高速道路のトラック事故映像でNEXCOは急ハンドルをしないよう呼びかけた
NEXCO中日本が公開したトラック横転の映像は、急ハンドルと前方不注意の怖さを伝えています。
- 何がトラックが急ハンドルで横転する事故の映像
- いつから2026年10月8日にNEXCO中日本東京支社が投稿
- 誰に高速道路を走るすべてのドライバー
- どうすればいい止まったら合図して避難し110番か#9910へ
NEXCO中日本東京支社の公式SNSアカウントは2026年10月8日に、高速道路で実際に起きた単独事故の映像を投稿しました。車線を外れて路肩に寄りすぎたトラックが急ハンドルを切り、そのまま横転する瞬間が映っています。
映像はグループ会社の中日本ハイウェイ・パトロール東京が提供したものです。同アカウントは「スピードの出しすぎや急ハンドルはせず、前方の確認も怠らないようにしましょう」と呼びかけています。秋の行楽で車を出す人にとっても、他人事ではない内容です。
この記事では映像の中身を紹介します。あわせて事故や故障で高速道路に止まったときに何をすればいいかを、NEXCO中日本の公式ページに沿って並べます。
この記事でわかること
- NEXCO中日本が公開したトラック事故の映像の中身
- 高速道路で止まったときに取る4つの手順
- 110番・非常電話・#9910の使い分け
- 2025年の死亡事故で多かった型
トラックの横転映像はいつどこで公開されたのか
映像が出たのは2026年10月8日です。乗りものニュースが2026年10月10日にこの投稿を取り上げ、検索でも上位に出ています。投稿したのはNEXCO中日本東京支社の公式SNSアカウントで、撮影と提供は中日本ハイウェイ・パトロール東京です。
映像には「お~、危ない」「うわ!」といったスタッフの声も入っています。トラックは前方不注意からか路肩に寄りすぎ、戻ろうとして急ハンドルを切った結果として横転しました。高速道路では、ハンドル操作ひとつが大きな事故につながることがよくわかります。
公開の流れを表にまとめると次のとおりです。投稿から報道までは2日でした。
| 日付 | 出来事 | だれが |
|---|---|---|
| 2026年10月8日 | トラック横転の映像と注意の投稿 | NEXCO中日本東京支社の公式SNS |
| 2026年10月8日 | 映像の提供 | 中日本ハイウェイ・パトロール東京 |
| 2026年10月10日 | 映像の中身を記事で紹介 | 乗りものニュース |
出どころ: 乗りものニュース(2026年10月10日の記事)
この事故はトラック1台の単独事故です。ただ高速道路では、事故で止まった車に後ろの車がぶつかる二次の事故がこわいところです。NEXCO中日本は「後続車両の運転者が前方の停止車両に気づいているとは限りません」と書いています。
高速道路の事故で止まったときの通報先と条件
止まってしまったときの通報手段は3つあります。110番と非常電話と道路緊急ダイヤル(#9910)です。伝えるのは発生場所と事故や故障の状況、それにけが人がいるかどうかです。
3つの通報手段は、つながる先と使える電話がそれぞれ違います。
| 通報手段 | つながる先・特徴 | 使えないもの・注意 |
|---|---|---|
| 110番 | 警察 | 安全な場所へ避難してからかける |
| 非常電話 | 受話器を取るだけで道路管制センター | 本線は1kmおき・トンネルは200mおき |
| 道路緊急ダイヤル(#9910) | 24時間・通話料無料・LINEでも通報できる | 衛星電話と050のIP電話は不可 |
出どころ: NEXCO中日本の「非常電話のご案内」「道路緊急ダイヤルのご案内」(2026年10月11日に確認)
非常電話は本線上に1kmおき、トンネル内に200mおきに置かれています。インターチェンジ・SAとPA・バスストップ・非常駐車帯にもあります。受話器を取るだけで道路管制センターにつながり、受話器を上げただけでおよその位置もわかります。
道路緊急ダイヤル#9910は固定電話と携帯電話と公衆電話からかけられ、24時間・通話料無料です。050で始まるIP電話と衛星電話からはかけられません。LINEで「国土交通省道路緊急ダイヤル(#9910)」を友だち追加しておけば、LINEからも通報できます。
なお#9910は、事故や故障の通報のほかに落下物や道路の破損を見つけたときにも使えます。高速道路についての問い合わせや要望は、お客さまセンター0120-922-229が窓口です。#9910は異状の通報のための番号と覚えておきます。
事故や故障で止まったら出かける人がやる4つの手順
NEXCO中日本が示す手順は4つです。順番を入れ替えないことがいちばん大事です。通報は最後で、その前に合図と避難を済ませます。

- 絶対に歩き回らない。車の外に出て話し合ったり、路肩で修理やタイヤチェーンの脱着をしたりしている間に人がはねられる事故が多く起きています。
- 後続車に合図する。ハザードランプを点けて発炎筒をたきます。停止表示器材も置きます。停止表示器材の設置は道路交通法第75条の11で決まっています。発炎筒はおもに助手席の足元にあります。
- 安全な場所へ避難する。運転する人も同乗者も全員で、自分の車より後ろのガードレールの外側へ移ります。車のまわりに立たず、車内にも残りません。
- 避難してから通報する。110番か非常電話か#9910で、場所と状況とけが人の有無を伝えます。非常電話まで歩くときもガードレールの外側を通ります。
発炎筒と停止表示器材は、車の後ろに無理のない範囲で置きます。置きに行くときも車線から離れ、防護柵の外側を通って移動します。足元にも十分に気をつけます。
レッカー会社を自分で呼んだときや、自分で直せそうなときでも通報は必ずします。通報があると情報板に故障車の情報が出て、後ろから来る車に注意を促せます。状況に応じて警察や交通管理隊が来て車線を規制してくれます。
一般道の事故とどう違うのか
一般道で事故を起こしたときは、車のそばで相手と話すことがよくあります。車内で警察を待つ人も多いはずです。高速道路ではこの動きがどちらも危ないとされています。

NEXCO中日本は「車内は安全地帯ではありません」とはっきり書いています。後続車に追突されて命を落とした事故が起きているためです。非常電話のページでも、車内での待機は大変危険なのでやめるよう呼びかけています。
もう1つの違いは、そもそも止まれないことです。高速道路は事故や故障でやむを得ず走れなくなった場合を除いて、駐車も停車もできません。どうしても止まるときは非常駐車帯か路肩に寄せ、発炎筒と停止表示板を置いてからガードレールの外へ避難します。
運転中に電話をかけるのも道路交通法で禁じられています。落下物を見つけて#9910へ知らせたいときは、SAやPAなどの休憩施設に入ってからかけます。休憩の場所は全国のサービスエリアの一覧で、給油や24時間の売店の有無と合わせて調べられます。
2025年の高速道路事故は停止車両への衝突と単独事故が約半数
NEXCO中日本が管理する高速道路では、2025年に21件の交通死亡事故が起きました。亡くなったのは22名です。このうち止まっている車にぶつかる事故と単独事故が約半数の14件15名を占めています。

二輪車が関わる死亡事故は8件で、2024年より3件増えました。二輪車は雨や風の影響を受けやすいので、車間距離を取って速度を控えるよう呼びかけています。
今回の映像も単独事故です。止まった車にぶつかる事故と単独事故は、どちらも前をよく見て速度を控えれば防ぎやすい型です。NEXCO中日本は「前方に停止車両や人がいるかも」という意識で走るよう求めています。
秋は車で出かける人が増える時期です。今日どこいく?の旅行の混雑DBで東京都の宿の混み方を見ると、年間は76.3%です。12か月のうち10月が80.6%でいちばん混み、いちばん空くのは1月の71.1%です。道が混む時期ほど渋滞の最後尾や止まった車に出会いやすくなります。
高速道路で気をつけるところと前もってできる準備
止まった車を見かけたときは、近くに人がいるかもしれないと考えて走ります。事故や故障で止まっている車のまわりには、急に人が出てくることがあります。

間違えやすいのは「後ろの車が気づいてくれるはず」という思い込みです。NEXCO中日本はこれを過信しないように書いています。合図をしたら避難できる場所かを確かめます。そのうえで、すぐにガードレールの外へ移ります。
渋滞の最後尾で止まったり減速したりするときは、ハザードランプを点けて後ろの車に知らせます。情報板やハイウェイラジオで道路の情報をこまめに見ておくと、事故や故障車の手前で速度を落とせます。
出発前にできることもあります。車の点検をしておけば、故障で止まること自体を減らせます。発炎筒が助手席の足元にあるかを見て、停止表示器材を積んでおきます。スマホのLINEに#9910を友だち追加しておくのも手です。
高速道路では、睡眠不足でなくても動きの少ない運転で眠くなります。眠気や疲れを感じる前にSAやPAで休むようにします。ほかのドライブの記事は車・ドライブの記事一覧にまとめています。
高速道路の事故でよくある質問
Q. 高速道路で追突されないためには車内で待つほうが安全ですか
A. 車内は安全ではありません。NEXCO中日本は後続車に追突されて命を落とした事故が起きているとして、運転者も同乗者も全員が自分の車より後ろのガードレールの外側へ避難するよう求めています。
Q. 今日の高速道路の事故の情報はどこで見られますか
A. 事故や故障車の通報があると、NEXCO中日本は情報板やハイウェイラジオで知らせます。情報を見たら速度を出しすぎず、止まった車や人がいるかもしれないと考えて走ります。渋滞の最後尾ではハザードランプで後ろに合図します。
Q. 落下物や故障車を見かけたらどこへ知らせればいいですか
A. 道路緊急ダイヤル#9910へ知らせます。24時間・通話料無料で、固定電話と携帯電話と公衆電話からかけられます。運転中は道路交通法で通話が禁じられているので、SAやPAに入ってからかけます。
Q. 非常電話はどこにありますか
A. 本線上は1kmおき、トンネル内は200mおきにあります。インターチェンジとSA・PA、バスストップや非常駐車帯にもあります。受話器を取るだけで道路管制センターにつながり、およその位置も伝わります。
Q. 050で始まる番号のスマホから#9910へかけられますか
A. かけられません。050の番号帯のIP電話と衛星電話は使えません。LINEで国土交通省道路緊急ダイヤル(#9910)を友だち追加しておけば、LINEから通報できます。110番と非常電話も使えます。
止まったら合図と避難のあとに通報する
NEXCO中日本東京支社が2026年10月8日に公開した映像は、路肩に寄りすぎたトラックが急ハンドルで横転する単独事故でした。スピードの出しすぎと急ハンドルをせず、前方をよく見ることが呼びかけの中身です。
もし自分の車が高速道路で止まったら、歩き回らずに合図をします。全員でガードレールの外へ避難してから通報します。通報は110番か非常電話か#9910で、車内で待つのはやめます。2025年のNEXCO中日本管内では、死亡事故21件のうち14件が停止車両への衝突と単独事故でした。
この記事の出典
NEXCO中日本と乗りものニュースなど6件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
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- 1乗りものニュース乗りものニュース(2026年10月10日)
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- 4NEXCO中日本NEXCO中日本「道路緊急ダイヤルのご案内」
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最終確認 2026年10月11日
