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うれしートは土休日も300円で座れる?Aシート600円との違い 図の中の文字: 大人の料金は、300円、e5489で購入、土休日も乗れる?、車内で買える?

うれしートは土休日も300円で座れる?Aシート600円との違い

公開 読了 約14分

10月3日からうれしートは土休日も全時間帯に乗れる

うれしートは10月3日から土休日も全時間帯に設定され、300円で座れる。

この記事でわかること

  • 10月3日にうれしートが増えた線区と土休日の本数
  • 300円の指定席券の買い方と車内では買えない決まり
  • 新快速のAシート600円とどこが違うか
  • 乗り遅れや乗り継ぎで300円を無駄にしないための注意

JR西日本は2026年10月3日から、有料座席「うれしート」が付く列車を大きく増やした。対象は琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線の快速と、大和路線・大阪環状線の大和路快速と区間快速だ。平日も土休日も全時間帯にうれしートを設定している。

うれしートは対象の列車の一部を有料エリアにして、そこの座席を指定席にするサービスだ。有料エリアに入れるのは指定席券を持つ人だけで、うれしートのある列車では区切りに「のれん」が下がる。

指定席券は大人300円で、JR西日本のネット予約「e5489」で買う。乗る区間の乗車券やICOCAなどのICカードは別に要る。

乗りものニュースは10月4日の記事で、網干5時35分発の「A新快速404号」米原行きのうれしートに乗り通した様子を伝えている。新快速のうれしートは基本的に野洲までで、米原まで行くのはこの1本だけだという。

網干から米原までの208.7kmを2時間55分で走る列車だ。6時14分の西明石の時点で一般エリアは満席で、立っている人もいた。うれしートの区画も7時18分の高槻でほぼ満席になった。

10月3日からは、同じうれしートが土休日の快速にも全時間帯で付く。休日に京都や奈良へ出かける人も、300円で座る席を先に取っておける。

うれしートは10月3日から土休日の本数が大きく増えた

うれしートの増え方は線区と向きで違う。琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線の快速は、土休日に網干・姫路から野洲・米原へ向かう列車が26本から55本になった。大和路線は奈良・加茂からJR難波・寺田町へ向かう列車が13本から64本に増えた。

大阪環状線は、これまで土休日にうれしートが無かった。10月3日からは大和路線へ直通する外回りの大和路快速に54本、内回りの区間快速に52本が付く。

土休日のうれしートは、どの線区と向きでも9月までより大きく増えた。

線区と向き 土休日(9月まで) 土休日(10月3日から) 平日(10月3日から)
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線の快速(網干・姫路→野洲・米原) 26本 55本 56本
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線の快速(米原・野洲→姫路・網干) 30本 58本 55本
大和路線(加茂・奈良→JR難波・寺田町) 13本 64本 63本
大和路線(寺田町・JR難波→奈良・加茂) 14本 66本 61本
大阪環状線の外回りの大和路快速(大和路線へ直通する列車) なし 54本 45本
大阪環状線の内回りの区間快速(大和路線へ直通する列車) なし 52本 38本

本数は2026年8月21日のJR西日本の発表による。大阪環状線は外回りの寺田町→天王寺と内回りの天王寺→寺田町を除く。

琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線の快速。土休日のうれしートが全時間帯に増えた。9月まで。網干・姫路から野洲・米原へ26本。10月3日から。同じ向きで55本・全時間帯。大和路線の大阪方面は13本から64本に。今日どこいく?が作ったイラスト図解(前と後の場面)

大和路線のうれしートは、寺田町〜天王寺のあいだには設定がない。

反対に減った列車もある。同じ発表で、JR宝塚線の土休日の丹波路快速730号(篠山口9時12分発・大阪10時19分着)はうれしートの設定を取りやめた。休日にこの列車で座っていた人は、e5489でほかの列車を探す。

10月3日に増えたのは快速・大和路快速・区間快速のうれしートだ。新快速のうれしートは、2026年3月14日のダイヤ改正で平日の朝と夕夜の列車に新しく入ったものになる。

どの列車にうれしートが付くかは、JR西日本が8月25日発売予定の「JR時刻表9月号」などで知らせるとしていた。

うれしートは大人300円でe5489だけで買える

うれしートの指定席券は「[うれしート]チケットレス指定席券」という名前で、JRおでかけネットに載っている。値段は大人300円で、1つの列車に乗るごとの値段だ。快速を乗り継いで1枚で使うことはできない。

買えるのはインターネット予約のe5489だけで、駅のみどりの券売機やみどりの窓口では買えない。支払いはクレジットカードで、乗るときはスマホなどに出る提示用の画面を使う。

予約は乗車日の1か月前から当日まで受け付けていて、締め切りは時刻表の出発時刻の2分前だ。発売日より前に申し込める「事前申込サービス」もe5489にある。乗りものニュースによると、うれしートは乗車の1か月前の10時に発売になる。

同じ日・同じ列車・同じ号車で旅をする同行者なら、1回の操作で6名まで予約できる。こども用の設定はなく、売っているのは大人用だけだ。各種の割引証による割引も無い。

指定席券は料金券なので、乗る区間の乗車券が別に要る。使えるのは普通乗車券と定期券(ICOCA定期券を含む)と、ICOCAなどICカードのSF残高だ。フレックス定期券とは組み合わせられない。

300円で乗れる区間は線区ごとに決まっていて、山陽本線・呉線の広〜岩国にもある。

線区 300円で乗れる区間(対象列車の停車駅) 気をつけるところ
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線 米原〜網干 新快速のAシートは別のきっぷ
大和路線 加茂〜寺田町(大阪環状線経由)・加茂〜JR難波・奈良〜大阪(おおさか東線経由) 寺田町〜天王寺は設定なし
阪和線 天王寺〜日根野 ―
嵯峨野線 京都〜園部 ―
JR宝塚線・JR東西線・学研都市線 篠山口〜大阪・篠山口〜奈良(JR東西線・学研都市線経由) 土休日の丹波路快速730号は取りやめ
奈良線 京都〜奈良 ―
山陽本線・呉線 広〜岩国 平日のR通勤ライナーの五日市〜広島は設定なし

区間と値段は2026年10月5日時点のJRおでかけネットの商品ページによる。

このうち10月3日に土休日の全時間帯へ広がったのは、琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線と大和路線・大阪環状線だ。ほかの線区でうれしートに乗るときは、e5489で対象の列車を確かめてから出かける。

土休日にうれしートで座る日は4つの手順で準備する

うれしートは乗ってから払うことができない。休日に座って出かけるなら、家を出る前に次の4つを済ませておく。

  1. e5489で乗る区間を入れて列車を探す。区間と経路がうれしートの設定区間になる検索結果のときだけ、うれしートを予約できる。
  2. 1か月前から予約して300円をカードで払う。人気の列車は発売の10時に埋まり始める。乗りものニュースが乗った404号は、10時ちょうどに半分以上の席が埋まっていた。
  3. 乗車券かICOCAを用意する。指定席券だけでは乗れない。ICカードのSF残高・定期券・普通乗車券のどれかと組み合わせる。
  4. のれんの奥の予約した席に座り、車掌に画面を見せる。見せるのはe5489の「チケットレス提示用画面」だ。予約を知らせるメールや最終確認画面では乗れない。

提示用画面を出すには、e5489にログインして「予約の確認」から「現在の予約」を開き予約を選ぶ。出てきた予約一覧の画面で「チケットレス提示用画面」のボタンを押す。ログインせずに買った人は、予約番号・メールアドレス・電話番号を入れて予約一覧の画面を開く。

スマホが使えなくなるのが心配なら、JR西日本の主な駅の券売機で前もって発券しておける。発券には払ったクレジットカードと予約番号が要り、券売機では予約のときの電話番号の下4桁も使う。

きっぷは片道ごとに売っているので、帰りの列車は別に予約する。行きと帰りで乗る列車が決まったら、両方まとめて取っておくと当日あわてない。

休日に出かける先がいつ混むかは、47都道府県の混雑(空いている月と混む月)で先に見ておける。京都府や奈良県の混む月を見て、うれしートを取る日を決める手もある。

うれしートと新快速Aシートは座席と値段が違う

JR西日本は2019年に新快速へ「Aシート」を付けた。そこから快速と新快速の有料座席を少しずつ広げてきた。2023年に始めたうれしートは、いまある車両の座席をそのまま指定席にする形だ。リクライニングシートを用意しなくてよいので、短い期間で広がった。

2026年3月14日のダイヤ改正では、新快速(米原〜網干)と大阪環状線へ直通する区間快速にうれしートが入った。どちらも平日の朝と夕夜の列車だ。そして10月3日から、快速と大和路快速・区間快速で土休日も全時間帯に広がった。

同じ線区を走る新快速のAシートと比べてみる。うれしートは300円でふだんの座席、Aシートは600円でリクライニングする座席に座る。

くらべる所 うれしート 新快速のAシート
大人の値段 300円 600円
座席 ふだんの転換クロスシート リクライニングする座席
走る列車 快速・大和路快速・区間快速など 新快速1〜12号と21〜32号
琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線の区間 米原〜網干(対象列車の停車駅) 野洲〜姫路・網干(新快速の停車駅)
買える所 e5489だけ(駅は受け取りのみ) e5489だけ(駅は受け取りのみ)
こども用 設定なし 設定なし
乗り継ぎ 快速を乗り継いで1枚では使えない 新快速を乗り継いで1枚では使えない
まとめて予約 6名まで 6名まで

値段と条件は2026年10月5日時点のJRおでかけネットの商品ページ、座席は乗りものニュース(2026年10月4日)による。

Aシートは座席が倒れる代わりに、乗れる新快速と区間が決まっている。うれしートは座席こそふつうだが、10月3日から土休日の快速にも全時間帯で付く。座り心地よりも乗りたい時間に座れることを重く見るなら、うれしートが合う。

有料エリアの決まりも変わってきた。2025年10月14日からは、Aシートの車両の乗務員室側のデッキもAシートの指定席券を持つ人だけのエリアになった。のれんで区切りを示すやり方は、いまのうれしートにも使われている。

うれしートで300円を無駄にしないために気をつける

うれしートでこんな乗り方をしていませんか。乗る前に1つずつ確かめる。車内で指定席券を買うつもり。快速を乗り継いで1枚で通す。乗車券なしで指定席券だけ。電池が少ないスマホで乗る。当てはまる人は。乗る前にe5489で買い画面を出せるようにする。今日どこいく?が作ったイラスト図解(「こんなことしていませんか」のチェック場面)

車内では指定席券を売っていない

JR西日本は、Aシートとうれしートの指定席券を車内で売っていない。e5489か駅のみどりの券売機で、乗る前に買っておくよう案内している。

大人300円で売っているのは、e5489のチケットレス指定席券だ。指定席券を持たないまま有料エリアに入ることはできない。

予約した列車に乗り遅れると使えない

うれしートは予約した列車と座席でしか使えない。乗り遅れてほかのうれしートに乗るなら、その区間の料金券を買い直す。

受け取る前のチケットレスなら、出発時刻の前に1回だけ別の列車へ変えられる。変えられるのは、操作した日から1か月以内に出発する同じきっぷの列車だ。

快速を乗り継ぐと1枚では足りない

300円は1つの列車ぶんの値段で、快速を乗り継いで1枚で使うことはできない。途中の駅で降りると、その先の区間は無効になる。乗り越しや方向の変更もできず、別の乗車として扱われる。

スマホの電池が切れると予約が無効になる

スマホを忘れたり電池が切れたりして提示用画面を見せられないと、その予約は無効になる。その場合は割引のない指定席券を買い直すことになる。電池が心配な日は、駅の券売機で前もって発券しておく。

逆向きに固定された席がある

うれしートの座席は転換クロスシートで、一部の席は進行方向と逆向きに固定されている。転換できる席でも、逆向きのまま走ることがある。席の数と並び方は車両によって違う。

うれしートを設定している間は、有料エリアに優先座席を置かない。からだの不自由な人を、乗務員室の前へ案内することもある。

うれしートが編成の端だと乗り換えに時間がかかる

乗りものニュースが乗った404号では、うれしートが編成の端にあった。米原に8時30分に着いて別のホームの8時33分発の大垣行きへ乗り継ぐのは、本当にぎりぎりだったという。

降りた駅ですぐ乗り換える日は、乗り換えの時間に余裕のある列車を選ぶ。

うれしートでよくある質問に答える

Q. うれしートは車内や駅で買えますか?
A. 車内では売っていない。JR西日本はe5489か駅のみどりの券売機で乗る前に買うよう案内している。大人300円で売っているのはe5489のチケットレス指定席券で、時刻表の出発時刻の2分前まで予約できる。

Q. うれしートは何日前から予約できますか?
A. 乗車日の1か月前から予約できる。乗りものニュースによると発売は1か月前の10時で、404号は10時ちょうどに半分以上の席が埋まっていた。e5489には発売日より前に申し込める事前申込サービスもある。

Q. ICOCAだけでうれしートに座れますか?
A. ICOCAだけでは有料エリアに入れない。ICOCAのSF残高で運賃を払い、e5489で買った300円の指定席券と組み合わせて乗る。定期券や普通乗車券とも組み合わせられるが、フレックス定期券は使えない。

Q. 子どもの料金はありますか?
A. こども用の設定はなく、うれしートの指定席券は大人用の300円だけだ。新快速のAシートも同じで、大人用の600円だけを売っている。家族で同じ列車の同じ号車に乗るなら、1回の操作で6名まで予約できる。

Q. 新快速のAシートとどちらを選べばいいですか?
A. リクライニングする座席がよければAシートの600円で、ふだんの転換クロスシートでよければうれしートの300円だ。Aシートは新快速1〜12号と21〜32号だけで、野洲〜姫路・網干の新快速停車駅のあいだに限られる。

まとめ:うれしートは土休日の快速でも300円で座れる

JR西日本のうれしートは10月3日から、琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線の快速と大和路線・大阪環状線の大和路快速・区間快速で土休日も全時間帯に設定された。

指定席券は大人300円で、e5489で乗る前に買う。車内では売っていないので、出かける前に予約と乗車券の用意を済ませておく。リクライニングする座席がよければ、新快速のAシート600円を選ぶ。

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この記事の出典

JR西日本とJRおでかけネットなど6件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

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  1. 1JR西日本JR西日本「うれしート設定列車を大幅に増やします」(2026年8月21日)
  2. 2JRおでかけネットJRおでかけネット「[うれしート]チケットレス指定席券」
  3. 3乗りものニュース乗りものニュース(2026年10月4日)
  4. 4JR西日本JR西日本「2026年3月14日ダイヤ改正を実施します」(2025年12月12日)
  5. 5JRおでかけネットJRおでかけネット「新快速[Aシート]チケットレス指定席券」
  6. 6JR西日本JR西日本「有料エリアのご利用方法の変更について」(2025年9月12日)

最終確認 2026年10月5日

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