、18、区間、国と県の発表から、冬季閉鎖の一覧

冬季閉鎖はいつから?知床峠やビーナスラインなど18区間の閉まる日時

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先に答え:山の道の冬季閉鎖は11月から順に始まる

山の道の冬季閉鎖は11月から順に始まり、その前に夜間通行止めが入る道もある。

この記事でわかること

  • 知床横断道路と長野県の17区間が全面通行止めになる日時と解除の日時
  • 全面閉鎖の前に入る夜間通行止めと事前規制の時刻
  • 2026年の冬の日程がもう出ている道(長野県上田建設事務所の管内)
  • 閉鎖区間の先の峠や県境へ抜けられるか
  • 行く日をずらすと通れる道がどう変わるか

山の道の冬季閉鎖は国の開発建設部や県の建設事務所が自分の管内の分だけを発表する。北海道の知床横断道路は釧路開発建設部と網走開発建設部が発表を出し、長野県の県道は建設事務所ごとに表を出している。

2025年の知床横断道路は10月24日から夜間通行止めに入り、11月4日の17時から終日の全面通行止めに切り替える日程だった。

長野県上田建設事務所は2026年9月30日の更新で今年の冬の日程を載せていて、管内の12区間は11月18日から12月2日にかけて順に閉まる。

この記事は知床横断道路と長野県の17区間を合わせた18区間の表から始める。そのあと夜間通行止めと事前規制・旬ごとの流れ・春の開通日・抜けられる峠の順に見ていく。

国と県の発表から冬季閉鎖の日時を18区間ぶん並べた

管理者ごとにページが分かれているので、道をまたいで日時を比べるにはいくつものページを開くことになる。今日どこいく?編集部は釧路開発建設部の発表と長野県の須坂建設事務所・上田建設事務所の表から18区間を拾い、全面通行止めの始まりと解除の日時を1つの表にした。

年は日時の欄に入れてある。知床と須坂の分は2025年から2026年にかけての冬の日時で、上田の分は2026年から2027年にかけての冬の予定だ。

表を見ると全面通行止めの始まりも解除も道ごとにばらばらで、同じ管理者でも区間で日が違う。

道(区間) 延長 全面通行止めの始まり 解除(予定を含む)
知床横断道路・国道334号(羅臼町湯ノ沢〜斜里町岩尾別) 約23.8km 2025年11月4日(火)17時 2026年4月下旬(予定)
豊野南志賀公園線・県道66号(山田牧場〜笠ヶ岳) 5.7km 2025年11月7日(金)15時 2026年5月22日(金)15時
大前須坂線・県道112号(老ノ倉〜毛無峠) 3.7km 2025年11月12日(水)15時 2026年5月20日(水)15時
大前須坂線・県道112号(屋知橋上〜老ノ倉) 13.8km 2025年11月12日(水)15時 2026年4月22日(水)15時
牧干俣線・県道466号(老ノ倉〜群馬県境) 0.9km 2025年11月12日(水)15時 2026年4月22日(水)15時
五味池高原線・県道346号(上原橋〜五味池高原) 12.9km 2025年11月11日(火)15時 2026年5月13日(水)15時
国道142号(和田峠の旧道第2カーブ〜和田峠トンネル) 7.1km 2026年11月18日(水)11時 2027年4月20日(火)11時
美ヶ原公園沖線(焼山〜番所ヶ原スキー場入口) 7.1km 2026年11月18日(水)11時 2027年4月20日(火)11時
松本和田線(扉峠〜黒栂) 9.3km 2026年11月18日(水)11時 2027年4月20日(火)11時
美ヶ原公園西内線(築地原〜武石観光センター上) 12.0km 2026年11月18日(水)11時 2027年4月20日(火)11時
ビーナスライン・美ヶ原公園東餅屋線(美ヶ原台上〜沢入) 1.4km 2026年11月18日(水)11時 2027年4月20日(火)11時
ビーナスライン・美ヶ原公園東餅屋線(落合大橋〜和田峠) 13.0km 2026年11月18日(水)11時 2027年4月20日(火)11時
ビーナスライン・霧ヶ峰東餅屋線(和田峠の諏訪郡境〜国道142号旧道交点) 1.3km 2026年11月18日(水)11時 2027年4月20日(火)11時
鹿教湯別所上田線(女神岳〜野倉) 4.5km 2026年11月25日(水)10時 2027年3月23日(火)15時
下奈良本豊科線(臼川〜保福寺峠) 8.1km 2026年11月25日(水)11時30分 2027年4月13日(火)15時
真田新田線(西松尾〜藤庄) 4.8km 2026年11月25日(水)14時 2027年4月13日(火)15時
田沢中挾線(横手キャンプ場〜田沢) 2.4km 2026年12月2日(水)11時 2027年3月23日(火)15時
傍陽菅平線(宗次郎〜草茂) 2.3km 2026年12月2日(水)11時 2027年4月8日(木)15時

※上田建設事務所の表の令和はR8を2026年・R9を2027年として西暦に直した(2026年10月3日に集めた)

表のうち知床横断道路は国道334号で、羅臼町湯ノ沢のゲートから斜里町岩尾別の道道交差点のゲートまでの約23.8kmが止まる。

須坂建設事務所の5区間は高山村と須坂市の県道だ。2025年は11月7日に豊野南志賀公園線が最初に閉まり、11月11日に五味池高原線が続いた。大前須坂線の2区間と牧干俣線は11月12日に閉まった。

上田建設事務所の12区間は上田市・長和町・青木村にあり、和田峠と美ヶ原とビーナスラインのまわりに多い。管内で冬に止まるのは11路線12区間の73.3kmで、県が管理する道は管内に50路線504.7kmある。

国と県の発表から。冬季閉鎖はいつから?道ごとの開始日時。この道なら。全面閉鎖の開始。知床横断道路(2025年)。11月4日17時。解除は4月下旬の予定。毛無峠の県道(2025年)。11月12日15時。解除は2026年5月20日。ビーナスライン(2026年)。11月18日11時。解除は2027年4月20日。保福寺峠の県道(2026年)。11月25日11時30分。解除は2027年4月13日。ただし 気象しだいで開始日と解除日が変わることがある。今日どこいく?が作ったイラスト図解(状況→目安の早見表)

上田建設事務所のページには冬期通行止めの位置図のPDFも付いていて、区間の場所を地図で確かめられる。知床の発表にも規制区間と迂回路を描いた地図が付いている。

夜間通行止めと事前規制が入るかは道ごとに変わる

全面閉鎖の前にもう1段の規制を入れる道がある。知床横断道路は終日の全面通行止めの前に夜間通行止めをはさむ。

2025年の発表では夜間通行止めは10月24日(金)から11月3日(月)までで、毎日17時00分から翌朝9時00分までを止める日程だった。夜間通行止めのあとに昼の通行止めを解くかどうかは、パトロールで路面と天気を見て決める。

釧路開発建設部は理由として、標高約738mの知床峠が市街地より約4〜5℃低く天気も変わりやすいことを挙げている。峠の羅臼側には約8%の急な坂もある。

長野県須坂建設事務所の表では、全面通行止め(積雪)の前に事前規制の期間がある。2025年は高山村の4区間で11月3日15時から事前規制が始まり、須坂市の五味池高原線は11月5日12時からだった。

事前規制の期間に出かけるなら、通れる時間と区間を須坂建設事務所に聞いてから行くと迷わない。上田建設事務所の表は区間ごとに冬期通行止めの始まりと終わりの日時を載せている。

前に入る規制を並べると、知床は夜だけ止める形で須坂は事前規制から全面通行止めへ切り替わる形だ。

道(区間) 前に入る規制 始まり 全面通行止めに変わる日時
知床横断道路 夜間通行止め(17時00分〜翌朝9時00分) 2025年10月24日(金) 2025年11月4日(火)17時00分
豊野南志賀公園線(山田牧場〜笠ヶ岳) 事前規制 2025年11月3日(月)15時00分 2025年11月7日(金)15時00分
大前須坂線(老ノ倉〜毛無峠) 事前規制 2025年11月3日(月)15時00分 2025年11月12日(水)15時00分
大前須坂線(屋知橋上〜老ノ倉) 事前規制 2025年11月3日(月)15時00分 2025年11月12日(水)15時00分
牧干俣線(老ノ倉〜群馬県境) 事前規制 2025年11月3日(月)15時00分 2025年11月12日(水)15時00分
五味池高原線(上原橋〜五味池高原) 事前規制 2025年11月5日(水)12時00分 2025年11月11日(火)15時00分
知床横断道路の2025年の規制。冬季閉鎖の前に夜間通行止めが入る。10月24日から。17時から翌朝9時まで通れない。11月4日から。17時から終日の全面通行止め。解除は2026年4月下旬の予定。今日どこいく?が作ったイラスト図解(前と後の場面)

時刻のそろえ方も管理者で違う。知床は夜間通行止めも全面通行止めも17時00分を始まりにしている。須坂は事前規制も全面通行止めも解除も15時00分にそろえていて、五味池高原線の事前規制だけが12時00分だった。

同じ道でも区間で解除の日が分かれることがある。県道112号の大前須坂線は屋知橋上から老ノ倉までが2026年4月22日に解除されたが、老ノ倉から毛無峠までは5月20日まで閉まっていた。

冬季閉鎖とは別の冬の決まりもある。上田建設事務所の参考情報では、県道菅平高原線が2026年12月1日から2027年3月31日まで公安委員会により一方通行になる。向きはあずまや高原ホテル跡入口付近から菅平高原別荘地入口付近へ進む側だ。

冬季閉鎖の動きを10月下旬から12月上旬まで旬ごとに並べた

山の道は一度に全部が閉まるわけではない。10月下旬の夜間通行止めから12月上旬の冬期通行止めまで少しずつ進む。

旬ごとに並べると夜間通行止めと事前規制が先に来て、全面閉鎖は11月上旬から12月上旬に広がる。

旬 日時 道 起きること
10月下旬 2025年10月24日(金)17時 知床横断道路 夜間通行止めが始まる
11月上旬 2025年11月3日(月)15時 高山村の4区間(県道66号・112号・466号) 事前規制が始まる
11月上旬 2025年11月4日(火)17時 知床横断道路 終日の全面通行止め
11月上旬 2025年11月5日(水)12時 五味池高原線 事前規制が始まる
11月上旬 11月上旬(環境省の案内) 八幡平アスピーテライン・八幡平樹海ライン 冬季閉鎖
11月上旬 2025年11月7日(金)15時 豊野南志賀公園線 全面通行止め
11月中旬 2025年11月11日(火)15時 五味池高原線 全面通行止め
11月中旬 2025年11月12日(水)15時 大前須坂線の2区間・牧干俣線 全面通行止め
11月中旬 2026年11月18日(水)11時 和田峠・扉峠・美ヶ原・ビーナスラインの7区間 冬期通行止め
11月下旬 2026年11月25日(水)10時・11時30分・14時 鹿教湯別所上田線・下奈良本豊科線・真田新田線 冬期通行止め
12月上旬 2026年12月2日(水)11時 田沢中挾線・傍陽菅平線 冬期通行止め

※2025年の行は去年の冬の日時で2026年の行は今年の冬の予定(2026年10月3日に集めた)

表の中で10月に動くのは知床横断道路だけで、2025年は10月24日から夜だけ止める日程だった。

11月上旬は須坂の事前規制と知床の全面通行止めが重なる。八幡平のアスピーテラインと樹海ラインも環境省の案内では11月上旬から冬季閉鎖に入る。

11月中旬には須坂の残りの4区間が閉まり、上田の7区間が2026年11月18日11時に続く。上田の7区間は国道142号の和田峠の旧道と、扉峠や美ヶ原やビーナスラインを通る県道だ。

11月下旬と12月上旬に閉まるのは上田の5区間になる。鹿教湯別所上田線・下奈良本豊科線・真田新田線が11月25日に閉まり、田沢中挾線と傍陽菅平線が12月2日に続く。

同じ11月25日でも閉まる時刻は区間でずれる。鹿教湯別所上田線は10時・下奈良本豊科線は11時30分・真田新田線は14時だ。

春の開通は3月下旬から5月下旬まで区間ごとに分かれる

閉まる日と同じで、開く日も道ごとに違う。2026年の春は須坂建設事務所の管内で4月22日から5月22日にかけて解除が続いた。

八幡平アスピーテラインは2026年4月15日(水)10時に全線開通の予定だと秋田県が3月25日に発表した。開通式は同じ日の9時30分から9時45分に八幡平ビジターセンターで開くと案内された。

環境省の案内では八幡平樹海ラインはアスピーテラインより遅れて4月下旬に開く。開通直後のアスピーテラインは道の両側に数mの雪が残り、雪の回廊として見どころになっている。雪の回廊を見たいなら開通の直後をねらう。

知床横断道路の解除は2026年4月下旬の予定とされた。くわしい日は改めて知らせると釧路開発建設部は書いていた。

開く日を並べると、上田建設事務所の管内は2027年の春に4つの日に分けて開く予定だ。

解除・開通の日時 開く道(区間) 出している所
2026年4月15日(水)10時 八幡平アスピーテライン(全線開通の予定) 秋田県
2026年4月下旬 八幡平樹海ライン(例年の案内) 環境省
2026年4月下旬(予定) 知床横断道路 釧路開発建設部・網走開発建設部
2026年4月22日(水)15時 大前須坂線(屋知橋上〜老ノ倉)・牧干俣線 須坂建設事務所
2026年5月13日(水)15時 五味池高原線 須坂建設事務所
2026年5月20日(水)15時 大前須坂線(老ノ倉〜毛無峠) 須坂建設事務所
2026年5月22日(金)15時 豊野南志賀公園線(山田牧場〜笠ヶ岳) 須坂建設事務所
2027年3月23日(火)15時 鹿教湯別所上田線・田沢中挾線 上田建設事務所
2027年4月8日(木)15時 傍陽菅平線 上田建設事務所
2027年4月13日(火)15時 下奈良本豊科線・真田新田線 上田建設事務所
2027年4月20日(火)11時 国道142号の和田峠の旧道・美ヶ原とビーナスラインの県道など7区間 上田建設事務所

※2027年の行は上田建設事務所の予定(2026年10月3日に集めた)

開く時刻は管理者ごとにそろえてある。須坂の5区間はどれも15時に解除された。上田は和田峠と美ヶ原とビーナスラインのまわりの7区間だけが11時で、ほかの5区間は15時になる。

2026年の冬季閉鎖は上田建設事務所の表に日程が出ている

集めた発表のうち、2026年から2027年にかけての冬の日程が載っているのは上田建設事務所の表だ。ページの更新日は2026年9月30日で、表の題は令和8年度の冬期通行規制箇所になっている。

知床横断道路の発表は2025年は10月17日に出た。発表文には、例年は積雪の前の11月初旬に終日の全面通行止めをすると書かれている。

須坂建設事務所の表は2026年5月22日の更新で、2025年11月からの冬期閉鎖と2026年春の解除の日時が並んでいる。

八幡平は環境省が11月上旬から4月中旬を冬季閉鎖の時期として案内している。2026年のアスピーテラインの開通は4月15日10時の予定で、案内の4月中旬に入っていた。

発表の日を並べると、秋に冬の日程を出す所と春に開通や解除を書き足す所がある。

出している所 対象の道 載っている日程 発表・更新の日
釧路開発建設部・網走開発建設部 知床横断道路(国道334号) 2025年10月24日からの冬期の通行規制 2025年10月17日
長野県須坂建設事務所 高山村と須坂市の県道5区間 2025年11月からの冬期閉鎖と2026年春の解除 2026年5月22日の更新
長野県上田建設事務所 上田市・長和町・青木村の11路線12区間 2026年11月18日からの冬期通行止めと2027年春の解除 2026年9月30日の更新
秋田県(鹿角地域振興局) 八幡平アスピーテライン 2026年4月15日10時の全線開通 2026年3月25日

知床や須坂へ行くなら2025年の日時を目安にする。2025年の知床の発表は夜間通行止めが始まる前の10月17日に出たので、10月中旬からは管理者のページで今年の発表が出ていないかを確かめておく。

上田の表には気象状況で開始日と解除の日時が変わることがあると書いてあり、変わるときは前もって知らせるとしている。

開始日が水曜日にそろっているのも上田の表の特徴だ。2026年は11月18日・11月25日・12月2日のどれも水曜日で、解除の日は火曜日か木曜日になっている。

週末に出かけるなら曜日も見ておく。須坂の豊野南志賀公園線は2025年11月7日の金曜日15時に閉まったので、その週の土日はもう通れなかった。上田の7区間は2026年11月18日の水曜日に閉まるので、その前の週末までが通れる目安になる。

行く日を数日ずらすだけで通れる山の道が変わる

閉鎖の前後は数日の違いで通れるかどうかが変わる。2025年の知床横断道路で見ると、10月24日より前は発表された規制の日時に入っていない。10月24日から11月3日までは17時から翌朝9時までが止まり、11月4日の17時からは終日の通行止めになる日程だった。

同じ11月上旬でも長野県の高山村では11月3日15時から事前規制が入り、11月7日と12日に全面通行止めへ進んだ。須坂市の五味池高原線は11月5日12時からの事前規制で、11月11日15時に閉まった。

上田の管内は2026年11月18日11時まで12区間のどれも冬期通行止めに入らない予定だ。そのあとも保福寺峠を通る下奈良本豊科線は11月25日11時30分まで、田沢中挾線と傍陽菅平線は12月2日11時まで閉まらない。

冬季閉鎖の前後にその道を通れる?。行く日は全面通行止めの期間の中?。夜間通行止めや事前規制の期間にかかる?。通れない。迂回路へ回るか開通を待つ。時間帯しだい。規制の時刻と中身を管理者に確かめる。発表どおりなら通れる。当日の規制情報を見てから出かける。ただし 路面凍結で規制日時の外でも止まることがある。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

紅葉を見に行くなら閉まる日から逆算して計画する。環境省は八幡平を10月上旬ころからの紅葉の名所と紹介していて、アスピーテラインと樹海ラインは11月上旬から閉まる。紅葉のドライブに使えるのはその間だ。

紅葉の色づく日を地点ごとに知りたいなら紅葉の見頃の記事を見るとよい。そちらは気象台ごとに色づく日と散るまでの日数を比べている。色づく時期をそちらで見てから、この記事の表で峠の道が開いているかを重ねると日程を決めやすい。

春は逆に開通の日を待つことになる。2026年は須坂の5区間のうち屋知橋上から老ノ倉までと牧干俣線が4月22日に開き、山田牧場から笠ヶ岳までは5月22日まで閉まっていた。

北海道や長野へ出かける月を決めるときは、空いている月と混む月を都道府県ごとの混雑のページで見比べてから日程を組むとよい。

閉鎖区間の先にある峠や県境へ抜けられるかを先に見ておく

閉鎖区間の端には峠や県境やキャンプ場があり、全面通行止めの間は区間の中へ入れない。気をつけたいのは開通したあとでも抜けられない道があることだ。

須坂建設事務所の表には、群馬県側が全面通行止めのため毛無峠から群馬県へは車でも歩いても通り抜けできないと書かれている。

五味池高原線は通年で大型車が通れず、普通車も五味池高原の駐車場で行き止まりになる。

反対に県境の先とつながっている区間もある。県道112号の屋知橋上から老ノ倉までは群馬県中之条土木事務所の管内へつながり、2026年は万座温泉から長野県境も同じ日に解除された。

豊野南志賀公園線は北信建設事務所の管内へつながる。2026年は町村境から笠岳キャンプ場の入口までも同じ5月22日に解除された。

区間の先にあるものを並べると、峠や県境で行き止まりになる道と隣の管内へ抜ける道に分かれる。

道 区間の先にある峠・県境・施設 通り抜けと注意
知床横断道路 知床峠(標高約738m) 閉鎖中は国道335号と国道244号(根北峠)を回る迂回路になる
大前須坂線(老ノ倉〜毛無峠) 毛無峠(群馬県境) 群馬県側が全面通行止めのため車でも歩いても群馬県へ抜けられない
大前須坂線(屋知橋上〜老ノ倉) 群馬県中之条土木事務所の管内 2026年は万座温泉から長野県境も同じ日に解除された
豊野南志賀公園線 笠ヶ岳(山ノ内町境)・笠岳キャンプ場入口 北信建設事務所の管内へつながる
五味池高原線 五味池高原駐車場 通年で大型車は通れず普通車も駐車場で行き止まり
下奈良本豊科線 保福寺峠(松本市境) 峠までの8.1kmが冬期通行止めの区間
松本和田線 扉峠(松本市境) 扉峠から国道142号の交点までの9.3kmが冬期通行止めの区間
美ヶ原公園沖線 番所ヶ原スキー場入口 林道美ヶ原線の交点からスキー場入口までが冬期通行止めの区間
田沢中挾線 横手キャンプ場(起点) キャンプ場から青木村大字田沢までの2.4kmが冬期通行止めの区間
菅平高原線 あずまや高原ホテル跡入口付近 2026年12月1日から2027年3月31日まで一方通行

知床横断道路が閉まっている間は根北峠を回る迂回路を使う。迂回路の距離は後の行き方の章にまとめた。

キャンプ場やスキー場へ向かう人は区間の端の地名を見ておくと迷わない。上田の管内では田沢中挾線の起点に横手キャンプ場があり、美ヶ原公園沖線は番所ヶ原スキー場の入口までが冬期通行止めの区間に入る。

閉まる前の山の道へ行く日は凍結と規制の時刻に備える

閉鎖の前の山の道は平地より冷える。釧路開発建設部は斜里町や羅臼町の市街地で気温がプラスでも、峠は路面が凍結している場合があると注意している。

同じ発表によると、11月初旬の知床峠は日中に気温が上がっても最低気温が氷点下の日が多い。橋や覆道や日陰では路面が凍ってはとけるのをくり返す。

日が短く夕方の早い時間から日陰ができることも、夜間通行止めの理由として挙げられている。天気が急に変わって夜の路面が悪くなるおそれもある。

閉まる前の峠道へ行く日は、次の4つを出かける前に確かめておく。

閉まる前の峠道でこんな見落としをしていませんか。冬季閉鎖の前に確かめたい4つ。夜間通行止めの時刻を調べていない。凍結で早く止まる日を考えていない。当日の規制情報を見ていない。区間の先へ抜けられるか調べていない。当てはまる人は。管理者の発表と当日の道路情報を見てから出る。今日どこいく?が作ったイラスト図解(「こんなことしていませんか」のチェック場面)

1つめは夜間通行止めや事前規制の時刻だ。2025年の知床の夜間通行止めは17時00分からだったので、ゲートを越える時刻を逆算して出る。

2つめは規制が早まる日があることだ。知床の発表には、路面凍結などで安全が確保できないときは規制日時の外でも止めると書かれている。

3つめは当日の規制情報になる。知床なら道路情報提供システムと釧路開発建設部の道路情報のX(旧Twitter)で止まっているかを見られる。道路情報提供システムは北海道地区道路情報の後継サイトで、高速道路と国道と道道の規制情報やカメラ画像が載る。

4つめは区間の先へ抜けられるかで、毛無峠のように開通していても県境を越えられない峠がある。車の大きさにも気をつけたい。五味池高原線は1年を通して大型車が通れない。

飛行機で北海道へ渡ってレンタカーで知床へ向かうなら、便が遅れると峠に着く時刻も後ろへずれる。会社ごとの遅れやすさと欠航の傾向は遅延と欠航のデータで見られるので、夕方の規制の時刻に余裕を持たせて便を選ぶ。

八幡平と知床は行き方と迂回路の距離を先に知っておく

環境省は八幡平ドライブコースの所要時間を1時間10分・距離を55kmと案内している。アスピーテラインは岩手県から秋田県まで八幡平を横切る景勝道路で、全長は約27kmある。

区間ごとの時間を見ると、見返峠から先は樹海ラインで松川温泉へ行き岩手山パノラマラインで焼走り熔岩流へつながる。

区間 距離 時間(車)
松尾八幡平IC → 松尾八幡平ビジターセンター 約6.5km 8分
松尾八幡平ビジターセンター → 八幡平山頂レストハウス(見返峠駐車場) 20km 30分
八幡平山頂レストハウス → 松川温泉 18km 20分
松川温泉 → 焼走り熔岩流 15km 20分
焼走り熔岩流 → 西根IC 約7.5km 20分
八幡平ドライブコース(コースの案内) 55km 1時間10分

※時間と距離は環境省が目安としているもの(2026年10月3日に集めた)

時間と距離は環境省が目安として出しているもので、くわしくは各交通機関の窓口やホームページで確かめるよう書かれている。

樹海ラインの沿線には海抜1,400mの藤七温泉がある。見返峠駐車場の奥の展望台からは岩手山や森吉山が見える。

知床横断道路のゲートは斜里側が標高172mで羅臼側が標高124mにあり、間の知床峠は標高約738mだ。

閉まっている間の迂回路は、羅臼町から国道335号と根北峠の国道244号を回って斜里町の国道334号へ出る道になる。迂回路区間は136.0kmで、規制区間の約23.8kmと比べて大きく遠回りになる。

峠を越えて斜里町と羅臼町を行き来する計画なら、閉鎖の前でも夜間通行止めの時間にかからないかを先に見ておく。夜間通行止めの期間は17時から翌朝9時まで迂回路しか使えない。

出かける前と当日は発表と道路情報を順に確かめる

冬季閉鎖が近い山の道へ行く日は、次の順で確かめてから出ると迷わない。

  1. 管理者のページで全面通行止めの日時を見る。上田の管内は2026年9月30日の更新で今年の日時が出ている。
  2. 夜間通行止めや事前規制の期間にかかるかを見る。2025年の知床は10月24日から毎日17時00分〜翌朝9時00分が夜間通行止めの日程だった。
  3. 事前規制の中身や区間が分からないときは管理者に聞く。須坂建設事務所の維持管理課は026-245-1670で、上田建設事務所の維持管理課は0268-25-7164だ。
  4. 出発の前日と当日に道路情報を見て、規制が早まっていないかを確かめる。
  5. 峠を越える時刻を逆算して、ゲートが閉まる前に区間を抜ける。
  6. 閉まっていたら迂回路へ回る。知床なら国道335号から根北峠の国道244号を通る。

知床の発表には釧路開発建設部と網走開発建設部の両方の道路事務所の電話も載っている。釧路開発建設部の中標津道路事務所は0153-72-3221(内線201)で、網走開発建設部の網走道路事務所は0152-43-4328(内線20)だ。

問い合わせる前に、行きたい区間の名前と日にちを手元にそろえておくと話が早い。この記事の表の区間名は管理者の表の書き方に合わせてある。

天気が崩れると冬季閉鎖の日時は前後する

冬季閉鎖の日時は決まりきったものではなく、天気で動く。上田建設事務所は気象状況で開始日と解除の日時が変わることがあるとしていて、変えるときは前もって知らせる。

知床横断道路は気温が下がって路面が凍るなどして安全が確保できないときは、発表した規制の日時の外でも通行止めにする。

雪の量も閉鎖の理由になっている。知床峠は3〜5mの雪が積もるので、雪の重さで道路の設備がこわれないよう積雪の前に冬じたくをする。全面通行止めのあとは約23.8kmの区間で標識やカーブミラーを外し、ガードケーブルをゆるめる作業が約2週間続く。

春の開通の日時も「予定」として出る。秋田県は八幡平アスピーテラインの全線開通を4月15日10時の予定と発表した。開通式は天候に関わらずビジターセンターで開き、式のあとは蒸ノ湯ゲートの開門に関わらず解散すると案内している。

冬季閉鎖とは別に工事で止まる日もある。栃木県日光土木事務所は2025年6月から7月にかけて、国道120号の金精トンネル入口(栃木県側)から約1.0km付近を3回止めると知らせた。

止める時間は午前6時から7時までで、その間は通り抜けできない。工事の進み方や荒天で日時を変えることがあるとも書かれている。

日光土木事務所のページには管内の冬期通行止めのお知らせへの案内もある。金精トンネルのある国道120号へ行くなら、冬の通行止めもここから探せる。

冬季閉鎖でよく聞かれる8つの質問に答える

Q. 山の道の冬季閉鎖はいつから始まる?
A. 道ごとに違う。2025年は知床横断道路が11月4日17時から全面通行止めの日程で、須坂建設事務所の5区間は11月7日から12日に閉まった。2026年の上田建設事務所の管内は11月18日11時から順に閉まる。

Q. 冬季閉鎖の前の夜間通行止めは何時から何時まで?
A. 知床横断道路の2025年の日程では10月24日から11月3日まで、17時00分から翌朝9時00分まで止める。路面凍結などで安全が確保できないときは規制日時の外でも止まる。

Q. 知床峠はいつから通れなくなる?
A. 2025年の発表では国道334号の知床横断道路が11月4日(火)17時00分から終日の全面通行止めだった。羅臼町湯ノ沢から斜里町岩尾別までの約23.8kmが対象で、解除は2026年4月下旬の予定とされた。

Q. 八幡平アスピーテラインはいつからいつまで通れない?
A. 環境省は11月上旬から4月中旬をアスピーテラインと樹海ラインの冬季閉鎖の時期と案内している。2026年のアスピーテラインは4月15日10時に全線開通の予定と秋田県が発表した。

Q. ビーナスラインの冬季閉鎖はいつから?
A. 上田建設事務所の管内にあるビーナスラインの区間は2026年11月18日(水)11時から2027年4月20日(火)11時まで冬期通行止めになる。美ヶ原公園東餅屋線と霧ヶ峰東餅屋線の区間が対象だ。

Q. 毛無峠の冬季閉鎖はいつ?
A. 2025年は県道112号の老ノ倉から毛無峠までが11月3日15時に事前規制となり、11月12日15時に全面通行止めになった。解除は2026年5月20日15時で、群馬県へは車でも歩いても抜けられない。

Q. 冬季閉鎖が明けて開通するのはいつ?
A. 区間で違う。2026年の春は須坂建設事務所の管内で4月22日から5月22日に解除され、八幡平アスピーテラインは4月15日10時の開通予定だった。上田建設事務所の管内は2027年3月23日から4月20日に開く予定だ。

Q. 冬季閉鎖の日付は変わることがある?
A. 変わることがある。上田建設事務所は気象状況で開始日と解除の日時が変わる場合は前もって知らせるとしている。知床横断道路は路面凍結などで安全が確保できないときは規制日時の外でも止める。

まとめ:冬季閉鎖は道ごとの発表で日時を見てから出かける

山の道の冬季閉鎖は11月から道ごとに順に始まる。2025年は知床横断道路が11月4日17時から全面通行止めの日程で、2026年は上田建設事務所の管内が11月18日から閉まる。

全面閉鎖の前には夜間通行止めや事前規制が入る道があり、時刻は管理者ごとに違う。開通も区間ごとに3月下旬から5月下旬まで分かれる。

出かける前は管理者の発表で日時を見て、当日は道路情報で規制が早まっていないかを確かめる。峠の先へ抜けられるかも一緒に見ておく。

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この記事の出典

国土交通省と長野県須坂建設事務所など6件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

出典を開く閉じる
  1. 1国土交通省釧路開発建設部「国道334号知床横断道路 冬期の通行規制」(PDF)
  2. 2長野県須坂建設事務所長野県須坂建設事務所「県道の冬期閉鎖について」
  3. 3長野県上田建設事務所長野県上田建設事務所「冬期通行規制」
  4. 4環境省環境省「八幡平ドライブコース(アスピーテライン・樹海ライン)」
  5. 5秋田県秋田県「令和8年度八幡平アスピーテライン開通式について」(PDF)
  6. 6栃木県日光土木事務所栃木県日光土木事務所「一般国道120号(日光市湯元)通行規制のお知らせ」

最終確認 2026年10月3日

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