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バーベキューは何月までできる?12月も開く公園と河川敷の決まり 図の中の文字: 秋冬のバーベキュー、決められた場所なら秋冬もできる、ただ12月に閉まる場所もある、何月までできる?

バーベキューは何月までできる?12月も開く公園と河川敷の決まり

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先に答え:バーベキューは決められた場所なら秋冬もできる

バーベキューは決められた場所なら秋冬もできるが、12月に閉まる場所がある。

この記事でわかること

  • 公園と河川敷の8か所で違うバーベキューの決まり
  • 大阪市の4公園のうち12月も開いている公園
  • 都立公園18か所の申込先と道具のレンタルの有無
  • 10月から3月までの東京の気温と雨の平年値
  • 予約が始まる日とキャンセル料が変わる時刻

公園や河川敷でバーベキューをしたいとき、先に知りたいのは2つだ。どこでしていいかと、何月まで開いているかになる。

場所の決まりは自治体と川ごとに違う。大阪市と福岡市は決められた場所の外でのバーベキューを禁止している。横浜市は専用のバーベキュー場の外では原則できないと答えている。

河川敷も川で違う。多摩川は自治体が公園として使っていない河川敷を基本的に自由使用としている。ただし直火は禁止だ。荒川下流は決められた3か所の外ではバーベキューができない。

時期の決まりもある。大阪市が挙げる4つの公園のうち長居公園は通年で開いているが、鶴見緑地は11月頃まで・南港中央公園は11月までだ。大阪城公園は3月下旬から5月上旬だけ開く。

この記事では、公園と河川敷のバーベキューの決まりを8か所で並べ直した。そこへ開いている月と東京の寒さと雨の平年値を重ねて、秋冬に出かけるときの予約と持ち物まで順に見ていく。

公園と河川敷のバーベキューの決まりを8か所で1つの表に並べた

公園は東京都立・大阪市・横浜市・神戸市・福岡市の5つで、河川敷は多摩川・荒川下流・淀川の3つだ。自治体と国の河川事務所が出しているページから、合わせて8か所の決まりを集めた。

表を見ると決められた場所の外でもバーベキューできると書いているのは多摩川だけだった。

場所 決められた場所の外 できる場所 予約と火の決まり
東京都立の公園 園内で火を使えるのは広場の中だけ(公園協会の規約) バーベキュー広場のある18公園 電話かインターネットで予約・地面に火が直接ふれる方法は禁止
大阪市の公園 禁止 鶴見緑地・大阪城公園・長居公園・南港中央公園 事前の予約が必要・原則は有料
横浜市の公園 原則できない 専用のバーベキュー場(一覧に9か所) 有料で予約が要る
神戸市の公園 できる公園は4か所に限る 神戸青少年公園・しあわせの村・奥須磨公園・アジュール舞子 利用方法は各施設に問い合わせる
福岡市の公園 禁止 小戸公園のバーベキュー広場・かなたけの里公園の管理棟横 たき火と打ち上げ花火も禁止
多摩川の河川敷 自治体の公園の区域の外は基本的に自由使用 公園の区域はその管理者へ申し込む 直火は禁止・生態系保持空間ではできない
荒川下流の河川敷 できない(焼く・炒める・煮炊きも同じ) 指定場所の3か所 熱源を問わず指定場所だけ
淀川河川公園 火を使うのは原則禁止 管理員の指導で場所を限る 足つき用具だけ・直火は禁止

残りの7か所は、自治体や管理者が決めた広場か指定の場所を使うように書いている。公園では予約して専用の広場を使う形が多く、河川敷では川ごとに場所と道具の決まりが変わる。

多摩川も何をしてもよいわけではない。京浜河川事務所は植生のさまたげになり野火の原因にもなるので直火を禁止し、ガスコンロなどで地面に熱が伝わらないようにと書いている。生態系保持空間と呼ぶ区域ではバーベキューも芋煮会もできない。

地面に熱を伝えない決まりはほかにもある。東京都の一覧には地面に火が直接ふれる方法は禁止と書いてあり、淀川河川公園は足つき用具を使う場合に限っている。

公園で火を使える場所が限られる理由も、自治体のページに書いてある。大阪市は決められた場所の外で行われるバーベキューの煙やにおいについて、近くに住む人から苦情が多く寄せられていると書く。火の不始末で草木やベンチが焦げる被害も起きている。

大阪市の毛馬桜之宮公園では、バーベキューをする人が急に増えた。ただし、この公園にはバーベキューのできる場所が無い。市は決められた場所の外では絶対にしないでほしいと呼びかけている。

公園か河川敷かでバーベキューの決まりはここが変わる

同じバーベキューでも、公園と河川敷では申し込む先と使える道具が変わる。公園は自治体や公園の管理者に申し込み、河川敷は川を管理する国の河川事務所が決まりを出している。

公園は予約して専用の広場を使う

公園のバーベキューは、予約して専用の広場を使う形が基本になる。横浜市は市内のいくつかの公園にバーベキュー場を置いていて、どこも有料で予約が要ると答えている。大阪市の4つの公園も、開いている期間は受付の窓口を設けていて事前の予約が必要だ。

神戸市はバーベキューができる公園を4か所に限っている。神戸青少年公園としあわせの村は北区にある。奥須磨公園は須磨区で、アジュール舞子は垂水区だ。神戸市の海浜公園は平成24年7月1日から全面禁止になった。

福岡市はバーベキューのできる場所を2か所だけ挙げている。小戸公園のバーベキュー広場と、かなたけの里公園の管理棟横だ。たき火と打ち上げ花火も公園ではしてはいけないと決めている。

都立公園は18か所で道具の用意が分かれる

東京都建設局の一覧には、バーベキュー広場のある都立公園が18か所並んでいる。一覧の注記は、電話かインターネットで予約してから使うように書いている。

申込先と道具の用意を並べると器具を借りられるのは表の下の6か所だけだった。

公園名 所在地 申込先 器具と食材
赤塚公園 板橋区 電話 03-3938-5715 器具も食材もすべて持ち込み
秋留台公園 あきる野市 WEB予約のみ 器具も食材もすべて持ち込み
大島小松川公園 江東区・江戸川区 WEB予約のみ 器具も食材もすべて持ち込み
小山内裏公園 町田市・八王子市 電話 042-676-8865 器具も食材もすべて持ち込み
汐入公園 荒川区 電話 03-3807-5181 器具も食材もすべて持ち込み
野川公園 調布市・小金井市・三鷹市 電話 050-5835-0493 器具も食材もすべて持ち込み
光が丘公園 練馬区・板橋区 電話 03-3977-4125 器具も食材もすべて持ち込み
府中の森公園 府中市 電話 042-364-8021 器具も食材もすべて持ち込み
武蔵野公園 府中市・小金井市 電話 050-5835-0493 器具も食材もすべて持ち込み
武蔵野中央公園 武蔵野市 電話 0422-54-1884 器具も食材もすべて持ち込み
夢の島公園 江東区 WEB予約のみ 器具も食材もすべて持ち込み
和田堀公園 杉並区 電話 03-3313-4247 器具も食材もすべて持ち込み
葛西臨海公園 江戸川区 電話 03-6808-5701 器具のレンタルと食材の販売あり
木場公園 江東区 電話 050-5835-0493 器具のレンタルと食材の販売あり
小金井公園 小金井市・武蔵野市・小平市・西東京市 電話 03-3857-3427 器具のレンタルと食材の販売あり
潮風公園 品川区 電話 050-5835-0493 器具のレンタルと食材の販売あり
舎人公園 足立区 電話 03-3857-3427 器具のレンタルと食材の販売あり
水元公園 葛飾区 電話 03-3857-3427 器具のレンタルと食材の販売あり

※器具と食材の欄は一覧の「利用方法等」をそのまま並べた(2026年10月1日に集めた)

18か所のうち赤塚公園から和田堀公園までの12か所は、バーベキューの器具も食材もすべて持ち込みになる。葛西臨海公園・木場公園・小金井公園・潮風公園・舎人公園・水元公園の6か所は器具のレンタルと食材の販売がある。

申込先がWEB予約のみなのは秋留台公園・大島小松川公園・夢の島公園の3か所だ。ほかの公園は一覧に電話番号が載っている。小金井公園・舎人公園・水元公園の3つは番号が同じで、東京都公園協会のバーベキュー広場コールセンター(03-3857-3427)につながる。

河川敷は川ごとに決まりが違う

同じ国の管理でも、多摩川・荒川下流・淀川で決まりの中身はかなり違う。

多摩川の河川敷は、自治体が公園などとして使っている区域が多い。その区域でするなら、それぞれの管理者に申し込んで公園の決まりに従う。区域の外の河川敷は基本的に自由使用で、直火の禁止と生態系保持空間の決まりを守ればバーベキューできる。大きなイベントは一時占用の許可や届け出が要る場合があるので、国土交通省の近くの出張所に問い合わせる。

荒川下流は、指定場所の外ではバーベキューができない。食べ物を焼く・炒める・煮る・炊くのも、熱源を問わず同じ扱いになる。理由は火災や芝枯れの原因になり、ごみの不法投棄や騒音で近くの人に迷惑をかけるおそれがあるからだ。

荒川下流の指定場所は3か所ある。

  • 荒川戸田橋緑地(板橋区新河岸1-14地先)… 詳しくは板橋区のホームページ
  • 荒川岩淵関緑地(北区岩淵町23-45地先)… 詳しくは荒川岩淵関緑地バーベキュー場の公式ページ
  • 小松川千本桜(江戸川区小松川1〜3丁目地先)… 詳しくは江戸川区のホームページ

指定場所の名前と所在地は荒川下流河川事務所のページに載っている。

淀川河川公園は、公園の区域で火を使うことを原則禁止している。場所を限って足つき用具を使う場合だけバーベキューでき、直火は禁止だ。場所は公園管理所の管理員の指導に従い、管理所はほぼ駐車場の周りにある。

大阪市のページによると、淀川河川公園には北区・都島区・淀川区・東淀川区・旭区の各地区にバーベキュー指定区域がある。守口市などのエリアにも指定地区がある。

迷ったときは川か公園かを先に見る。次に決められた場所の中かを確かめる。下の図は8か所の決まりを2つの問いにまとめたものだ。

その場所でバーベキューしていい?。多摩川の公園区域の外の河川敷?。専用の広場か指定の場所の中?。直火なしで可。コンロで地面に熱を伝えない。決まりを守れば可。広場は予約と受付をしてから。できない。大阪市や福岡市は場所の外を禁止。ただし 多摩川も生態系保持空間ではできない。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

大阪市のバーベキュー場は12月から2月に長居公園だけが開く

時期で場所が変わるかは、大阪市の4つの公園の開設期間を見ると分かりやすい。大阪市は市の公園にあるバーベキュー場ごとに開設期間を出している。

10月から3月を3つに分けて並べると12月から2月に開いているのは長居公園だけだった。

公園(区) 10月と11月 12月から2月 3月
鶴見緑地(鶴見区) 開設期間(11月頃まで) 期間外 3月頃から開く
大阪城公園(中央区) 期間外 期間外 3月下旬から開く
長居公園(東住吉区) 開設期間(通年) 開設期間(通年) 開設期間(通年)
南港中央公園(住之江区) 開設期間(11月まで) 期間外 3月から開く

※開設期間は鶴見緑地が毎年3月頃〜11月頃・大阪城公園が毎年3月下旬〜5月上旬・長居公園が通年・南港中央公園が毎年3月〜11月(2026年10月1日に集めた)

鶴見緑地は毎年3月頃から11月頃まで開き、南港中央公園は毎年3月から11月まで開く。大阪城公園は毎年3月下旬から5月上旬だけなので、秋冬には開いていない。長居公園は通年で、12月から2月に大阪市の公園でバーベキューするならここが残る。

どの公園も使うには事前の予約が要る。鶴見緑地と長居公園は原則有料で、南港中央公園も有料だ。大阪城公園には無料で使えるバーベキューエリアが無い。

問い合わせ先も公園ごとに分かれる。

  • 鶴見緑地 … バーベキュー場・キャンプ場管理事務所(06-6915-2551)。開設期間の外は鶴見緑地パークセンター(06-6911-8787)
  • 大阪城公園 … 大阪城パークセンター(06-6755-4146)
  • 長居公園 … 長居パークセンター(06-6694-9007)
  • 南港中央公園 … 南港中央野球場管理事務所(06-6614-0549)

大阪市の公園の外にも場所はある。府営公園では住吉公園・万博記念公園・服部緑地・久宝寺緑地・大泉緑地・浜寺公園などにバーベキューの指定区域や有料の施設がある。国営の淀川河川公園にも大阪市内に指定区域がある。

神戸市のアジュール舞子は逆の形だ。海水浴の期間中はバーベキューができないと神戸市のFAQに書いてある。夏に行くなら日付を先に問い合わせておく。

秋冬のバーベキューは使う日の前の月の初めに予約が始まる

秋冬のバーベキューは、行く日より先に予約の始まる日を押さえておきたい。東京都公園協会が受け付ける3つの公園は、使う日の前の月に予約が始まる。

  • 水元公園 … 使う日の前の月の1日午前9時から前日の昼12時まで
  • 舎人公園 … 使う日の前の月の3日午前9時から前日の昼12時まで
  • 小金井公園 … 使う日の前の月の5日午前9時から前日の昼12時まで

この決まりに当てはめると、11月のある日に使いたいなら10月1日(水元公園)・10月3日(舎人公園)・10月5日(小金井公園)の午前9時から申し込める。どの公園も締め切りは使う日の前日の昼12時だ。

予約はインターネットか電話で申し込む。公園にあるバーベキューショップの店頭では受け付けていない。予約は先着順で定数になったところで締め切り、キャンセル待ちもしていない。

先着順なので、行きたい日が決まったら受付が始まる日の午前9時を予定に入れておく。

予約が成立するのは、予約番号の入った確認メールを受け取ったときだ。メールが届かないと予約は成立しないので、前もって@tablecheck.comからのメールを受け取れるようにしておく。

予約の中身を変えるときは、メニューごとに決まった変更の期日がある。期日の内ならインターネットでも電話でも変えられる。期日を過ぎるとインターネットでは変えられず、内容によってはコールセンターが受け付ける。

横浜市のバーベキュー場も申し込み方が施設で違う。海の公園・本牧山頂公園(一般の利用だけ)・玄海田公園・小菅ケ谷北公園の4か所はインターネットで予約できる。千秀センターキャンプ場は、申し込みと問い合わせを第2水曜・第4水曜・日曜の9:00〜12:40に受け付ける。

例年どおりかどうかは、各公園の最新のページで見るのが早い。大阪市のページの日付は2022年11月28日で、開設期間を毎年の決まりとして書いている。横浜市の一覧は2025年12月19日に、FAQは2026年8月10日に更新されている。

バーベキューの日を秋から冬へずらすと寒さと雨の量がこう変わる

同じ場所でも、行く月を1つずらすだけで寒さが変わる。気象庁の東京の平年値(1991〜2020年)で10月から3月を並べた。

表を見ると日最低気温は10月から1月まで月を追うごとに下がっていく。

月 平均気温 日最高気温 日最低気温
10月 18.0℃ 22.0℃ 14.8℃
11月 12.5℃ 16.7℃ 8.8℃
12月 7.7℃ 12.0℃ 3.8℃
1月 5.4℃ 9.8℃ 1.2℃
2月 6.1℃ 10.9℃ 2.1℃
3月 9.4℃ 14.2℃ 5.0℃

※東京の地点の平年値で、統計期間は1991〜2020年(2026年10月1日に集めた)

10月の東京は日最高気温が22.0℃で、日最低気温は14.8℃だ。11月になると日最高気温が16.7℃で日最低気温が8.8℃に下がる。12月は日最高気温が12.0℃で、日最低気温は3.8℃になる。

いちばん冷えるのは1月で、日最低気温は1.2℃・平均気温は5.4℃だ。外で過ごす時間が長いので、日最高気温だけでなく平均気温も見て服を決めたい。

東京都公園協会のバーベキュー広場で火を使えるのは午前10時から午後4時までだ。片付けの時間まで残るなら、日最高気温の数字より寒くなるつもりで上着を多めに持つ。

気象庁の平年値(東京)。秋冬のバーベキューはどこまで冷える?。この月なら。日最低気温。10月。14.8℃。日最高は22.0℃。11月。8.8℃。日最高は16.7℃。12月。3.8℃。日最高は12.0℃。1月。1.2℃。日最高は9.8℃。ただし 東京の平年値。当日の予報を見て服を決める。今日どこいく?が作ったイラスト図解(状況→目安の早見表)

時期で変わるのは気温だけではない。淀川河川公園の駐車場は9:00〜17:00で、夏季(6月〜8月)だけ19:00まで開く。秋冬は夏より早く駐車場が閉まる。

時間を過ぎて車が出られなくなっても門は開けてもらえず、翌日にまた来るように書いてある。秋冬に車で行くなら、17:00の前に片付けと荷積みを終える段取りにする。

寒くなっても食中毒は起きる。厚生労働省の資料にある平成26年の月別の件数では、細菌による食中毒は7月の64件がいちばん多い。10月も39件あって、4月の34件より多かった。11月は29件で、12月も20件あった。

肉には食中毒の原因になる細菌やウイルスや寄生虫がついていることがある。涼しい季節でも、焼くまでの温度と焼き方には夏と同じように気をつける。

旅先でバーベキューをするなら、行き先の県がいつ混むかも見ておきたい。47都道府県の混雑で空いている月と混む月を県ごとに見られる。

秋冬のバーベキューは寒さと食中毒の両方に備えて持ち物を決める

秋冬の持ち物は3つの面から考える。1つ目は寒さへの備えで、2つ目は食中毒を防ぐ道具だ。3つ目は場所の火の決まりに合う道具になる。

食中毒を防ぐ3つのポイント

厚生労働省はバーベキューで食中毒にかからないためのポイントを3つ挙げている。

  1. 焼くまでは肉を低温に保つ。保冷剤を入れたクーラーボックスで、焼く直前まで冷やしておく。
  2. 肉はしっかり焼く。75℃で1分以上加熱すると病原体は死滅する。ハンバーグなどは中心部まで火が通って色が変わればよい。
  3. トングや箸を使い分ける。生肉を扱ったトングや取り箸にも病原体がついているので、焼けた肉は清潔な箸で扱う。

低温に保つ理由は数字にも出ている。腸管出血性大腸菌はいちばん増えやすい37℃のとき18分で2倍に増える。36分で4倍、54分で8倍と倍々に増えていく。牛の腸の中にいる菌で、2〜9個の菌を口にしただけで食中毒になる。

市販の挽肉を調べた結果(平成22年度〜平成26年度)では、鶏の挽肉の51.9%からサルモネラ属菌が見つかった。牛は1.5%で豚は2.8%だった。鶏の挽肉を使うつくねやハンバーグは、とくに中まで火を通す。

生肉を扱った手もよく洗う。公園協会の広場では食材や器材を水飲み場やトイレの洗面所で洗えないので、手を拭くものと洗い物を入れる袋を持っていくと片付けが楽になる。

寒さと火の決まりに合わせた持ち物

寒さの備えは平年値から決める。東京の日最低気温は12月に3.8℃・1月に1.2℃まで下がる。手袋と厚手の上着に加えて、座っている間に冷えないよう足元の防寒も用意する。

火の道具は場所の決まりに合うものを選ぶ。東京都公園協会の広場では七輪が使えず、小金井公園と水元公園では薪も使えない。地面や樹木に炎や火種や熱が伝わる器材も禁止で、器材はアウトドア専用のものを使う。

多摩川はガスコンロなどで地面に熱が伝わらないようにと求めている。淀川河川公園は足つき用具を使う場合に限っている。河川敷へ行くなら、地面から離して使える足つきのコンロを選んでおく。

ごみは持ち帰るのが基本だ。東京都公園協会の広場は、持ち込んだ食材と器材とバーベキューで出たごみを全部持ち帰るように決めている。余った油やタレや汁物や飲み物も、洗い場や園地に流さずに持ち帰る。

ごみの処分を頼みたいときは、バーベキューショップで処分料込みの専用ごみ袋を買って決まった場所へ出せる。多摩川でもごみの持ち帰り運動をしていて、淀川河川公園もごみは持ち帰るように書いている。

秋冬のバーベキューでこんな用意をしていませんか。食中毒と火の決まりでつまずく4つ。保冷剤なしで肉を持っていく。生肉のトングで焼けた肉を取る。七輪を広場に持ち込む。ごみ袋を持たずに出かける。当てはまる人は。保冷剤と取り箸と足つきコンロとごみ袋を持つ。今日どこいく?が作ったイラスト図解(「こんなことしていませんか」のチェック場面)

飛行機で遠くへ出かけてバーベキューをするなら、カセットボンベやライターを機内に持ち込めるかを持ち込み早見表で品目ごとに確かめられる。

横浜市のバーベキュー場9か所は駅とバス停からの行き方が出ている

行き方と所要時間は、横浜市の一覧に施設ごとの案内が載っている。所要時間が書いてあるのは、駅やバス停から歩く分と一部のバスの乗車時間だ。

駅から歩いて5分以内で着くのは海の公園と野島公園の2か所だった。

施設 行き方(横浜市の案内) 道具と食材
金沢自然公園 バーベキュー広場 金沢文庫駅西口から京急バスで約12分の夏山坂上で降りて徒歩3分 コンロの貸し出しあり
上郷・森の家 バーベキュー場 JR大船駅笠間口か京急金沢八景駅から神奈川中央交通バスで森の家前下車 食材と食器は各自で用意
こども自然公園 バーベキュー広場 相鉄の二俣川駅から徒歩15分かバスで万騎が原大池下車徒歩1分 コンロの貸し出しあり・木炭と飲み物は売店で販売
千秀センターキャンプ場 バーベキュー場 大船駅発のバスで青少年センター前下車 食材は持参
海の公園 バーベキュー場 シーサイドラインの海の公園南口駅から徒歩2分 食材あり・コンロの貸し出しあり
野島公園 バーベキュー場 シーサイドラインの野島公園駅から徒歩5分 道具と食材と燃料は持参
本牧山頂公園 キャンプのできる広場 桜木町駅から市営バスで二の谷か東福院前へ行き徒歩10分 一般の利用は利用日を限る
玄海田公園 バーベキュー場 長津田駅から40系統の若葉台中央行きで玄海田か公園前下車 食材あり・コンロの貸し出しあり
小菅ケ谷北公園 バーベキュー場 本郷台駅から徒歩25分かバスで北本郷台下車 食材とレンタル機材あり

海の公園は海の公園南口駅から徒歩2分で、野島公園は野島公園駅から徒歩5分だ。どちらもシーサイドラインの駅から歩ける。ただし野島公園は道具と食材と燃料を持参する決まりなので、荷物は多くなる。

手ぶらに近い形で行きたいなら、食材があってコンロも借りられる海の公園と玄海田公園が候補になる。小菅ケ谷北公園も食材とレンタル機材がある。

金沢自然公園のバーベキュー広場は、領収書を見せると金沢動物園の入園料が2割引になる。上郷・森の家は1区画2炉で10名程度が目安で、夜の利用(キャンプなど)はできない。本牧山頂公園は青少年育成団体などの利用が中心で、一般の利用は利用日が限られる。

車で行くときは駐車場と乗り入れの決まりも見ておく。都立公園のバーベキュー広場は公園内への車の乗り入れができず、広場の中へ自転車やバイクで入ることも禁止だ。淀川河川公園の駐車場は河川公園を使う人だけがとめられる。枚方地区の臨時駐車場は日曜日と祝日に開く。

バーベキューのあとに車で泊まるつもりなら車中泊の記事が役に立つ。道の駅やサービスエリアでどこまでが仮眠でどこからが宿泊かを比べている。

当日のバーベキューは受付から片付けまでこの順で進める

当日の動きを、東京都公園協会のバーベキュー広場の規約に沿って並べた。

  1. バーベキューショップで受付をする。受付は当日の午前9時30分から午後2時までだ。
  2. 火を使い始める。火を使えるのは午前10時からで、場所はバーベキュー広場の中だけになる。
  3. 七輪や地面に熱が伝わる器材は使わない。小金井公園と水元公園は薪も使えない。
  4. 午後4時までに焼き終える。火を使えるのはここまでだ。
  5. 炭は必ず火を消して決まった炭置き場に入れる。持ち込んだ食材と器材とごみは全部持ち帰る。
  6. 借りた器材を午後4時30分までにショップへ返す。壊したときは実費がかかる。
東京都公園協会の利用規約。バーベキュー広場の当日の流れ。ショップで受付。午前9時30分から午後2時まで。火を使う。午前10時から午後4時まで。炭とごみを片付け。炭は火を消して炭置き場へ。器材を返す。午後4時30分までにショップへ。七輪は使えない・小金井と水元は薪も不可。今日どこいく?が作ったイラスト図解(横並びの手順コマ)

子どもやペットを連れて行くときの決まりもある。中学生以下で使うときは、大人の付添人か指導者が一緒にいる必要がある。ペットを連れて行くときは必ずリードを付け、利用の状況によっては場所の移動を頼まれることがある。

テントは、視界をさえぎらないタープなら使える。支柱のあるテントや三方を囲むテントは使えない。ボール遊びや水遊びもバーベキュー広場ではできない。

お酒を飲む人は車を運転しない。バーベキューショップで買った食材は衛生のために広場で使い切り、持ち帰らない決まりになっている。

人を集めてお金を取るイベントやパーティーには使えない。そうした予約だと分かると、予約を取り消されたり当日の利用を止められたりする。

ほかの公園や河川敷へ行くときも、申し込み・火を使える場所と時間・火の始末とごみの持ち帰りの3つを当日の流れに入れておくと迷わない。

雨でやめるバーベキューは前日の12時と17時でキャンセル料が変わる

雨や風の強い日の扱いは施設と管理者が決めている。東京都公園協会の広場は、混雑や荒天で安全に問題があるときは利用を制限する。その場合でもレンタル器材のお金は返らず、食材の返品や返金もしない。

天気を見て取りやめるなら、キャンセル料のかかる時刻が分かれ目になる。

サイトと器材だけの予約はいつ取り消してもキャンセル料がかからない。

取り消す時期 サイト・器材だけ セットメニュー・食材 受け付け方
使う日の前日の昼12時まで 0円 0円 インターネットか電話
前日の12時から17時まで 0円 利用料金の50% 電話だけ
前日の17時以降と無断キャンセル 0円 利用料金の100% 電話だけ

※電話はバーベキュー広場コールセンター(03-3857-3427)(2026年10月1日に集めた)

前日の昼12時を過ぎると、取り消しはインターネットでできずコールセンターの電話だけになる。予約のページから料金のかかる取り消しをすると、キャンセル料を払うことに同意したものとして請求される。

天気が心配な日は、サイトと器材だけで予約しておけばキャンセル料はかからない。セットメニューや食材を付けたときも、前日の昼12時までなら0円で取り消せる。無断のキャンセルをくり返すと、今後バーベキュー広場を使えなくなることがある。

河川敷では雨のあとの水かさにも気をつける。京浜河川事務所は、河川でのバーベキューは川の急な増水に注意するよう呼びかけている。

雨の多さも月で違う。

表を見ると12月から2月は雨が少なく10月と11月より日照時間が長い。

月 降水量 日照時間 平均風速
10月 234.8mm 129.4時間 2.6m/s
11月 96.3mm 149.8時間 2.5m/s
12月 57.9mm 174.4時間 2.6m/s
1月 59.7mm 192.6時間 2.7m/s
2月 56.5mm 170.4時間 3.0m/s
3月 116.0mm 175.3時間 3.1m/s

※東京の地点の平年値で、統計期間は1991〜2020年(2026年10月1日に集めた)

東京の10月の降水量は234.8mmで、1年の中でいちばん多い。12月は57.9mmまで減り、日照時間は174.4時間になる。1月の日照時間は192.6時間だ。

秋のバーベキューは雨の日を避ける計画を、冬のバーベキューは寒さの備えを中心に立てる。10月に予約するならキャンセル料のかからない形を選んでおくと、雨のときに日を変えやすい。

バーベキューでよく聞かれる8つの質問に答える

Q. 公園でバーベキューをしてもいい?
A. 決められた場所の中ならできる。大阪市と福岡市は指定の場所の外を禁止していて、横浜市も専用のバーベキュー場の外では原則できない。神戸市はできる公園を4か所に限っている。

Q. 河川敷ならどこでもバーベキューできる?
A. 川で違う。多摩川は自治体の公園の区域の外なら基本的に自由使用で、直火は禁止している。荒川下流は指定の3か所だけで、淀川河川公園は足つき用具を使う場合に限る。

Q. 多摩川で直火のバーベキューはできる?
A. できない。植生のさまたげや野火の原因になるので、京浜河川事務所は直火を禁止している。ガスコンロなどを使うときも地面に熱が伝わらないようにし、生態系保持空間ではバーベキューをしない。

Q. 荒川でバーベキューできる場所はどこ?
A. 荒川下流では荒川戸田橋緑地(板橋区)・荒川岩淵関緑地(北区)・小松川千本桜(江戸川区)の3か所だけだ。焼く・炒める・煮炊きも熱源を問わず、この3か所の外ではできない。

Q. 都立公園のバーベキュー広場の予約はいつから?
A. 東京都公園協会の3公園は、水元公園が前の月の1日・舎人公園が3日・小金井公園が5日の午前9時から前日の昼12時まで受け付ける。先着順でキャンセル待ちは無い。

Q. 公園のバーベキュー場は何月まで開いている?
A. 大阪市では鶴見緑地が毎年11月頃まで開き、南港中央公園は11月まで開く。長居公園は通年なので12月から2月も使える。大阪城公園は3月下旬から5月上旬だけだ。

Q. 公園のバーベキュー広場で七輪は使える?
A. 東京都公園協会のバーベキュー広場では使えない。地面や樹木に炎や火種や熱が伝わる器材も禁止で、小金井公園と水元公園は薪もだめだ。火を使えるのは広場の中だけになる。

Q. バーベキューの食中毒はどう防ぐ?
A. 厚生労働省は3つを挙げる。焼く直前まで保冷剤を入れたクーラーボックスで肉を冷やす。75℃で1分以上加熱し、生肉を扱ったトングと焼けた肉を取る箸を分ける。

まとめ:バーベキューは場所の決まりと開く月を先に確かめる

バーベキューは決められた場所なら秋冬もできる。8か所を並べると、決められた場所の外でもできると書いているのは多摩川だけだった。その多摩川も直火は禁止している。

時期は場所で変わる。大阪市の4公園で12月から2月に開いているのは長居公園だけになる。東京の日最低気温は12月に3.8℃まで下がるので、防寒と火の道具を場所の決まりに合わせてそろえる。

東京都公園協会の3公園は使う日の前の月の初めに予約が始まり、キャンセル料はセットメニューと食材にだけかかる。出かける前に、行く公園や河川事務所の最新のページで日付と決まりを確かめてほしい。

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