本文へ移動
高速道路(アクアライン料金)

アクアライン料金は何時から安い?3連休の帰りは20時が境目

公開 読了 約13分

アクアライン料金は土日・祝日の帰りが20時から400円に下がる

土日・祝日の帰りの上りは13〜19時が1,600円、20時以降は400円になる。

この記事でわかること

  • 土日・祝日の上りと下りで何時に通るといくらか
  • 料金が決まる料金所と海ほたるPAでUターンしたときの扱い
  • 3連休の帰りに20時以降に料金所を通るための5つの手順
  • 10月2日の検討会で報告された渋滞と高速バスの遅れの変化

東京湾アクアラインの土日・祝日の料金は、ETCで通る時間帯で変わる。千葉県は2026年10月2日に第6回の東京湾アクアライン交通円滑化対策検討会を開き、2025年4月から続けている社会実験の分析結果を報告した。

乗りものニュースによると料金を高くした時間帯の上りの交通量は、社会実験の前と比べて土曜で2%と日曜で3%減った。日曜の渋滞による最大損失時間は最大62分から最大51分に縮み、高速バスの遅れも減った。

一方で議事概要には、上りの交通が今も13時から19時に集まっていると書かれている。下りも5時から7時に集まっている。検討会はより効果的な料金の決め方を引き続き検討するとしたので、今の料金がずっと続くとは限らない。

スポーツの日の10月12日(月)までの3連休は、3日とも時間帯別の料金の日になる。この記事では千葉県とNEXCO東日本の公式ページをもとに、時間帯ごとの料金と料金が決まる仕組みと帰り方を並べる。

時間帯で変わるアクアライン料金は2027年3月31日まで土日・祝日に続く

時間帯別の料金が使われるのは、2027年3月31日までの土曜・日曜・祝日だ。1月2日と1月3日と振替休日も含む。

対象は東京湾アクアラインの上り(木更津→川崎方面)と下り(川崎→木更津方面)だ。区間は木更津金田ICから浮島ICまでで、ETCで通る車は全車種が対象になる。

国土交通省と千葉県とNEXCO東日本は2026年3月17日に、令和8年度も今の料金と条件のまま社会実験を続けると発表した。予算の状況などで見直す場合があるとも書いている。

この秋は10月12日のスポーツの日のあと、11月3日の文化の日と11月23日の勤労感謝の日も祝日だ。曜日に関係なく祝日は時間帯別の料金の日になる。

上りは13時から19時が1,600円でいちばん高く、20時から24時と0時から4時が400円でいちばん安い。

料金所を通る時刻 土日・祝日 平日
0時から4時 400円 800円
4時から13時 800円 800円
13時から19時 1,600円 800円
19時から20時 800円 800円
20時から24時 400円 800円

普通車のETCの上り(木更津→川崎方面)。

下りは5時から7時が1,000円で、それ以外の時間は800円か400円になる。

料金所を通る時刻 土日・祝日 平日
0時から4時 400円 800円
4時から5時 800円 800円
5時から7時 1,000円 800円
7時から24時 800円 800円

普通車のETCの下り(川崎→木更津方面)。

平日は上りも下りも0時から24時まで800円で、時間帯では変わらない。普通車のETC通常料金は1,960円で、平日はETCアクアライン割引で800円になる。

行きの下りで高いのは朝の5時から7時だけだ。7時を過ぎてから木更津側の料金所を通れば800円になる。

軽自動車から特大車までの料金と障害者割引の条件を押さえる

どの車種も13時から19時の上りがいちばん高い。軽自動車等は1,280円で、普通車は1,600円だ。

車種 上り 13時から19時 上り 20時から24時 下り 5時から7時
軽自動車等 1,280円 320円 800円
普通車 1,600円 400円 1,000円
中型車 1,920円 480円 1,200円
大型車 2,640円 660円 1,650円
特大車 4,400円 1,100円 2,750円

土日・祝日のETCの料金。

平日は上りも下りも時間に関係なく次の料金になる。

  • 軽自動車等 640円
  • 普通車 800円
  • 中型車 960円
  • 大型車 1,320円
  • 特大車 2,200円

ETCを使わない車は普通車3,140円のまま変わらない

現金で払う車などETCを使わない車は、時間帯別料金の対象にならない。料金は変わらず、普通車は3,140円だ。

ETCレーンが閉まっていて係員のいる車線を通るしかなかったときは、料金所の係員に申し出る。

障害者割引なら13時から19時の上りも普通車は980円になる

障害者割引はETC通常料金の半額で、普通車なら980円だ。土日・祝日の13時から19時の上りと5時から7時の下りは、障害者割引のほうが割引が大きくなる。

ETCの無線通行で障害者割引が効かないときは、係員のいるレーンか料金精算機で障害者手帳を見せる。そのうえでETCカードで払って障害者割引を受けたいと係員に伝える。

休日割引や深夜割引とは重ならない

時間帯別料金は休日割引や深夜割引と重ねて使えない。休日割引の対象になる走り方なら時間帯別料金が先に使われる。深夜割引や障害者割引の対象なら、いちばん割引が大きいものが使われる。

休日割引が使えない日として決められた日でも、土日・祝日なら時間帯別料金の対象になる。

3連休にアクアラインで帰る人は5つの手順で20時以降に料金所を通る

帰りの上りを安くすませるなら、木更津側の料金所を20時以降に通れるように1日を組む。千葉県は土日・祝日の上りの混雑のピークを17時としていて、アクアラインで帰るなら20時以降をすすめている。

土日の帰りのアクアライン料金を2問で判定。料金所を20時から24時に通る?。13時から19時の間に通る?。400円。いちばん安い時間帯。1,600円。上りの混雑のピークと重なる。800円。4時から13時と19時台。ただし 普通車のETC・土日祝の上り。0時から4時も400円。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)
  1. 料金所を通る時刻を決める。上りの料金は木更津本線料金所か木更津金田ICを通った時刻で決まる。20時を過ぎてから通れば普通車は400円だ。
  2. 帰る日の13時すぎに渋滞の予想を見る。千葉県のページの便利な交通情報からAI渋滞予知を開ける。AI渋滞予知は毎日13時に発表される。
  3. 20時まで過ごす場所を決めておく。千葉県は夜のイベントや地元のグルメを楽しんで休日を締めくくる過ごし方をすすめている。休める場所は全国の道の駅の一覧や全国のサービスエリアの一覧で探せる。
  4. ETCカードを挿したか確かめる。ETCを使わないと普通車は3,140円で、時間帯でも安くならない。
  5. 24時より前に料金所を通る。3連休の最終日に24時を過ぎると翌日の平日の料金表に変わる。平日の普通車は800円だ。

千葉県のページは、20時以降に帰る前の過ごし方として観光の案内を並べている。鴨川市観光情報「カモ旅」の「棚田のあかり 大山千枚田」や、南房総市観光協会の「野島埼灯台夜間特別開放・星空観察会」がその例だ。行く前に開催日をそれぞれのページで確かめる。

1,600円の時間に通るかどうか迷ったら、遠回りとの差も見ておく。ドラぷらによると川崎から木更津まではアクアラインで約30km・約30分だ。首都高湾岸線などを使うと約100km・約90分かかる。

社会実験の前より日曜の渋滞は最大11分短くなり高速バスの遅れも減った

時間帯で料金を変える社会実験は、2023年7月に土日・祝日の上りで始まった。2025年4月からは料金の幅を4倍に広げ、下りでも始まった。

今の形になってから上りの13時から19時は、通常の800円から1,600円に上がった。0時から4時と20時から24時は400円に下がった。

アクアラインの土日の上り(普通車ETC)。料金に4倍の幅を付けて日曜の渋滞が減った。社会実験の前。通常は800円・渋滞の損失は最大62分。いま。13〜19時1,600円・損失は最大51分。木更津と東京八重洲のバスの遅れは約42%減。今日どこいく?が作ったイラスト図解(前と後の場面)

第6回の検討会で報告された主な変化は次のとおりだ。

  • 料金を高くした時間帯の上りの交通量は、社会実験の前より土曜で2%・日曜で3%減った
  • 日曜の上りの渋滞による最大損失時間は社会実験の前より11分短くなり、最大62分から最大51分になった
  • 前の料金の形と比べても日曜の最大損失時間は6分短くなった
  • 上りも下りも1日の最大渋滞長が2.8km短くなった
  • 高速バスの平均の遅れは社会実験の前より最大およそ15分短くなった
  • 木更津金田BT・三井アウトレットパーク木更津とBT東京八重洲の間の1日の遅れの合計は約42%減った
  • 千葉県を訪れた人の県内での平均滞在時間は社会実験の前より5分のびた

料金が切り替わる13時台と19時台で、車が分かれる効果が大きかった。下りの最大損失時間は横ばいだった。

アクアライン全体の1日の交通量は社会実験の前より約3%増えている。通る車が増えたなかで渋滞が減ったことになる。

商業施設からは、施設が遅くまで混むようになったという声が出ている。ETC2.0のデータでは千葉県の中で回る範囲も広がった。

検討会の議事概要は、混雑を和らげる効果を認めた。そのうえで地域の経済への影響も考えながら、料金の決め方をさらに検討するとした。

料金は木更津側の料金所を通った時刻で決まり20時以降でも混む日がある

川崎を出た時刻ではなく料金所を通った時刻で決まる

時間帯は上りも下りも、木更津本線料金所か木更津金田ICを通った日時で決まる。下りは川崎を出た時刻ではなく、木更津側の料金所に着いた時刻で決まる。

上りで19時台に料金所を通ると800円で、20時を過ぎて通ると400円になる。数分の違いで料金が変わるので、境目の近くでは料金所に入る前に時刻を見る。

海ほたるPAでUターンすると上りの料金になる

海ほたるPAで休んで出発したICに戻るUターンも、時間帯別料金の対象になる。どちらから来ても上りの料金表が使われる。

木更津金田ICから来たときは、金田ICを通った日時で決まる。川崎浮島IC・JCTから来たときは、海ほたる料金所を通った日時で決まる。

3連休は20時を過ぎても混むことがある

乗りものニュースは、2025年10月の3連休にアクアトンネルの上りが22時台でも混んでいた様子を写真で伝えている。20時を過ぎれば必ずすいているわけではない。

木更津金田IC周辺の一般道では、20時台以降に車の速度が落ちている。料金が安くなる時間まで周辺で過ごす人が増えている可能性がある。千葉県のページには、木更津金田IC周辺の混雑を避けるルートの参考情報も載っている。

24時を過ぎると翌日の料金表に変わる

料金は料金所を通った日時で決まるので、日付が変わると次の日の料金表が使われる。10月12日(月)の夜に24時を過ぎて通ると、次の日は平日なので土日・祝日の400円ではなくなる。平日の普通車は0時から24時まで800円だ。

料金はこの先見直される場合がある

社会実験は2027年3月31日までの予定だが、国や千葉県の予算の状況などで見直す場合がある。出かける前に千葉県のページかドラぷらで最新の料金表を見る。

通行料金の問い合わせはNEXCO東日本お客さまセンター(0570-024-024または03-5308-2424)が受け付けている。時間帯別料金の社会実験については千葉県県土整備部道路計画課(043-223-3298)が窓口だ。

アクアライン料金の時間帯についてよくある質問に答える

Q. アクアラインは何時に通ると安いですか?
A. 土日・祝日の上りは20時から24時と0時から4時が普通車400円でいちばん安い。13時から19時は1,600円で、19時から20時は800円だ。下りは5時から7時の1,000円を避ければ800円か400円になる。

Q. 料金は何時の時点で決まりますか?
A. 上りも下りも、木更津本線料金所か木更津金田ICを通った日時で決まる。下りは川崎を出た時刻ではなく、木更津側の料金所に着いた時刻だ。上りなら20時を過ぎてから料金所を通れば普通車は400円になる。

Q. 海ほたるPAでUターンすると料金はどうなりますか?
A. Uターンも時間帯別料金の対象で、どちらから来ても上りの料金表が使われる。木更津金田ICから来たときは金田ICを通った日時で決まる。川崎浮島IC・JCTから来たときは海ほたる料金所を通った日時で決まる。

Q. ETCが無いと料金はいくらですか?
A. ETCを使わない現金などの車は時間帯別料金の対象にならず、普通車は3,140円のままだ。ETCなら平日でも普通車は800円になる。ETCレーンが閉まっていて係員のいる車線を通ったときは、料金所の係員に申し出る。

Q. 3連休の最終日の夜に帰るときに気をつけることは?
A. 24時を過ぎて料金所を通ると日付が変わり、次の日の料金表が使われる。10月12日(月)の次の日は平日なので、普通車は平日の800円になる。400円で通りたいなら24時より前に木更津側の料金所を通る。

まとめ:アクアライン料金は3連休の帰りなら20時以降に料金所を通ると400円

アクアラインの土日・祝日の上りは、13時から19時が普通車1,600円で20時から24時は400円だ。料金は木更津本線料金所か木更津金田ICを通った日時で決まり、10月12日(月)までの3連休も3日とも対象になる。

10月2日の検討会では、日曜の上りの最大損失時間が最大62分から最大51分に縮んだと報告された。それでも上りは13時から19時に車が集まり、2025年10月の3連休は22時台でも混んでいた。帰りは20時以降を目安にして、24時より前に料金所を通る。

車やドライブのほかのニュースは、車・ドライブの記事一覧から読める。

あわせて読みたい