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新幹線(関西・北陸フリーパス)

関西・北陸フリーパスはお得?大阪〜福井なら片道1回で元が取れる

公開 読了 約13分

関西・北陸フリーパスは6,000ポイントで3日間乗り放題になる

JR西日本の関西・北陸フリーパスは6,000ポイントで3日間乗り放題になる。

JR西日本は「WESTERポイント関西・北陸フリーパス」を10月1日から売り出している。北陸新幹線の敦賀〜糸魚川と特急「サンダーバード」「しらさぎ」に加えて、大阪・京都・滋賀を中心とした在来線の普通列車が連続した3日間乗り放題になる。新幹線と特急の普通車指定席も合わせて6回まで取れる。

支払いは現金でもクレジットカードでもなく、JR西日本グループの「WESTERポイント」で全額を払う。必要なポイントはおとな6,000ポイントで、こどもは3,000ポイントだ。JR西日本は1ポイントを1円として換算している。

割引のきっぷ「北陸・関西チケットレス」で買っても、大阪〜福井は片道6,600円かかる。6,000ポイントのフリーパスなら、大阪から福井へ片道で乗るだけで元が取れる計算になる。

この記事でわかること

  • 関西・北陸フリーパスが使える期間と買える場所
  • 片道で6,000ポイントを上回る区間と届かない区間
  • きっぷを受け取る前と後で変わる指定席の数え方と払いもどし
  • 運休や遅延でもポイントが戻らないといった落とし穴

関西・北陸フリーパスは10月13日から12月24日まで使える

使える期間は2026年10月13日から12月24日までだ。使い始める日に選べるのは12月22日の分までで、3日目は最終列車まで乗れる。

買えるのは2026年10月1日から12月22日までの間で、乗る日の1か月前から当日まで予約できる。

このきっぷはネット予約のe5489だけで売られていて、こどもだけでは使えない。

項目 中身
発売期間 2026年10月1日〜12月22日(乗る日の1か月前から当日まで)
利用期間 2026年10月13日〜12月24日(12月22日に使い始める分まで)
有効期間 連続した3日間(3日目は最終列車まで)
値段 おとな6,000ポイント・こども3,000ポイント
買える場所 JR西日本のネット予約「e5489」だけ(駅のみどりの窓口や旅行会社では売らない)
必要なもの WESTER会員の登録と人数分のWESTERポイント(基本)
買えない人 こどもだけで乗る人(おとなと一緒なら買える)

予約したきっぷは、使い始める前に駅で受け取る。受け取れるのは「5489サービス」の表示があるJR西日本の駅のみどりの券売機やみどりの窓口などだ。受け取らずに乗ると、乗った区間の運賃と料金を別に払うことになる。

関西・北陸フリーパスで乗れる新幹線と特急は3つで指定席は6回まで取れる

乗り放題になる新幹線と特急は次の3つだ。

  • 北陸新幹線(敦賀〜糸魚川)
  • 特急「サンダーバード」(大阪〜敦賀)
  • 特急「しらさぎ」(米原〜敦賀)

このほかに新快速と快速を含む普通列車の普通車自由席に乗れる。普通列車の範囲は大阪・京都・滋賀を中心とした在来線になる。乗る駅が範囲に入っているかは、JR西日本の商品ページにある自由周遊区間図で確かめておきたい。

この3つは普通車の指定席を合わせて6回まで取れる。自由席なら回数の制限は無い。北陸新幹線の「かがやき」と特急「サンダーバード」「しらさぎ」は全車指定席で、自由席が無い。予約する時点で満席なら、普通車のデッキに立って乗れる。

指定席を取らずに乗るときも、「かがやき」「サンダーバード」「しらさぎ」はデッキなどに立って乗れる。車内で指定席を出してもらうことはできない。予約せずに指定席に座ると、指定席特急料金が別にかかる。

6回を超えて指定席を使うと、このきっぷは運賃の分しか効かない。割引の無い料金券を別に買うことになる。対象の3つ以外の特急に乗るときも運賃の分しか効かないので、特急券を別に買う。

敦賀の乗り継ぎは受け取りの前と後で★の数が変わる

指定席を取った列車の数だけ、きっぷの券面に★が印字される。この★の数が6回の数え方になる。JR西日本は商品ページで、大阪から金沢まで特急と新幹線を敦賀で乗り継ぐ例を載せている。

  • きっぷを受け取る前にe5489で予約すると★2個分
  • 受け取った後に駅の券売機などで予約すると★1個分

受け取った後は、改札を出ずに2本以上を乗り継いでも1回と数えるからだ。ただし特急でこの数え方になるのは、営業規則で決まった区間だけだ。

敦賀で乗り継ぐ往復が何度もあるなら、受け取ってから駅で指定席を取るほうが回数を残せる。そのかわり受け取った後の指定席は取り消せない。駅で取れるのは窓口などの営業時間内だけで、混んでいると時間がかかることもある。e5489で前もって取れる指定席は最大6列車までで、予約・追加・変更の操作は1件につき合わせて28回までだ。

大阪から福井まで行くなら片道1回で6,000ポイントを上回る

元が取れるかは、ふだん使える割引きっぷの値段と比べると分かりやすい。JR西日本の「北陸・関西チケットレス」は、北陸新幹線の運賃と料金に特急「サンダーバード」「しらさぎ」の料金をセットにしたクレジットカード払いのきっぷだ。特急に乗る在来線の区間の運賃は、交通系ICカードのチャージから別に引かれる。

大阪から福井・金沢・富山へは、片道1回で6,000ポイントを上回る。

区間(片道) チケットレス+在来線の運賃 合計 6,000ポイントと比べると
大阪〜福井 4,290円+2,310円 6,600円 片道で上回る
大阪〜金沢 6,190円+2,310円 8,500円 片道で上回る
大阪〜富山 7,290円+2,310円 9,600円 片道で上回る
米原〜福井 3,330円+860円 4,190円 片道では届かない・往復なら上回る

米原〜福井のように短い区間は、片道だけだと6,000ポイントに届かない。行きと帰りの両方で乗れば上回る。3日の間に範囲の中の普通列車にも乗るなら、その運賃も払わずに済む。

チケットレスには7日前までに買うと安くなる「早特7」もある。日程が早めに決まる人は、早特7の値段とも比べてから決めたい。片道1本だけポイントで乗りたいなら、新幹線を乗車券と特急券の合計の半額相当で使える「WESTERポイント特典きっぷ」も比べる候補になる。

関西・北陸フリーパスで元が取れる?。大阪から福井・金沢・富山へ行く?。米原〜福井を往復する?。片道で元が取れる。大阪〜福井は片道6,600円。往復なら取れる。米原〜福井は片道4,190円。片道の値段で比べる。6,000ポイントより高いか見る。比べた値段 北陸・関西チケットレスの片道の合計。今日どこいく?が作ったイラスト図解(はい/いいえの判定)

関西・北陸フリーパスを買う前にポイントと会員登録を確かめる

出かける人がやることは次の5つだ。予約の前に1から3を終えておくと、当日にあわてない。

  1. 乗る駅が範囲に入っているかを見る。商品ページの自由周遊区間図で確かめる。範囲の外のJR線やほかの会社の線を通る列車は、その区間の乗車券と特急券などが別に要る。
  2. WESTER会員に登録する。e5489でこのきっぷを予約するには会員の登録が要る。受け取りに使う電話番号の登録もしておく。
  3. WESTERポイント(基本)の残りを見る。予約には人数分のポイントが要り、予約した時点で引き落とされる。いまの残りはe5489にログインした後の画面の上のほうで見られる。
  4. 乗る日の1か月前から予約する。指定席も一緒にe5489で取る。前もって取れるのは最大6列車までだ。
  5. 使い始める前に駅で受け取る。「5489サービス」の表示がある駅の券売機などで受け取る。

全額をポイントで払ったきっぷの受け取りには、予約の後に出るQRコードか予約番号と電話番号の全桁が要る。予約が済んだら、受け取りに使う画面か番号を控えておきたい。

3日間の旅で大きな荷物を持って新幹線に乗るなら、新幹線6社の持ち込みと設備の比較表で特大荷物の決まりを先に見ておきたい。行き先の県が混む月と空いている月は、47都道府県の混雑のページで見られる。遠くから飛行機で関西や北陸へ入るなら、冬ダイヤで便がどう変わるかも見ておきたい。飛行機の冬ダイヤの記事では、増える路線と減る路線を航空7社で比べている。

北陸・関西チケットレスとは払い方と乗れる回数が違う

大阪から北陸へ新幹線と特急で向かうなら、通年で買える北陸・関西チケットレスもある。フリーパスとの違いは次の5つだ。

  • 払い方:チケットレスはクレジットカードだけで買える。フリーパスはWESTERポイント(基本)だけで払う。
  • 乗れる回数:チケットレスは片道1回分のきっぷだ。フリーパスは3日の間なら何度でも乗れて、指定席は6回まで取れる。
  • 乗り方:チケットレスは交通系ICカードを設定すれば、きっぷを受け取らずに乗れる。フリーパスは駅で受け取ってから乗る。
  • 在来線の運賃:チケットレスは大阪〜敦賀などの運賃をICカードのチャージから別に払う。フリーパスは範囲の中なら運賃も込みになる。
  • 売っている期間:チケットレスは2026年2月14日から通年で売っている。フリーパスは12月22日に使い始める分までの期間限定だ。

WESTERポイントで払うJR西日本のきっぷはほかにもある。「WESTERポイント特典きっぷ」は全額をポイントで払う商品で、片道でも使えて席数に限りがある。3日のうちに何度も乗るならフリーパス、片道1本だけなら特典きっぷと考えると選びやすい。

関西・北陸フリーパスは運休や遅延でもポイントが戻らない

いちばん気をつけたいのは払いもどしだ。使い始めた後の払いもどしは無く、列車が止まったときや遅れたときの払いもどしも無い。天気が崩れて列車が止まっても、使ったポイントは戻らない。

きっぷを受け取る前と後では、変更と払いもどしの決まりが大きく変わる。

項目 受け取る前 受け取った後
使い始める日と列車の変更 e5489で変えられる(きっぷの種類は変えられない) 変えられない
指定席 e5489で予約・追加・変更(合わせて28回まで)と取り消しができる 駅の券売機や窓口で予約と追加だけできる(取り消しはできない)
大阪〜金沢を敦賀で乗り継ぐ指定席 ★2個分 ★1個分
払いもどし e5489で自分で手続きする。手数料は乗車券部分220ポイントと料金券部分2,040ポイント 受け取った駅で未使用のときだけ。手数料は2,260ポイント

受け取る前の変更と払いもどしにも期限がある。e5489で手続きできるのは、最初に乗る指定列車が出る時刻の前までだ。使い始める日のe5489の受付時間を過ぎても手続きできなくなる。

受け取った後は、自分の操作では払いもどせない。未使用のきっぷを受け取った駅へ持って行くと、手数料2,260ポイントを引いた分がポイントで戻る。指定席を取っているなら、最初の指定列車が出る時刻までに手続きする。

ほかにも間違えやすいところがある。

  • 期間・用途限定のポイントでは払えない。払えるのはWESTERポイント(基本)だけだ。ポイントには有効期限がキャンペーンで変わる「期間・用途限定」や「チャージ専用」もあるので、残りを見るときは基本の分を数える。
  • こどもだけでは使えない。こどもの3,000ポイントの分は、おとなと一緒に予約する。
  • 範囲の外では自動改札機を通れない。範囲の外へ乗り越す分は、その区間の運賃や料金を別に払う。
  • 割引証は使えない。各種の割引証を出しても、このきっぷは安くならない。
  • なくしても再発行されない。受け取ったら3日間なくさないように持ち歩く。

WESTERポイント(基本)の有効期限は、ためた年度の翌年度末の3月末だ。使わずに残っている基本のポイントがあるなら、期限が切れる前の使い道にもなる。

関西・北陸フリーパスでこんな勘違いしていませんか。予約の前に知っておきたい4つ。期間限定のポイントで払おうとする。運休したらポイントが戻ると思う。受け取った後に日付を変えようとする。こどもだけで乗せようとする。当てはまる人は。日程を決めてから基本のポイントで予約する。今日どこいく?が作ったイラスト図解(「こんなことしていませんか」のチェック場面)

関西・北陸フリーパスでよくある質問に答える

Q. 関西・北陸フリーパスは子どもだけで使えますか?
A. 使えない。こどもは3,000ポイントで買えるが、こどもだけの発売と利用はできない。おとなと一緒に予約して、人数分のWESTERポイントを用意する。ポイントは予約した時点で引き落とされる。

Q. 期間限定のWESTERポイントでも払えますか?
A. 払えない。このきっぷの支払いに使えるのはWESTERポイント(基本)だけだ。基本のポイントの有効期限は、ためた年度の翌年度末の3月末になる。有効期限がキャンペーンで変わる期間・用途限定のポイントは別の種類なので、残りを見るときは基本の分だけを数える。

Q. 大雨などで列車が止まったら払いもどしされますか?
A. されない。列車が止まったときや遅れたときの払いもどしは無い。使い始めた後も払いもどせない。使い始める前なら、乗車券部分220ポイントと料金券部分2,040ポイントの手数料を引いてポイントで戻る。

Q. 指定席が満席だったらどうなりますか?
A. 新幹線と特急の普通車指定席は合わせて6回まで取れる。「かがやき」「サンダーバード」「しらさぎ」は全車指定席で、予約する時点で満席ならデッキに立って乗れる。自由席のある列車なら回数の制限なく自由席に乗れる。

Q. 駅のみどりの窓口でも買えますか?
A. 買えない。売っているのはJR西日本のネット予約「e5489」だけで、駅のみどりの窓口や旅行会社では売らない。WESTER会員の登録が要り、予約は乗る日の1か月前から当日までできる。きっぷは使い始める前に駅で受け取る。

まとめ:関西・北陸フリーパスは大阪から福井まで乗れば片道で元が取れる

関西・北陸フリーパスは、おとな6,000ポイントで北陸新幹線の敦賀〜糸魚川と特急「サンダーバード」「しらさぎ」に3日間乗れるきっぷだ。大阪〜福井は北陸・関西チケットレスでも片道6,600円かかるので、片道1回で元が取れる。米原〜福井のような短い区間は、往復で乗ると上回る。

買えるのはe5489だけで、払えるのはWESTERポイント(基本)だけだ。運休や遅延でもポイントは戻らず、受け取った後は日付も列車も変えられない。日程を決めてから予約して、使い始める前に駅で受け取っておきたい。

この記事の出典

JR西日本とTRAICYなど7件のページを開いて書いています。数字と規定はここから取りました。

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  1. 1TRAICYTRAICY(2026年10月2日)
  2. 2JR西日本JR西日本「【e5489専用】WESTERポイント関西・北陸フリーパス」
  3. 3JR西日本JR西日本「WESTERポイント関西・北陸フリーパス」の案内
  4. 4WESTERポータルWESTERポータル「WESTERポイントとは」
  5. 5JR西日本JR西日本「北陸・関西チケットレス」
  6. 6JR西日本JR西日本「WESTERポイントが鉄道で利用できる」
  7. 7JR西日本JR西日本「WESTERポイント関西・北陸フリーパスの払いもどしについて」

最終確認 2026年10月2日

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