- 忘れ物の保管期間は警察で3か月になり駅や空港の手元ではもっと短い
- 駅と空港の忘れ物の保管期間を6つ並べると日数がばらばらになる
- 夜や祝日や生ものだと忘れ物の行き先がずれる
- 警察へ移った忘れ物は3か月と2か月と2週間の期限で動く
- 3か月を過ぎた忘れ物は拾い主か都のものになる
- 忘れ物の保管期間は1日目をどこから数えるかで変わる
- 期限が近い忘れ物は問い合わせを先に入れて代理人にも頼める
- 忘れ物の問い合わせ先は電車と空港で受付時間が違う
- 忘れ物の窓口は17時から混みチャットの返事は翌日になることもある
- 受け取りの日は書類と印鑑をそろえて窓口へ行く
- 雨の日に置き忘れた傘は2週間で売られることがある
- 忘れ物の保管期間でよく出る質問に答える
- まとめると忘れ物は期限の短い場所から先に探す
忘れ物の保管期間は警察で3か月になり駅や空港の手元ではもっと短い
忘れ物の保管期間は警察で3か月。駅や空港の手元ではもっと短い。
電車や空港で物を置き忘れたとき、最初に預かるのは駅や空港の窓口です。手元に置く日数は施設ごとに決まっていて、駅の忘れ物は期限を過ぎると警察へ移ります。警察へ移ってからの保管期間は3か月で、落とし主が探せる期間も3か月です。
東京メトロの場合は当日が拾った駅で、翌日から4日目までは飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所に置かれます。5日目以降は警視庁遺失物センターへ送られ、3か月保管したあと処分されます。
期限は2段になっていると考えると分かりやすくなります。1段目は駅や空港の手元にある短い期間で、2段目は警察へ移ってからの3か月です。1段目のうちに気づけば駅の窓口で受け取れます。2段目に入ると問い合わせ先が警察の遺失物センターに変わるので、どちらの段にあるかを先に確かめるのが近道です。
この記事でわかること
- 東京メトロ・JR東日本・東急・羽田空港・警視庁の忘れ物の保管期間を1つの表に並べた違い
- 警察へ移ったあとの3か月・2か月・2週間の期限がそれぞれ何を決めているか
- 令和7年に警視庁へ届いた拾得物のうち落とし主に戻った件数と品目ごとの差
- コインロッカーの期限が切れた荷物の行き先と1日の数え方
- 空港の出国後に忘れた物の問い合わせ先と受け取りの持ち物
駅と空港の忘れ物の保管期間を6つ並べると日数がばらばらになる
今日どこいく?編集部は電車・コインロッカー・警察の公式ページから忘れ物の保管期間を集め、6つを1つの表に並べました。各社のページは自社の分だけを案内しています。横に並べると手元に置く日数の差がはっきり見えます。

表から読み取れるのは、駅やロッカーが手元に置く期間は場所でばらばらでも警察へ移ると同じ長さにそろうことです。
| 場所 | 手元で預かる期間 | 期限を過ぎたあと |
|---|---|---|
| 東京メトロ(電車と駅) | 当日は拾った駅で、翌日〜4日目は飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所 | 5日目以降は警視庁遺失物センターへ。3か月保管したあと処分 |
| JR東日本(電車と駅) | 駅ごとに保管期間が違う | 指定された警察署等へ移る。捜索は紛失したと思われる日から3ヶ月以内 |
| 東急のコインロッカー | 利用期間は原則3日以内 | コインロッカーセンターへ移し、利用開始日から1ヶ月保管 |
| 羽田空港のコインロッカー | 使用開始日から数えて7日以内 | 所定の保管場所へ移し、その日から数えて30日間保管 |
| 警察(警視庁) | 保管期間は3か月 | 落とし主が分からない物は拾い主のものになる。個人情報の入った物は除く |
| 鉄道やバスなどの特例施設占有者 | 2週間以内に警察へ届け出れば自分で保管できる | 傘や衣類など安い物は2週間で落とし主が見つからなければ売却などができる |
電車の忘れ物で日数まで公式に出しているのは東京メトロです。忘れた当日は拾った駅に一時置かれ、そのあと飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所へ送る手続きに入ります。そのため当日でも保管場所が拾った駅と違うことがあり、東京メトロは早めの問い合わせを勧めています。

JR東日本は駅ごとに保管期間が違うと案内しています。そのかわり捜索の期限ははっきり書いています。紛失したと思われる日から3ヶ月を過ぎた忘れ物は調べてもらえません。保管期間を過ぎた物は指定された警察署等へ移ります。
コインロッカーの期限は忘れ物の期限とは別に決まっています。東急は利用期間を原則3日以内としていて、過ぎた荷物は各路線を受け持つコインロッカーセンターへ移ります。保管期間は利用開始日から1ヶ月で、保管のあいだも料金が加算されます。
羽田空港のコインロッカーは第1・第2・第3ターミナルとも使用開始日から数えて7日以内です。過ぎると収納物が所定の保管場所へ移り、その日から数えて30日間保管されます。コインロッカーはすべてゲートの外にあります。
警察の3か月は遺失物法で決まっている期間です。平成19年12月10日に施行された遺失物法のもとで、落とし物や忘れ物を探せる期間は3か月です。駅や空港の手元の日数が短くても警察で3か月は探せます。気づくのが遅れても望みは残ります。
夜や祝日や生ものだと忘れ物の行き先がずれる
同じ東京メトロの忘れ物でも、拾った時間や曜日で動きが変わります。表の日数は基本の流れで、次の3つはずれが出ます。
- 夜に拾った物は翌日ではなく翌々日にお忘れ物総合取扱所へ送られることがある
- 祝日が間に入ると警視庁遺失物センターへ送る日が変わる
- 生ものは当日のみ保管する
警視庁遺失物センターへは、拾った曜日に合わせて翌週の決まった曜日に送られます。5日目ちょうどに移るとは限らないので、日にちが空いたときは今どこにあるかを東京メトロお客様センターに聞くのが確実です。一部の忘れ物は警視庁へ送られずにお忘れ物総合取扱所で保管されることもあります。
JR東日本も届いた忘れ物をシステムに登録するまで時間がかかると案内しています。問い合わせたときに登録が無くても、時間をあけて聞き直すと見つかることがあります。列車の中に忘れた物はGPSなどで場所が分かっても、営業運転中の列車を個別に探してもらうことはできません。
直通運転の電車では、別の会社の駅で拾われることもあります。東京メトロは銀座線と丸ノ内線を除く路線で直通運転をしていて、乗り入れ先の会社にも問い合わせるよう案内しています。たとえば半蔵門線は東急電鉄と東武鉄道で、千代田線はJR東日本と小田急電鉄です。
乗り換えで改札を出たときの運賃の扱いは東京メトロの乗り換えと途中下車の記事で読めます。
警察へ移った忘れ物は3か月と2か月と2週間の期限で動く
警察へ移ってからの期限は1つではありません。落とし主の側と拾った人の側と施設の側で、それぞれ期間が決まっています。

表から読み取れるのは、落とし主に関わる期限がどれも同じ長さにそろっていることです。
| 決まり | 期間 | 中身 |
|---|---|---|
| 落とし主が探せる期間 | 3か月 | 落とし物や忘れ物を探せる期間 |
| 警察での保管期間 | 3か月 | 落とし主が探せる期間と同じ |
| 拾い主のものになるまで | 3か月 | 落とし主が分からないか取りに来なかったとき |
| 拾い主が引き取れる期間 | 権利が出てから2か月間 | 警察から改めて通知はしない |
| インターネットでの公表 | 警察に届いた日から3か月間 | 埋蔵物は6か月間 |
| 特例施設占有者の届け出 | 2週間以内 | 届け出れば施設が自分で保管できる |
| 傘や衣類などの売却 | 2週間 | 落とし主が見つからなければ売却などの処分ができる |
※ページの更新日は2023年2月17日(2026年10月14日に集めた)
落とし主にとっていちばん大事なのは探せる期間の3か月です。警察での保管期間も同じ3か月なので、この間に名乗り出れば手元に戻ります。3か月たっても落とし主が分からないか取りに来なかった物は、拾い主のものになります。
ただし携帯電話や運転免許証やカード類のように個人情報の入った物は別です。落とし主が見つからなくても拾い主はもらえません。拾い主が受け取れるのは落とし主が分かったときのお礼だけです。お礼を受け取るには、拾い主が自分の氏名などを落とし主に知らせることに同意する必要があります。
警察に届いた物はインターネットでも探せます。警視庁は落とし主が分かっていない落とし物の情報を、警察に届いた日から3か月間公表しています。駅で預かる期間を過ぎてしまったときは、警視庁の「落とし物検索」で探すのが次にやることです。
施設の側の期限も知っておくと動きやすくなります。鉄道やバスのように落とし物の多い事業者は特例施設占有者になれます。拾ってから2週間以内に警察へ届け出れば、拾った物を自分で保管できる決まりです。
令和7年に警視庁の管内でこの形をとったのは21事業者の70施設です。保管件数は329,137件で、令和6年の316,938件より増えました。施設が自分で保管している物は、警察ではなく施設の窓口で探すことになります。
3か月を過ぎた忘れ物は拾い主か都のものになる
令和7年に警視庁へ届いた拾得物は4,538,244件で、令和6年の4,404,325件より133,919件増えました。現金は4,508,824,075円で、物品は4,850,775点です。

届いた物がどうなったかは4つに分かれます。落とし主に返った物と拾い主に渡った物と都のものになった物と、廃棄や任意提出になった物です。
表から読み取れるのは、件数では落とし主に返った物より拾い主に渡った物のほうが多いことです。
| 行き先 | 件数 | 現金 | 点数 |
|---|---|---|---|
| 落とし主に返った(遺失者返還) | 596,513件 | 3,229,585,264円 | 1,334,011点 |
| 拾い主に渡った(拾得者引渡) | 1,978,544件 | 586,800,514円 | 1,722,281点 |
| 都のものになった(都帰属) | 1,498,816件 | 682,390,866円 | 1,136,156点 |
| 廃棄・任意提出 | 424,411件 | 1,919,320円 | 557,941点 |
| 合計 | 4,498,284件 | 4,500,695,964円 | 4,750,389点 |
※令和7年中の拾得物の処理状況(2026年10月14日に集めた)
件数でいちばん多いのは拾い主に渡った1,978,544件です。落とし主に返った596,513件や都のものになった1,498,816件より多くなっています。現金は逆で、落とし主に返った3,229,585,264円がいちばん大きな額です。
お金は落とし主が探しに来やすく、物は探しに来ないまま期限を迎えやすいと読めます。期限の3か月を過ぎた物は落とし主の手を離れて拾い主か都のものになります。
落とし主に戻りやすい物と戻りにくい物がある
品目ごとに見ると、戻り方の差はもっとはっきりします。警視庁は品目ごとの処理の結果も出しています。
表から読み取れるのは、落とし主に返った点数が証明書類と財布類と携帯電話類で多くかさ類と衣類履物類でわずかなことです。
| 品目 | 処理した点数 | 落とし主に返った点数 | 遺失届の点数 |
|---|---|---|---|
| 証明書類 | 817,013点 | 574,375点 | 961,684点 |
| 財布類 | 337,601点 | 226,993点 | 358,305点 |
| 携帯電話類 | 144,064点 | 119,516点 | 225,236点 |
| 有価証券類 | 469,776点 | 137,859点 | 158,664点 |
| かばん類 | 225,533点 | 60,248点 | 104,589点 |
| 電気製品類 | 391,633点 | 25,844点 | 64,728点 |
| 衣類履物類 | 458,439点 | 19,797点 | 52,983点 |
| かさ類 | 275,406点 | 4,671点 | 9,154点 |
※令和7年中・処理した点数は拾得物の処理状況の合計(2026年10月14日に集めた)
証明書類は817,013点のうち574,375点が落とし主に返りました。拾い主に渡ったのは0点で、都のものになったのも0点です。携帯電話類も拾い主と都へは0点です。個人情報の入った物は拾い主に渡らない決まりが数字にも出ています。
反対にかさ類は275,406点のうち、落とし主に返ったのは4,671点です。衣類履物類も458,439点のうち19,797点でした。かさ類は遺失届も9,154点しか出ておらず、傘を失くしても届けを出す人は少ないと分かります。
電気製品類は391,633点のうち返ったのは25,844点です。かばん類は225,533点のうち60,248点でした。
似た物が多い忘れ物は持ち主を確かめにくくなります。東京メトロは類似品の多いお忘れ物はお客様センターでは特定が難しいとしています。当日は駅事務室で、翌日以降はお忘れ物総合取扱所で直接確かめるよう案内しています。名前の分かる公的証明書や記名のICカードが入った物は、自分でも検索できます。
忘れ物の保管期間は1日目をどこから数えるかで変わる
「4日目」や「7日以内」は、どこを1日目にするかで意味が変わります。施設ごとの数え方を押さえておくと期限の読み違いを防げます。

東京メトロは忘れ物をした当日を起点にしています。当日は駅で翌日から4日目までは飯田橋です。5日目以降は警視庁遺失物センターへ移ります。
JR東日本の捜索の期限は「紛失されたと思われる日から3ヶ月以内」です。届いた日ではなく失くした日から数えるので、気づくのが遅いほど残りの日数は減ります。
コインロッカーは1日の区切り方が施設ごとに違います。料金が加算される時刻を知らないと、1日分のつもりが2日分になります。
表から読み取れるのは、同じ1日でも預けた時刻から数える所と夜中の決まった時刻で切る所があることです。
| ロッカー | 使える期間 | 1日の数え方 | 料金 |
|---|---|---|---|
| 東急線の駅 | 原則3日以内 | 午前2時を過ぎると1回分を加算 | 細型300円・小型500円・大型600円・特大型900円 |
| 羽田空港 第1・第2ターミナル | 使用開始日から数えて7日以内 | 使用開始から24時間で1日 | 小400円〜超特大1,500円(1日) |
| 羽田空港 第3ターミナル | 使用開始日から数えて7日以内 | 使用開始から24時間で1日 | 小500円〜特大2,000円(24時間) |
| 成田空港 日額制 | 連続して最長8日間 | 使用開始から午前0時までを1日 | 小口400円・中口600円・大口800円(1回・1日) |
| 成田空港 時間制 | 小口・中口・大口は最長8日間で特大口は最長5日間 | 6時間までの料金のあと24時間ごとに加算 | 小口は6時間まで300円で以降24時間ごとに400円 |
※東急の料金はサイズと設置箇所で変わる(2026年10月14日に集めた)
東急線のロッカーは午前2時を過ぎると1回分の料金が加算されます。2日以上使ったときは表示された金額を入れて取り出します。利用期間を過ぎてコインロッカーセンターへ移った荷物も、保管のあいだは料金が加算されます。引き渡しのときに払うのはロッカー1回分の料金に保管日数分をかけた額です。
東急は2026年8月1日から一部のロッカーで時期によって料金が変わる変動料金制を始めました。該当するロッカーには「変動料金制」の表示があり、タッチパネルに出た金額で払います。使えるのは始発から終電までです。
成田空港の日額制は午前0時で日付が切り替わります。公式の例では午後9時に預けて翌日午前1時に取り出すと2日分の料金です。多機能コインロッカーのマルチエキューブは午前2時までを1日とみなします。午後9時に預けて翌日午前3時に取り出すと2日分です。
成田空港の時間制は第2ターミナル本館地下1階と第3ターミナル本館2階のロッカーです。特大口は第3ターミナル本館2階だけにあり、12時間ごとに1,200円かかります。
羽田空港は使用開始から24時間で1日と数えます。夜に預けても日付が変わった時点で2日目にはなりません。7日以内という期限もこの24時間の区切りで数えるので、預けた時刻を控えておくと安心です。
期限が近い忘れ物は問い合わせを先に入れて代理人にも頼める
東京メトロの4日目のように手元の期限が短い所では、受け取りに行く日より先に問い合わせを入れておきます。保管場所が分かれば、その窓口の時間に合わせて動けます。東京メトロはお忘れ物をした駅が分からないときや日にちが空いたときも、お客様センターで受け付けています。

自分で行けないときは代理人に頼めます。東京メトロでは代理人が次の4つを持って行けば受け取れます。
- 委任状(東京メトロのページから印刷して使う)
- 委任者の公的証明書(コピー可)
- 代理人の公的証明書(コピー不可)
- 代理人の印鑑(スタンプ式も可)
成田空港の出国後の忘れ物を税関で受け取るときも、代理人なら委任状とパスポートのコピーが要ります。税関は忘れ物を原則として本人に直接返すとしています。
警察へ移る前に間に合わなくても慌てる必要はありません。東京メトロの忘れ物は5日目以降に警視庁遺失物センターへ移ります。そこから3か月は探せます。遺失物センターの電話は0570-550-142です。
コインロッカーは最初から期限の長いロッカーを選ぶほうが手間が少なくなります。東急は原則3日以内です。羽田空港は7日以内で、成田空港の日額制は最長8日間です。
期限を過ぎてしまったら、ロッカーの管理センターに問い合わせます。東急は多摩川コインロッカー管理センター(03-3722-7334)と渋谷コインロッカー管理センター(03-3462-1970)に分かれていて、どちらも9時〜19時の受付です。鍵を失くしたときも同じ窓口です。
忘れ物の問い合わせ先は電車と空港で受付時間が違う
問い合わせの方法はチャットと電話の2つが中心です。JR東日本と羽田空港はどちらもfind chatというチャットを入口にしています。

表から読み取れるのは、夜中も受け付けている窓口は一部だけで電話の多くは夜に締まることです。
| 窓口 | 方法 | 受付時間 | 番号や入口 |
|---|---|---|---|
| 東京メトロお客様センター | チャットボット | 24時間 | 東京メトロのお忘れ物のページ |
| 東京メトロお客様センター | 電話(ナビダイヤル) | 9時〜17時 | 0570-033-555 |
| JR東日本 | find chat | 回答が翌日以降になる場合がある | JR東日本のお忘れ物のページ |
| JR東日本お問い合わせセンター | 電話 | 8:00〜20:00 | 050-2016-1601 |
| JR西日本 | インターネット | 24時間 | JRおでかけネットの「お忘れ物をしたら」 |
| JR西日本お客様センター | 電話(お忘れ物専用ダイヤル) | 8:00〜22:00 | 0570-00-4146 |
| 羽田空港 | find chat | 9:00〜21:00(土日祝も受付) | 第3ターミナル出国後などは対象外 |
| 羽田空港インフォメーションセンター | 電話 | 国内線は9:00〜20:00・国際線は24時間 | 03-5757-8111 |
| 成田税関支署 遺失物窓口 | メール | 平日8:30〜17:00 | ターミナルごとに別のアドレス |
東京メトロは名前の分かる公的証明書や記名のICカードが入っていない忘れ物の問い合わせが多く、チャットボットの返信に時間がかかることがあります。メールでの問い合わせは受け付けていません。チャットボットか電話で聞きます。
JR東日本のfind chatは株式会社findのサービスです。ボタンからチャットのページへ移って認証し、届いたメッセージのリンクから問い合わせを送ります。急ぐときは電話の050-2016-1601(8:00〜20:00)にかけますが、つながりにくいときはfind chatを使うよう案内しています。
JR西日本はJRおでかけネットの「お忘れ物をしたら」のページから、24時間いつでもネットで問い合わせられます。電話は専用ダイヤルの0570-00-4146で、8:00〜22:00に受け付けています。
警視庁の遺失物センターの電話は0570-550-142です。電車や駅の中の落とし物は鉄道会社でも、落としたと思う都内の最寄りの警察署でも確かめられます。スマートフォンやクレジットカードは契約している会社にも連絡します。

駅の窓口では遅延証明書も出してもらえます。何分の遅れから出るかと特急料金の払い戻しは鉄道各社の遅延証明書の記事で読めます。
空港の出国後に忘れた物は税関が預かる
空港ではどこで忘れたかで預かる所が変わります。成田空港では出国手続きの前と入国手続きのあとは空港のfind chatで探します。出国手続きのあとと入国手続きの前は、成田税関支署の遺失物窓口に問い合わせます。
税関が預かるのは国際線の保安検査のあとから搭乗までの忘れ物です。到着便では飛行機を降りてから税関検査の場所までの物も預かります。受付は平日の8:30〜17:00で、土日祝と12月29日〜1月3日は休みです。
連絡は第1・第2・第3ターミナルごとのメールで、返事は当日か翌営業日に届きます。土日祝と年末年始は返事が来ず、次の営業日から再開します。機内の忘れ物は航空会社へ問い合わせ、それ以外は成田空港警察署(0476-32-0110)が窓口です。
メールには持ち主だと分かる情報を入れると探しやすくなります。例として挙げているのは運転免許証の氏名と生年月日と住所・スマートフォンのパスコード・イヤホンのシリアル番号です。返事は@customs.go.jpから届くので、受け取れるように設定しておきます。
羽田空港はfind chatで9:00〜21:00に受け付けていて、土日祝も対応しています。21:00以降の新しい問い合わせは翌朝9:00以降に順に対応します。第3ターミナルの出国後や航空会社のラウンジなど一部の場所はfind chatの対象外です。
羽田空港の電話は03-5757-8111です。国内線は9:00〜20:00の受付で、国際線は出国手続き前の一般エリアと第2ターミナルの出国手続き後(保安検査後〜搭乗口)を24時間受け付けています。
忘れ物の窓口は17時から混みチャットの返事は翌日になることもある
東京メトロは飯田橋駅構内のお忘れ物総合取扱所が17時から営業終了まで混み合うと書いています。営業は9時〜20時で年中無休です。受け取りのときは拾得物の確認に時間がかかることもあるので、急ぐなら17時より前に着くように行くのが確実です。
電話も混みやすい窓口です。東京メトロは問い合わせが多く、電話がつながりにくいことがあると案内しています。警視庁も遺失物センターへの電話が混み合っていて、つながらない場合があるとしています。
チャットの返事にも時間差があります。JR東日本のfind chatは状況により回答が翌日以降になります。羽田空港のfind chatは21:00を過ぎた新しい問い合わせを翌朝9:00以降に回します。成田の税関は土日祝と年末年始に返事をしません。
待ちを減らすいちばんの方法は早く動くことです。東京メトロは当日でも拾った駅から取扱所へ送る手続きがあるとして、早めの問い合わせを勧めています。JR東日本は問い合わせの前に準備してほしいことを挙げているので、先にそろえておくとやりとりが短く済みます。
JR東日本が挙げている準備は次の4つです。
- 忘れた日時
- 使った駅と路線
- 忘れたと思う場所
- 忘れ物の特徴(色・形・材質・メーカー・中に入っている物)
同じ物の画像があるとさらに探しやすくなるとJR東日本は書いています。手元に箱や同じ色の物があれば写真を撮っておくと話が早く進みます。
受け取りの日は書類と印鑑をそろえて窓口へ行く
保管場所が分かったら、窓口の時間を見て受け取りに行きます。主な窓口の場所と時間を並べました。

表から読み取れるのは、主な窓口はどれも夜の同じ時刻に閉まることです。
| 窓口 | 場所 | 営業時間 |
|---|---|---|
| 東京メトロ お忘れ物総合取扱所 | 南北線の飯田橋駅構内(改札外) | 9時〜20時(年中無休) |
| JR東日本 東京駅お忘れ物承り所 | 1F日本橋口付近 | 8:30〜20:00 |
| JR東日本 大宮駅お忘れ物承り所 | 西口1Fルミネ2の東京方 | 10:00〜20:00 |
| JR東日本 仙台駅お忘れ物センター | 2F中央改札付近のみどりの窓口横 | 8:30〜20:00 |
受け取りに行く前と当日にやることは次の5つです。
- チャットか電話で、忘れ物が今どこにあるかを確かめる
- 本人は公的証明書と印鑑を用意する(印鑑はスタンプ式でもよい)
- 代理人に頼むなら委任状と委任者と代理人の公的証明書と代理人の印鑑をそろえる
- 窓口で忘れたときの時間帯や乗った列車の様子を伝える
- 手袋の片方のような対になる物の確認や通信機器の動作確認に答える
公的証明書は1種類で確認できるものと2種類そろえて確認するものがあり、東京メトロが一覧をPDFで出しています。携帯電話やスマートフォンは電話番号を確かめるために係員が操作することがあります。
受け取りに行く交通費は東京メトロもJR東日本も自分で払います。飯田橋駅のお忘れ物総合取扱所は南北線の改札の外にあります。
電話での案内にも気をつけます。JR東日本は忘れ物の案内で駅から電話をかけることはあっても、事情を説明せずに個人情報を聞くことはないと書いています。名前や住所をいきなり聞かれたら、いったん切って公式の番号にかけ直すと安心です。
雨の日に置き忘れた傘は2週間で売られることがある
雨の日に気をつけたいのが傘の置き忘れです。令和7年に警視庁へ届いたかさ類は331,882点でした。これに対してかさ類の遺失届は9,154点しか出ていません。
傘は保管の決まりもほかの物と違います。警察署長と特例施設占有者は傘や衣類などの安い物を、2週間以内に落とし主が見つからなければ売却などで処分できます。保管に見合わない費用がかかる物も同じです。
つまり傘は3か月の保管期間を待たずに手放されることがあります。傘を忘れたら翌日まで待たずに問い合わせるほうが戻る見込みは高くなります。
特例施設占有者が令和7年に保管した物でも、かさ類は103,774点でした。「その他」の170,949点を除くと品目でいちばん多い数です。
処理の結果を見ても、かさ類で落とし主に返ったのは4,671点です。拾い主に渡ったのは170,556点で、都のものになったのは67,652点でした。廃棄などは32,527点です。
似た傘が多いときは、柄の色や名前のシールのように自分の物だと分かる特徴を伝えます。東京メトロは類似品の多い物は電話やチャットでは特定が難しいとして、当日は駅事務室で見て確かめるよう案内しています。
忘れ物の保管期間でよく出る質問に答える
Q. 電車の忘れ物は何日保管されますか
A. 東京メトロは当日が拾った駅で、翌日〜4日目が飯田橋のお忘れ物総合取扱所です。5日目以降は警視庁遺失物センターへ移り、3か月保管したあと処分されます。JR東日本は駅ごとに保管期間が違います。
Q. 忘れ物は何日後に警察へ移りますか
A. 東京メトロは5日目以降です。拾った曜日に合わせて翌週の決まった曜日に送るので、祝日が入るとずれます。JR東日本は駅ごとの保管期間を過ぎると指定された警察署等へ移ります。
Q. 東京メトロの忘れ物は飯田橋で何時まで受け取れますか
A. 南北線の飯田橋駅構内(改札外)のお忘れ物総合取扱所で、9時〜20時に年中無休で受け取れます。17時から営業終了までは混み合います。本人は公的証明書と印鑑を持って行きます。
Q. JR東日本の忘れ物はチャットで探せますか
A. find chatで探せます。回答が翌日以降になることがあるので、急ぐときは電話の050-2016-1601(8:00〜20:00)も使えます。紛失したと思われる日から3ヶ月を過ぎると調べてもらえません。
Q. 羽田空港の忘れ物はどこに問い合わせますか
A. find chatで9:00〜21:00に受け付けていて、21:00以降の新しい問い合わせは翌朝9:00以降の対応です。電話は03-5757-8111で、国際線の一般エリアは24時間です。第3ターミナルの出国後などはfind chatの対象外です。
Q. コインロッカーの期限が切れたら荷物はどうなりますか
A. 東急は利用期間の3日を過ぎるとコインロッカーセンターへ移し、利用開始日から1ヶ月保管します。羽田空港は7日を過ぎると所定の場所へ移し、その日から30日間保管します。東急は保管中も料金が加算されます。
Q. 忘れ物は3か月を過ぎたらどうなりますか
A. 3か月たっても落とし主が分からないか取りに来なかった物は拾い主のものになります。令和7年は1,498,816件が都のものになりました。携帯電話や免許証など個人情報の入った物は拾い主に渡りません。
Q. 成田空港で保安検査のあとに忘れたらどうしますか
A. 国際線の保安検査のあとから搭乗までの忘れ物は、成田税関支署の遺失物窓口が預かります。受付は平日8:30〜17:00で、土日祝と12月29日〜1月3日は休みです。連絡はターミナルごとのメールです。
まとめると忘れ物は期限の短い場所から先に探す
忘れ物の保管期間は警察で3か月です。駅や空港の手元ではもっと短く、東京メトロは4日目までで5日目以降は警視庁へ移ります。コインロッカーは東急が利用開始日から1ヶ月で、羽田空港は移した日から30日間です。
警察へ移っても3か月は探せますが、傘や衣類は2週間で売られることがあります。携帯電話や免許証のように個人情報の入った物は拾い主に渡りません。気づいたらまずチャットか電話で今どこにあるかを確かめ、窓口の時間に合わせて受け取りに行きます。
ほかのおでかけ先の決まりはおでかけスポットの記事一覧から探せます。
この記事の出典
警視庁と東京国際空港など10件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。
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- 1警視庁警視庁「遺失物について」
- 2東京メトロ東京メトロ「お忘れ物をしたときは」
- 3JR東日本JR東日本「お忘れ物のご案内」
- 4東急東急「東急線 コインロッカーのご案内」
- 5東京国際空港羽田空港旅客ターミナル「コインロッカー」
- 6警視庁警視庁「遺失物取扱状況(令和7年中)」
- 7成田国際空港成田国際空港「コインロッカー」
- 8税関東京税関「inquiries about lost and found items」
- 9東京国際空港羽田空港旅客ターミナル「お忘れ物について」
- 10JR西日本JR西日本「お忘れ物チャットサービスの開始について」
最終確認 2026年10月14日
