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新幹線(のぞみ値上げ)

新幹線の料金はのぞみ値上げで東京〜新大阪700円増・自由席は据え置き

公開 読了 約12分

のぞみ値上げで何が決まったのか

のぞみ・みずほの指定席は2027年7月1日購入分から上がります。

  • 何がのぞみ・みずほの指定席が上がる。東京〜新大阪は窓口で700円増
  • いつから指定席は2027年7月1日購入分・グリーン車は12月15日乗車分から
  • 誰にのぞみ・みずほの指定席の人。スマートEXは14,520円→15,220円
  • どうすればいい2027年6月30日までに買えば今の値段。自由席は据え置き

この記事でわかること

  • 東京〜新大阪など6区間の今の値段と2027年7月からの値段
  • スマートEXとエクスプレス予約で今の値段のまま買える期限
  • グリーン車が乗る日で2段階に上がるしくみと新しい座席
  • 値上げされない自由席とひかり・こだまの使いどころ

JR東海とJR西日本は2026年10月16日に、東海道・山陽新幹線の料金の見直しを発表しました。対象は「のぞみ」「みずほ」の普通車指定席にかかる指定席特急料金と、全列車のグリーン車にかかるグリーン料金です。

「のぞみ」「みずほ」の普通車自由席の特急料金は改定しません。理由についてJR側は、インフレで安全とサービスを保つ費用が上がっていると説明しています。料金は上限認可の範囲内で、届出によって改定します。

同じ日にJR東海・JR西日本・JR九州は、ネット予約のEXサービスの値段も同じ額だけ上げると発表しました。エクスプレス予約・スマートEX・LINEからEXの3つが対象です。

のぞみ値上げはいつから変わるのか

変わる日は席の種類で2つに分かれます。指定席は「いつ買ったか」で決まり、グリーン車は「いつ乗るか」で決まります。

東海道新幹線のN700S車両が先頭car両を見せて線路上を走行している様子の写真
写真:MaedaAkihiko(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)

のぞみ・みずほの指定席特急料金は2027年7月1日(木)購入分から新しい額になります。グリーン料金は2027年12月15日(水)乗車分からです。

下の表から、値上げされるのはのぞみ・みずほの指定席とグリーン車だけだと読み取れます。

席 いつから どう変わるか
のぞみ・みずほの普通車指定席 2027年7月1日(木)購入分から 値上げ(東京〜新大阪は700円)
全列車のグリーン車 2027年12月15日(水)乗車分から 値上げ(座席も新しくなる)
Supreme Class Cabin(7号車・10号車) それぞれの料金改定と同じ日 値上げ
のぞみ・みずほの普通車自由席 — 改定しない
ひかり・こだまの普通車指定席 — スマートEXでは改定の対象外

出どころ: JR東海・JR西日本の発表(2026年10月16日)とスマートEXの商品案内(2026年10月16日に確認)

九州新幹線にまたがって乗る場合も、東海道・山陽新幹線の区間でのぞみ・みずほの指定席を使えば対象です。のぞみの指定席とひかりなどを乗り継ぐときの加算額も、指定席特急料金と同じ額だけ上がります。

新幹線の料金はのぞみの区間ごとにいくら上がるのか

窓口で買う運賃と料金の合計は、東京〜新大阪が14,720円から15,420円になり700円上がります。東京〜名古屋は11,300円から11,880円になり、580円上がります。

今日どこいく?の「新幹線の特大荷物は何cmから予約が要る?JR6社を1枚で比べる比較表」の画面。新幹線6社の持ち込みと設備の比較表。赤い枠の中は「東海道新幹線」
今日どこいく?の新幹線の特大荷物は何cmから予約が要る?JR6社を1枚で比べる比較表の画面(10月16日時点)

東京発の区間は580円から860円上がり、新大阪発の区間は260円と280円の値上げです。

区間 今の値段 2027年7月1日購入分から 上がる額
東京〜名古屋 11,300円 11,880円 580円
東京〜新大阪 14,720円 15,420円 700円
東京〜岡山 17,770円 18,530円 760円
東京〜広島 19,760円 20,620円 860円
新大阪〜広島 10,950円 11,210円 260円
新大阪〜博多 16,020円 16,300円 280円

出どころ: JR東海・JR西日本の発表の別紙(2026年10月16日)。通常期に「のぞみ」「みずほ」の普通車指定席をおとな片道1名で使うときの運賃と料金の合計

料金だけの表で見ると、上がる額がいちばん大きいのは東京・品川・新横浜と小倉・博多の間の880円です。東京〜博多の指定席特急料金は改定後に10,610円になります。新大阪〜新神戸や姫路〜岡山のような近い区間は10円しか上がりません。

スマートEXとエクスプレス予約は買う日で値段が分かれる

ネット予約のEXサービスも窓口と同じ額だけ上がります。スマートEXの東京〜新大阪の指定席は、2027年6月30日までに買えば14,520円です。7月1日以降に買うと15,220円になります。

エクスプレス予約のEX予約サービスは14,230円から14,930円へ上がります。LINEからEXは14,620円から15,320円です。新大阪〜博多のスマートEXは15,820円から16,100円になります。

スマートEXの東京〜新大阪では、グリーン車だけが乗る日でも値段が変わります。

席と乗る日 2027年6月30日までに買う 2027年7月1日以降に買う
普通車指定席(乗る日を問わない) 14,520円 15,220円
グリーン車(2027年12月14日までに乗る) 19,390円 20,090円
グリーン車(2027年12月15日以降に乗る) 22,390円 23,090円
普通車自由席 13,870円 改定しない

出どころ: JR東海・JR西日本・JR九州のEXサービスの発表(2026年10月16日)。自由席はスマートEXの発売額表(2025年4月1日時点)。どれも通常期のおとな片道1名

スマートEXの値段は通常期のものです。閑散期は通常期より200円引きです。繁忙期は200円増しで、最繁忙期は400円増しです。東海道・山陽新幹線と九州新幹線をまたぐ区間は閑散期が400円引きです。繁忙期は400円増しで、最繁忙期は800円増しになります。

グリーン車は乗る日で2段階に上がる

スマートEXの東京〜新大阪のグリーン車は、7月1日以降に買うと19,390円から20,090円になります。さらに2027年12月15日以降に乗る分は、6月30日までに買っても22,390円です。今より3,000円高くなり、7月1日以降に買えば23,090円で3,700円高くなります。

新大阪〜博多のグリーン車は今の21,890円が、12月15日以降の乗車で6月30日までに買うと25,690円です。7月1日以降に買うと25,970円で、4,080円上がります。

グリーン車の座席も変わります。新しい座席は2027年12月15日(水)以降に順次、N700AとN700Sの8〜10号車へ入ります。8・9号車は多機能アームレスト座席で、10号車は隣の席の視線が気にならないパーティション座席です。

座席のリクライニングの角度は123°から116°に変わります。そのかわり跳ね上げ式のフットレストで足元を広げ、肘掛けにしまう大型テーブルも入ります。パウダーコーナーを新しく作り、すれ違うときの揺れも約10%減らします。数年以内に廃車になる予定の車両は対象から外れます。

今の値段でのぞみに乗るには何をすればいいか

指定席の値段は買った日で決まります。2027年6月30日までに予約を済ませれば、乗る日が12月15日より後でもスマートEXの指定席は今の値段です。手順は次の5つです。

のぞみ値上げが始まる基準日。2027年6月30日 今の値段の購入期限/2027年7月1日 指定席の値上げ開始/2027年12月15日 グリーン車の値上げ開始
今日どこいく?編集部が本文の日程から作成
  1. 乗る日が決まっていればスマートEXかエクスプレス予約で取る:この2つは乗車日の1年前(前年同日)の5:30から予約できます。駅の窓口や券売機は乗車日の1カ月前の10時から売り出すので、早めに押さえるならネット予約が向いています。
  2. 1年前に取れる席は一部だけと知っておく:1年前から予約できる座席は列車ごとに限られています。1カ月より前に予約すると、乗車日1カ月前の8:00以降に列車番号と座席番号が決まりメールで届きます。早特商品やS Work車両は1年前予約の対象外です。
  3. 予定が動きそうなら変更と払い戻しの決まりを見ておく:スマートEXは発車時刻前なら手数料なしで何度でも予約を変えられます。変えられるのは最初に買ったときの乗車日から3ヵ月以内です。予約した時点で決済され、発車前の払い戻しには320円かかります。
  4. 値段を抑えたいなら自由席かひかり・こだまを選ぶ:のぞみ・みずほの自由席は改定されません。スマートEXの東京〜新大阪の自由席は13,870円です(2025年4月1日時点の表)。ひかり・こだまの普通車指定席もスマートEXでは改定の対象外です。
  5. 日をずらせるなら閑散期を選ぶ:スマートEXの指定席は閑散期なら通常期より200円安くなります。行き先が東京なら宿の混み方も見ておくと安心です。今日どこいく?の旅行の混雑DBで東京都の宿の混み方を見ると、年間は76.3%です。いちばん混む月は10月で80.6%、いちばん空く月は1月で71.1%です。
東海道・山陽新幹線の普通車。新幹線の普通車は今の値段で乗れる?。自由席かひかり・こだまに乗る?。2027年6月30日までに買う?。値上げなし。今の値段のまま乗れる。今の値段。6月30日までの購入分は改定前。新しい値段。東京〜新大阪は700円上がる。ただし グリーン車は2027年12月15日の乗車分から上がる。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

のぞみ値上げでこれまでとどう違うのか

これまでは窓口でのぞみの指定席を買うと、東京〜新大阪は14,720円でした。2027年7月1日の購入分からは15,420円です。

のぞみ値上げ対象区間の位置。地図に番号で示した場所は 1. 東京駅、2. 名古屋駅、3. 新大阪駅
地図:地理院タイル(淡色地図)に今日どこいく?編集部が位置を記入。位置は © OpenStreetMap contributors

のぞみとひかり・こだまの指定席の差も広がります。のぞみの指定席とひかりなどを乗り継ぐときの加算額は、改定後に東京〜新大阪で1,020円です。東京〜名古屋は790円になります。この加算額も指定席特急料金と同じだけ上がります。

東京〜新大阪のぞみ指定席。これまで:窓口 14,720円。2027年7月1日購入分:窓口 15,420円
今日どこいく?編集部が本文の内容から作成

グリーン車の変わり方はもっと大きくなります。東海道・山陽新幹線のグリーン料金は、消費税率の改定のとき以外はこれまで据え置かれてきました。今回は座席を新しくし、グリーン車とSupreme Classの人の専用の待合室を主な駅に作るのに合わせて上げます。

Supreme Classも値段が変わります。2027年度中に入る予定のSupreme Class Seatは、Supreme Class Cabin(10号車)と同じ額です。サービス開始は2027年12月15日以降の予定です。エクスプレス予約の東京〜新大阪のSupreme Class(7号車)は、12月15日以降の乗車で7月1日以降に買うと64,200円になります。Supreme Classは乗車日の1カ月前の10時00分から売り出します。

特大荷物の置き場やペットの決まりなど、値段のほかの違いは新幹線6社の持ち込みと設備の比較表で見られます。

のぞみ値上げで気をつけるところはどこか

  • 指定席とグリーン車で基準の日が違う:指定席は購入日で決まり、グリーン車は乗車日で決まります。グリーン車は2027年6月30日までに買っても、12月15日以降に乗るなら上がった額です。スマートEXの東京〜新大阪は22,390円で、今より3,000円高くなります。
  • ピーク期間ののぞみには自由席が無い:2026年度はゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク・スポーツの日・勤労感謝の日・年末年始・成人の日・春分の日の期間に、のぞみが全席指定席になります。自由席特急券ではデッキなどに乗ることになり、混み具合によっては乗れない場合もあります。ひかり・こだま・みずほ・さくら・つばめには期間中も自由席があります。
  • のぞみの自由席は1・2号車だけ:のぞみの自由席は1・2号車で、1列車あたり165席です。ピーク期間はこの席が指定席に変わります。
  • 早特などの割引商品も上がる予定:EXサービスの早特商品などの割引も価格改定を予定しています。中身は決まりしだい別に発表されます。
  • LINEからEXは1年前予約ができない:LINEからEXは乗車日1カ月前の10時00分から売り出します。予約したあとの変更ができず、座席表から席も選べません。
  • グリーン車のリクライニングは浅くなる:新しい座席の角度は123°から116°です。深く倒して眠りたい人は覚えておきます。
新幹線グリーン車の車内で、赤い座席が並ぶ通路を乗客が歩いている様子の写真
写真:京都新観光提言懇談会メンバー(Wikimedia Commons・CC BY-SA 4.0・切り抜き)

のぞみ値上げでよくある質問に答えます

Q. 新幹線の料金はのぞみでいくらになる?
A. 窓口で買う東京〜新大阪の指定席は、2027年7月1日購入分から14,720円が15,420円になります。スマートEXは14,520円が15,220円です。東京〜名古屋の窓口の値段は11,300円が11,880円に上がります。

Q. のぞみとひかりで料金はどう違う?
A. 今回上がるのはのぞみ・みずほの指定席だけです。ひかり・こだまの普通車指定席はスマートEXでは改定の対象外です。のぞみの指定席とひかりなどを乗り継ぐときの加算額は、改定後に東京〜新大阪で1,020円です。

Q. 今のうちに予約すれば値上げ前の値段で乗れる?
A. 指定席なら乗れます。値段は購入日で決まり、2027年6月30日までに買えば今の値段です。スマートEXとエクスプレス予約は乗車日の1年前から予約できます。グリーン車は12月15日以降に乗ると上がります。

Q. 自由席なら値上げされない?
A. されません。のぞみ・みずほの普通車自由席は改定の対象外です。スマートEXの東京〜新大阪の自由席は13,870円です。年末年始などのピーク期間はのぞみが全席指定席になり、自由席がありません。

Q. グリーン車はいつからいくら上がる?
A. 2027年12月15日の乗車分から上がります。スマートEXの東京〜新大阪は今の19,390円が、6月30日までに買っても22,390円になります。7月1日以降に買うと23,090円です。

まとめ|のぞみの指定席は2027年6月30日までの購入なら今の値段

のぞみ・みずほの指定席は2027年7月1日の購入分から上がります。東京〜新大阪は窓口で700円上がり、15,420円になります。グリーン車は2027年12月15日の乗車分から上がります。

自由席は据え置きで、ひかり・こだまの指定席もスマートEXでは改定の対象外です。指定席を今の値段で取りたい人は、2027年6月30日までにスマートEXかエクスプレス予約で予約を済ませておくと安心です。

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