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駅の改札(QR乗車券)

JR東日本のQR乗車券は2027年春開始で7社のきっぷが大型券に

公開 読了 約8分

QR乗車券は2027年春から鉄道7社で始まります

2027年春から鉄道7社の磁気のきっぷがQR乗車券に変わります。

  • 何が磁気のきっぷがQR乗車券に置き換わる
  • いつから2027年春から
  • 誰にJR東日本・京急・東武など7社の全路線・全駅
  • どうすればいい改札機にかざし出場時は回収箱へ入れる

JR東日本は2026年10月13日に、7社でQR乗車券のサービスを始めると発表しました。7社は京成電鉄・京浜急行電鉄・仙台空港鉄道・東京モノレール・東武鉄道・JR東日本・北総鉄道です。

この記事でわかること

  • QR乗車券がいつからどの会社で使えるようになるか
  • きっぷの大きさと改札での使い方がどう変わるか
  • 改札機が無い駅や乗り入れの電車で気をつけること
  • 2027年春までに出かける人が覚えておくこと

QR乗車券はいつからどこで使えるのか

始まるのは2027年春です。発表では日付までは決まっていません。対象は7社の全路線と全駅です。ただし駅に置いてある機械によって使い方が変わると書かれています。

JR東日本の駅構内で自動改札機と指定席券売機、発車標が並ぶ改札口付近の様子の写真
写真:Mister0124(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)

2027年度以降に始める会社は、決まり次第それぞれの会社から知らせるとしています。今回の7社のほかにも広がる余地がある書き方です。

下の表を見ると7社は首都圏の会社が中心で、仙台空港鉄道だけが東北の会社です。

会社 対象 始まる時期
JR東日本 全路線・全駅 2027年春
京成電鉄 全路線・全駅 2027年春
京浜急行電鉄 全路線・全駅 2027年春
東武鉄道 全路線・全駅 2027年春
東京モノレール 全路線・全駅 2027年春
北総鉄道 全路線・全駅 2027年春
仙台空港鉄道 全路線・全駅 2027年春

出どころ: JR東日本の発表(2026年10月13日)。

羽田空港へ向かう京急と東京モノレールや、成田空港へ向かう京成と北総鉄道、仙台空港へ向かう仙台空港鉄道が入っています。空港へ行く電車できっぷを買う人にも関わる話です。

きっぷの大きさと使い方はこう変わります

いちばん目に見える違いはきっぷの大きさです。今の磁気のきっぷは小型券で30×57.5mmです。QR乗車券は一部を除いて大型券になり、57.5×85mmになります。

きっぷの大きさの変化。今の磁気きっぷ:小型券/30×57.5mm。QR乗車券:大型券(一部除く)/57.5×85mm
今日どこいく?編集部が本文の内容から作成

57.5×85mmは特急券などと同じ大きさです。改札機の読み取り部にかざしやすくするために大きくするとされています。

使い方も変わります。今は改札機の挿入口にきっぷを通します。QR乗車券は改札機にかざして使います。駅を出るときは改札機に付いた回収箱へ入れます。

次の表から分かるのは、入れる操作が無くなり出るときに自分で箱へ入れる形になることです。

項目 今の磁気乗車券 2027年春からのQR乗車券
大きさ 小型券 30×57.5mm 大型券 57.5×85mm(一部を除く)
入るとき 改札機の挿入口に通す 改札機にかざす
出るとき 改札機に通して回収される 改札機の回収箱へ自分で入れる
改札機が対応していない駅 ― 有人窓口を使う

出どころ: JR東日本の発表と乗りものニュース(2026年10月13日)。

2027年春から鉄道7社で。きっぷは入れずにかざす形に変わる。今。小型券30×57.5mmを挿入口へ。2027年春から。大型券をかざし出るとき回収箱へ。改札機が無い駅は有人窓口を使う。今日どこいく?が作ったイラスト図解(前と後の場面)

料金や条件で今わかっていること

今回の発表に運賃の変更は書かれていません。書かれているのは、始まる時期と対象の駅、きっぷの大きさ、使い方の4つです。

今日どこいく?の「JR東日本の新幹線の持ち込みと設備」の画面。JR東日本の新幹線ページ。赤い枠の中は「2 東日本 JR東日本」
今日どこいく?のJR東日本の新幹線の持ち込みと設備の画面(10月13日時点)

使い方の細かいところと磁気のきっぷのサービスがどう変わるかは、決まり次第各社から知らせるとしています。今の段階で値段や対象の券の種類を決めつけないほうが安全です。

QR乗車券を扱う改札機が無い駅では、有人窓口を使うことになります。どの駅がそうなるかもこれから各社が知らせる予定です。

発表ではSuica・PASMOなどの交通系ICカードとモバイルSuica・モバイルPASMOを中心にして、各社のチケットレスサービスを広げていくとも書かれています。磁気のきっぷをQR乗車券に置き換えるのは、鉄道のサービスをこの先も続けていくためと説明しています。

出かける人がQR乗車券に向けてやること

2027年春までは今のきっぷのままです。それまでに覚えておくと当日あわてない手順をまとめます。

QR乗車券の対象7社エリア。地図に番号で示した場所は 1. 東京駅、2. 仙台空港駅
地図:地理院タイル(淡色地図)に今日どこいく?編集部が位置を記入。位置は © OpenStreetMap contributors
  1. ふだんの乗り方を決めておく。交通系ICカードやモバイルSuica・モバイルPASMOで乗る人は、きっぷを買う場面がそもそも少なくなります。家族で出かけるときは誰がきっぷを使うかを先に決めておくと改札で迷いません。
  2. きっぷは改札機にかざす。2027年春からは挿入口に入れません。読み取り部にかざして通ります。
  3. 出るときは回収箱へ入れる。改札を出たあとに回収箱へきっぷを入れます。子ども連れのときは子どもの分も忘れずに入れます。
  4. 改札機が対応していない駅では窓口へ行く。有人窓口で係員に見せる形になります。小さな駅で降りる予定があるときは早めに着いておくと安心です。
  5. 乗る会社のお知らせを見る。細かい使い方は各社が決まり次第出します。乗り入れの電車を使う人は特に見ておきます。

出典は上の手順すべてこちらです。

2024年の8社の発表とはここが違います

磁気のきっぷをQRコードのきっぷに置き換える話は、今回が初めてではありません。2024年5月29日に「鉄道事業者8社による磁気乗車券からQRコードを使用した乗車券への置き換えについて」という発表が出ています。

東武鉄道の駅のホームで屋根付きの通路越しに東武の電車とオレンジ色の特急車両が停まる様子の写真
写真:MaedaAkihiko(Wikimedia Commons・CC0・切り抜き)

当時の発表は8社でした。今回サービスを始めると決めたのは7社です。今回の発表では、2027年度以降に始める会社は決まり次第知らせるとしています。

2026年6月9日には、JR東日本が駅のサービスを新しい技術で高めると発表していました。今回の発表はその流れの中で始まる時期と使い方を具体的に示したものです。

前は置き換えの方針を示した段階でした。今回は2027年春という時期と、大型券・かざす・回収箱という使い方が出てきました。出かける人にとっては、ここで初めて自分の動き方が変わる話になったといえます。

QR乗車券で気をつけるところ

いちばん間違えやすいのは出るときです。今のきっぷは改札機に入れれば回収されます。QR乗車券は通ったあとに自分で回収箱へ入れます。そのまま持って帰らないように気をつけます。

京急電鉄の駅の改札口で「京急線 Keikyū Railways」の表示とピンク色の自動改札機が並ぶ様子の写真
写真:MaedaAkihiko(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)

次はきっぷの大きさです。57.5×85mmの大型券になるので、今の小型券用の小さなケースには入らない場合があります。

3つめは乗り入れの電車です。7社は相互直通運転などで関わるほかの鉄道会社と調整を進めているとしています。7社以外の会社へまたがって乗るときの扱いはまだ決まっていません。

きっぷの形が変わっても、荷物の決まりは別の話です。今日どこいく?の新幹線の手回り品DBに載せているJR東日本の決まりは、大きさの上限が250cm・重さの上限が30kg・持ち込める個数が2個です。ペットの料金は290円です(出典: 今日どこいく?「新幹線6社の持ち込みと設備の比較表」)。新幹線で大きな荷物を持って出かける人はこちらも見ておくと安心です。

ほかの電車の話題は新幹線・電車の記事一覧にまとめています。

QR乗車券のよくある質問

Q. QR乗車券はいつから使えますか?
A. 2027年春からです。対象はJR東日本・京成電鉄・京浜急行電鉄・東武鉄道・東京モノレール・北総鉄道・仙台空港鉄道の7社で、全路線と全駅が入ります。日付はまだ出ていません。2027年度以降に始める会社は各社が決まり次第知らせます。

Q. QR乗車券は改札でどう使いますか?
A. 改札機の挿入口には入れず、読み取り部にかざして通ります。駅を出るときは改札機に付いた回収箱へ自分で入れます。QR乗車券を扱う改札機が無い駅では有人窓口を使います。

Q. 磁気乗車券はいつ廃止されますか?
A. 7社では2027年春から磁気のきっぷをQR乗車券へ置き換えます。磁気乗車券のサービス内容がどう変わるかは、決まり次第各社から知らせるとしています。今の発表ではそれ以上の日付は出ていません。

Q. きっぷの大きさはどれくらいになりますか?
A. 一部を除いて57.5×85mmの大型券になります。今の磁気のきっぷは30×57.5mmの小型券です。特急券などと同じ大きさで、かざしやすくするために大きくするとされています。

まとめ:QR乗車券で変わるのは入れずにかざすこと

鉄道7社は2027年春から磁気のきっぷをQR乗車券に置き換えます。対象は7社の全路線と全駅です。

きっぷは57.5×85mmの大型券になり、改札機にかざして使います。出るときは回収箱へ入れます。改札機が対応していない駅では有人窓口を使います。

細かい使い方と乗り入れの扱いは、これから各社が知らせます。2027年春が近づいたら、乗る会社のお知らせを一度見ておくと当日あわてずに済みます。

この記事の出典

JR東日本と乗りものニュースの2件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

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  1. 1JR東日本JR東日本「鉄道事業者7社 QR乗車券のサービス開始について」
  2. 2乗りものニュース乗りものニュース「鉄道7社で2027年春から「きっぷの利用方法」が大変化!」

最終確認 2026年10月13日

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